クイーンステークスとは? わかりやすく解説

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クイーンステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/24 22:36 UTC 版)

クイーンステークス
第71回クイーンステークス(2023年7月30日)
優勝馬:ドゥーラ
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 札幌競馬場
創設 1953年10月4日
2024年の情報
距離 芝1800m
格付け GIII
賞金 1着賞金3800万円
出走条件 サラ系3歳以上牝馬(国際)(特指)
負担重量 別定
出典 [1][2]
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クイーンステークスは、日本中央競馬会(JRA)が札幌競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。競馬番組表での名称は「北海道新聞杯 クイーンステークス(ほっかいどうしんぶんはい クイーンステークス)」と表記している[1][注 1]

寄贈賞を提供する北海道新聞社は、札幌市に本社を置きブロック紙北海道新聞を発行する新聞社。2022年までは朝刊スポーツ紙道新スポーツ(現・DOSHIN SPORTS)も発行していた[3][2]

正賞は北海道新聞社賞[1]

概要

国営競馬時代の1953年(昭和28年)に4歳(現3歳)牝馬による重賞競走として創設[3][4]されたのが始まり。その後施行場は東京競馬場中山競馬場の間で幾度も変更されたのち、1980年から1999年は新潟競馬場で施行された1988年を除き、中山競馬場での施行が定着していた[4]。この間、1991年からは優勝馬から3着馬までエリザベス女王杯の優先出走権が与えられ、1995年はエリザベス女王杯のトライアル競走、指定交流競走として行われ地方所属馬も出走が可能になった。同時に時事通信社が寄贈賞を提供し、正式名が「時事通信杯 クイーンステークス」と改められた[4]

1996年(平成8年)に秋華賞が新設された際、施行距離を芝1800mに変更し秋華賞のトライアル競走となった[4]

2000年(平成12年)の夏季競馬番組で、それまで6月阪神開催のマーメイドステークスから10月東京開催の府中牝馬ステークスまで重賞が設けられていなかった古馬牝馬競走体系整備の一環として、4歳(現3歳)以上の牝馬限定戦となり[3]、レースの位置づけや性格はこれ以降大きく変わることとなった[4]。同時に8月札幌開催の序盤戦を盛り上げる狙いで施行場を札幌競馬場に移設、寄贈賞も2002年(平成14年)より地元ブロック紙の北海道新聞と道新スポーツ(現・DOSHIN SPORTS)を発行する北海道新聞社に交代して、現在の形となった。時事通信社の寄贈賞は3月中山開催のフラワーカップに移行後、2005年(平成17年)限りで廃止となった。また9月中山開催における秋華賞トライアル競走としての役割は、同時に新設された『紫苑ステークス』に引き継がれた。

2009年から国際競走となり、外国馬も出走可能になった[4]

競走条件

以下の内容は、2024年現在[1][2][5]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上牝馬

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 3歳52kg(開催日が8月1日以前の場合は51kg[注 2])、4歳以上55kg
    • 2023年7月29日以降のGI競走1着馬3kg増、GII競走1着馬2kg増、GIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • 2023年7月28日以前のGI競走1着馬2kg増、GII競走1着馬1kg増
    • (ただし2歳時の成績を除く)

賞金

2024年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円[1]

歴史

  • 1953年 - 4歳牝馬による重賞競走として創設され、東京競馬場の芝2000mで施行[4]
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 3]に格付け。
  • 1995年
    • 名称を「時事通信杯 クイーンステークス」に変更(1999年まで)[4]
    • 指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が出走可能になる。
    • エリザベス女王杯のトライアル競走に指定、3着以内馬に優先出走権を付与[4]
  • 1996年 - 秋華賞のトライアル競走に指定、3着以内馬に優先出走権を付与[4]
  • 2000年
    • 施行場を札幌競馬場に変更[4]
    • 出走条件を「4歳以上牝馬」に変更[4]
    • 特別指定交流競走に変更[4]
  • 2001年 - 馬齢表示を国際基準へ変更したことに伴い、出走条件を「3歳以上牝馬」に変更。
  • 2002年 - 名称を「北海道新聞杯 クイーンステークス」に変更[4]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[4]
  • 2009年
    • 国際競走に指定され、外国調教馬が7頭まで出走可能となる[4]
    • 格付表記をGIII(国際格付)に変更[4]
  • 2013年 - 札幌競馬場のスタンド改修工事のため、函館競馬場で施行。
  • 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[7]
  • 2021年 - 東京オリンピックの男女マラソン及び競歩が札幌市で開催されることに伴う開催日程の調整により函館競馬場で施行。
  • 2023年 ‐ この年から負担重量を「グレード別定」に変更される。
  • 2024年 - 「JRA70周年記念競走」の副称をつけて施行[8]

歴代優勝馬

コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1953年10月4日 東京 2000m チエリオ 牝3 2:06 4/5 阿部正太郎 田中和一郎 吉川英治
第2回 1954年10月10日 東京 2000m コマノハナ 牝3 2:07 1/5 古山良司 橋本輝雄 鈴木啓介
第3回 1955年9月11日 東京 2000m ブレツシング 牝3 2:04 2/5 保田隆芳 尾形藤吉 小野晃、豊島美王麿
第4回 1956年11月4日 中山 2000m アカツキ 牝3 2:07 3/5 野平祐二 松山吉三郎 中内佐光
第5回 1957年10月27日 中山 2000m ミスセイハ 牝3 2:06 3/5 斎藤義美 稗田敏男 吉田権三郎
第6回 1958年10月26日 東京 2000m ミスマルサ 牝3 2:06 0/5 保田隆芳 古賀嘉蔵 木村健次
第7回 1959年11月1日 東京 2000m ミスヒガシオー 牝3 2:04.7 保田隆芳 大久保房松 坂本清五郎
第8回 1960年10月30日 東京 2000m チドリ 牝3 2:04.6 高橋英夫 鈴木信太郎 中村勝五郎
第9回 1961年10月29日 東京 2000m エゾコウザン 牝3 2:05.4 高松三太 矢倉玉男 高岸高恵
第10回 1962年10月28日 東京 2000m リユウゼツト 牝3 2:05.3 森安弘明 元石正雄 田中彰治
第11回 1963年9月24日 東京 2000m ミストヨペツト 牝3 2:03.0 伊藤竹男 久保田金造 上野健
第12回 1964年9月23日 中山 2000m フラワーウツド 牝3 2:04.3 保田隆芳 尾形藤吉 永田雅一
第13回 1965年9月19日 中山 2000m キクノスズラン 牝3 2:04.1 森安重勝 山岡寿恵次 田中弘
第14回 1966年9月25日 東京 2000m キヨシゲル 牝3 2:06.5 中島啓之 川上武一 北城勘次郎
第15回 1967年10月15日 中山 2000m メジロアサヒ 牝3 2:04.6 矢野一博 大久保末吉 北野ミヤ
第16回 1968年10月27日 東京 2000m ハードウエイ 牝3 2:04.9 小島太 柄崎義信 鈴木健司
第17回 1969年10月19日 中山 2000m メイジアスター 牝3 2:03.9 野平祐二 野平省三 鈴木四郎
第18回 1970年9月20日 中山 2000m ハーバーゲイム 牝3 2:02.9 野平祐二 野平省三 小川乕三
第19回 1971年9月19日 中山 2000m ポピーオンワード 牝3 2:03.2 大和田稔 二本柳俊夫 樫山ハル
第20回 1972年9月17日 中山 2000m タカイホーマ 牝3 2:03.5 樋口弘 仲住達弥 高井嘉輔
第21回 1973年9月15日 中山 2000m ヒダコガネ 牝3 2:03.2 沢峰次 松山吉三郎 下出源七
第22回 1974年9月15日 東京 2000m トウコウエルザ 牝3 2:01.0 嶋田功 仲住達弥 渡辺喜八郎
第23回 1975年9月14日 中山 2000m アンセルモ 牝3 2:03.1 坂井千明 諏訪富三 石川秀明
第24回 1976年9月19日 東京 2000m ニッショウダイヤ 牝3 2:01.4 岡部幸雄 鈴木清 勝又豊次郎
第25回 1977年9月18日 東京 2000m プリティーアカツキ 牝3 2:01.3 増沢末夫 勝又忠 中内佐光
第26回 1978年9月17日 東京 2000m バンパサー 牝3 2:01.4 蛯沢誠治 野平富久 (株)東牧場
第27回 1979年9月16日 東京 2000m ハザマファースト 牝3 2:00.8 大崎昭一 尾形藤吉 内山平蔵
第28回 1980年9月14日 中山 2000m タケノハッピー 牝3 2:00.8 大崎昭一 尾形藤吉 大沢良丈
第29回 1981年9月13日 中山 2000m スーパーファスト 牝3 2:02.4 中野栄治 久保田彦之 長島一民
第30回 1982年9月19日 中山 2000m ビクトリアクラウン 牝3 2:02.0 嶋田功 稲葉幸夫 飯田正
第31回 1983年9月18日 中山 2000m スイートブレスト 牝3 2:04.8 佐藤照雄 田中和夫 渡辺君江
第32回 1984年9月16日 中山 2000m ハッピーオールトン 牝3 2:01.6 中島敏文 藤本晋 小畑正雄
第33回 1985年9月15日 中山 2000m アサクサスケール 牝3 2:00.8 増沢末夫 佐藤征助 田原源一郎
第34回 1986年9月14日 中山 2000m ロイヤルシルキー 牝3 2:03.2 蛯沢誠治 中尾銑治 (有)シルク
第35回 1987年10月4日 中山 2000m ストロングレディー 牝3 2:01.9 的場均 内藤一雄 熊坂富寿雄
第36回 1988年10月2日 新潟 2000m フリートーク 牝3 2:04.0 増沢末夫 鈴木康弘 (有)社台レースホース
第37回 1989年10月1日 中山 2000m メジロモントレー 牝3 2:00.8 柴田政人 奥平真治 (有)メジロ牧場
第38回 1990年9月30日 中山 2000m ウィナーズゴールド 牝3 2:07.6 坂本勝美 伊藤正徳 (有)坂東牧場
第39回 1991年9月29日 中山 2000m イナズマクロス 牝3 2:01.5 横山典弘 稗田研二 小泉賢悟
第40回 1992年10月4日 中山 2000m シンコウラブリイ 牝3 2:00.7 岡部幸雄 藤沢和雄 安田修
第41回 1993年10月3日 中山 2000m ユキノビジン 牝3 2:02.3 安田富男 久保田敏夫 荒井幸勝
第42回 1994年10月2日 中山 2000m ヒシアマゾン 牝3 2:02.9 中舘英二 中野隆良 阿部雅一郎
第43回 1995年10月1日 中山 2000m サクラキャンドル 牝3 2:01.8 小島太 境勝太郎 (株)さくらコマース
第44回 1996年9月29日 中山 1800m レインボークイーン 牝3 1:50.6 本田優 星川薫 (有)イーデン産業
第45回 1997年9月28日 中山 1800m プロモーション 牝3 1:50.0 蛯名正義 和田正道 (有)社台レースホース
第46回 1998年10月4日 中山 1800m エアデジャヴー 牝3 1:48.6 横山典弘 伊藤正徳 (株)ラッキーフィールド
第47回 1999年10月3日 中山 1800m エアザイオン 牝3 1:48.2 岡部幸雄 藤沢和雄 (株)ラッキーフィールド
第48回 2000年8月13日 札幌 1800m トゥザヴィクトリー 牝4 1:46.8 藤田伸二 池江泰郎 金子真人
第49回 2001年8月12日 札幌 1800m ヤマカツスズラン 牝4 1:47.4 池添謙一 池添兼雄 山田博康
第50回 2002年8月11日 札幌 1800m ミツワトップレディ 牝5 1:48.1 千田輝彦 渡辺栄 (株)高昌
第51回 2003年8月17日 札幌 1800m オースミハルカ 牝3 1:47.7 川島信二 安藤正敏 山路秀則
第52回 2004年8月15日 札幌 1800m オースミハルカ 牝4 1:47.5 川島信二 安藤正敏 山路秀則
第53回 2005年8月14日 札幌 1800m レクレドール 牝4 1:46.7 蛯名正義 池江泰郎 (有)サンデーレーシング
第54回 2006年8月13日 札幌 1800m デアリングハート 牝4 1:46.7 藤田伸二 藤原英昭 (有)社台レースホース
第55回 2007年8月12日 札幌 1800m アサヒライジング 牝4 1:46.7 柴田善臣 古賀慎明 寺内正光
第56回 2008年8月17日 札幌 1800m ヤマニンメルベイユ 牝6 1:48.1 柴山雄一 栗田博憲 土井肇
第57回 2009年8月16日 札幌 1800m ピエナビーナス 牝5 1:48.2 古川吉洋 南井克巳 本谷兼三
第58回 2010年8月15日 札幌 1800m アプリコットフィズ 牝3 1:47.6 武豊 小島太 (有)社台レースホース
第59回 2011年8月14日 札幌 1800m アヴェンチュラ 牝3 1:46.6 池添謙一 角居勝彦 (有)キャロットファーム
第60回 2012年7月29日 札幌 1800m アイムユアーズ 牝3 1:47.2 池添謙一 手塚貴久 ユアストーリー
第61回 2013年7月28日 函館 1800m アイムユアーズ 牝4 1:49.4 戸崎圭太 手塚貴久 ユアストーリー
第62回 2014年8月3日 札幌 1800m キャトルフィーユ 牝5 1:45.7 福永祐一 角居勝彦 (株)ロードホースクラブ
第63回 2015年8月2日 札幌 1800m メイショウスザンナ 牝6 1:47.1 松田大作 高橋義忠 松本好隆
第64回 2016年7月31日 札幌 1800m マコトブリジャール 牝6 1:47.7 四位洋文 鮫島一歩 (株)ディアマント
第65回 2017年7月30日 札幌 1800m アエロリット 牝3 1:45.7 横山典弘 菊沢隆徳 (有)サンデーレーシング
第66回 2018年7月29日 札幌 1800m ディアドラ 牝4 1:46.2 C.ルメール 橋田満 森田藤治
第67回 2019年7月28日 札幌 1800m ミッキーチャーム 牝4 1:47.0 川田将雅 中内田充正 野田みづき
第68回 2020年8月2日 札幌 1800m レッドアネモス 牝4 1:45.9 吉田隼人 友道康夫 (株)東京ホースレーシング
第69回 2021年8月1日 函館 1800m テルツェット 牝4 1:47.8 C.ルメール 和田正一郎 (有)シルクレーシング
第70回 2022年7月31日 札幌 1800m テルツェット 牝5 1:47.8 池添謙一 和田正一郎 (有)シルクレーシング
第71回 2023年7月30日 札幌 1800m ドゥーラ 牝3 1:46.7 斎藤新 高橋康之 サイプレスホールディングス(同)
第72回 2024年7月28日 札幌 1800m コガネノソラ 牝3 1:47.4 丹内祐次 菊沢隆徳 (有)ビッグレッドファーム

脚注・出典

注釈

  1. ^ 2001年以前は、札幌競馬場で北海道新聞社が優勝杯を提供する特別競走として「道新杯」(2000年と2001年は「北海道新聞杯」)が施行されていた。
  2. ^ 1,600m超2,200m未満の競走のアローワンス[6]が7月は4kg、8月は3kgとなっている。開催日(天災地変その他やむを得ない事由により開催日の日取りを変更した場合における変更後の開催日を除く)が2日以上連続する場合において、それらの開催日の最初の日とその他の日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量が当該表に定めるところにより変更されることとなる場合については当該最初の日現在における当該表による重量をもってそれらの開催日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量とする。よって、開催日が8月1日の場合でも前日の土曜日7月31日と7月なのでアローワンスは4kg。
  3. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

  1. ^ a b c d e "2024年第1回札幌競馬番組" (PDF). 日本中央競馬会. 2024年7月21日閲覧
  2. ^ a b c "重賞競走一覧(レース別・関東)" (PDF). 日本中央競馬会. p. 28. 2024年7月21日閲覧
  3. ^ a b c "2024年度第1回札幌競馬特別レース名解説(第4日)" (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2024年7月21日閲覧
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q "今週の注目レース(第63回クイーンステークス:歴史・プレイバック)". 日本中央競馬会. 2015年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月3日閲覧
  5. ^ "中央競馬指定交流競走に出走する地方競馬所属馬の決定方法(夏季競馬)" (PDF). 日本中央競馬会. 2024年7月21日閲覧
  6. ^ "競馬番組で別に定める事項など(アローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量について)" (PDF). 日本中央競馬会. p. 9. 2024年7月21日閲覧
  7. ^ "7月25日(土曜)から8月9日(日曜)までの中央競馬の開催等". 日本中央競馬会. 17 July 2020. 2020年8月2日閲覧
  8. ^ JRA70周年記念事業の詳細”. 日本中央競馬会 (2023年12月11日). 2024年7月21日閲覧。

各回競走結果の出典

外部リンク


クイーンステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 22:54 UTC 版)

タカイホーマ」の記事における「クイーンステークス」の解説

競馬が始まると、タカイホーマ9月17日のクイーンステークス(中山競馬場2000メートル)に出走した収得賞金による加増重量のため、タカイホーマだけは他馬より2kgから3kg重い55kgを背負った。このレースにはキョウエイグリーン出走し、2頭の強豪に、夏の間に力をつけた新興勢力挑むという図式になったレーススタート同時にキョウエイグリーン先頭立ってリードしたキョウエイグリーン2番以降に2馬身から3馬身の差をつけて逃げ最終コーナーまわって最後直線に入ると、後続突き放した。しかし、後方控えていたタカイホーマ一気伸びてきて、残り100メートルあたりでキョウエイグリーン捉えると、さらに2馬身差をつけて勝ち、単勝1.8倍の人気応えた。「タカイホーマ強さばかりが目立(共同通信山田信夫)」ち、タカイホーマは「秋の四歳牝馬No.1位置確定した武蔵野次郎)」「秋の女王の座についた共同通信山田信夫)」と言われるまでになった

※この「クイーンステークス」の解説は、「タカイホーマ」の解説の一部です。
「クイーンステークス」を含む「タカイホーマ」の記事については、「タカイホーマ」の概要を参照ください。

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