見るなのタブー
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見るなのタブー(みるなのタブー)は、世界各地の神話や民話に見られるモチーフのひとつ。何かをしているところを「見てはいけない」と禁止が課せられていたにも拘らず、それを破ってしまったために悲劇的な結果が訪れる、あるいは、決して見てはいけないと言われた物を見てしまったために恐ろしい目に遭う、というパターンをもち、見るなの禁止ともいう。民話の類型としては禁室型(きんしつがた)ともいう。
- ^ 北山修『見るなの禁止』岩崎学術出版社、1993年。
- ^ 北山修、橋本雅之『日本人の<原罪>』講談社〈講談社現代新書〉、2009年。
- ^ メルシナ型の一部は、二人の間の子孫が王侯の始祖となったという一門の創設神話と結びついている。- 著者が「特に注目しているのは、「メリュジーヌ型」のユーラシア的展開」(訳者前書き)と紹介されているフィリップ・ヴァルテール『ユーラシアの女性神話-ユーラシア神話試論Ⅱ』(渡邉浩司・渡邉裕美子訳)中央大学出版部 2021年 ISBN 978-4-8057-5183-1、118-121頁他を参照。
- ^ メルシナ型の典型である[要出典]
- ^ ここから彼女の墓は箸墓と呼ばれるようになった。これが箸墓古墳の由来である。
- ^ 自分のことを誰にも話してはいけないと雪女から命令されたにもかかわらず、主人公がこれを破ったために離別を招く結果となった点において、見るなのタブーの変形と言える。
- 1 見るなのタブーとは
- 2 見るなのタブーの概要
- 3 概要
- 4 参考文献
- 5 関連項目
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