ボラー連邦
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ボラー連邦(ボラーれんぽう)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトIII』『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』に登場する架空の恒星間国家。
注釈
- ^ 最終話で太陽系に侵攻したベムラーゼも、「我々はヤマトなどどうでも良かったのだ。貴方(デスラー)を誘き出すのが目的だった。」と述べている。
- ^ 首相は行政の長であり、国家の運営形態によって実質的な地位が全く異なる。基本的には(実権をどの程度持っているかどうかは別として)君主や大統領が元首として首相の上に置かれていることが多い。詳細は「首相」と「元首」を参照。
- ^ ハーキンス艦とゴルサコフ艦の設定画に記載されている名称[5]。劇中では呼称されず。バンダイifシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』では、ボラー砲はガルマン帝国の高圧直撃砲と同種の決戦兵器扱い。
- ^ スカラゲック海峡戦に見られるように、A戦艦の艦首砲は上下左右、ある程度は射角が取れる模様。
- ^ これは序盤の段階ではガルマン・ガミラス帝国がメインの敵として描かれ、ボラー連邦(バース星)がその相手役(有り体に言うとかませ犬)だったという物語の都合もある。
- ^ 絵コンテには「ボラーの船」と記述されている[11]。
出典
- ^ a b c 「ヤマトIII構成案 〈参考資料〉ヤマトIII・星間国家系統図」『ロマンアルバム・デラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』p. 112。
- ^ 「美術設定編」『ロマンアルバム・デラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』p. 84。
- ^ 「ヤマトIII ラフ・没設定集 惑星アイデア設定」『ロマンアルバムエクセレント54 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL2』p. 107。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマトIII DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 29。
- ^ 『ロマンアルバム・デラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』p. 74。
- ^ a b 『宇宙戦艦ヤマトIII DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 28。
- ^ “アクエリアス・アルゴリズム第1話【一部無料公開】 / 第1話 アクエリアス―氷球 2”. YAMATO CREW. 株式会社ヤマトクルー (2020年2月7日). 2020年2月29日閲覧。
- ^ “完全新作で描くシリーズ最新作「『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』前章 –TAKE OFF-」劇場上映・Blu-ray特別限定版・デジタルセル 10月8日(金)同時スタート決定!!”. V-STORAGE. バンダイナムコアーツ (2021年6月11日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ a b 『「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」劇場パンフレット』宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会(発行)、バンダイナムコアーツ(販売)、2021年10月、p. 05。
- ^ 「『2205』メカニカル・デザイン(デザリアム/ボラー連邦) 明貴美加スペシャルインタビュー」『ヤマトマガジン Vol.13』ヤマトクルー、2021年11月、pp. 18-19。
- ^ 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会公式Twitter 2021年1月5日の発言、2021年7月30日閲覧。 ※2021年7月現在は宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会。
- ^ “ボラー戦艦・空母”. 宇宙戦艦ヤマト2205公式サイト. 2022年1月29日閲覧。
- 1 ボラー連邦とは
- 2 ボラー連邦の概要
- 3 基本設定
- 4 本星
- 5 主要人物
- 6 参考文献
ボラー連邦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:43 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマトIII」の記事における「ボラー連邦」の解説
ベムラーゼ ボラー連邦首相。気に入らないものは問答無用で処罰する冷徹な独裁者。バース星での古代たちとの口論からヤマトを敵とみなすようになる。 ラム バース星艦隊旗艦ラジェンドラ号艦長。バース人。バース軍人としての誇りを大切にする人物。ダゴン艦隊に敗退し太陽系まで逃れ、ヤマトに援助を求める。 ボローズ バース星総督。ラジェンドラ号の恩からヤマトを快く迎え入れ、友好を築こうとするが、ベムラーゼの指示により拿捕しようとし始める。最期はベムラーゼ艦隊が放ったミサイルにより惑星ごと消滅させられる。
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ボラー連邦
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「宇宙戦艦ヤマトIII」の記事における「ボラー連邦」の解説
ワープミサイル ワープ機能を備えたミサイル。複弾頭タイプと惑星破壊ミサイルタイプが存在する。ガルマン・ガミラス本星への攻撃に使用された。 ブラックホール砲 人工的に小ブラックホールを発生させ、目標を吸収させる兵器。
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ボラー連邦
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「宇宙戦艦ヤマトIII」の記事における「ボラー連邦」の解説
銀河系の一翼を支配する巨大な連邦国家。元は銀河系の半分以上の版図を持っていたが、ガルマン・ガミラスによって銀河系中心部の領土を奪われ、現在も戦争状態にある。
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ボラー連邦
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「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の記事における「ボラー連邦」の解説
ベムラーゼ 声 - 滝口順平 第13話から登場。首相。ヤマトシリーズに登場する異星国家の統治者としては珍しく肥満体型。不手際を起こしたバース星総督ボローズをバース星もろとも抹殺するなど、残忍で冷酷・短気な独裁者。また、敵国の統治者であるデスラーの気持ちすら公の連絡で逆なでするほど、傲慢な自信家でもある。デスラーと同様、自身こそが宇宙で唯一絶対の神であると考え、シャルバート信者を弾圧している。 ガルマン・ガミラスと交戦中という立場上、彼の関心は主にガルマン・ガミラスとその統治者であるデスラーに向けられており、ヤマトシリーズの敵としては珍しく地球やヤマトへの関心が薄く、本人も「ヤマトなどどうでもよかった」と言い切っている。 バース星視察時に初登場し、表敬に来た古代との会話の中で自分の意に沿わぬヤマトを敵と決めつけ、ヤマトを捕獲するよう指示。それが失敗したと見ると、超大型ミサイル十数発をもってバースごとヤマトを葬り去ろうとし、バースは木っ端微塵となる。難を逃れたヤマトに対し、ベムラーゼはそのときは見逃すが、はっきりと敵であると認識して去る。 その後、ヤマトがガルマン・ガミラスとボラーの国境付近に向かってきているという報告を受け、ヤマトがガルマン・ガミラスの尖兵となったと考え、攻撃を指示する。さらにその後、デスラーからのホットラインでの「ヤマトから手を引いてほしい」という依頼を、「弱気な」「老いた」と一蹴する。これらの出来事から、ヤマト、ひいては地球がガルマン・ガミラスの同盟国になったと思い、移住可能惑星の探査に向かっている他の地球の探査船団に対しても攻撃を仕掛けるようになる。 シャルバート星のルダ王女を、酷寒の地に見えた惑星ファンタムに幽閉した経緯があるが、重要人物を幽閉した割にはその事実を忘れていた(死んでいるものと思っていた)。 最後はヤマトを囮に太陽系内でデスラーに決戦を仕掛け、ブラックホール砲にてデスラー艦隊を苦しめるが、揚羽武の特攻によりブラックホール砲の砲口を破壊され、ハイパーデスラー砲により座乗する機動要塞と共に消滅した。 初期設定での名前は「ベムーリン」。 ゴルサコフ 声 - 玄田哲章 第19話から第24話に登場。総参謀長。ベムラーゼの軍事上の顧問ないしは補佐官の立場にある。通常は首相府でベムラーゼと共にあり、作戦指導を補佐している。鷲鼻と割れ顎、太いもみあげが特徴。 第19話のベムラーゼパレスのシーンで初登場し、ベムラーゼにヤマトがガルマン・ガミラス帝国とボラー連邦の国境を目指していることを報告している。その後、ベムラーゼの指示を受け、第8打撃艦隊にヤマトの迎撃を命令する。 惑星ファンタムの件を経てルダ王女がヤマトに乗り込んだという情報が入ると、ベムラーゼの指示で第1・第2主力艦隊を出撃させる。しかし、ルダの奪還に向かった第8親衛打撃艦隊と第1・第2本国主力艦隊はヤマトの攻撃により失われ、ゴルサコフ自身が艦隊を率いて出撃。シャルバート星のある異次元空洞への侵入に成功し、シャルバート全土の占領を企てるが、ヤマトとデスラー率いるガルマン・ガミラス帝国艦隊によって艦隊は撃破され、デスラーの放ったハイパーデスラー砲によってゴルサコフも宇宙の塵と消えた。 バルコム 声 - 飯塚昭三 第23話に登場。第1主力艦隊司令官。耳たぶまで伸びた長いモミアゲと片目を隠した髪型が特徴。 ハーキンスの率いる前衛艦隊に次ぐ新手として、バルコム艦でボラー本国の第1・第2主力艦隊を率いてスカラゲック海峡星団に出現した。ハーキンスの敗死にまったく動じておらず、彼の艦隊の5倍に達する大兵力でヤマトの前に立ち塞がる。 ルダ王女の引き渡しをヤマトに要求するが、拒否されたためにヤマトへの砲撃を開始した。ヤマトはバルコムの数に物を言わせた主砲の乱射に波動砲を撃つ暇もなかったが、星団の小惑星を利用して250宇宙キロまで接近してから、波動カートリッジ弾、煙突ミサイル、波動爆雷を乱射しながら突入。その結果、バルコムは自艦ごと波動カートリッジ弾の直撃で吹き飛んだ。 ハーキンス 声 - 田中勝 第19話から第23話に登場。第8打撃艦隊司令。階級は中将。丸刈りの髪型に割れ顎が特徴。 惑星ファンタムへ向かう途中の靄に包まれた惑星帯付近で、ヤマトの航行を阻止するためにデストロイヤー艦13隻を率いて迎え撃ったが、反撃によって壊滅的打撃を受けながら辛くも生還した。後に第8打撃艦隊を率いてスカラゲック海峡星団へ赴き、シャルバート星の所在を知るルダ王女の身柄を巡って彼女を保護していたヤマトや、自らと同じくルダの身柄を確保しようとしていたグスタフ率いるガルマン・ガミラス艦隊と対峙することになる。ヤマトにはルダの引き渡しを強硬な態度で要求したが、これを拒否されたために戦闘へ突入した。しかし、「ボラー連邦からヤマトを死守せよ」とデスラーから命令を受けていたグスタフの特攻を受け、ガルマン・ガミラス艦隊諸共宇宙の藻屑と消えた。 ソビエト連邦がモデルとなっているボラー連邦の人間は(日本人のイメージで)ロシア語に近い名前を持つが、ハーキンスは英語に近い名前である。 ボローズ 声 - 池田勝 第12、13話に登場。ボラー連邦の流刑地であるバジウド星系第4惑星バース星の総督。部下に警備隊長レバルスがいる。頬のこけた顔に細い鼻梁が特徴。 指揮下にあるバース星艦隊がガルマン・ガミラス帝国艦隊に壊滅させられたため、元々ベムラーゼの心証は悪かった。それに加え、ヤマトが寄港した折には流刑囚による暴動の発生を阻止できず、ベムラーゼにヤマト乗組員の追撃を命じられるもこれにも失敗したため、バース星ごと抹殺される。 初期設定でのネーミングは「ボロゾフ」で、ロマンアルバムではこちらが表記されている。漫画版 増尾隆之の漫画版(第1巻:ISBN 4257916346、第2巻:ISBN 4257916575)では、ベムラーゼの命令で宇宙空間からバース星へ惑星破壊プロトンミサイルを撃ち込む役回りとなっており、死亡しない。 レバルス 声 - 西村知道 第12、13話に登場。バース星警備隊長で、ボローズの部下である。ヤマトの第一艦橋に直に入ったことのある数少ない異星人でもある。 バジウド星系への進入に続いてバース星に接近するヤマトへ威力偵察を行うが、ヤマトからの通信によりラムの恩人であることが判明したため、ヤマトに修理と食物採取、バース星への3日間の滞在を許可する。 バース星内のシャルバート信者の囚人たちによるヤマト占拠事件が発生した後、バース星の視察に訪れていたベムラーゼに命じられて囚人たちの処刑を始めたが、彼らとの約束を守るために出撃したコスモタイガーによって上空から射殺された。 初期設定でのネーミングは「バルスキー」で、ロマンアルバムではこちらが表記されている。漫画版 増尾隆之の漫画版ではラム艦長の友人であり、古代にも友好的に振る舞う好人物として描写されている。囚人を虐待したり、射殺されるという描写は無いが、バース星の爆発時に脱出した描写も無いことから、爆発に巻き込まれて死亡したことがうかがえる。この漫画版でシャルバートの女性信者を古代の目の前で射殺した武官が、アニメ版でのレバルスに相当する。
※この「ボラー連邦」の解説は、「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の解説の一部です。
「ボラー連邦」を含む「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の記事については、「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の概要を参照ください。
ボラー連邦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 03:46 UTC 版)
『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場する。デザイン担当はサブマリン。 2つの半円を前後につなぎ合わせたようなシルエットをしている。塗装は青紫が標準だが、第22話では赤色の艦も登場する。 武装として、前部甲板上にボラー艦として一般的な板状の格納式砲塔を2基、前方の半円状艦体の左右に小規模の格納式砲を2基持つ。 先端部分の横長の開口部が艦載機発進口であり、同国の大型空母やバルコム艦と共通性のあるスタイルである。平べったい外観も共通点である。艦体下部にシャッター開閉式の艦載艇発進口があり、第22話劇中ではここから上陸用舟艇を発進させている。
※この「ボラー連邦」の解説は、「戦闘空母」の解説の一部です。
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ボラー連邦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 04:16 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の記事における「ボラー連邦」の解説
ヴィルキ・ボローズ 声 - 滝知史 / 登場作品 - 『2205』 旧ボローズ。ガルマン星総督。 『2205』第1話に登場。「ボラー連邦永久管理機構」から派遣された人物。ガルマン人を家畜と嘲る。 ガルマン星の譲渡を申し入れてきたデスラーと現地で対面。盟友としてボラーの発展に貢献することを対価とし、膝を折って懇願したデスラーに対し、盟友ではなく奴隷となるように強要し、ガルマン人にも装着させている毒殺機能付きの首輪を彼の足元へ放り投げる。しかし、交渉決裂を見たデスラーの合図をきっかけにガミラス艦隊による総攻撃が始まり、ガルマン星を制圧されてしまう。更にデスラーを射殺しようとした警備兵がガルマン人に紛れて潜入していた複数の親衛隊員によって返り討ちに遭い、激昂してガルマン人の首輪の毒殺機能を起動しようとするが、デスラーに撃たれて起動スイッチを取り落とした。その後は不明だが、制圧後にボラー艦1隻がガルマン星から退去させられる描写がある。 チェフ・レバルス 声 - 丸山壮史 / 登場作品 - 『2205』 旧レバルス。ガルマン星総督付き秘書官。 『2205』第1話に登場。ボローズの子飼いの秘書官で、ガルマン星において資源徴用計画を立案。また、総督の身辺警護も担当している。 ボローズの差し出した首輪に対し無言で立ち上がったデスラーへ、彼の乗艦を自軍の艦隊で完全包囲しているため抵抗は無意味であると脅迫する。
※この「ボラー連邦」の解説は、「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の解説の一部です。
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