総評とは? わかりやすく解説

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総評

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 15:04 UTC 版)

宿澤広朗」の記事における「総評」の解説

日本代表キャップ3。ポジションスクラムハーフSH)。歴代屈指のSHとの評価が高い。卒業後は住友銀行(現・三井住友銀行)に入行同行ラグビー部がないため、1975年英国遠征最後に現役引退した

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結城明日奈」の記事における「総評」の解説

ソードアート・オンライン』は、各編ごとにそれぞれ異なヒロイン登場するが、アスナはアインクラッド編のヒロインであると同時にシリーズ全体通してメインヒロインでもある。同作には『このライトノベルがすごい!』の作品部門女性からも票が集まるという特徴があるが、ライトノベル・フェスティバルの実行委員会代表を務め勝木弘喜は、キリト浮気ばかりしているにも関わらず同作女性票が入る理由は、「アスナという本命の彼女を大切にしているからだと思う」と推測している。 また、ポップカルチャー批評手掛ける飯田一史によれば主人公複数異性から求愛されるハーレム状態も本命が固定されている設定女性向け恋愛小説とも共通する特徴であり、アスナというメインヒロイン存在するソードアート・オンライン』は女性的な恋愛観とも齟齬少ないと考えられる。さらに、2000年代にはいわゆるツンデレヒロイン人気だったが、アスナ従来テンプレだったツンデレではなく凛としたのある女性」にしたことも、既存作品との棲み分け繋がり同作女性人気一因になった飯田分析している。 アスナ容姿については、文芸評論家町口哲生その特徴述べたうえで、「一言でいえば美貌持ち主であり、カップルとして申し分ないため二人とも人気が高い」とキリトとともに評価している。日本文学研究者大橋崇行は、『ソードアート・オンライン』のアスナ登場シーンには「キャラクターについての非常に視覚的な描写多く見られる」という特徴があることについて触れ一般文芸であれば視覚的にキャラクター容姿書くこと避け読者想像ゆだねるものだとしたうえで、これに反す容姿固定化は「ライトノベルでの表現上の特性」であると分析している。 また、コミック・ブック・リソーシズ』で執筆行っているライターのBrianna Albertアスナ戦闘スタイルについてスピードレイピア駆使した高速エレガントな戦い方をする」と評価している。

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第8回全国同時地方選挙 (韓国)」の記事における「総評」の解説

政権与党である国民の力第7回地方選挙での大敗雪辱し、共に民主党相手全国的に楽勝する結果得た広域地域自治体首長選挙の結果を見ると、既存強勢地域だった慶尚道地域死守したのに続き国民の力党の絶対的劣勢地域である全羅道地域から出馬した公認候補全員公職選挙法寄託全額返還してもらえる15%以上の得票を得ることに成功し李明博政権以来国民の力所属候補者当選しなかった忠清道地域全て席巻し、決定的に首都圏地域広域議会選挙12年少数党だった国民の力は、今回地方選挙過半数以上、3分の2に近い議席獲得することに成功したまた、基礎地域団体選挙でも、上の政党全羅道地域だけが当選者輩出できなかっただけで、全国的に選出定数60%以上に当たる145人の当選者輩出し自党所属広域地域団体と共に保守派与党の力を与え役割を果たすことができるようになった国会多数党で第1野党である共に民主党今回地方選挙完敗した共に民主党広域地域団体長から5人の当選者輩出したが、強勢地域評価されていた全羅道地域3ヶ所に済州特別自治道、そして極右性向候補者の票分散効果次点者である金恩慧候補とわずか0.15%差で当選した京畿道けだったこのうち全羅道地域3ヵ所と済州特別自治道地域は、相手側の国民の力党が力を発揮できない地域評価され無難に勝利できると評価される地域だったとしても、直前大統領選挙民主党所属大統領候補として出馬した道知事職を歴任した京畿道仁川市地域敗北した少数点差で勝利したことと、李在明仁川市桂陽区選挙区国会議員補欠選挙出馬し自党所属候補得票上昇効果目標にしていた点を勘案しても、共に民主党決定的な打撃となったという評価がある。そして首都圏基礎地域団体長の選挙広域地域議会選挙共に民主党2010年第5回地方選挙以来国民の力相手圧勝する結果見せたが、今回選挙では少数党転落した。非首都圏地域見ても、共に民主党忠清道地域最近10年勝利した広域自治体長の選挙全敗し、特に公務員都市称する世宗市発足して以来引き続き当選者輩出してきたが、今回地方選挙では史上初め国民の力党に勝利記録与えた共に民主党盧武鉉政府以来、別名「地域主義打破」というスローガンの下で釜山蔚山慶南該当する慶尚道南東部基礎地域単位選挙中心に当選者着実に輩出し第7回地方選挙史上初め全勝記録立てたが、今回地方選挙広域地域団体全員ダブルスコアの差で相手候補敗北し広域地域議会でも当選者がほとんど出なかった。また、基礎地域団体長でも全羅道地域隣接する南海郡の1ヶ所以外に全敗した。共に民主党政治的基盤となる全羅道地域当選者多く輩出したことが共に民主党慰めだが、それにもかかわらず国民の力広域地域団体長の選挙該当地域出馬者の全員公職選挙法上の寄託全額返還基準である15%以上の得票を得ることを許したそれ以外にも基礎地域団体長の選挙無所属候補大挙当選許したのに続き広域地域議会選挙院外政党である進歩党などが地方区議員選挙共に民主党候補破り議席1〜2個獲得することになった今回地方選挙完敗結果により、大統領選挙敗北構成され共に民主党の非常対策委員会委員長は総退陣し、共に民主党内部の手続きにより新し指導部構成される予定である。 正義党はじめとする院内野党とその他政党有意な結果を得ることができず、国会の第2野党である正義党前回地方選挙比べて当選者数が3分の1減り、「正義党危機」という評価出始め同じく指導部総辞職した国会以外の院外政党の中で進歩党選挙結果が特に目立つが、2014年末に韓国憲法裁判所から違憲政党決定宣告解散され統合進歩党後身として壊滅的政局状況置かれ過去克服し基礎地域団体長の選挙から1人当選者得て広域地域議会地方区選挙共に民主党候補破り自力当選したなど、統合進歩党事態分かれた国政野党である正義党より優秀な成績得て躍進したという評価得た全羅道地域では民主党大統領選挙敗北影響で、地方選挙開票前から民主党全国的な敗北予想され状況なので、投票率が特に低く公認候補審査過程内紛多かったこのため無所属候補者共に民主党強勢地域である全羅道地域中心に数人候補者当選する成果得た教育監選挙同時実施されるが、地方教育自治法上教育監の党籍保有教育政治化根絶という立法趣旨合わないため、選挙実施1年前から禁止されたため、各個候補者政党公認がない。しかし、親民主党全国教職員労働組合出身者であるか否か各個候補者ごとに教育政策立場調査し保守性向の候補者進歩性向の候補者として韓国メディアで区分している。朴槿恵政権以後進歩性向の教育候補大挙当選という記録今回地方選挙崩れ進歩性候補者9人当選保守性向8人当選結果出た歴代地方選挙保守性向の教育候補者一本化失敗した影響で、進歩性向の教育候補者当選した結果招いたという世論批評があったため、今回地方選挙保守性向の教育候補者たちが相次いで地域別候補一本化試みたその結果保守性候補者たちが今回選挙で躍進した。にもかかわらず首都ソウル教育監選挙では、保守候補一本化失敗したため、保守性向の教育候補者合計得票率50%超えるが、現職教育監である進歩性向の教育候補者が38.1%の得票で3選に成功した国会議員補欠選挙については、この地方選挙とは別に実施される選挙だが、韓国公職選挙法203条などの但し書き条項により、全国同時に実施される公職選挙同時に実施するよう規定されている。今回国会議員補欠選挙について、すべては元国会議員今回地方選挙出馬する理由辞職したため実施することになったが、上記地方選挙のように前回大統領選挙延長線上で行われる国会議員補欠選挙であるため、新与党国民の力善戦予想された。選挙実施前に国民の力で4席、共に民主党が3席を占めていたが、今回補欠選挙通じて江原道原州市選挙区国民の力議席奪還し国民の力所属候補が5人、共に民主党所属候補2人当選した。特に江原道では江原道強者評価されていた共に民主党李光宰元江道知事知事選落選と、原州市選挙区李光宰議席引き継ごうとする共に民主党候補国会議員補欠選挙での落選が目立つ。共に民主党全国的な敗北相まって江原道はもちろん全国的に保守勢が強くなるという評価出た

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ヒゼキヤ」の記事における「総評」の解説

ヒゼキヤは、ソロモン王アハブ王の示したような(バアル神などの)他国・他民族宗教への寛容性コスモポリタン性では強く劣っていたが、必要に応じ宗教の違うエジプトとも手を結んでアッシリア対抗しユダ王国独立守った世俗的な独立と、精神的な独立双方追求し一定程度成功おさめたといえる。[要出典]

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ギャルド・スイス」の記事における「総評」の解説

一つは、メゾン・ミリテール・デュ・ロワにおける外国人隊の多さである。外国人宮廷起き陰謀に無関心であるとみなされフランス軍よりも効率良く信頼された。しかし、メゾン・ミリテール・デュ・ロワ内では、フランス人衛兵スイス人衛兵よりも優先されており、スイス人が優先されることはなかった。民兵武装組織王国創設されたものと同じ特権享受しており、衛兵所得税免除され、もし衛兵万が一死んだ時にはその家族所得税免除された。スイス衛兵ブルーアクセント用いた赤い軍服であったスイス衛兵編成単位通常のスイス連隊とは異なった。 これらの精鋭集団募集は、権力近づけるため、特別な選抜であった兵士たちは、全てのカントンヘルヴェティア連邦同盟国全てから徴集された。スイス人たちは二倍俸給受け取っていた。兵士たちは独自の軍旗持ち入隊初期同国人の将校だけに囲まれていた。さらに、スイス人は信仰の自由謳歌し特別な裁判権持っていた。スイス人隊内では、フランス正規軍内部規律よりはるかに厳しい、スイスの法典に従った内部規律維持し、それが必須とされていた。ソルールにおける一般的な降伏協定は、スイス人を海に連れて行くことを禁止していたが、数年後スイス人カステーリャの連隊コルス島へと送られた。 スイス衛兵連隊公文書は、8月9日の晩に密かに曹長によってテュイルリーに埋められた。その公文書戦いの結果予測していた。新し共和制当局者によって、公文書庭師命じて掘り出され厳正に燃やされた。

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スーパーブラックジャック」の記事における「総評」の解説

上のようなゲーム性もとより設定1でもヒキ次第ではプラスになるどころか1万越えも可能というスペックもありプレイヤーから支持を得るもののホール側にとって設定扱い難いという欠点があったことや『北斗の拳』や『吉宗』と販売時期重なったこともあり、設置台数を伸ばすことはできなかった。 ところが本機メインキャラであるリオ人気集中し本機設置落ち着いた後であってもリオ関連グッズ多数発売された。後継機種として2005年には『リオデカーニバル』、2007年には『リオパラダイス』が発売されるなど、5号機時代においてもパチスロにおける萌えキャラとしての人気不動のものにしている。

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カブトシロー」の記事における「総評」の解説

上述通り稀代の癖馬・ムラ馬として有名で、「気まぐれジョージ」と呼ばれたエリモジョージに勝るとも劣らぬ気性面の悪さ災いし好走する時は殆ど一気逃げ切り一気追い込みだけであった騎手にも厩務員にも実際にレーススタートするまでその日調子良いのかいのかすら判らず、特に初騎乗の騎手にとっては結果残しづらかった。 他に、あまり知られていない特徴として、道悪が上手かったことがある。それも単なる重上手ではなく荒れた凸凹になった馬場をも苦にしないという珍しいタイプであった。これを利用して道悪で他馬がコース内側避けて走っている時に一頭ピッタリ走って3コーナーから4コーナー一気に他馬を抜き去ることがあった。5歳時有馬記念でそれをやって2着に食い込み6歳秋の天皇賞では優勝原動力となっているが、同時にフロック扱いされる要因ともなっている。更に、斤量背負って勝ち切るのが強者の証の時代に、背負うとさっぱりという弱点もあった。 ただし、泣き所露呈せず持ち味発揮し易い条件では、本格化果たしてからは着外ゼロ且つ重賞勝ちはその条件下での戦果であり、『泣き言言い過ぎる』という一面カブトシロー評価下げ要因になったと言えなくもない。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:26 UTC 版)

アジア通貨危機」の記事における「総評」の解説

アジア通貨危機は、関連諸国経済大きなダメージ与えただけでなく、インドネシアタイでは政権失脚原因ともなった。特に注目されたのは、世界からの借り入れが、国家的な危機引き起こした点である。公的債務民間債務かを問わず海外短期的な資金に頼るリスク浮き彫りになった。そのため、海外資本ヘッジファンドや IMF に対して反感を抱く者もあらわれたアジア経済対す不安感からユーロダラーは「質への逃避」を起こしことごとくアメリカ回帰新興市場への不信感からロシア財政危機ブラジル危機をも招いた一方、同通貨危機影響をさほど受けなかった中国が、アジア地域魅力的な投資対象として台頭する流れ生んだ。 この通貨危機教訓から、関連諸国民間対外借り入れにも慎重になり、成長必要な資金国内貯蓄まかなう姿勢強めた結果としてアジア各国は、この通貨危機経て外からの経済ショック対す抵抗力高めたアジア諸国では外国からの資本導入にあたり、IMF の推進してきた資本移動自由化の下で、比較短期の物を導入していたことも、問題拡大繋がった指摘されている。経済的に不安が生じた場合流動性の高い資本急速に流出し傷口広げたとされるアジア途上国では高成長背景高金政策採用していた一方で90年バブル崩壊以降米日政策金利極めて低利水準にあり、国際金融資本市場から短期資金融通し、それを国内向けの資金スワップ長短金利スワップ)することは、為替変動リスク考慮した上で自国民族資本による投資よりも有利であったところ、アジア通貨危機発生により為替リスク急騰途上国向け短期金利高騰したことが、長期資金急速な枯渇資金逃避もたらした加えて IMF が融資条件として景気後退期緊縮財政高金政策課したことが危機をより深刻なものとしたとの評価もある。 東南アジア諸国経済成長システムが、1990年代アメリカ経済成長システム著しく似通っていたのが、根本的な危機要因であるとの評価もある。同じ投資過熱起こす国であるなら、より信用のあるアメリカへと資本逃避することになるため、東南アジア諸国成長システム経済のバランシング(見えざる手)により破壊されることになったとの見解もある。 金融政策面ではアジア各国事実上固定相場制採用していながら各国独自の経済状況合わせた金融政策自由な資本移動追求した結果として国際金融のトリレンマ破綻が、典型的に大規模非対称通貨投機招いた分析されている。中国通貨攻撃直接的影響免れたのはトリレンマ理論上整合的であり、資本自由移動厳しく制限していたためである。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 22:14 UTC 版)

Perfume」の記事における「総評」の解説

Perfume日本のアイドルシーンを大きく変えた女性グループである。Perfume最初メンバー憧れたSPEED広げたマーケット意識した少人数ダンス&ボーカル形態を持つアイドルグループ一つとして結成された。当時アイドル売り出し狙った音楽事務所レコード会社は、単なるダンス&ボーカル形態ではなく、そこに何かしら変化加えたグループ作ろうとした。Perfume選んだのがテクノだった。テクノポップ1980年代にはアイドル楽曲にも盛んに取り入れられ、「テクノ歌謡」などと呼ばれたが、ブーム下火になり、1990年代には廃れていた。2000年代前半としてはテクノポップは、ナツメロのような忘れられ音楽一部マニア支持するジャンル一般的な音楽ファンからは「テクノピコピコ鳴って音楽」ぐらいの認識であったため、かなりリスキー選択だった。一人プロデューサーサウンドプロデュース全て任せて一貫してテクノをやり続けというのも前例がなかった。Perfume当時日本では馴染み薄かった新たなジャンル音楽界風穴を開け旋風巻き起こした。 また結成から7年半、ようやくブレイク果たしたPerfumeは、従来メディア発信ではなくライブアイドルとしての地道な活動積み重ねによるボトムアップ方式売れたアイドルである。安室奈美恵SPEEDモーニング娘。らは売れたが、1990年代から2000年代初めにかけて、女性アイドルシーンは全体でいえば"冬の時代"といわれていた。Perfumeその内一つだった2000年代前半第一次地方アイドルブームは、モーニング娘。人気にあやかったものだったが、2005年前後モー娘勢いを失うとメジャーシーンからアイドル消えた。火をつけたのはPerfumeだった。Perfumeアイドル再評価流れ作り出しAKB48ブレーク決定的になり、再び、アイドル市場活性化したファンによる熱心な布教活動後押しブレイク繋がったことは、後のアイドルシーンに多大な影響与えた2008年PerfumeAKB48躍進と共に広がったアイドル市場見た数多く芸能事務所シーンへの進出始めた社内反対押し切って2007年10月10日発売の『Quick Japan74号でPerfume表紙特集取り上げた同紙編集部は、「当時の状況考えたPerfume表紙は、かなりあ得ないというか、無でした。そもそもポリリズム』をちゃんと聴けてない状態で始まった企画でしたから。でもPerfume2006年頃から明らかに波は来ていたんです。所属事務所一部では確かに支持されているのは分かっていて『じゃあこれをさらに広げるには何をすればいいのか』を探っている状態だったと思う。ライブにしろネットにしろすごく盛り上がってにも関わらず、なかなかマスメディアだとか一般の人たちにまでは届いていかなかった。メディアファン温度差すごかった。だからどうすればライブネットでの盛り上がり一般の人たちに届くのか、そのことばっかり考えていました当時Perfume位置付けは『どうせアイドルオタク聴いて喜んで音楽だろう』のようなもので、オタクの人も『自分たちは気持ち悪いオタクだし、アイドルソングなんて世の中認められない馬鹿な音楽なんだ』みたいに変な開き直り方をしていて、アイドル価値っていうのを誰もが同じフィールド語りようがなかった。そういう状況で、どうやってPerfume見せていったらいいんだろう、世の中向けてどういう言葉作ればいいのかなあと、音がいいのは分かる活字メディアとして打ち出し方が分からなかった。それで『アイドルっていうのは本来はジャンルじゃなくて好きなら好きっ言える存在のことだと思う』『その存在に今なれるのはPerfumeんじゃないか』と編集部コンセプト打ち出されアイドルという言葉もう一回本来の意味使える存在として"アイドルの意味回復する3人"というリード文ができた。音がカッコイイとか言っても届かないのは十分に分かってるから、それを受容する側の状況打ち出しすごくマッチした。あの時はそう打ち出して正解でした」などと話している。 宇多丸掟ポルシェ2007年10月読売新聞対談で、宇多丸「『ポリリズム』がオリコンデイリーチャートで4位を記録したとき、言い方は悪いけど、ちょっと前までだれも知らないB級アイドルだったわけですよ、事実上。それがオリコンの4位に入るというこの振り幅は、多分僕の一生で、もう二度と経験できないと思う。アイドル史上奇跡です」 掟「数年間のあいだでトーク技術にしろ、歌の技量にしろ、かなり上がってると思います宇多丸「そこが意外と大きい。フォロワーとかと比べると『あ、Perfumeって踊りもすげえなあ』みたいな」 掟「似たようなものが出てきたときに、追随させないための要素をけっこう持っている宇多丸確かに。むしろ一番模倣しやすいのはサウンドかもしれないというぐらいで」などと述べている。 ENTAME nextは「従来のブレイクルートからは完全にこぼれ落ちていたはずのPerfumeインターネット口コミ起点としてスター街道駆け上がった2007年は、奇しくも"テレビ離れ"という言葉叫ばれるようになった最初タイミング重なっている。ネット利用によってテレビの視聴時間減りネット高速化娯楽コンテンツさらなる充実によって選択肢増えた結果それまで圧倒的だったテレビ視聴は、自然と優先順位が下がり始めていく。コンテンツテレビ頼らずとも、ブレイクの種をまけるようになっていく時代潮目Perfume飛躍アイドル界はもちろん、音楽業界全体においても、テレビ主導時代静かに幕を下ろそうとしていることを意味していた」などと論じている。 いしたにまさきは「PerfumeブレイクIT関連サービス成長同期するという最高の関係があった。それと同じことをやること今後はほぼ不可能」と述べている。 BARKS2007年に「ある種衝撃麻薬的なサウンドで我々をにした」とPerfume評したオリコン2008年4月、『GAME』のオリコンアルバム週間チャート1位を受け、「地元デビューし上京後もすぐには出ずコツコツキャリア積み重ね少しずつファン増やしていき、アーティスト達からも評価され各方面から注目を集める。そしてブレイク――というなんとも美し流れ存在する。無理がない、のである。だから惹かれる。3人のキャラクターは、3人とも天然!?というか独特の世界観持っているライブでのMC意外と毒舌だったり、インタビューでの発言も時々『ここまで言って大丈夫?』と心配になるところもあるが、そこも彼女たち良さ、とマネージメントサイドが判断してか、そんな部分無理に抑えるともなく、素の彼女たちの、そのままキャラクター資質尊重しているところも好感持てる。またいつの時代も、アイドル求められているものだが、今また新しアイドル新鮮なアイドル求められている時期なのかもしれない。そんな“時代の気分”を感じずにはいられない。そこに現れたのがPerfumeだ。下積み培った実力素晴しい作品作られていないキャラ、そして“時代の気分”――最強アイドル時代がようやく彼女たち追いついた瞬間、それが今だ」などと評した掟ポルシェは「アイドル文化って'90年代頃に一度応援していることを公言することが)恥ずかしいものみたい存在になっちゃったんですよ(中略Perfume初め見た時に、『音楽いいから俺たち聴いているんだ』と主張して世間納得させられるものだと思ったんです」等と話し2008年近田春夫との対談では「Perfumeブレイクしたのは、アイドル重低音のフロアトラック的なテクノ組み合わせ意外な正解あったからと、Perfumeの3人の声自体が、アイドル以外の何者でもない素質才能感じさせるから。あれだけアイドル感じさせるいい声はなかなかいない」などと評した近田春夫2008年インタビューで「PerfumeとそのチームJ-POPの歴史に残ることは確か」と断言し、「中田ヤスタカ以降音楽作る人はDJできないダメになった彼のようなサウンドクリエーターの要求応えるフィジカル能力のある演じじゃない仕事一緒にやっていけないようになった。それはたぶん安室奈美恵から始まっているんだろうけど、トライアスロン的に一つハードルPerfume中田ヤスタカ確実に上げたと思う」などと述べている。 Perfume有名になる前から聴いていたというマーティ・フリードマンは、「初めて「ポリリズム」を聴いた時はダンスミュージックじゃねえぞ。変拍子ばかりでと面白くてたまらなかった。ライブ見たら、パワフルなビート面白振り付け。もうロックンロール死んじゃった、と思った」と話している。また2008年近田春夫との対談では 「『ポリリズム』はホントに最高。声にエフェクターをかけるのは何かジョークっぽいけど、音楽がちゃんとしてるから、ジョークならない大人っぽいコード進行、ちょっとジャズみたいなヴォイシング、メロディキレイなメリハリJ-POP新しテイストだと思う。オタク方向行きそうな声なんだけど、そうならいっていうのがすごい。Perfumeはおしゃれ。サウンド作るまでに、かなりプロセスがあったと思う。『ポリリズム』の間奏なんて、ものすご変拍子。僕の友達信じられないほどマニアックなプログレファンがいるんだけど、その人に聴かせたら『こんな曲がポップ・ソングになってるの? 日本っていい国だね!』って喜んで(笑)」、近田は 「おしゃれなヤツってパワーがなかったりするんだけど、Perfumeの曲にはパワーもちゃんとある。ベースキック音色バランスがすごくいいし、コンプかけ方上手い。声にエフェクトをかけるのだって、すごく難しい。しかも、普通に聴いてると、そこに変拍子があるなんて気付かない作りになってるんだよ。もう一つすごいなって思うのは、サウンド・プロデュース才能がある一方で作詞家として優れてる。ただ言当てはめてるだけじゃなくて一つ一つにちゃんと意味があるし、耳に残るフレーズも多い。『ポリリズムに関していえば、言葉音楽合わせたときに、初めて意味が出てくるように作られてる。それ自体ポリリズムになってる。あと、彼女たち自身のことでいえば、声が暗いっていうのもポイントかなと思う。妙にキャピキャピしてなくて、落ち着いた声。曲のゴージャスさと、ちょっと暗い声のバランス。それがいまの東京の空気に合ってるのかもしれないSFっぽいというかそういう声質っていうのもね、じつは中田さんは考えてると思うよ。声質のいい部分をうまくチューニングしてるというかこの声があるからこそ、このトラックだったのかもしれない」などと評した中森明夫2006年頃、Perfumeハマり、仕事場BGMに「リニアモーターガール」や「コンピュータードライビング」「Perfume」などを一日中エンドレス流していたという。2007年春刊行した自身25年分のアイドル評論をまとめた『アイドルにっぽん』の終章3001年、「アイドルにっぽん」の旅〉という未来小説に〈BGMPerfumeの「コンピュータシティ」〉と記載したのは、「未来アイドル世界可能性調べを、Perfume歌声聴いたから」と述べている。 サエキけんぞうは「2000年代前半アイドル・オタク集結していた秋葉原に於いて秋葉原オタク層まで取り込んだPerfume登場で、アイドルマーケットターゲット共に時代性反映して進化したPerfumeデジタルイメージ中田ヤスタカプロデュースによるオートチェーンというロボット音声駆使した楽曲で、未来的オリジナル個性的なアイドルとしてブレイクした。彼女たちコンピュータネット化され社会像を歌い世界類を見ない新しアイドル像を作り出した」などと論じている。 つんく♂2008年インタビューで、Perfumeについて「上手にレトロ感を残しつつ、成り立ち上手にオマージュしながら仕上げていますよね。代表曲というものはあると思うんですけど一曲だけ取り上げるとサウンド的にはそんなに目新しいわけではないですよ。たぶん彼女たち面白さっていうのは、一曲一曲がどうかっていうのではなくて、それを徹底してやっていることなんだと思います。後はコスチュームとかも含めた企画と、当人たちが何となく力を入れていない感じや『アイドルじゃないんですよ感』と言いますかね。その辺のすべてがマッチして、かつてのWinkのように膨れ上がっているような感じはしています」と論じている。 渋谷陽一は、2008年11月6日Perfume日本武道館公演観戦し、「これほど自我相対化され、ナルシズムが無化されアイドルはかつて存在した事がない。革命的なアイドルである事を再確認した。桑田佳祐30年トップ走り続けて到達した境地に、何故19才女の子立てたのか分からない小学生時代から、売れないアイドルとして積み重ねたキャリア強くしたのだろうか。しかし、普通なら人を歪めてしまうキャリアの中で、健全でいられた事こそが謎である。僕は、彼女達知性が、こうした奇跡起こしたのだと思っている」などと論じた嶺脇育夫は「アイドル戦国時代前にPerfume日本武道館公演2008年11月6日7日)が1つ到達というか秋葉原地下からメジャーに行くまでの物語目の当たりにできたんです。当時、僕はハロー!プロジェクト現場通いつつ、Perfume熱量感じていた時期でした。それと並行しながら、Perfumeおかげで地方アイドルにも目が向いたんです」などと述べている。 ブレイク当時Perfumeは「彼女たちアイドルなのか? アーティストなのか?」という議論起こった藤田琢己は「当時アイドルアーティストとは別の存在みたいなところがあって、そこの垣根があったんですかね。アイドルっぽいからなかなか音楽聴かないかも、みたいな。けれどロックバンドたちもPerfume絶賛しており、彼女たちアーティストアイドル垣根突破した草分け的なところがあると思う。そういう意味で、音楽的なテイストや、アイドルなのか、楽曲どうなのかみたいなところの歴史変わっていく瞬間振り返ってみると分かれるポイントこのへんにあったんじゃないかと思います」などと論じている。 『MARQUEE編集長松本昌幸は2008年に「Perfume大ブレイク果たしたのは、アイドルなのにアイドルらしくない音楽ダンス喋りをするというギャップ起因すると思う。アイドルであることをキープした"らしくない"マナー違反。まずここで引っ掛かり(注目され)、いざ蓋を開ければ、音楽ダンス喋りともに、本物志向だったことから一般層にファン広がったという流れだ。しかもネット世代象徴するPerfumeらしく、今やネット開ければ、アクターズ叩き上げのあの独っ特のダンスを、いかに習得するかが競われている、なんて現象起きている。それはかつてのカラオケ時代更新する今やPerfume動画という時代即した形で、新し刺激提供する発信源ともなっている。音楽にしても同じく例えば『ポリリズム』は制作現場でも可なのか不可なのかが問われ間奏部分の声を切り刻んだサウンド・ループ。あの部分ベース音のリズム聴けば程よく刺激的な上に滑らかなのを、歌でしか聴かない大多数想定したから議論になったのだろう。けれども今となってはこの曲の旨味がそのループ部にあることは、聴けば聴くほど分かってきたのではないか。『あの部分に来るのが待ち遠しい』、そのように曲中の興味移行してきたリスナー今は多いはず。音楽というものが歌だけじゃない事を、一般レベル説明でなく感覚的に(ここが大事!)伝え中田ヤスタカ功績本当に大きい。今やPerfumeは、新しい事を媒介していくメディアとなっている。その意味では既存アイドルとは違う。意思見えるから、それが一般層を巻き込んだ理由でもある。もちろん実際は、いろいろな所でいろいろな大人達が知恵も力も貸している。それでも彼女達やり抜く注目すべきはその勘の良さ、つまりセンス知性があるということだ。そこが違う。これまでのアイドル達何がうざかったと言えば後ろ大人達が糸を引いて、顔とスタイルがいいだけの操り人形踊らされるその結果カネのにおいだけがプンプン残るという構図だ。いい加減、あんまり安っぽい構図誰もが辟易していた、という以上にカッコ悪い思い始めていたからこそPerfume時代受け入れられたんだと思う」などと論じている。 2008年当時Perfumeを"一発屋"扱いするマスメディア少なくなかったが、Perfume自身は「『一発屋ラッキー一発屋になれた!』っていう感覚でやっていた」と話している。 掟ポルシェ2012年インタビューで「Perfume純然たるアイドルから、アイドル上の何かへ進化変容することで生き残り誰も到達し得なかった独自の地位築いた03年の東京進出機に音楽性一変楽曲全て中田ヤスタカプロデュースすることになり、中田氏持ち味であるテクノトラックにオートチューンをかけて抑揚制した機械的なボーカル乗る独特のPerfumeサウンド出来上がった当初は生声で、まだまだアイドル成分多め可愛らしいテクノポップだったが、徐々に従来アイドル歌謡ではあり得ないほどベースドラム強調される低音域が分厚い音作りになっていき、アイドル歌謡常識から外れたセールス上がらない等の理由解散されそうになりながら、7年というアイドル活動歴にしては長過ぎる助走期間を経てブレイクした。この苦節は後に語り草になり、逆にドラマになってファンになった者たちの熱狂煽るPerfumeブレイク期間はYouTube等の動画サイト出現繁栄重なり、その恩恵受けた最初アイドルであるが、過去映像ファン作ったPerfume歴史をまとめた動画確認することで誰でも追体験できるのが強みとなり、急激にハマっていく者が後を絶たなかった。09以降歌詞同世代女性共感を呼ぶものに切り替えて主な観客層をアイドルファン以外に設定したことや、ロックフェス対外的な場へ積極的に出演したことが功を奏しPerfumeアイドルありながらアイドル上の独自の地位へとシフトチェンジしていく。結果、より幅広い層の支持得て、ドームクラスの全国ツアー全会なんなく埋めるという偉業達成、昔を知る者として感慨深い音楽といい、売り方戦略と言いアイドル規格から常に逸脱突出し続けて来たPerfumeだが、未だ人々の目にアイドルとして映るには、3人に清涼感溢れ素朴なキャラクターによるところが大きい。コンサートMCでは未だババリバリの広島弁トーク他愛もない話を広げてこれでもか楽しそうに話す様子は、観る全て親戚の子供会っているかのような微笑ましい錯覚陥らせる」などと評している。 掟ポルシェ吉田豪2012年対談で、2002年から2012年までアイドル10年史の大きな流れとして 掟「ハロプロ出てきて、Perfume売れてAKB出てきて、ももクロブレイク。この流れを見ると、真逆魅力を持つものに、時計の針振り子のように動いている気がします」、Perfume一般層に支持され理由については、掟「「客層入れ替え意図的に行ったこと。かつては男の子ファン目線あるかのような『僕』という一人称歌っていた。けれどある時期から『ワンルームディスコ』のように同世代女子気持ち代弁する歌詞変わっていった。『Perfume恋する女の子でいい』という層に向けて売り出し方になったのが大きい」 吉田事務所側が覚悟決めたでしょうね。このままアイドルでいくとスキャンダルとかも乗り越えられないと」 掟「アイドル的なキラキラ感は希薄になるけど、中田さんの作る曲の質感魅力感じる人は必ずついて行きますから。アイドルという切り方止めたおかげでアーティストアイドル中間というPerfume生きる道出来上がったんじゃないかと思います」などと論じている。 ピエール中野は「アイドル細分化棲み分けジャンル縦割り始まりPerfume存在がでかい。圧倒的な楽曲クオリティの高さを見せつけてきて、パフォーマンスそうですけど、かっこいいテクノ系のアイドル成立させた」などと論じている。 『NHK紅白歌合戦』プロデューサー務め、『MUSIC JAPAN』でPerfumeMC起用した石原真は、2012年インタビューで「00年代中盤バンドシンガーソングライター勢い弱まってきた。そこへPerfumeのような"配信歌姫"と呼ばれる人が出てきた。Perfumeアイドルアーティスト中間進んでます。Perfumeロックフェスにも出ていることが象徴的です。プロデューサーCAPSULE中田ヤスタカさんですから、クラブシーンと非常にマッチングもよくて、アイドルファン以外の層でも盛り上がり東京ドームライブも成功させました」などと評したリアルサウンドは「"アイドルアーティスト違い"という不毛な問い無効化させながら道なき道を進むPerfumeは、年齢に応じて表現マイナーチェンジ図っている」等と評している。 亀田誠治は「FLASH」を2016年上半期1位に選び、「中田ヤスタカさんプロデュース最先端ダンスミュージックで、日本中を楽しませることができるのがPerfume最大魅力だと思います海外での活躍目覚ましいです。最もクールなJ-POPではないでしょうか」と評している。 アーバンギャルド松永天馬2018年インタビューで、「00年代は"テクノポップ"っていう言葉は、言ってしまえば完全に死語だったんですよね。80年代前半流行ったYMO筆頭とする当時のシンセサウンドの歌謡曲ナツメロだよね。っていう認識世の中のひとが持ってる中で、Perfumeは"テクノポップ"っていう言葉打ち出して、"テクノポップ"っていう言葉の纏ってる意味合いを完全に更新したですよ。それはやっぱり新しサウンドボーカル捉え方変えるっていうことを発明したからだと思うんですね。今(2018年聴いて新しく感じるし、当時聴いた時、だれも聴いた事がない音楽聴いてるなっていう印象ありましたね」などと評している。 マーティ・フリードマン松永天馬は、2018年に「新鮮さ更新していける存在。『無限未来』『GAME』『ポリリズム』、今聴いても懐かしさ感じないサウンド未だに新鮮なままだから。この新鮮さとか新しさをどんどん更新していける存在古臭くならない未来的なレトロていうか、なんかレトロって凄くダサくなる可能性が高い、なのにどこもダサいところがない」などと評価している。 太田省一は「アイドルプロデューサーは、アイドルファン気持ちなくしてはならないが、一方でアイドルへの醒めた感覚ひいては理想アイドル創造して世に問うてみたいという野心必要だ中田ヤスタカプロデュースによるPerfumeには、そうした面がより濃く感じられる一躍ブレークした2007年の『ポリリズム』を始めとしてPerfume楽曲には、MVによるビジュアル面なども含めて極めて精巧に構築され作品趣がある複雑なリズム盛り込んだテクノポップ乗って流れエフェクト処理の施された3人のボーカル。またスタイリッシュな映像フィットした一糸乱れぬ3人のダンス。それはひとつの『世界と言うにふさわしい。そこには、プロデューサーである中田ヤスタカ意思隅々まで浸透し細心の注意のもと歌やダンスなどのパーツ配置されているのが感じられる。『アイドルとはひとつの世界観表現するためのメディアである』という中田ヤスタカの声がどこからか聞こえてくるようだ。但しPerfume単なる操り人形ではない。アクターズスクール広島時代から鍛えられた3人のダンスの上手さは折り紙付きだし、生の歌唱力にも定評がある。つまり、確かな技術表現力がある。また番組MCそつなくこなし、キャラクタートーク面白さもある。その意味では、彼女たちアイドル力は水準超えている。だがだからこそ、中田ヤスタカ提示しようとする世界観表現手段なりきる彼女たち潔さ際立つ。その一周回った感じ平成的だ」などと評価している。 読売新聞2018年元旦特集J-POP 平成名盤30」で『GAME』が、宇多田ヒカルFirst Love』や、globeglobe』などを抑えて実質1位に選ばれた(選者マーティ・フリードマン柴那典石黒大貴の3人が30選び全員一致挙げた唯一のアルバム) 。 竹中夏海2019年インタビューで「ダンスに関しては『Perfumeムーブ』を確立させたと言ってもいいでしょう同じようブレイクしたほかのアイドル異なるのは、フォロワーになったグループ少ないという点です。それはもうシンプルにMIKIKO先生生み出す変則的なリズム取り入れるのは難易度が高いからではないか推察しますそれまでエレクトロポップ対す振り付けといえばいわゆるロボットダンス一辺倒だったんですけど、そこに女性的な曲線美おどけたニュアンスなど振り奥行き持たせ、さらにそれをメンバー忠実に表現し、何段階上のパフォーマンス底上げしたのがPerfumeだと思います」などと評している。 BiSH衣装デザイナー・外林健太は、大学在学中2006年10月28日の「武蔵野美術大学芸術祭」にPerfume呼んだ人で、Perfume追っかけだったという。「あのPerfumeブレイク前に呼んだすごい奴がいる」という話が拡がり、共通の知り合いを介して渡辺淳之介会い以後渡辺活動共にするようになった。外は「僕がPerfume好きになったのは、衣裳含めて完成度高かったからなんです衣裳と3人の顔のバランスと曲、どれかが飛び抜けてるわけじゃなくて、すべてがひとつにまとまっているっていうのがよくて。モーニング娘。等の王道アイドルっぽいものより、Perfumeスタイリッシュな方が好きだったので、BiSH衣裳制作そういう方向作っています」などと話している。 『Forbes』は2018年に「PerfumeYouTube国際的に活用した初めての日本人アーティストグループの一つで、そのキャリアは多く女性グループ超え若者主導J-Popシーンすら越えて、ごく少数日本人アーティストだけが可能な世界ツアーをこなすまでになった」等と評している。2019年イギリスメディアからの「あなたたちJ-POPの"kawaii"からなぜ距離を置くのか?」という質問に対してメンバーは「たぶんアメリカだと、日本アイドルグループはぜんぶカワイイ思われてるかも知れませんが、私たち日本いわゆるカワイイ系ではないし、今まで一度自分たちがそれに合うと感じたこともありません。なになに系とかジャンル一度もぴったり合ったことがなくて、自分たちで一からジャンルを創れたからブレイク出来て結果として自分たちのジャンル出来上がって今ここにいるんだと思う」などと話し、他の海外メディアインタビューでも、私たちやっている事はとても独特で、他のアーティストさんとも被らないですし。誰か目指したり真似しようともしません。私たちできることには限界もないし、どこまでも行けますよ!」などと答えている。

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