三省堂 大辞林 |
めぐり 0 【巡り/▽回り/▼廻り】
「血の―が悪い」「名所―」
(2)周囲。まわり。
「―に低き鉄欄干をつくり/文づかひ(鴎外)」
(3)近所。付近。あたり。
「御簾の有様よりはじめ、―まで世の常ならず珍かなる/栄花(音楽)」
(4)「御廻(おめぐり)」に同じ。
「巡り」の用例一覧
太宰治 黄金風景 (青空文庫)
( や ) せて小柄のお 巡 ( まわ ) りが玄関で、帳簿の私の名前と、それから 無精髯 ( ぶしょうひげ ) のばし放題の私の顔とを、つくづく見比べ、おや、あなたは……のお...
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津村信夫 猟人 (青空文庫)
負つた女、そんな中に、お巡りさんも一人ゐた。 お巡りさんは、人のよささうな感じで、隣の人と世間話などしてゐたが、やうやく、戸隠の峯々が見え初めたころ突然、車中で立ち上つた。窓か...
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岸田國士 空地利用 (青空文庫)
附近に駐在所があつて、そこのお巡りさんが度々その画家を訪ねて来た。遊びに来ると云つた方がいいくらゐ、お巡りさんは画家と話が合ふ。夜おそくまで夢中で話し込むこともあつた。 すると、ある晩のこと、女中が駈け込んで来て、お巡り...
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