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中央大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/02 15:38 UTC 版)

中央大学
多摩キャンパス
多摩キャンパス
大学設置 1920年
創立 1885年
学校種別 私立
設置者 学校法人中央大学
本部所在地 東京都八王子市東中野742-1
キャンパス 多摩(東京都八王子市)
後楽園(東京都文京区)
市ヶ谷(東京都新宿区)
市ヶ谷田町(東京都新宿区)
学部 法学部
経済学部
商学部
理工学部
文学部
総合政策学部
研究科 法学研究科
経済学研究科
商学研究科
理工学研究科
文学研究科
総合政策研究科
公共政策研究科
国際会計研究科(アカウンティングスクール)
法務研究科(ロースクール)
戦略経営研究科(ビジネススクール)
ウェブサイト 中央大学公式サイト
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中央大学(ちゅうおう だいがく、英語: Chuo University)は、東京都八王子市東中野742-1に本部を置く日本私立大学である。1920年に設置された。大学の略称は中大(ちゅうだい)。

目次

概観

大学全体

中央大学多摩キャンパス(東門付近から)

1885年(明治18年)7月に増島六一郎菊池武夫穂積陳重ら18人の法律家により英吉利法律学校として設立された。当初は英国法に関する教育機関であったが、日本でも近代法が整備されると順次、国内法も教授するようになり、校名も東京法学院、東京法学院大学と変更した。1905年(明治38年)8月に経済学科の設置によって中央大学と改称した。伝統的に法曹界や官界、財界、政界に多くの卒業生を送り出し、とりわけ法学部は法曹界に多数の逸材を輩出し「法科の中央」とも称される。商学部は会計学や税務・会計実務の世界でその発展に貢献し、公認会計士制度発足より現在に至るまでトップクラスの試験合格者数を誇る。大学付設の経理研究所は、学部の枠を越え広く会計学教育(経理研究所も参照)を提供している。 現在、6学部・大学院7研究科、専門職大学院3研究科を擁し、卒業生数50万を超える総合大学であり、6学部10研究科がそれぞれ教育に力を入れている。

建学の精神(校訓・校是)

英吉利法律学校設立時の建学の精神は「實地應用ノ素ヲ養フ」であり、これをもとに建学の精神と学風をまとめて現在では「個人の自由の尊重と実証的・合理主義の学風」という表現にしている。「質実剛健」を校是としている。

教育および研究

創立当初から実学教育重視の姿勢を取り、現在でもインターンシップなどの実践的教育に力を入れている。2003年度からは各学部の教育に加えて、学籍は各学部に置きながらも学部横断的に設置された課程に所属するファカルティリンケージプログラム (FLP) を導入し、学際分野でも実践的教育を行うようになった。現在、欧米・東アジアの大学を中心に約100校の派遣留学協定大学がある。

通信教育課程

戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の民間情報教育局(CIE)により、イギリスの University of London International Programmesロンドン大学通信教育課程)にならって、日本においても通信教育の制度を行うことが推奨され設置された。財団法人私立大学通信教育協会に加盟し、大学本部のある多摩キャンパスに事務局がある。通信教育部は、法学部の通信教育課程の実施に当たる組織であり、通信教育課程そのものは法学部に属する。大学通信教育の嚆矢と見なされているのは、英吉利法律学校が1885年(明治18年)の創設時に、通学できない人々のために講義録を郵送する校外生制度であるとされる。現在では、通年スクーリングや地方スクーリングなども行われている。なお、卒業までの平均学習年数は、1年生から入学した場合6~8年、3年生からの編入学は4~6年で、卒業率は7%程度(4年次以上の在籍者数のうち、卒業者数の占める割合)となっている。

沿革

英吉利法律学校も参照のこと

略歴

1885年(明治18年)に増島六一郎菊池武夫穂積陳重ら当時の青年法律家有志18名によって英吉利法律学校として創立された。

年表

  • 1885年(明治18年)7月 - 英吉利法律学校設置認可。
  • 1885年(明治18年)9月 - 英吉利法律学校が東京府神田区神田錦町に開校し、初代校長増島六一郎、初代幹事渋谷慥爾が就任。
  • 1889年(明治22年)10月 - 東京法学院と改称。
  • 1903年(明治36年)8月 - 東京法学院大学と改称。学長制を新設し、菊池武夫が就任。
  • 1905年(明治38年)8月 - 中央大学と改称。経済学科を開設。
  • 1909年(明治42年)9月 - 商業学科開講。
  • 1920年(大正9年)4月 - 中央大学、大学令により設立認可。法学部・経済学部・商学部、大学院、大学予科を設け、予科を第1部(法・経済)・第2部(商)に分ける。
  • 1926年(大正15年)8月 - 駿河台校舎完成、錦町より移転。
  • 1931年(昭和6年)4月 - 夜間学部開設。
  • 1944年(昭和19年)4月 - 中央工業専門学校(機械科・航空機科)設立。
  • 1948年(昭和23年)4月 - 通信教育部開設。 12月 - 経理研究所開設。
  • 1949年(昭和24年)4月 - 新制大学1部法・経済・商・工学部(土木工学・精密工学・電気工学・工業化学科)開設、2部法、経済学部開設。中央工業専門学校廃止。
  • 1949年(昭和24年)6月 - 日本比較法研究所開設。
  • 1951年(昭和26年)4月 - 文学部開設(1部文学科・史学科・2部文学科)。
  • 1951年(昭和26年)4月 - 新制大学院修士課程に法学研究科民事法・刑事法・政治学・英米法専攻、経済学研究科に経済学専攻・商学研究科に商学専攻を開設。
  • 1962年(昭和37年)4月 - 工学部を理工学部に改組。
  • 1963年(昭和38年)5月 - 創立80周年記念事業の一環として、理工学部校舎竣工。
  • 1964年(昭和39年)6月 - 経済研究所開設。
  • 1977年(昭和52年)11月 - 多摩キャンパス完成。
  • 1978年(昭和53年)4月 - 文系4学部、多摩キャンパスで授業開始。
  • 1979年(昭和54年)4月 - 社会科学研究所、企業研究所、人文科学研究所、保健体育研究所開設。
  • 1980年(昭和55年)3月 - 駿河台校舎完全閉鎖、後楽園キャンパスに8号館竣工。
  • 1985年(昭和60年)11月 - 創立100周年記念式典。
  • 1988年(昭和63年)11月 - 駿河台記念館落成式典。
  • 1992年(平成4年)7月 - 理工学研究所開設。
  • 1993年(平成5年)4月 - 総合政策学部開設。
  • 1996年(平成8年)4月 - 政策文化総合研究所開設。
  • 1999年(平成11年)12月 - アジア経済研究所の旧庁舎を購入。翌年4月から市ヶ谷キャンパスとして大学院の授業を開始。
  • 2002年(平成14年)4月 - 文学部に中国言語文化学科を設置。国際会計研究科(会計大学院;アカウンティングスクール)開設。
  • 2003年(平成15年)4月 - Faculty-Linkage Program(FLP)プログラム開設、創立125周年記念事業として後楽園キャンパスに新3号館竣工。
  • 2004年(平成16年)4月 - 法務研究科(法科大学院;ロースクール)開設。
  • 2005年(平成17年)4月 - 公共政策研究科(公共政策大学院)開設。
  • 2007年(平成19年)3月 - 法学部・経済学部・商学部・理工学部2部廃止(2000年度より募集停止)。
  • 2008年(平成20年)3月 - 文学部2部廃止(2001年度より募集停止)。
  • 2008年(平成20年)4月 - 理工学部に生命科学科を設置、戦略経営研究科戦略経営専攻(経営大学院;ビジネススクール)を開設、FLPに地域・公共マネジメントプログラムを開設。
  • 2009年(平成21年)4月 - 理工学部の土木工学科を都市環境学科に改称。
  • 2009年(平成21年)8月 - 学生援護会の旧本社を購入。翌年4月から市ヶ谷田町キャンパス(中央大学ミドルブリッジ)として大学院の授業を開始。
  • 2010年(平成22年)4月 - 公共政策研究科、国際会計研究科を市ヶ谷田町キャンパス(中央大学ミドルブリッジ)に移設。戦略経営研究科にビジネス科学専攻(博士後期課程)を開設。
  • 2010年(平成22年)11月 - 創立125周年記念式典[1]


歴代校長・学長

英吉利法律学校校長

氏名 就任時期
初代 増島六一郎 1885年9月 - 1889年10月

東京法学院院長

氏名 就任時期
初代 増島六一郎 1889年10月 - 1891年4月
第二代 菊池武夫 1891年4月 - 1903年8月

東京法学院大学学長

氏名 就任時期
初代 菊池武夫 1903年8月 - 1905年8月
  • 1903年(明治36年)より「専門学校令」による大学。

学長

氏名 就任時期
初代 菊池武夫 1905年8月 - 1912年7月
第二代 奥田義人 1912年7月 - 1913年3月
第三代 岡村輝彦 1913年3月 - 1914年6月
第四代 奥田義人 1914年6月 - 1917年8月
第五代 岡野敬次郎 1917年8月 - 1923年9月
第六代 馬場愿治 1923年9月 - 1924年2月
第七代 岡野敬次郎 1924年3月 - 1925年12月
第八代 馬場愿治 1925年12月 - 1930年5月
第九代 原嘉道 1930年5月 - 1939年3月
第十代 林頼三郎 1939年3月 - 1947年3月
第十一代 加藤正治 1948年7月 - 1949年3月
第十二代 片山金章 1958年9月 - 1961年10月
第十三代 升本喜兵衛 1961年10月 - 1967年3月
第十四代 井上達雄 1967年4月 - 1968年4月
第十五代 戸田修三 1968年12月 - 1969年3月
第十六代 原田鋼 1969年5月 - 1969年8月
第十七代 嶋崎昌 1969年11月 - 1972年11月
第十八代 戸田修三 1972年11月 - 1981年11月
第十九代 川口弘 1981年11月 - 1984年11月
第二十代 川添利幸 1984年11月 - 1990年11月
第二十一代 高木友之助 1990年11月 - 1993年11月
第二十二代 外間寛 1993年11月 - 1999年11月
第二十三代 鈴木康司 1999年11月 - 2002年11月
第二十四代 角田邦重 2002年11月 - 2005年11月
第二十五代 永井和之 2005年11月 - 2011年11月
第二十六代 福原紀彦 2011年11月 -



  1. ^ 創立125周年記念式典映像配信のご連絡
  2. ^ 中央大学学員会 学員会の目的・沿革
  3. ^ 「東大首位に返り咲く 司法試験の合格者中大抜き20年ぶり」朝日新聞 1971年10月2日付朝刊、第23面
  4. ^ 法務省/平成18年新司法試験の結果


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