特攻とは? わかりやすく解説

とっ‐こう〔トク‐〕【特攻】

読み方:とっこう

特別に編制し攻撃すること。

特に、第二次大戦末期行われた旧日本陸海軍による体当たり自爆攻撃のこと。→特攻隊


特別攻撃隊

(特攻 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/15 00:28 UTC 版)

特別攻撃隊(とくべつこうげきたい、旧字体特別攻擊隊󠄁)は、決死の任務を行う部隊[1]。略称は「特攻隊」(とっこうたい、旧字体特攻隊󠄁[2]




「特別攻撃隊」の続きの解説一覧

特攻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 17:30 UTC 版)

爆戦」の記事における「特攻」の解説

大西瀧治郎中将は特攻用として爆装零戦使用するよう命令し1944年昭和19年10月20日編成終了した。敵戦闘機攻撃独力で排除して敵艦船に突入できる機体零戦以外ないとするものであった。また量産体制確立されていたことも零戦特攻機選定する理由一つになった零戦搭載量最大で700kg程度あり、500kg爆弾までならば搭載可能だった1945年昭和20年)、零戦五二丙型主翼中央内部特設爆弾設けた試作機完成した特設爆弾従来機体下面突出する懸架装置異なり胴体内部機械式の鉤(フック)を設け、この鉤に爆弾弾体中央部設けられフック掛けて吊るものだった。また胴体下面には、飛行中風圧爆弾振動しないよう弾体4点でおさえる弾体制止用の小さな突起埋め込み式に設けられていた。ほか爆弾先端後尾につけられ風車つきの信管には、ピアノ線の「風車押え」が通された。爆弾操縦席からの手操作によりワイヤーを介して鉤が外れ投下される。さらに左右主翼下に容量150リットル統一増槽装備したこうした改修踏まえて零戦二型派生した。 ほか特攻に転用された零戦二一型零戦三二型は、九九式五番通常爆弾一型もしくは一型改一を搭載した。 特攻で使用され零戦五二型以降爆戦搭載した爆弾は、1945年昭和20年)春ごろからすべて500kg爆弾(五〇番通常爆弾二型)に変えられた。この対艦爆弾は全重507.3kg、下瀬火薬を221kg充填の徹甲爆弾であったが、貫通性能は不満足なもので70mm装甲を完全に貫通する威力は持たなかった。1945年昭和20年6月には、爆戦零戦がもはや二五番通爆の爆装施していないこと、搭載する爆弾は五〇番通常爆弾二型または改一であることが報告され爆戦零戦爆弾は五〇番に限定すべきである指摘された。 500kg爆弾搭載した爆戦零戦運動性著しく低下した1945年昭和20年4月16日鹿屋基地では零戦に500kg爆弾搭載し特攻するよう命令下った。これに対し搭乗員懸念示した。まず離陸難しいため、出撃するだけでも相当な技量が必要とされた。エンジン出力全開にして離陸して速力がつかなかった。機は上昇力欠け飛行場いっぱいを這うように飛行してもなかなか浮上しなかった。50mほどの高度をとるのにも時間かかっている。

※この「特攻」の解説は、「爆戦」の解説の一部です。
「特攻」を含む「爆戦」の記事については、「爆戦」の概要を参照ください。


特攻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 01:41 UTC 版)

三國志DS3」の記事における「特攻」の解説

自部隊の兵士数が4,000以下の時の実行可能。自部隊と隣接する部隊大きな損害与え攻撃繰り出す

※この「特攻」の解説は、「三國志DS3」の解説の一部です。
「特攻」を含む「三國志DS3」の記事については、「三國志DS3」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「特攻」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「特攻」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「特攻」の関連用語

特攻のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



特攻のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの特別攻撃隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの爆戦 (改訂履歴)、三國志DS3 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS