通信とは? わかりやすく解説

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通信

読み方:つうしん

通信とは、何らかの方法によって他者自分の考え様子情報などを伝えることである。通信という語は「信を通じる」、すなわち「信(=便り合図)を交わす」という意味であると解釈できる

現代においては、通信という語は電話インターネットはじめとする有線無線電気通信を指す意味で使われることが多い。人間聴覚視覚頼って行われる伝言警報手旗、光など、そして郵便伝書鳩も通信の形態1つである。

通信の類語としては「伝達」「連絡」「消息」「通知」「報道」「コミュニケーション」などが挙げられる。「伝達」や「連絡」は、誰かつながり持ち、何かを伝えるという点では「通信」と同じであるが、「伝達」は主に意思命令、「連絡」は単にある事柄伝え意味合いが強いという点で「通信」とはやや異なる。また、「通信」は電気通信ニュアンスが強いが、「伝達」「連絡」は口頭文書行われることが多い。

通信機器」は、通信衛星固定電話携帯電話ルーターなど、電気通信を行うために用い機器のことである。

通信回線」は、コンピューター間でデータの送受信をするときなど、有線無線かかわらずデータ経路となるものである

例文





つう‐しん【通信】

読み方:つうしん

[名](スル)

手紙などで自分意思やようすなどを他人に伝えること。また、そのたより。しらせ。「—文」

郵便・電信・電話などによって情報伝達すること。「無線漁船と—する」


通信

読み方つうしん
【英】communication

通信とは、送り手情報送り、また受け手情報を受けることである。特に電気的な手段用いて行われる場合電気通信)を指す場合が多い。

通信は、発信者が媒体メッセージ載せ通信手段、あるいは、通信路用いて受信者にメッセージ伝える。技術の発展に従ってさまざまな形態の通信が実現されてきた。特に、電気的な方法使って通信を行う電気通信普及したことにより、グローバルに膨大な情報瞬時交換することができるようになった。通信には、メッセージ迅速に届けること、間違いなく正確に届けること、盗聴などを防いで安全に届けること、誰にでも地域時間身分などの制限なく届けること、低価格利用できること、さまざまな種類データを送ることができることなどの潜在的な要求がある。特に、どんな人間でも差別なく利用できるサービスの状態は、ユニバーサルサービス呼ばれ通信サービス評価する一つ基準となっている。

手紙など、紙媒体用い国際的な郵便網は、1875年万国郵便連合成立に見ることができる。電気的な方法用いる通信は、特に電気通信呼ばれる1890年代に、マルコーニGuglielmo Marconi)が、無線通信成功したことを電気通信始まり考えることができる。その後発展は、真空管トランジスタ集積回路といったデバイス発明によって飛躍的に加速化したまた、電波用い無線電話線活用光ファイバ実用化と、通信路においても、飛躍的な前進見られるインターネットの普及は、これらの基礎的な通信技術発展の上成り立っている。

なお、「電気通信」の定義について法律的には、電気通信事業法第2条第1号において、「電気通信 有線無線その他の電磁的方式により、符号音響又は影像送り伝え、又は受けることをいう。」と規定されている。電気通信に対して放送は、放送法第2条1号において、「公衆によって直接受信されることを目的とする無線通信送信」と定義されている。もともと通信と放送は、別のものであったが、近年技術的な発展と、利用方法変化によって、両者垣根徐々に取り払われつつある。インターネット利用したラジオテレビ登場このようなとなっている。技術的にも、インターネット上で同一パケット効率良く多数ユーザー届けマルチキャストが可能となっており、放送同じよう利用できる基盤整ってきている。


通信・コンピュータ

人工衛星で導かれるカーナビゲーション

カーナビゲーションは、自動車走行時に現在地道路地図表示して行き先誘導してくれるシステムです。カーナビゲーション使いやすさ正確さ広く普及しましたが、これは、地上でも海上でも空でも、すぐに位置測定できる全地球測位システム(GPS)という技術から生まれました。このシステムは、GPS衛星電波を送ることにより、電波届いた時間から衛星受信者との距離をただちに計算して受信者の位置正確に測定します。このGPS衛星利用して測量や、局地的な集中豪雨予報などができる気象観測事業などがはじめられました。また、地球温暖化監視するために、成層圏気温変化観測することも進められています。

バーチャルリアルリティで宇宙飛行士の訓練

仮想現実感(VR=バーチャルリアルリティ)は、コンピューター・ゲームなどで、よく知られるようになりましたVRとは、3次元グラフィック音響組み合わせて、高度に現実的なシミュレーション作り出す技術です。NASAは、このVR利用して仮想環境ワーク・ステーション開発しました。ここでは、センサーつきの手袋を使ってロボット探査機などの遠隔操作や、船外活動をしている宇宙飛行士指示与えるなどの訓練できますまた、VR関連ソフトウェア改良により、3次元科学的視覚可能になり、航空機の開発建築設計のときなど、完成前設計検討変更が可能というように、その用途広がってます。


通信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 15:45 UTC 版)

通信(つうしん、: telecommunication テレコミュニケーション)とは、直接やり取りできる距離を越えた遠隔地間のコミュニケーションのこと[1]


  1. ^ 世界大百科事典第二版「通信」
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 小学館『ニッポニカ』「通信」
  3. ^ [1]


「通信」の続きの解説一覧

通信(ネットワーク)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 18:24 UTC 版)

転送速度」の記事における「通信(ネットワーク)」の解説

規格名記号等通信速度(Mbps)備考Ethernet 40GBASE-T 40000 USB USB4 IEEE802.11 IEEE802.11ax/Wi-Fi 6 11000 Ethernet 10GBASE-T 10000 USB USB 3.0 5000 640(MB/秒) IEEE 1394 S3200 3200 S1600 1600 Ethernet 1000BASE-T 1000 IEEE 1394 S800 800 IEEE 802.11 IEEE 802.11n 600 USB USB 2.0 480 60(MB/秒) IEEE1394 S400 400 Ethernet 100BASE-TX 100 WiMAX IEEE 802.16-2004 75 占有帯域幅20MHz IEEE 802.11 IEEE 802.11a 54 IEEE 802.11j IEEE 802.11g IrDA IrDA DATA 1.4 16 USB USB 1.1 12 USB 1.0 IEEE 802.11 IEEE 802.11b 11 Ethernet 10BASE-T 10 IrDA IrSimple 4 パラレル ECP 2.5 IEEE 1284 Bluetooth EDR 非対称モード 2.178 下り2.178/上り0.177 IEEE 802.11 IEEE 802.11 2 パラレル EPP IEEE 1284 携帯電話 W-CDMA 下り2/上り0.384 ISDN 23B+D(INSネット1500) 1.544 Bluetooth EDR 対称モード 1.307 非対称モード 0.723 下り0.723/上り0.058 対称モード 0.433 パラレル 互換モード 0.36 IEEE 1284 セントロニクス互換とも ISDN 2B+D(INSネット64) 0.144 IrDA IrDA DATA 1.0 0.115 ISDN ISDN音声 0.064 FAX G4 携帯電話 cdmaOne 下り0.064/上り0.0144 PHS PHS モデム V.90 0.056 下り0.056/上り0.0336 K56flex FAX Super G3 0.0336 V.34勧告 携帯電話 PDC パケット交換 0.0288 シリアル RS-232C 0.0115 FAX G3(業務用) 0.0114 V.17勧告 携帯電話 PDC 回線交換 0.0096 FAX G3(家庭用) 0.0096 V.29勧告 G3 0.0048 V.27ter勧告 この項目は、コンピュータ関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(PJ:コンピュータ/P:コンピュータ)。

※この「通信(ネットワーク)」の解説は、「転送速度」の解説の一部です。
「通信(ネットワーク)」を含む「転送速度」の記事については、「転送速度」の概要を参照ください。

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通信

出典:『Wiktionary』 (2021/11/03 21:26 UTC 版)

名詞

つうしん

  1. 意思様子知らせること。信書やりとりすること。
  2. 郵便電話などで情報伝達すること。

発音(?)

つ↗ーしん

関連語

動詞

活用


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