重賞
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重賞(じゅうしょう)とは競馬の競走のなかの目玉となる大きな競走である。重賞の開催は事前から告知を行い有力馬を集め、多くの観客を集めるための看板となる競走である。競輪やボートレースにも存在するが、競輪やボートレースは節もしくは開催単位で行われる関係上、「重賞」とは呼ばず、「グレードレース」(競輪の場合は特別競輪や記念競輪などとも)と呼ばれることが多い。
注釈
- ^ 原則として初年度は「新設重賞」、2年目(以後)は「重賞」と表記。ただし過去に、同条件の特別・リステッド競走が重賞に昇格した場合には格付けされる場合がある。
- ^ 中央競馬では平地競走は1984年、障害競走も1999年からすべての重賞競走に格付けがなされ、格付けのなかったアングロアラブ系競走は1995年に廃止されたため、しばらく全重賞に格付けがなされていた(芝コースからダートコースに馬場変更となったために格付けがはずされたレースを除く)。2009年より施行されたレパードステークスは創設から2年は格付けを行わない事が決まっていたため、グレード制が導入されてから初めて格付けなしの重賞となった(2011年にGIIIに格付け)。
出典
- ^ 一部オープン競走のリステッド格付けについて - 日本中央競馬会(JRA)ホームページ(ニュースリリース)2018年3月5日
- ^ 『優駿』平成31年2月号(79巻2号:通巻902号)、p158-159
- ^ Racing by local governments - 地方競馬全国協会(NAR)ホームページ(英語版)2018年版 2019年4月23日
- ^ 『優駿』(日本中央競馬会)1984年3月号、p161
- ^ トウホクビジンが9日ラストラン - 西日本新聞、2015年1月16日閲覧
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