寺院用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 04:31 UTC 版)
寺院では所属していた故人を記す。和本形式のものを用いる場合が多い。 寺院の過去帳は各家の累代の記録が記述された個人情報のデータベースともいえ、寺院によっては死因や身分、生前の事跡などが詳細に記述されている場合もある。その情報取得を目的に興信所職員が近親者を装って過去帳を閲覧し、身元調査をするという事件が幾度も発生した。このため現在では個人情報保護の観点から寺院の過去帳は閲覧禁止とする寺院が多い。 また近年、差別戒名記載に関する調査が各宗派で行われ、差別的記述の削除改訂・過去帳新調などの対応がとられている。
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