ユーラシア大陸
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1905年に完成したシベリア鉄道は、ユーラシア大陸を横断する唯一の鉄道である。長さは 9,289 km(5,772マイル)あり、世界で最も長い鉄道として知られる。 日中戦争期から太平洋戦争期の日本では大東亜縦貫鉄道の構想があった。 詳細は「トランス=ユーラシア・ロジスティクス」を参照 中国から中央アジアを経由してヨーロッパへと通じる鉄道もつくられたが(北疆線、義烏・ロンドン路線(英語版)、義烏・マドリード路線(英語版))、この区間には軌間の違いという問題がある。また、中国からモンゴル縦貫鉄道を経てモスクワに達する直通列車K3/4次列車が運行されている。 国際連合アジア太平洋経済社会委員会はアジア横断鉄道の構想を提唱している。
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ユーラシア大陸
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ユーラシア大陸(ユーラシアたいりく、英: Eurasia)は、ヨーロッパとアジアを合わせた大陸。六大陸の中で一番大きい大陸である。その語源がユーロ (Euro) + アジア (Asia) と、ユーラシアというかばん語にあることからもわかるように、ヨーロッパとアジアとを合わせた地形的に独立した地域を指す。 かつての古代ギリシア・古代ローマ人の地理的な知見は地中海沿岸に限られており、北岸がヨーロッパ、南岸がアフリカ、東岸がアジアと定義された。しかしその後、地理的な知見が拡大するとともに、ヨーロッパとアジアの地理的な境界が明確でない事が明らかとなった、そのため現在では、地理的には両者を一体として、ユーラシア大陸として扱われる。 もっとも現在でも、アジアとヨーロッパの区別は存在するが、その境界は人為的なものなので明確でない。ウラル山脈、カスピ海、大コーカサス山脈、黒海などを境にする説が主流である。ユーラシアのヨーロッパ部分はヨーロッパ大陸、アジア部分はアジア大陸とも呼ばれる。更に、アジア大陸のうち、香港・マカオを除く中華人民共和国が実効支配する地域は中国大陸とも呼ばれる。 なお、アフリカに関しては、スエズ地峡という明確な境界が存在するため、スエズ地峡以南はアフリカ大陸、以北はユーラシア大陸と、地理的に明確に区分される。ただし、両者は地続きであることから、これを合わせてアフロ・ユーラシア大陸と呼ぶことがある。 面積5492万平方km、全陸地面積の37%を占める。海岸線総延長距離は10万7800km。 モンゴル高原から黒海北岸のキプチャク草原に至る地域を中央ユーラシアと呼ぶ。遊牧民の諸国家と定住民の諸国家が中央ユーラシアをめぐって興亡した。また、中央ユーラシアは東アジア、南アジア、西アジア、ヨーロッパを結ぶ陸の交易路の結節地帯であり、経済・文化の交流が盛んにおこなわれた地域でもある。その交易路を指してシルクロードと呼ばれる。 経度・緯度30度刻みの地形図によるユーラシア大陸の位置
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