メリュジーヌとは? わかりやすく解説

メリュジーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/02 07:34 UTC 版)

メリュジーヌ(別名:メリュジーナ: Melusine)は、フランスの伝承に登場する水の精霊で、一種の異類婚姻譚の主人公。上半身は中世の衣装をまとった美女の姿だが、下半身はの姿で、背中にはドラゴンの翼が付いている事から竜の妖精でもあるとも言われている[1]マーメイドの伝承とも結び付けられて考えられることもある。


注釈

  1. ^ ジャン・ダラスは、ジャン・ド・ベリー公の元で司書および製本職人として働いていた[3]
  2. ^ クルドレッド(クードレット)は、リュジニャン家の当主ジャン2世の元で司祭を務めていた[3]
  3. ^ 松平の説明によれば、妖精のモルガンの妹・プリジーヌ(アーサー王とは父親の異なる兄妹の関係となる)の子で、のアルバニア王エリナスとの間に生まれた姫[2]
  4. ^ 異説では母親を陥れようとした[要出典]
  5. ^ 別のヴァリアントでは、メリュジーヌはもともとを掌る妖精アールバニーの領主の間に生まれた姫君であった。人間の男の愛を得れば呪いが解けると聞かされて、メリュジーヌは領主に近づいたのであった。
  6. ^ 神話類型として、見るなのタブーが見受けられる[3]
  7. ^ Mélusine(メリュジーヌ)の名は、Mère(母)とLusignan(リュジニャン)の合成語だと考えられている[3]

出典



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メリュジーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 05:42 UTC 版)

リュジニャン家」の記事における「メリュジーヌ」の解説

ヨーロッパの伝承によると、リュジニャン家妖精メリュジーヌが始祖という。伝説では、メリュジーヌはアヴァロンから亡命し毎週土曜日に腰から下がになるという。ある日、レーモンディン・ド・ポワトゥーが森の中で女に遭遇したレーモン狩猟中の事故叔父殺してしまい、取り乱していたところであった。メリュジーヌはレーモンディンの窮地救い、レーモンディンは後にメリュジーヌを見つけ出した。レーモンディンはメリュジーヌにプロポーズし、メリュジーヌは、毎週土曜日には独りしてほしいという条件で、プロポーズ受けた。 レーモンディンはこの条件承諾し2人結婚し10人の子供をもうけ、一家築いた2人15日間で城を築き、メリュジーヌの名から、リュジニャン城と名付けたある日、レーモンディンの兄弟が、なぜメリュジーヌは毎週土曜日消えるのかと聞き、レーモンディンはそれが結婚の条件だと答えた兄弟1人ドアからのぞき、メリュジーヌが風呂入っている所を見てしまった。するとメリュジーヌは腰から下がもしくは文献によると、人魚であった。その兄弟はレーモンディンにこれを話した。メリュジーヌはこれを聞くと、裏切り泣きドラゴンに姿を変え去っていった。メリュジーヌはリュジニャン家人間新たに領主になったときはいつも、城の上飛んでいたという。マーメイドリュジニャン家紋章クレストに、ドラゴンサポーター用いられているのはこのためである。それらのシンボル一族いくつかの城でも見られるプランタジネット家また、メリュジーヌを祖先1人としていた。

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メリュジーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:10 UTC 版)

ファイナルファンタジーV」の記事における「メリュジーヌ」の解説

最初刺客全裸美女の姿をしており4体の魔物従えている。ピラミッドから第一封印の石板を回収し古代図書館に向かうバッツたちの前に現れる当初次元の狭間から脱出してきたレナ憑依しており、レナ人質バッツたちを追い詰める飛竜捨て身攻撃により分離したファイガ、ブリザガ、サンダガといった魔法攻撃してくるほか、その美貌活かし誘惑」で混乱状態にしてくる。また、「バリアチェンジ」で弱点吸収する属性変えてくる。

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メリュジーヌ

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黒魔女さんが通る!!」の記事における「メリュジーヌ」の解説

火の国王立魔女学校校長威厳があるが愛情深く生徒1人1人を気にかけている。

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メリュジーヌ(Melusine)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:14 UTC 版)

モンスター娘のいる日常」の記事における「メリュジーヌ(Melusine)」の解説

ドラゴニュート要素合わせ持つ種族背中生えたドラゴンの翼が特徴だが、長い下半身浮かせるだけの揚力を得ることはできず、無用の長物化している。

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メリュジーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:24 UTC 版)

人魚」の記事における「メリュジーヌ」の解説

メリュジーヌ(仏: Melusine)は、フランス伝承登場する水の精異類婚姻譚主人公上半身人間女性下半身一説)の姿をしている。文献によってはメリュシヌの表記採用するレーモンドという貴族がメリュジーヌを見初め結婚する結婚にあたって、メリュジーヌは「土曜日には自分の部屋にこもるが、その時は姿を決し見ないこと」という条件課した。メリュジーヌは夫に策を授け、富をもたらした。ところが夫は「メリュジーヌが浮気している」という噂を耳にすると、つい約束破ってしまった。彼女は入浴中で、上半身こそ人間だったが下半身変わっていた。メリュジーヌは夫のもとを去る。

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