共生体とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 生物学用語 > 共生体の意味・解説 

共生生物

同義/類義語:共生体
英訳・(英)同義/類義語:symbiont

菌類藻類サンゴ藻類マメ科植物根粒菌動物腸内細菌など、相互に栄養源などを補足しながら共存して生活する生物一方片方細胞内入り込む場合もある。
「生物学用語辞典」の他の用語
生物の名前総称など:  光合成細菌  共生光細菌  共生型窒素固定細菌  共生生物  共生細菌  円柱上皮  出芽酵母

シンビオート

(共生体 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 07:42 UTC 版)

シンビオート英語: Symbiote共生体/共生生物)とは、マーベル・コミック社が出版するアメリカン・コミックスに登場する宇宙生命体である。ジム・シューター(英語版)とマイク・ゼック(英語版)によって生み出された。初出は《The Amazing Spider-Man》#2。

特徴

シンビオートとは、アンドロメダ銀河の惑星「クリンター(Klyntar)」出身の同名の宇宙生命体による自称であり、有用で知性のある知的生命体である。

元々クリンター(シンビオート)は現在の宇宙創成期の原初の悪神であるヌール(英語版)が敵対するセレスティアルズ(英語版)に対抗するために自らの影から生み出したとされる[1]

紀元前6世紀にはヌールの命を受けたクリンター(シンビオート)が地球のアスガルドを攻撃するが、ソーに敗れてヌールとの紐帯を切り離されてしまう。しかし、その結果、知性を持つことなったクリンターはヌールに反逆して幽閉することに成功した[1]

その後、シンビオートたちは高潔なヒーローを宿主として平和維持に貢献しようとする者が出たが、中には宿主の負の感情を糧として捕食者の頂点を目指そうとする者も出た[1]。シンビオートは生物体の一部を必ず宿主に残し、宿主の遺伝情報と認知情報を仲間の間で共有することが出来る。その結果、宿主の生体情報は複製・再生され、更に後世の宿主の強化のための材料にされる。そして、最終的には宿主と共に神に近づく存在になることが可能となる[1]

シンビオートは液体状の肉体を持ち、生きていくためには宿主との結合を必要とする。彼らは宿主と共生する代わりに宿主に対して強力な力と様々な能力を与えることができる。シンビオートは知性は持っているものの、人格は有していない。このため、道徳的に悪い人物や精神的に歪みを持つ人物と結合すると、宿主に従って同じような人格を形成することになる。

シンビオートの代表的存在として知られることになるヴェノムは、ピーター・パーカー(スパイダーマン)やエディ・ブロック、フラッシュ・トンプソンらと共生して、彼らの性格に影響を与えた。

また、シンビオートの中にはカーネイジ(英語版)のように邪悪で凶悪な子供(新個体)を生み出すこともある[1]

更にシンビオートの存在を知った地球側の人々の中にも悪用を試みる者がおり、ライン・ファウンデーション(英語版)では、傭兵となる5体のシンビオート、スクリーム(英語版)・ライオット(英語版)・ファージ(英語版)・アゴニー(英語版)・ラッシャー(英語版)を生み出した。また、ドクター・ドゥームもシンビオートを変異性ウィルス化してニューヨークに攻撃を加えている[1]

メディア

テレビ

実写映画版

スパイダーマン」3部作

スパイダーマン3
ピーター・パーカー/スパイダーマントビー・マグワイア
エディ・ブロックJr./ヴェノムトファー・グレイス

ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)

ヴェノム (映画)
エディ・ブロック/ヴェノムトム・ハーディ
アン・ウェイング / シーヴェノム英語版ミシェル・ウィリアムズ
カールトン・ドレイク / ライオット英語版リズ・アーメッド
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
エディ・ブロック/ヴェノムトム・ハーディ
クレタス・キャサディ/カーネイジウディ・ハレルソン

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
エディ・ブロック/ヴェノム(トム・ハーディ)

ゲーム

脚注

  1. ^ a b c d e f ステファン・ウィン・ヴィアツェク 著/山内めぐみ 訳『マーベル大全』小学館集英社プロダクション、2021年 ISBN 978-4-7968-8037-4 P208-209.「SYMBIOTIC BONDS(共生関係)」

共生体(モニタリアン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:20 UTC 版)

エルドライブ【elDLIVE】」の記事における「共生体(モニタリアン)」の解説

生物寄生し僅かなエネルギーを貰うことで生きる人工生命体

※この「共生体(モニタリアン)」の解説は、「エルドライブ【elDLIVE】」の解説の一部です。
「共生体(モニタリアン)」を含む「エルドライブ【elDLIVE】」の記事については、「エルドライブ【elDLIVE】」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「共生体」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「共生体」の関連用語

共生体のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



共生体のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシンビオート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエルドライブ【elDLIVE】 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS