根岸ステークスとは? わかりやすく解説

根岸ステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/28 21:34 UTC 版)

根岸ステークス
Negishi Stakes[1]
第37回根岸ステークス(2023年1月29日)
優勝馬:レモンポップ 鞍上:戸崎圭太
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 東京競馬場
創設 1987年11月8日
2025年の情報
距離 ダート1400m
格付け GIII
賞金 1着賞金4000万円
出走条件 サラ系4歳以上(国際)(指定)
負担重量 別定(#競走条件を参照)
出典 [2][3][4]
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根岸ステークス(ねぎしステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

競走名の「根岸」は横浜市中区の地名で、江戸時代末期に日本初の近代競馬場である「根岸競馬場(横浜競馬場)」が設置され、「エンペラーズカップ(のちの帝室御賞典、現・天皇賞)」や「横浜農林省賞典四歳呼馬(現・皐月賞)」などの大レースを含め、1942年まで競馬が行われた[5][6]。跡地は根岸森林公園・根岸競馬記念公苑として整備されている[6]

正賞は地方競馬全国協会理事長賞[2][3]

概要

現在も残る旧根岸(横浜)競馬場の一等馬見所

2024年現在、JRAが施行するダート重賞では3番目に長い歴史をもつ競走で、1987年に4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として創設された[6]

創設当初は11月に東京競馬場・ダート1400mで行われていたが、1990年にはダート1200mに短縮[6]。1994年から2000年は「東京中日スポーツ杯」の名称が付けられていた[7]。その後2001年にダート重賞路線の整備が行われた際、施行時期を1月下旬 - 2月上旬に変更のうえ距離も再びダート1400mへ変更[6]。これにより「フェブラリーステークス」の前哨戦として位置付けられ[6]、2014年からは本競走の1着馬にフェブラリーステークスの優先出走権が付与されるようになった[6]

外国産馬は1990年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になった[7]ほか、2005年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[8][9]

競走条件

以下の内容は、2025年現在[2]のもの。

出走資格:サラ系4歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(4頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 4歳以上57kg[注 1]牝馬2kg減
    • 2024年1月27日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • 2024年1月26日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増

賞金

2025年の1着賞金は4000万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着600万円、5着400万円[2][3]

歴史

  • 1987年 - 4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走(GIII[注 2])として創設、東京競馬場のダート1400mで施行[6]
  • 1990年 - 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる[7]
  • 1994年 - 名称を「東京中日スポーツ杯 根岸ステークス」に変更(2000年まで)。
  • 1996年 - 指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が5頭まで出走可能となる[7]
  • 1998年 - ダートグレード格付け委員会によりGIII(統一GIII)に格付け。
  • 2001年 - 地方競馬所属馬の出走枠を4頭に変更[7]
  • 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[8][9]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[11]
  • 2012年 -「近代競馬150周年記念」の副称を付けて施行[6]
  • 2014年 - この年から本競走の1着馬にフェブラリーステークスへの優先出走権を付与[6]
  • 2016年 - 「根岸競馬場開設150周年記念」の副称を付けて施行[12]
  • 2021年 - 新型コロナウイルス感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施[13]

歴代優勝馬

距離はすべてダートコース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1987年11月8日 東京 1400m グレースシラオキ 牝3 1:23.4 蛯沢誠治 清水美波 平野井昌弘
第2回 1988年11月6日 東京 1400m ウィニングスマイル 牡5 1:24.4 田村正光 矢野照正 白井フサ
第3回 1989年11月5日 東京 1400m ダイナレター 牡5 1:23.8 杉浦宏昭 二本柳俊夫 (有)社台レースホース
第4回 1990年11月3日 東京 1200m エーコートランス 牡6 1:10.0 大崎昭一 安田伊佐夫 池内賢市
第5回 1991年11月2日 東京 1200m トモエリージェント 牡3 1:11.0 根本康広 橋本輝雄 岡本利彦
第6回 1992年11月7日 東京 1200m ハッピィーギネス 牡6 1:10.0 柴田善臣 西塚安夫 佐野順子
第7回 1993年11月6日 東京 1200m プロストライン 牡4 1:12.3 岡部幸雄 松山康久 (有)社台レースホース
第8回 1994年11月5日 東京 1200m フジノマッケンオー 牡3 1:10.9 岡部幸雄 中村好夫 中村寛俊
第9回 1995年11月4日 東京 1200m ヤングエブロス 牝3 1:10.9 橋本広喜 柳田次男 梶原重雄
第10回 1996年11月2日 東京 1200m ストーンステッパー 牡3 1:10.6 熊沢重文 目野哲也 小川勲
第11回 1997年11月9日 東京 1200m ワシントンカラー 牡3 1:11.2 柴田善臣 松山康久 (株)テンジン
第12回 1998年11月15日 東京 1200m ワシントンカラー 牡4 1:10.5 柴田善臣 松山康久 (株)テンジン
第13回 1999年11月14日 東京 1200m セレクトグリーン 牡4 1:09.2 田中勝春 音無秀孝 (株)グリーンファーム
第14回 2000年11月12日 東京 1200m ブロードアピール 牝6 1:10.1 武幸四郎 松田国英 金子真人
第15回 2001年1月29日 東京 1400m ノボトゥルー 牡5 1:22.1 O.ペリエ 森秀行 (有)池ばた
第16回 2002年1月26日 東京 1400m サウスヴィグラス 牡6 1:22.8 柴田善臣 高橋祥泰 南波壽
第17回 2003年2月1日 中山 1200m サウスヴィグラス 牡7 1:10.4 柴田善臣 高橋祥泰 南波壽
第18回 2004年1月31日 東京 1400m シャドウスケイプ 牡5 1:24.0 江田照男 森秀行 飯塚知一
第19回 2005年1月29日 東京 1400m メイショウボーラー 牡4 1:23.0 福永祐一 白井寿昭 松本好雄
第20回 2006年1月29日 東京 1400m リミットレスビッド 牡7 1:23.7 内田博幸 加用正 (有)社台レースホース
第21回 2007年1月28日 東京 1400m ビッググラス 牡6 1:23.5 村田一誠 中尾秀正 坪野谷和平
第22回 2008年2月4日 東京 1400m ワイルドワンダー 牡6 1:22.7 岩田康誠 久保田貴士 草間庸文
第23回 2009年2月1日 東京 1400m フェラーリピサ 牡5 1:22.1 岩田康誠 白井寿昭 市川義美
第24回 2010年1月31日 東京 1400m グロリアスノア 牡4 1:23.7 小林慎一郎 矢作芳人 高野葉子
第25回 2011年1月30日 東京 1400m セイクリムズン 牡5 1:23.0 幸英明 服部利之 金田成基
第26回 2012年1月29日 東京 1400m シルクフォーチュン 牡6 1:23.5 藤岡康太 藤沢則雄 (有)シルク
第27回 2013年1月27日 東京 1400m メイショウマシュウ 牡5 1:23.7 藤岡佑介 沖芳夫 松本好雄
第28回 2014年2月2日 東京 1400m ゴールスキー 牡7 1:23.4 F.ベリー 池江泰寿 (有)社台レースホース
第29回 2015年2月1日 東京 1400m エアハリファ 牡6 1:23.4 三浦皇成 角居勝彦 (株)ラッキーフィールド
第30回 2016年1月31日 東京 1400m モーニン 牡4 1:22.0 戸崎圭太 石坂正 馬場幸夫
第31回 2017年1月29日 東京 1400m カフジテイク 牡5 1:23.0 福永祐一 湯窪幸雄 加藤守
第32回 2018年1月28日 東京 1400m ノンコノユメ せん6 1:21.5 内田博幸 加藤征弘 山田和正
第33回 2019年1月27日 東京 1400m コパノキッキング せん4 1:23.5 O.マーフィー 村山明 小林祥晃
第34回 2020年2月2日 東京 1400m モズアスコット 牡6 1:22.7 C.ルメール 矢作芳人 (株)キャピタル・システム
第35回 2021年1月31日 東京 1400m レッドルゼル 牡5 1:22.3 川田将雅 安田隆行 東京ホースレーシング
第36回 2022年1月30日 東京 1400m テイエムサウスダン 牡5 1:23.1 岩田康誠 飯田雄三 竹園正継
第37回 2023年1月29日 東京 1400m レモンポップ 牡5 1:22.5 戸崎圭太 田中博康 ゴドルフィン
第38回 2024年1月28日 東京 1400m エンペラーワケア 牡4 1:24.1 川田将雅 杉山晴紀 草間庸文
第39回 2025年2月2日 東京 1400m コスタノヴァ 牡5 1:22.6 横山武史 木村哲也 吉田勝己

同名の競走

重賞競走が創設される以前に、同名の特別競走が行われている。

優勝馬

施行日 競馬場 距離 条件 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主 出典
1984年11月4日 東京 ダート1400m オープン ビゼンエイコー 牡3 1:23.6 蛯沢誠治 橋本輝雄 藤田正蔵 [14]
1985年11月3日 東京 ダート1400m オープン ニッソウアンケー 牝4 1:24.3 中野渡清一 畠山重則 赤松繁行 [15]
1986年11月2日 東京 ダート1400m オープン コクサイクラウン 牡4 1:23.4 柴田政人 稗田敏男 芦部博子 1986年
(netkeiba.com)

脚注

参考文献

  • 「根岸ステークス(GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』日本中央競馬会、2006年、169-200頁。 

注釈

  1. ^ 1,600m以下の競走のアローワンス[10]1月は1kg、2月は0kgとなっている。開催日(天災地変その他やむを得ない事由により開催日の日取りを変更した場合における変更後の開催日を除く)が2日以上連続する場合において、それらの開催日の最初の日とその他の日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量が当該表に定めるところにより変更されることとなる場合については、当該最初の日現在における当該表による重量をもってそれらの開催日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量とするため、開催日が2月1日(2015年はこれに該当する)の場合でも前日の土曜日1月31日1月なのでアローワンスは1kgとなる。
  2. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

  1. ^ International Cataloguing Standards Book 2024 (Japan)”. 国際競馬統括機関連盟. 2024年4月29日閲覧。
  2. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関東)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 3 (2025年). 2025年1月24日閲覧。
  3. ^ a b c 2025年第1回東京競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2025年1月24日閲覧。
  4. ^ ダートグレード重賞競走一覧(実施日順)”. 地方競馬全国協会. 2025年1月20日閲覧。
  5. ^ 2025年度第1回東京競馬特別レース名解説” (PDF). 日本中央競馬会. p. 1. 2025年1月24日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j 歴史・コース:根岸ステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2025年1月26日閲覧。
  7. ^ a b c d e 中央競馬全重賞競走成績集
  8. ^ a b 2004年の成績表参照。
  9. ^ a b 2005年の成績表参照。
  10. ^ 競馬番組で別に定める事項など(アローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量について)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 7. 2025年1月24日閲覧。
  11. ^ 第1回 東京競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 336-337 (2007年). 2021年1月18日閲覧。(索引番号:03023)
  12. ^ 2016年の成績表参照。
  13. ^ 1月16日(土曜)からの競馬場・ウインズ等の営業(無観客競馬・発売取りやめ)”. 日本中央競馬会 (2021年1月14日). 2021年1月22日閲覧。
  14. ^ 「新馬・特別レース勝馬一覧」『優駿』1985年1月号、日本中央競馬会、146頁
  15. ^ 「新馬・特別レース勝馬一覧」『優駿』1986年1月号、日本中央競馬会、146頁

各回競走結果の出典

外部リンク


根岸ステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 14:37 UTC 版)

第36回フェブラリーステークス」の記事における「根岸ステークス」の解説

2019年1月27日 第33回根岸ステークス(GIII天候:晴、馬場:良着順馬名性齢騎手斤量タイム着差人気1コパノキッキング 騸4 O.マーフィー 56 1:23.5 2 2ユラノト 牡5 C.ルメール 56 1:23.6 3/4馬身 0.1 3 3クインズサターン 牡6 四位洋文 56 1:23.9 1馬3/4 0.4 5 4モーニン 牡7 和田竜二 58 1:24.2 2馬身 0.7 6 5ワンダーリーデル 牡6 柴田大知 56 1:24.3 1/2馬身 0.8 12 6ノボバカラ 牡7 F.ミナリク 56 1:24.4 1/2馬身 0.9 14 8サンライズノヴァ 牡5 戸崎圭太 57 1:24.6 1.1 1 15メイショウウタゲ 牡8 酒井学 56 1:25.6 2.1 10 第33回根岸ステークスは、コパノキッキング優勝したスタートから先行し最後直線では5番手から内をあけて外から追い出すと、残り200メートル地点先頭に立ち、後方追走許さず先頭守り最終的に3/4馬身差で後続封じて勝利カペラステークスに続く重賞連勝重賞2勝目かつ、4連勝となった騎乗したオイシン・マーフィーは「いい位置楽につけられました。これからが楽しみです。唯一1200mから1400mへの距離延長懸念していました早めに先頭立たないように気をつけて乗りました」とし、管理する村山明は「スタート良かったです。(スタート良ければ無理に下げなくていいですよ、とは言っていましたちょうどいい位置だったと思ってます。初の左回りでしたし、距離を克服してくれました」と振り返ったユラノト最後直線4番手から抜け出したが、コパノキッキングには届かず2着、騎乗したクリストフ・ルメールは「マテラスカイ13着)の後ろにつけられて、いいポジションレース出来ました直線スムース抜けられて、精一杯頑張ってくれたのですが、今日勝った馬が強かったです」と回顧した最後直線8番手から上がり3ハロンメンバー中3位の35.6秒の脚で追い上げた前に届かず3着となったクインズサターン騎乗した四位洋文は、「レース前調教師から、『リズム崩さないように』と言われていたので、この馬のリズムで中団から行きましたいい感じ最後まで詰めているけど、2着までに入って賞金加算したかったので残念です」とした。2016年フェブラリーステークス制したモーニン後方13番手から上がり3ハロンメンバー中2位の35.5秒の脚を見せたが4着まで、騎乗した和田竜二は「外からかぶせられないように自分リズム走らせた前に乗ったときより体を使えるようになっているし、ようやく復調してきた感じ」とした。ワンダーリーデル直線5番手から抜け出しを図るも末脚で勝る馬に先着され0.8秒離されて5着、騎乗した柴田大知は「砂を被ると嫌がっていましたが、砂を被らないところに出してからはよく伸びていました。とてもいい馬です」と評価したノボバカラ3番手でレース進めるも、後退して6着に。騎乗したフィリップ・ミナリクは「いいスタートから3番につけてリラックスしていました最後まで走っていて、よく頑張ってくれました」と回顧した。 1番人気のサンライズノヴァ後方10番手から追い込みにかけたもの不発終わり8着。「この馬に合う条件だったのに、これだけ負けるのは久々です。形としてはイメージ通りで、4コーナーでもいつもの感じでしたが、直線ではいつもの反応がありませんでした」と騎乗した戸崎圭太振り返ったメイショウウタゲ最後方から直線入った伸び欠いて15敗退となった

※この「根岸ステークス」の解説は、「第36回フェブラリーステークス」の解説の一部です。
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