三省堂 大辞林 |
どれい 0 【奴隷】
(2)下僕。しもべ。
(3)あるものに心を奪われて自主性を失い、行動を束縛されている人。
「金銭の―となる」
ウィキペディア |
奴隷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/01 12:49 UTC 版)
奴隷(どれい)とは、人間でありながら所有の客体すなわち所有物とされる者を言う。人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人。所有者の全的支配に服し、労働を強制され、譲渡・売買の対象とされた[1]。奴隷を許容する社会制度を特に奴隷制という。
1948年に国連で採択された世界人権宣言では、奴隷制について次のように宣言している。
何人も、奴隷にされ、又は苦役に服することはない。奴隷制度及び奴隷売買は、いかなる形においても禁止する。(第4条)
- ^ goo辞書「奴隷」[1]
- ^ 『マルクス主義と奴隷性をめぐる諸問題(2)-隷属の多様性について-』福本勝清(明治大学教養論集2007.3)[2] PDF-P.5
- ^ 「主人と生命ある道具としての奴隷の間にはいかなる正義も愛も成立しようがない。」「ニコマコス倫理学」第8巻第11章1161A35
- ^ 「奴隷は一種の生命ある所有物であり、すべて下僕というのは道具に先立つ道具といったものだ」「政治学」第1巻第4章1253B33-34
- ^ アルキダマス(紀元前400年頃)は紀元前370年にテバイ人がスパルタを打ち破ってメッセニア人を解放したことを擁護し、そのメッセニア演説において「自由な者としたのだ、万人を神は。何人をも奴隷とはしなかったのだ、自然は」と言ったとされている。
- ^ 以上の直接の引用は『アリストテレスとディオゲネス』山川偉也(桃山学院大学総合研究所紀要2007-06-20)[3][4]PDF-P.11-12,26
- ^ 「奴隷制度のもとでは、生産関係の基礎は奴隷所有者が、生産手段を、また生産手段の働き手である奴隷を所有することであって、奴隷所有者は、奴隷を家畜同様に売り、買い、殺すことが出来る」「富者と貧乏人、搾取する者と搾取される者、完全な権利をもつ者と無権利な者、かれらの両者のあいだのすさまじい階級闘争、これが奴隷制の光景である」『弁証法的唯物論と史的唯物論』。直接の引用は福本勝清2007.3、PDF-P.9
- ^ 福本勝清2007.3、PDF-P.6-7
- ^ 福本によれば奴隷は①仲間を増やす手段でありかつ②従者を増やす手段であり、忠誠を誓うかぎり兵士でもありえ、その後に③交換のための奴隷や生産のための奴隷がくる、とする。福本勝清2007.3、PDF-P.6-8
- ^ 『世界の奴隷制の歴史』オルランド・パターソン、奥田暁子(訳)
- ^ 直接の引用は福本勝清2007.3、PDF-P.9
- ^ 「健康概念の起源について」河口明人(北海道大学大学院教育学研究院紀要2010-12-25)[5]PDF-P.5
- ^ 「きわめて多くの者たちが奴隷の輸出という、この呪われた業務に殺到した。莫大な利益となったので。というのも・・大規模で豊かな市場がそれほど遠くないところにあったからである。それはデロス島で、ここでは1日に1万の奴隷を受け入れ、また送り出すことが出来た。」[StrabonXIV5:2](古山正人他編訳「西洋古代史料集[第2版]」東京大学出版会2002)直接の引用は篠原陽一によるサイト[6]
- ^ トゥキディデス著久保正彰訳「戦史(上)144-145P、147-148P、156P、164P、257P、259P、293P」「戦史(中)」「戦史(下)」「アレクサンドロス大王東征記」「アナバシス」等参照
- ^ 通商国家カルタゴ 興亡の世界史(3)343P、362-364P、386-389P参照
- ^ ジェシカ・ウィリアムズ 『世界を見る目が変わる50の事実』 酒井泰介訳、草思社、2005年。 ISBN 978-4794214041
- ^ 「ギリシャ人」HDF・キトー、向坂寛(訳)剄草書房1966年P.25
- ^ 「およそ自由人の身体あるいは精神を、徳の行使や実践のために役立たずにするような仕事や技術や学習は、卑しい職人向きのものとみなさなければならない」アリストテレス『政治学』(牛田徳子(訳)P.8、京都大学学術出版会2001年)
- ^ 直接の引用は「健康概念の起源について」河口明人(北海道大学大学院教育学研究院紀要2010-12-25)[7]PDF-P.7
- ^ 『古代ローマの奴隷教育:再考』小林雅夫(早稲田大学大学院文学研究科紀要)[8][9] PDF-P.1
- ^ トゥキディデス著久保正彰訳「戦史(下)242-243P」、国原吉之助訳「ガリア戦記 259P、264P」など
- ^ 小林『古代ローマの奴隷教育:再考』P.1
- ^ 裁判官の許可を得ないで主人がその奴隷を猛獣と戦わせることを禁じる法律(帝政初期・時期不明)、主人が老年もしくは疾病の奴隷を遺棄したときは奴隷は自由人となり主人はその奴隷に対する主人権を喪失する規定(クラウディウス帝)、主人が奴隷を監禁することの禁止(ハドリアヌス帝)、主人が奴隷を殺したときはローマ市民を殺したと同様の制裁を主人に加えるべきとする規定(アントニヌス・ピウス帝)
- ^ 『耶蘇教理カ羅馬奴隷制ニ及ホシタル影響ニ就テ』春木一郎(京都法学会雑誌第6巻第7号 明治44年7月)[10]
- ^ 『耶蘇教理カ羅馬奴隷制ニ及ホシタル影響ニ就テ』春木一郎(京都法学会雑誌第6巻第7号 明治44年7月)
- ^ 松原久子『驕れる白人と闘うための日本近代史』田中敏訳、文藝春秋、2005年、120-131頁。 ISBN 978-4-16-366980-9
- ^ マーク・トウェインはアーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキーにおいて、古代・中世の奴隷を、その当時の黒人奴隷のような悲惨な境遇の者として描いている。
- ^ 中国の科学と文明8
- ^ メガステネス、インド誌
- ^ 漢書匈奴伝上、後漢書南匈奴伝、突厥与回紇史P4-5など
- ^ と、藤木久志を始めとする研究者は主張する。「中世民衆の世界」1-3頁など参照
- ^ アーソン・グレイブスト『悲劇の朝鮮』
「奴隷」の用例一覧
死は奴隷と主人に無関心である (Wikisource)
死は奴隷と主人に無関心である - Wikisource 死は奴隷と主人に無関心である 提供: Wikisource 移動: ナビゲーション , 検索 < Wikisource:文学 < 『 死刑...
ja.wikisource.org/wiki/死は奴隷と主人に無関心である
大杉栄 奴隷根性論 (青空文庫)
大杉栄 奴隷根性論 奴隷根性論 大杉栄 一 斬り殺されるか、焼き殺されるか、あるいはまた食い殺されるか、いずれにしても必ずその身を失うべき筈の捕虜が、生命...
www.aozora.gr.jp/cards/000169/files/1006_13470.html
竹越與三耶 日本の眞の姿 (青空文庫)
共通のものがあつて何處の國でも世界史の一部分が其國の歴史であると云ふことを氣が附かない。日本の如きも日本は特別な國だと思つて居るが、皆世界の歴史の一部分であります。皆さん御承知の通り何處の國でも最初は奴隷を本として經濟を立てゝ居ります。奴隷と云ふのは勞働即ち勞働力です。其奴隷は隣の村へ行つて奪つて來る奴隷...
www.aozora.gr.jp/cards/000978/files/45973_39393.html
- 知られざる韓国芸能界の掟 仮処分決定に記された“奴隷契約” - ZAK×SPA!ZAKZAK
- Eメールの奴隷にならずに、忠実な子分とする方法とは?INSIGHT NOW!
- 『嫌韓流』作者のマンガ新刊 「日本の若者は高齢者の奴隷だ」J-CASTニュース
奴隷に関係した商品
- 【送料無料】「若者奴隷」時代楽天ブックス
- 【送料無料】「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計楽天ブックス
- 【送料無料】BLACK SUN奴隷王(2)楽天ブックス