菊池育夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/29 00:32 UTC 版)
菊池 育夫（きくち いくお、1944年[1] - ）は日本の経営者。北海道新聞社の元代表取締役社長[2][3]。 北海道上磯町（現在の北斗市）出身[1]。
前任社長東功の抜擢で社長に就任し[4]、機構改革による人員整理などに取り組んだ[2]。しかし、菊池体制下の北海道新聞は、北海道警裏金事件に関係する記事ねつ造事件の処理などをめぐって、道警との癒着が指摘されるなどの不祥事が続いた[5]。
略歴
- 函館ラ・サール高等学校卒業[3]。
- 横浜国立大学経済学部卒業[3]。
- 1969年、北海道新聞社入社[3]。
- 編集局次長、北見支社長、取締役編集局長などを歴任[3]。
- 2003年5月、代表取締役社長に就任[1]。
- 2009年、日本新聞協会副会長[3]。
- 2010年5月、社長を退任[3]。
出典・脚注
- ^ a b c “トップが求める社員像 “志”と“好奇心”を持った新聞人に”. 財界さっぽろ (2008年). 2011年8月2日閲覧。
- ^ a b “道新グループで終焉へ向かう“菊池体制””. 北方ジャーナル (2010年5月21日). 2011年8月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g 安藤由 (2010年5月20日). “道新社長に村田正敏常務が内定”. 財界さっぽろ. 2011年8月2日閲覧。
- ^ “道新菊池育夫前社長が「道新購読中止」騒動の顛末”. 北海道リアルEconomy (2010年10月22日). 2011年8月2日閲覧。
- ^ 原田宏二 (2006). “メディアは権力を監視できるのか”. 世界 (岩波書店) (6) 2011年8月2日閲覧。.
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