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三省堂 大辞林

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そうこう さうかふ 0 【装甲】

(名)スル

(1)(よろい)身につけること。
(2)敵弾に破られないように、船体車体などに甲鉄板を張ること。
特殊鋼板で―する」
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【装甲】(そうこう)

乗員やエンジンといった重要部分や乗り物自体を、弾丸や砲弾の破片や衝撃から防護する為の工夫。
一般的にはを熱処理し、クロムやニッケル等の異金属や炭素を添加した鋼合金、いわゆる特殊鋼を使用した均質圧延装甲が多いが、銃弾や砲弾の破壊力の増加に伴ってチタニウムやセラミックなども使用されるようになった。 特に、戦車歩兵戦闘車では、成形炸薬弾(HEAT弾)や装弾筒付翼安定式徹甲弾(APFSDS)の出現により中空装甲複合装甲などが主流となり、分厚いだけの金属板を使用するものは少なくなっている。
着弾時に爆発して侵徹を妨げる爆発反応装甲というものも存在する。


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装甲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/01 12:36 UTC 版)

装甲(そうこう)とは、兵器のような機械生物等を、過酷な環境で他の物体との衝突や熱などから護るために取り付ける板状の部品、又は、それらを取り付ける事を指す。


[ヘルプ]
  1. ^ モノコック構造を用いた装甲では、装甲対象物を製作する際に装甲そのもので対象物を作ってしまう事で、耐久性を向上させるものである。モノコック構造では、本体と外板を一体化して作る事で、同じ強度でより軽い構造物を作ったり、同じ重量でより高い耐久性を持たせる事が可能である。戦車で例えるなら、車体を作る際に従来のシャーシの構造を使わずに、装甲板を折り曲げたり削り出して作った車体をシャーシとして、それに内部構造や外部の装備を取り付けていく。これにより、同じ強度で軽くなり運動性能の良い戦車ができる。しかし設計・加工技術が求められ製造コストも高くなる。
  2. ^ 主力戦車の空間装甲としては、車体側面のキャタピラ部分では、サイドスカードが外側の装甲、車体側面の装甲が主装甲にあたる。
  3. ^ 新しく開発されるHEAT砲弾や対戦車ミサイルはスタンドオフ距離が長くなるように改良が進んでいるが、空間装甲やケージ装甲は2009年現在のところは有効に機能しているとされる。
  4. ^ 小口径弾や破片で傷ついた外側の装甲が比較的簡単に交換できるので、交換できない主装甲の傷より美観的には対処しやすいかも知れない。
  5. ^ 空間装甲としては、イスラエル国防軍(IDF)の戦闘車輌は、燃料タンクや工具箱等を車体周囲に配する事で効率的に防護力を高めた構造になっている。
  6. ^ スウェーデン陸軍のかつての主力戦車Strv.103やイスラエルのメルカバ戦車では、車内のエンジンを装甲として考える戦車の設計思想がある。多くの戦車では給排気と放熱の為に装甲しにくいエンジンを車体の後部に配置しているが、これらの戦車では車体前部に配置することでエンジンとその空間を防弾構造として利用している。たとえエンジン部に被弾して戦車が行動不能になっても失われるのは戦車であり戦車兵は無傷、または最小の傷で済み、後部のハッチから逃げ延びれば再び別の戦車で再戦できるという思想である。 乗組員の生存率を優先するのは、戦車より戦車兵の教育コストが大きい、または人口が少ないなどの理由である。ただしHEAT弾に対しては有効な空間装甲として機能しても、APFSDS弾に対しては防弾鋼ではないエンジン・ブロックの防弾能力はかなり限定的であると云われる。
  7. ^ 鋳造装甲を同じ厚さの均質圧延装甲と比較すると、15-20%耐弾性能が劣るとされる
  8. ^ 厚みがあると剛性が高くなるのは、ダンボールの板に厚みを与えている理由と同じである。
  9. ^ アルミニウムは物質密度と衝撃波速度の積で表現される「衝撃インピーダンス」が鋼鉄に比べて低く、侵徹長は衝撃インピーダンスに反比例するためである。
  10. ^ 複合装甲は特殊装甲(スペシャル・アーマー)とも呼ばれた時代もあった。
  11. ^ 対戦車ミサイルが登場しても有効な装甲が開発されず、その後登場した複合装甲が採用されるまでの1960年代から1970年代の戦車の装甲は、レオパルト1AMX3074式戦車のように装甲厚が薄く、機動性を重視したものが中心となった時期がある。
  12. ^ 最初に複合装甲を採用したのは1964年のソビエト製のT-64であった。西側では1976年に英国のチョバム(Chobham)戦闘車両研究所が新型装甲の開発成功を伝え「チョバム・アーマー」と呼ばれるようになった。
  13. ^ 複合装甲は1978年に西ドイツのレオパルト2に、1980年米国M1エイブラムスに、1983年英国チャレンジャー1にそれぞれ採用されて登場した。
  14. ^ APFSDS弾用とHEAT弾用のERAでは構造が多少異なるとされる。
  15. ^ L/D比とは弾芯の長さ"L"と直径"D"の比である。21世紀現在ではL/D比が30まで高くなっている。
  16. ^ ERAの取り付け位置を前方左右側面だけとして後方に随伴歩兵などの安全圏を設けるような運用も行われる。
  1. ^ a b c d e f g h i j k 一戸祟雄著 『装甲の変遷と種類』 「軍事研究2009年3月号」 (株)ジャパン・ミリタリー・レビュー 2009年3月1日発行
  2. ^ 対戦車ロケット対策、新形装甲とは?”. 2007年2月10日閲覧。
  3. ^ 「フォース」で輸送車をロケット弾から守る米軍” (2002年8月22日). 2007年11月4日閲覧。


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