死因とは?

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死因

保健衛生統計 1は、疾病統計同時に人口の健康に関するすべての側面網羅し、一般に死因別死亡率 2統計も含んでいる。死因 3による死亡分類は、多く死亡単一死因 4よるものではなく複数死因 5もしくは複合死因 5よるものであるために困難なものとなっている。このような場合直接死因 6潜在的死因 7とを区別し、別の見方をすれば主要死因 8第二次的死因 9あるいは関連死因 9とを区別することができる。死因別死亡率 10一般に人口10万対で表される。全死因による死亡数の中に占め特定死因による死亡数の割合は、死因別死亡割合 11呼ばれている。


死因

作者草上仁

収載図書ウォッチャー見張り
出版社早川書房
刊行年月1990.2
シリーズ名ハヤカワ文庫JA


死因

作者斧田千晴

収載図書大根注意報発令中!―斧田千晴短編集
出版社日本文学館
刊行年月2005.11
シリーズ名ノベル倶楽部


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/03 08:54 UTC 版)

(死因 から転送)

(し、英語: death)とは、


注釈

  1. ^ 死の判定をする医療者について。原則として医師と歯科医師以外の者が患者の死亡を宣言する権限はない。消防機関の救急業務規程の中では、「明らかに死亡している場合」や「医師が死亡していると診断した場合」には、救急隊は患者を搬送しないと定められている。すなわち、それ以外の場合では、患者が生存している可能性があるものとして取り扱うことが求められている。「明らかに死亡」とは、断頭、体幹部の離断、死体硬直、死斑、腐敗、炭化、ミイラ化その他の明らかに生存状態とは矛盾する身体への損害(いわゆる社会死状態)をいう。社会死要件を満たさない場合、救急隊員は救命措置を開始後に、医師の診断を受けるまでそれをやめてはならない。病院到着時の診察で死亡が確認されることを、DOA(Dead on arrival = 病院到着時すでに死亡)という。
  2. ^ 生きている、死んでいる、ということは客観的に決められる、と一般人はしばしば思っているが、実はそういうことはなかなか決められない。だから、江戸時代に(医学研究のために)解剖を行う時も、その対象は刑死体(=死刑に処せられ死んだ人の遺体)だった。というのは、遺体を解剖で切るにしても、「もしも生きていたらどうする」という心配がつきまとうが、(前述のように)生死の境目は厳密にははっきりせず、もしはっきりするまで待とうとなると、肉が腐って骨になるまで待たなければならなくなり、「ここまで(腐るまで)見たから死んでいる。これなら死んでいないとは言わせない」という時点まで待つと、今度は(組織が腐って破壊されており)解剖する意味がなくなる状態になってしまう。だから、生死の判定というそもそもはっきりしないことについて心配しなくてよい唯一の対象である死刑囚を解剖の対象として選んだのだ、と養老は解説した。死刑囚ならば、解剖を開始した後に「生きていたかも知れない」とか「まだ生き返るかも知れない」などと言われても「大丈夫、これはもう死ななければならない人なんだから」という論理が成り立ったというのである。(出典:『死の壁』p.66~67)
  3. ^ 実は意識の有無の判定も容易ではない。意識の停止は睡眠中や昏睡中にも起こりえるため、停止は一時的なものではなく、永続的で回復不能なものでなくてはならない。意識の停止がたんなる睡眠であった場合は脳波計で比較的簡単に確認できる。 だが、脳の一部の機能が失われたと外的にモニタできた場合でも、その状態で意識があるのか無いのか、判断できない場合が多い。
  4. ^ 一部の人は、脳幹が生きているかどうかを線引きに使えばいい、と主張している。だが、脳幹の機能が停止しているにもかかわらず、聴覚野のほうは生きて機能を保っていて、周囲の人の言葉を理解している患者の事例も発見された。
  5. ^ 一部の人は、「人間の意識に必要なのは脳の新皮質だけである」と主張している。こうした人は「新皮質の電気的活性だけを基準に死の判定をすべきである」とする。"大脳皮質の死によってもたらされる認識機能の永続的で回復不能な消失が、死を判定する基準となる"と述べる人もいる(関西医科大学大学院法医学生命倫理学研究室による関西医科大学法医学講座)。"人の思考と人格を回復する望みはないから"と考えるのである。
  6. ^ 酸欠によって大脳皮質の機能が失われた場合でも、脳の電気的活性が脳波計が感知するにはあまりに低かった場合、何も存在しなくても、脳波計はノイズ(見かけの電気信号)を感知することがある。(病院では、脳波計を使って死を判定をするときは、病院内で広く空間を隔てるなどの精巧な実施要綱があるという。)
  7. ^ 米国では、2005年に、植物状態におちいったテリー・スキアボの尊厳死を巡る事例が、アメリカの政治を脳死と人為的な生命維持の問題に直面させた。一般的に、そのように死の判定を巡って争われた事例で、脳の死因は無酸素状態によって起こる。 大脳皮質はおよそ7分間の酸欠で死に至る。
  8. ^ 人工心肺などの医療技術が登場したことによって、心肺停止状態でも恒常的に脳を生かし意識を保つことも可能になった。また、機能のみが廃絶しても心肺機能を人工的に維持することが可能となり、心肺機能が保たれているが脳の活動を示す所見がない状態を「脳死」、心肺停止による心肺脳全ての停止を「心臓死」と呼ぶようになった。また、人間の心臓や肺に代わる生命維持装置、あるいはペースメーカーなどによって生命を保つことが可能な場合が現れた。また、心肺蘇生術と迅速な細動除去の発達によって、鼓動や呼吸は再開させることができる場合も現れ、死に関する従来の医学的な考え方でも割り切れなくなってきた。そして心拍や呼吸の停止を「臨床死」と呼びわけることも行われるようになった。「死」をめぐる状況は複雑化してきているのである。
  9. ^ こういう提案をする人は、「不可逆的」の意味を理解するには人間の例で考えるとわかりやすい、と言う。人間の髪の毛心臓が全て停止していても、数日間は伸び続ける。この間は毛根細胞は生きているが、心肺脳が全て停止している場合、やがては毛根の活動も停止してゆくことは免れない。こう考えて、「個体の状態の不可逆的な活動停止への変化が死」だと言う。この考え方では、逆に事故などで心肺停止状態に陥っても心肺蘇生によって息を吹き返した時には、この間の心肺停止は可逆的なので死とは言わない、のだという。(出典:関西医科大学大学院法医学生命倫理学研究室による関西医科大学法医学講座
  10. ^ 養老孟司は、このような「死に向かって不可逆的に進行する過程になる状態」が死だ、とする定義は、もっともらしく聞こえはするが、根本的に問題がある、と指摘している。というのは、そもそも人間は全員死ぬ。つまり、人間は全員、生まれた時から死に向かって不可逆的に進行する存在であり、後戻りできない。そもそも人は誰でも、最初からその状態で生きているのに、「不可逆的に…」といったことを定義として持ち出す論者は、ある人が、論者がイメージする"死に向かって不可逆的に進行する過程" なるものに、いつから入ったのか、どうやって判定するのか? と、養老はその定義・論法の問題点を指摘している。(出典:『死の壁』p.69)

出典

  1. ^ a b 広辞苑 第五版 p.1127
  2. ^ a b 大辞泉
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 養老孟司『死の壁』
  4. ^ p.55
  5. ^ p.69
  6. ^ p.69
  7. ^ p.57
  8. ^ p.57
  9. ^ p.57
  10. ^ p.67
  11. ^ p.57
  12. ^ p.59
  13. ^ p.58
  14. ^ p.58
  15. ^ p.70
  16. ^ p.70
  17. ^ p.70
  18. ^ p.70
  19. ^ 村上陽一郎『生と死への眼差し』青土社 2000、ISBN 4791758625
  20. ^ p.68
  21. ^ 関西医科大学大学院法医学生命倫理学研究室サイト掲載情報関西医科大学法医学講座
  22. ^ エドガー・アラン・ポー早すぎた埋葬』:青空文庫
  23. ^ a b c d e f g 関西医科大学法医学講座 - 死亡診断書
  24. ^ 「自然死」には老衰による死などが含まれる。
  25. ^ 病死か外因死か不詳の場合には「不詳の死」となる。
  26. ^ 死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル - 厚生労働省
  27. ^ 日本人の死因3位に浮上した「肺炎」
  28. ^ a b c マイクル・B・セイボム 「日本版のCarl Beckerによる序文」『「あの世」からの帰還 臨死体験の医学的研究』 日本教文社、1986年、i, ii, iii。ISBN 978-4531080427
  29. ^ a b マイクル・B・セイボム 「セイボムによる はしがき」『「あの世」からの帰還 臨死体験の医学的研究』 日本教文社、1986年、xiii-xv。ISBN 978-4531080427
  30. ^ Michael B. Sabom, Recollections of Death, 1982
  31. ^ 注:セイボム、キューブラー=ロスらは医学者・科学者である。
  32. ^ マイクル・B・セイボム 「第十一章」『「あの世」からの帰還 臨死体験の医学的研究』 日本教文社、1986年、pp.303-315。ISBN 978-4531080427
  33. ^ 中には、死者の全てが成仏すると考える宗派もある。
  34. ^ ブッダは来世があるとも来世は無いとも明言しなかった、ともされている。そのような姿勢を「無記」という。知らないことや語り得ないことについては断定的に語ることは避けるという姿勢である。
  35. ^ いずれも、輪廻転生の考え方を採用していない宗派の人から見れば、「仏教本来の教義とは異なった誤用が一般に普遍化したもの」ということになる。
  36. ^ ただし医師や看護師の間ではドイツ語で死亡を意味する「ステルベン」またはそれを動詞化して「ステる」という隠語が用いられることもある。
  37. ^ 『実存主義』松浪信三郎/岩波新書p102-
  38. ^ ハイパー・テキスト版論理哲学論考[1]
  39. ^ この箇所の説くところは、原始仏典である箭喩経[2]に似る。
  40. ^ 樫山欽四郎 『哲学概説』 (初版1964年) 創文社 ISBN 4-423-10004-5ISBN 978-4-423-10004-2)。樫山は、序説部分で、哲学の意義として、人間における実存の諸問題を例示して、このような言葉を述べている。
  41. ^ いいかえると、未来を考えることができる動物は人間だけであるという。
  42. ^ 『論理哲学論考』[3]6.5-6.522を参照
  43. ^ 養老孟司『死の壁』などにも類似の死体分類がある。
  44. ^ ビル・グッゲンハイム『生きがいのメッセージ』p.347-348
  45. ^ a b ナンシー・ウッド『今日は死ぬのにもってこいの日 』めるくまーる、1995、ISBN 4839700850
  46. ^ 板垣退助は暴漢に襲われた後、起き上がり、出血しながらこう述べたという。当時、板垣の動向を偵察していた岐阜県御嵩警察署の御用掛の岡本という男が提出した「探偵上申書」[4](『公文別録・板垣退助遭害一件・明治十五年・第一巻・明治十五年』に収められている文書)にそう明記されている。出典:国立公文書館アジア歴史資料センターHP
  47. ^ 評論家小説家笠井潔は、「推理小説は第一次世界大戦が生んだ無意味な死体の山から生まれた[要出典]」と述べたという。
  48. ^ 13 (忌み数)
  49. ^ 養老孟司『死の壁』 新潮社
  50. ^ http://www.stat.go.jp/data/chouki/02.htm
  51. ^ http://www.stat.go.jp/data/chouki/zuhyou/02-28.xls
  52. ^ なお、古代ギリシャの悲劇は、作者の死と共に演じられなくなる慣習があったが、唯一アイスキュロスの作品はあまりの人気のために死後も上演された。アリストパネスの喜劇『蛙』に、それについて言及したくだりがある。



死因

出典:『Wiktionary』 (2010/08/24 19:27 UTC 版)

名詞

(しいん)

  1. 死亡した原因
    ピストル心臓まん中を見事に撃ちぬかれたのが、老人死因だった。(海野十三少年探偵長』)

発音

し↗いん

翻訳






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