モルモン‐きょう〔‐ケウ〕【モルモン教】
末日聖徒イエス・キリスト教会
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末日聖徒イエス・キリスト教会(まつじつせいと イエス・キリストきょうかい、英: The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints, 略称: LDS)は、イエス・キリストの元の教会の復元を主張する非三位一体派のキリスト教会である。
注釈
出典
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モルモン教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/10 06:40 UTC 版)
「ジャクソン郡 (ミズーリ州)」の記事における「モルモン教」の解説
ジャクソン郡はモルモン教の歴史との関連が深い。1831年3月には、教会の創設者ジョセフ・スミス・ジュニアが、ミズーリ州とカンザス州の境界にある場所が終わりの時の「新しいエルサレム」だと宣言した。その「中心」は郡庁所在地のインディペンデンスにあった。スミスとその弟子達は1831年夏にこの地域を旅し、8月の儀式で正式にジャクソン郡をその地だと宣言した。 ジョセフ・スミスは教会員達にインディペンデンスから西にインディアンの土地と指定された線までできるだけ多くの土地を購入するように言った。ジャクソン郡がザイオンだと知ることは、ジョセフ・スミスとモルモン教徒にとって大きな意味があった。モルモン教の信仰に拠れば、ザイオンは心の純粋さが住む場所である。このことはザイオンが何処にでもあることを意味するが、神がジャクソン郡をザイオンだと告げたとき、ジョセフにこの地が新しいエルサレムになるということも告げていた。...教徒はザイオンを建設するために熱心に働き始めたのでキリストの来臨に備えた準備もできるようになった。 このお告げを受けた後で、ジョセフは都市建設の手配を始めた。1831年8月2日、ザイオンに初めて建てる家の材木手配を助けた。最初の材木はイスラエルの12部族を表すために12名の者が運び据えた。シドニー・リグドンはその土地を信徒を集めるために捧げるよう求められた。 末日聖徒イエス・キリスト教会主流の信徒は、ジョセフ・スミスやブリガム・ヤングを含めて、ジャクソン郡が聖書の「エデンの園」であると信じた。 末日聖徒イエス・キリスト教会は1830年にアップステート・ニューヨークで結成されたが、1831年8月の儀式に関する報せが出版されると直ぐに、その指導層や教徒がジャクソン郡に移動し始めた。宗教や文化の違いから初期開拓者との公然たる紛争が起きた。ミズーリ州民は奴隷制度擁護であり、ヤンキーのモルモン教徒は奴隷制度廃止論者だった。公的、また民間の自警団が教徒を個別に州内の別の郡に追い出した。最終的にモルモン教徒は1833年11月6日を期して全体が郡を去るように告げられた。11月23日、残っていた数少ない教徒もジャクソン郡を去るように命令された。1838年のミズーリ・モルモン戦争に続く1839年半ばまでに、モルモン教徒は州全体からも立ち退きを命ぜられ、1867年までジャクソン郡やミズーリ州に戻ってくることはなかった。 今日モルモン教の教会がジャクソン郡にも幾つかあり、なかでもコミュニティ・オブ・クライスト、LDS教会、チャーチ・オブ・クライスト、チャーチ・オブ・クライスト・ウィズ・エリジャー・メッセージが著名であり、LDS教会以外の教会はここに世界本部を置いている。ジョセフ・スミスは「この世代で」インディペンデンスに寺院が建設されると預言した。スミスが指定した寺院用地66エーカー (264,000 m2) にあるインディペンデンス市で唯一寺院を維持しているのがコミュニティ・オブ・クライストである。スミスが決めた当初の5エーカー (20,000 m2) の寺院用地はこの66エーカーの中にあり、スミスが寺院の隅を示す位置に置いた礎石も残っている。この土地は現在コミュニティ・オブ・クライストが所有し、将来に独自の寺院を建設する望みを持っている。 2012年5月、隣接するクレイ郡にカンザスシティ・ミズーリ寺院が開所したが、末日聖徒イエス・キリスト教会は現在もインディペンデンスの寺院用地にも寺院が建設されると信じている。教会の案内所が寺院用地に隣接しておかれ、コミュニティ・オブ・クライストの寺院が通り向かいにある。
※この「モルモン教」の解説は、「ジャクソン郡 (ミズーリ州)」の解説の一部です。
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モルモン教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:46 UTC 版)
末日聖徒イエス・キリスト教会、いわゆるモルモン教は楽園とは霊的な世界のことであると考えている。死後の霊魂が復活を待つ間すごす世界である。この意味において、「楽園」とは高徳の人の死後における状態である。一方、悪人やキリストの教えを学ぶ機会のなかった人たちは霊的な牢獄で復活を待つことになる。最後の復活ののち、すべての人々は霊的な位階に振り分けられると考えられているが、この状態も楽園と呼ばれることもある。
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