天皇制とは? わかりやすく解説

てんのう‐せい〔テンワウ‐〕【天皇制】

読み方:てんのうせい

天皇君主として国家統治する体制明治以後から第二次大戦終戦に至る明治憲法下での体制広義には象徴天皇制含めていうこともある。

[補説] 大正末期に、日本共産党がはじめて用いたといわれる


天皇制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 01:51 UTC 版)

天皇制(てんのうせい)とは、天皇を中心とした日本君主制および国家制度である[1]。狭義には大日本帝国憲法下の君主制としての天皇制を指し、広義には近代以前の天皇制や、日本国憲法下の象徴天皇制も含める[2]


  1. ^ 「主権の存ずる日本国民」。主権は国民のほうにある、ということ。国民主権

出典

  1. ^ 日本史広辞典[要ページ番号]
  2. ^ 天皇制 - 日本大百科全書(ニッポニカ)
  3. ^ a b 日本史広辞典編集委員会 1997, p. 1492.
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  19. ^ 「其の結果として、天皇制を彼此言ふのみならず、共産主義的のことを公然と主張して居る、現行刑法の規定の下に於ては明かに不敬罪を構成するやうな言論を勝手にすると云ふことも、現に行はれて居る次第であります」国会図書館 帝国議会会議録データベースシステム
  20. ^ 1947年9月20日 衆議院 司法委員会
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天皇制

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井上達夫」の記事における「天皇制」の解説

天皇制廃止論」の立場表明している。現状の天皇制とは、国民集合的なアイデンティティ形成のために天皇用いており、その結果として天皇人権極度に制限される結果となっている、いわば「民主的奴隷制」であるとしている。そして、人権制限されている現行制度から天皇解き放ち三島由紀夫が「雅」と表現した美的文化的存在として新たに位置づけなおすことを主張する

※この「天皇制」の解説は、「井上達夫」の解説の一部です。
「天皇制」を含む「井上達夫」の記事については、「井上達夫」の概要を参照ください。

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天皇制

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名詞

(てんのうせい)

  1. 天皇君主として国家統治する明治憲法での制度
  2. 象徴天皇制の略。天皇国政する権能もたないとする日本国憲法制度

「天皇制」の例文・使い方・用例・文例

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