中山記念とは? わかりやすく解説

中山記念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/02 18:52 UTC 版)

中山記念
第98回中山記念(2024年2月5日)
優勝馬:マテンロウスカイ
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 中山競馬場
創設 1936年10月18日
2025年の情報
距離 芝1800m
格付け GII
賞金 1着賞金6700万円
出走条件 サラ系4歳以上(国際)(指定)
負担重量 別定(#競走条件を参照)
出典 [1][2]
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中山記念(なかやまきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬重賞競走GII)である。

正賞は千葉県知事賞[1][2]

概要

1936年に創設[3]された、4歳以上の馬による重賞競走。春季に行われる国内外の大レースを目指す実績馬や、力をつけてきた上り馬がぶつかり合う伝統のレースとして定着している[4]

本競走は1930年創設の「内国産馬競走 4000米」と、1933年創設の「中山5歳馬特別競走」を前身としている[5]。1936年に中山競馬場・芝3200mのハンデキャップ競走として中山競馬場の芝3200mで創設された[5][4]。当初は春と秋に年2回施行していたが、1952年より秋のみとなった[4]。その後、距離や開催時期は度重なる変更を経て、施行距離は1957年から1800mで定着。施行時期は1972年より2月下旬 - 3月上旬となり、あわせて負担重量も別定に変更され、現在に至る[6][4]

2017年からは本競走の1着馬に同年からGIに昇格した大阪杯への優先出走権が付与され[7]、あわせて地方競馬所属馬の出走も可能になった。

外国産馬は1984年から、外国馬は2004年からそれぞれ出走可能になった[6]

競走条件

以下の内容は、2025年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系4歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 4歳56kg、5歳以上57kg(開催日が3月2日以降の場合は4歳以上57kg[注 1])、牝馬2kg減
    • 2024年2月24日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • 2024年2月23日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

大阪杯のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は大阪杯の出走候補馬(3頭まで)に優先出走が認められている。また、地方競馬所属馬は本競走で2着以内の成績を収めた馬に大阪杯の優先出走権が与えられる[8]

賞金

2025年の1着賞金は6700万円で、以下2着2700万円、3着1700万円、4着1000万円、5着670万円[1][2]

歴史

  • 1936年 - 4歳以上の馬によるハンデキャップ競走として創設、中山競馬場の芝3200mで施行[4]
  • 1937年 - 年2回施行となる[6]
  • 1944年 - 太平洋戦争の影響で開催中止(1946年まで)[6]
  • 1952年 - 年1回施行に変更、秋のみとなり名称も「中山記念」に変更[4]
  • 1957年 - 施行距離を芝1800mに変更。以後、この施行距離が定着[6]
  • 1972年 - 負担重量を別定に変更[3][6]
  • 1984年
    • グレード制導入により、GII[注 2]に格付け。
    • 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[6]
  • 2001年 - 馬齢表記を国際基準へ変更したのに伴い、競走条件を「4歳以上」に変更[6]
  • 2005年 - 国際競走に指定され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[9]
  • 2007年 - 外国馬の出走枠が8頭に拡大[10]
  • 2008年 - 負担重量の別定条件を変更[11]
  • 2017年
    • この年から1着馬に大阪杯の優先出走権を付与。
    • 指定交流競走に指定され、JRAに認定されていない地方所属馬も出走可能になる。
  • 2019年 - 「天皇陛下御在位30年慶祝」の副称を付けて施行[12]
  • 2020年 - COVID-19の流行により「無観客競馬」として開催[13](2021年も同様[14])。

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第25回まで「中山記念(秋)」、第26回以降は「中山記念」(第30回のみ「中山改築記念」[4])。

競走条件は第17回が4歳、第25回から第31回と第33回・第34回が3歳以上[4]

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1936年10月18日 中山 3200m アトランタ 牝5 3:32 1/5 高木良三 赤石孔 ステーツ
第3回 1937年10月16日 中山 3200m トクマサ 牡4 3:45 3/5 伊藤正四郎 尾形景造 カシワ
第5回 1938年11月27日 中山 3400m モアーザン 牡6 3:49 0/5 斎藤友吉 仲住達弥 井上四一
第7回 1939年12月2日 中山 3400m テイト 牡4 3:41 3/5 大久保末吉 沖崎藤七
第9回 1940年12月8日 中山 3400m エスパリオン 牡5 3:45 3/5 佐藤邦雄 大久保房松 宮本恒平
第11回 1941年12月6日 中山 3400m ヤマトモ 牡4 3:46 4/5 新屋幸吉 清水茂次 山崎常平
第13回 1942年12月6日 中山 3400m ニパトア 牝4 3:45 1/5 新屋幸吉 清水茂次 山本文吉
第15回 1943年12月5日 中山 3400m シマハヤ 牡4 3:40 0/5 小西喜蔵 田中和一郎 高谷喜太郎
第17回 1947年12月7日 中山 3400m ヤマトナデシコ 牝4 3:40 3/5 二本柳俊夫 稲葉幸夫 門井鍋四郎
第19回 1948年10月31日 中山 3400m エツザン 牡4 3:41 3/5 橋本輝雄 久保田彦之 平田敬一
第21回 1949年12月11日 中山 3200m ヒデヒカリ 牝4 3:26 2/5 中村広 藤本冨良 木村福太郎[注 3]
第23回 1950年12月17日 中山 3200m ヤシマドオター 牝4 3:35 1/5 保田隆芳 尾形藤吉 小林庄平
第25回 1951年10月21日 中山 2600m ミサワホープ 牡4 2:50 1/5 田中康三 久保田彦之 高須常治朗
第26回 1952年10月26日 中山 2400m キヨストロング 牡3 2:32 0/5 中村広 藤本冨良 (株)東北牧場
第27回 1953年10月25日 中山 2400m ブルレツト 牝3 2:34 3/5 高橋直 高木良三 宗川五郎
第28回 1954年11月7日 中山 2400m チエリオ 牝4 2:32 0/5 阿部正太郎 田中和一郎 吉川英治
第29回 1955年11月6日 中山 2400m タカギク 牡4 2:31 2/5 坂本栄三郎 杉浦照 松岡きく
第30回 1956年10月28日 中山 2600m ヒデホマレ 牡4 2:44 1/5 蛯名武五郎 田中康三 小川満枝
第31回 1957年7月14日 中山 1800m マイウエイ 牡4 1:52 1/5 古野富張 内藤潔 テイ・エヌ
第32回 1958年3月30日 中山 1800m ミツル 牝5 1:55 2/5 野平祐二 尾形藤吉 永田雅一
第33回 1959年7月12日 中山 1800m フイリー 牝5 1:50 2/5 野平祐二 野平省三 和田共弘
第34回 1960年7月10日 中山 1800m ハローモア 牡4 1:49.8 森安重勝 尾形藤吉 エス・ワイ
第35回 1961年4月23日 中山 1800m オンワードスタン 牡4 1:50.3 保田隆芳 二本柳俊夫 樫山純三
第36回 1962年4月21日 中山 1800m ギントシ 牡4 1:51.2 梶与四松 稲葉幸夫 杉野繁一
第37回 1963年6月9日 中山 1800m ナスノミドリ 牡4 1:50.6 加賀武見 稲葉幸夫 河野照子
第38回 1964年2月23日 中山 1800m トースト 牝5 1:52.2 保田隆芳 尾形藤吉 永田雅一
第39回 1965年3月21日 中山 1800m スイートラペール 牝6 1:50.8 野平祐二 野平富久 和田共弘
第40回 1966年5月1日 中山 1800m フジイサミ 牡5 1:53.7 津田昭 松永光雄 保坂勇
第41回 1967年6月4日 中山 1800m オンワードヒル 牡4 1:50.0 牧野三雄 中村広 樫山純三
第42回 1968年4月21日 中山 1800m シエスキイ 牡5 1:51.8 郷原洋行 大久保房松 小林庄平
第43回 1969年4月13日 中山 1800m メイジシロー 牡4 1:51.2 中野渡清一 本郷重彦 合資会社明治牧場
第44回 1970年4月19日 中山 1800m アカツキテル 牡4 1:53.4 増沢末夫 勝又忠 中内佐光
第45回 1971年4月18日 中山 1800m ヒダプレジデント 牡4 1:51.7 吉永正人 松山吉三郎 下出源七
第46回 1972年3月12日 中山 1800m トウショウピット 牡5 1:50.2 増沢末夫 茂木為二郎 トウショウ産業(株)
第47回 1973年3月11日 中山 1800m ジンデン 牡5 1:49.6 柴田政人 高松三太 黒岩統治郎
第48回 1974年3月10日 中山 1800m ハイセイコー 牡4 1:52.1 増沢末夫 鈴木勝太郎 ホースマンクラブ
第49回 1975年3月9日 中山 1800m ヒカルジンデン 牡4 1:49.5 柴田政人 高松三太 黒岩統治郎
第50回 1976年3月14日 中山 1800m ヤマブキオー 牡6 1:50.6 徳吉一己 森末之助 清水一郎
第51回 1977年3月13日 中山 1800m アイフル 牡6 1:49.2 嶋田功 仲住芳雄 藤本義昭
第52回 1978年3月12日 中山 1800m カネミカサ 牡4 1:49.7 蛯沢誠治 成宮明光 金指利明
第53回 1979年3月11日 中山 1800m カネミカサ 牡5 1:49.3 蛯沢誠治 成宮明光 畠山伊公子
第54回 1980年3月9日 中山 1800m ヨシノスキー 牡4 1:53.3 的場均 佐藤征助 吉沢操子
第55回 1981年3月8日 中山 1800m キタノリキオー 牡4 1:50.4 田村正光 伊藤竹男 高山幸雄
第56回 1982年3月14日 中山 1800m エイティトウショウ 牝4 1:49.3 中島啓之 奥平真治 トウショウ産業(株)
第57回 1983年3月13日 中山 1800m エイティトウショウ 牝5 1:55.7 中島啓之 奥平真治 トウショウ産業(株)
第58回 1984年3月11日 中山 1800m テュデナムキング 牡4 1:49.4 的場均 大久保房松 川崎善之助
第59回 1985年3月10日 中山 1800m トウショウペガサス 牡6 1:47.6 中島啓之 奥平真治 トウショウ産業(株)
第60回 1986年3月9日 中山 1800m クシロキング 牡4 1:48.0 岡部幸雄 中野隆良 阿部昭
第61回 1987年3月15日 中山 1800m スズパレード 牡6 1:49.6 蛯沢誠治 富田六郎 小紫芳夫
第62回 1988年3月13日 東京 1800m モガミヤシマ 牡4 1:47.2 柴田政人 古山良司 早坂太吉
第63回 1989年3月12日 中山 1800m コーセイ 牝5 1:48.7 鈴木寿 尾形盛次 (株)アイ・ケイ・テイ・オーナーズ
第64回 1990年3月11日 中山 1800m ホクトヘリオス 牡6 1:48.3 柴田善臣 中野隆良 金森森商事(株)
第65回 1991年3月10日 中山 1800m ユキノサンライズ 牝4 1:47.7 増沢末夫 鈴木康弘 井上基之
第66回 1992年3月15日 中山 1800m ダイナマイトダディ 牡4 1:48.5 加藤和宏 鈴木康弘 池谷誠一
第67回 1993年3月14日 中山 1800m ムービースター 牡7 1:47.0 岸滋彦 坪憲章 吉田照哉
第68回 1994年3月13日 中山 1800m サクラチトセオー 牡4 1:48.9 小島太 境勝太郎 (株)さくらコマース
第69回 1995年3月12日 中山 1800m フジヤマケンザン 牡7 1:50.3 蛯名正義 森秀行 藤本龍也
第70回 1996年3月10日 中山 1800m サクラローレル 牡5 1:47.2 横山典弘 境勝太郎 (株)さくらコマース
第71回 1997年3月9日 中山 1800m キングオブダイヤ 牡5 1:48.7 柴田善臣 清水利章 石下年安
第72回 1998年3月15日 中山 1800m サイレンススズカ 牡4 1:48.6 武豊 橋田満 永井啓弐
第73回 1999年3月14日 中山 1800m キングヘイロー 牡4 1:47.5 柴田善臣 坂口正大 浅川吉男
第74回 2000年2月27日 中山 1800m ダイワテキサス 牡7 1:46.8 後藤浩輝 増沢末夫 大和商事(株)
第75回 2001年2月25日 中山 1800m アメリカンボス 牡6 1:47.7 江田照男 田子冬樹 (株)畔蒜不動産
第76回 2002年2月24日 中山 1800m トウカイポイント 6 1:45.4 岡部幸雄 後藤由之 内村正則
第77回 2003年3月2日 中山 1800m ローエングリン 牡4 1:47.6 後藤浩輝 伊藤正徳 (有)社台レースホース
第78回 2004年2月29日 中山 1800m サクラプレジデント 牡4 1:44.9 武豊 小島太 (株)さくらコマース
第79回 2005年2月27日 中山 1800m バランスオブゲーム 牡6 1:46.5 田中勝春 宗像義忠 薗部博之
第80回 2006年2月26日 中山 1800m バランスオブゲーム 牡7 1:48.9 田中勝春 宗像義忠 薗部博之
第81回 2007年2月25日 中山 1800m ローエングリン 牡8 1:47.2 後藤浩輝 伊藤正徳 (有)社台レースホース
第82回 2008年3月2日 中山 1800m カンパニー 牡7 1:47.3 横山典弘 音無秀孝 近藤英子
第83回 2009年3月1日 中山 1800m カンパニー 牡8 1:49.2 横山典弘 音無秀孝 近藤英子
第84回 2010年2月28日 中山 1800m トーセンクラウン 牡6 1:51.7 江田照男 菅原泰夫 島川隆哉
第85回 2011年2月27日 中山 1800m ヴィクトワールピサ 牡4 1:46.0 M.デムーロ 角居勝彦 市川義美
第86回 2012年2月26日 中山 1800m フェデラリスト 牡5 1:47.3 蛯名正義 田中剛 (有)社台レースホース
第87回 2013年2月24日 中山 1800m ナカヤマナイト 牡5 1:47.3 柴田善臣 二ノ宮敬宇 和泉信一
第88回 2014年3月2日 中山 1800m ジャスタウェイ 牡5 1:49.8 横山典弘 須貝尚介 大和屋暁
第89回 2015年3月1日 中山 1800m ヌーヴォレコルト 牝4 1:50.3 岩田康誠 斎藤誠 原禮子
第90回 2016年2月28日 中山 1800m ドゥラメンテ 牡4 1:45.9 M.デムーロ 堀宣行 (有)サンデーレーシング
第91回 2017年2月26日 中山 1800m ネオリアリズム 牡6 1:47.6 M.デムーロ 堀宣行 (有)キャロットファーム
第92回 2018年2月25日 中山 1800m ウインブライト 牡4 1:47.6 松岡正海 畠山吉宏 (株)ウイン
第93回 2019年2月24日 中山 1800m ウインブライト 牡5 1:45.5 松岡正海 畠山吉宏 (株)ウイン
第94回 2020年3月1日 中山 1800m ダノンキングリー 牡4 1:46.3 横山典弘 萩原清 (株)ダノックス
第95回 2021年2月28日 中山 1800m ヒシイグアス 牡5 1:44.9 松山弘平 堀宣行 阿部雅英
第96回 2022年2月27日 中山 1800m パンサラッサ 牡5 1:46.4 吉田豊 矢作芳人 広尾レース(株)
第97回 2023年2月26日 中山 1800m ヒシイグアス 牡7 1:47.1 松山弘平 堀宣行 阿部雅英
第98回 2024年2月25日 中山 1800m マテンロウスカイ 騸5 1:48.1 横山典弘 松永幹夫 寺田千代乃
第99回 2025年3月2日 中山 1800m シックスペンス 牡4 1:44.8 C.ルメール 国枝栄 (有)キャロットファーム

記録

  • レースレコード - 1:44.9(第78回優勝馬サクラプレジデント、第95回優勝馬ヒシイグアス)[4]

中山記念(春)

中山記念(春)
開催国 日本
主催者 農林省競馬部(国営競馬
競馬場 中山競馬場
1951年の情報
距離 芝3200m
出走条件 サラ系4歳以上
負担重量 ハンデキャップ
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前述の通り、1937年から1951年までは年2回施行され、春の競走も行われていた。

現行の中山記念は春季競馬で施行しているが、継承しているのは「中山記念(秋)」である。

年表

  • 1937年 - 春の競走を開始。
  • 1944年 - 太平洋戦争の影響で中止(1946年まで)。
  • 1952年 - 廃止。

中山記念(春)歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、現行表記に揃えている。

競走条件は第16回が4歳[4]

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第2回 1937年4月4日 中山 3200m モアーザン 牡5 3:33 0/5 仲住達弥 井上四一
第4回 1938年4月10日 中山 3200m モアーザン 牡6 3:28 3/5 斎藤友吉 仲住達弥 カシワ(井上四一[注 4]
第6回 1939年4月14日 中山 3400m フアインモア 牡5 3:44 2/5 中村一雄 藤本冨良 タイヘイ
第8回 1940年4月8日 中山 3400m ヘンウン 牡5 3:46 3/5 岸参吉 鈴木信太郎 カノウ
第10回 1941年4月13日 中山 3400m エステイツ 牡4 3:46 4/5 田中康三 尾形景造 川内安忠
第12回 1942年4月19日 中山 3400m ライオンカツプ 牡4 3:44 1/5 八木沢勝美 尾形景造 カブト
第14回 1943年4月25日 中山 3400m クレタケ 牡4 3:45 3/5 田中康三 尾形景造 エス・テー
第16回 1947年4月3日 中山 2600m トヨウメ 牡4 2:52 1/5 小林善衛 鈴木信太郎 中村正行
第18回 1948年4月4日 中山 2600m ブランドパプース 牝4 2:49 1/5 保田隆芳 尾形藤吉 飛鳥繁
第20回 1949年5月3日 中山 2600m サチトミ 牡5 2:46 1/5 高橋英夫 鈴木勝太郎 五箇富作
第22回 1950年4月16日 中山 2600m カネフブキ 牡4 2:47 3/5 中村広 藤本冨良 金子貞治
第24回 1951年5月20日 中山 3200m トサホマレ 牡4 3:26 4/5 大久保末吉 稗田敏男 齋藤健二郎

脚注・出典

参考文献

  • 「中山記念(GII)」『中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』日本中央競馬会、2006年、347-444頁。 

注釈

  1. ^ 1,600m超2,200m未満の競走のアローワンス(アローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量についての項目 (PDF) )が2月は1kg、3月は0kgとなっている。開催日(天災地変その他やむを得ない事由により開催日の日取りを変更した場合における変更後の開催日を除く)が2日以上連続する場合において、それらの開催日の最初の日とその他の日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量が当該表に定めるところにより変更されることとなる場合については、当該最初の日現在における当該表による重量をもってそれらの開催日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量とする、より。開催日が3月1日2015年2020年はこれに該当する)の場合でも前日の土曜日2月28日及び閏年の2月29日2月なのでアローワンスは1kgとなる。
  2. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。
  3. ^ 『中央競馬全重賞競走成績集 平成18年版』では「福」は「福」(示偏が旧字体(ネ型ではなく示型))
  4. ^ 中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』では「井上四一」名義。「カシワ」や第6回の「タイヘイ」などは仮定名称と思われる。

出典

  1. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関東)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 7. 2025年3月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 2025年第2回中山競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2025年3月2日閲覧。
  3. ^ a b 2025年度第2回中山競馬特別レース名解説” (PDF). 日本中央競馬会. p. 1. 2025年3月2日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 歴史・コース:中山記念 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2025年3月2日閲覧。
  5. ^ a b 中山記念(G2 / 2016.2.28 中山競馬場・芝1800m)”. 一般社団法人中山馬主協会. 2016年2月22日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h 中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】
  7. ^ 2017年度開催日割および重賞競走について日本中央競馬会、2016年10月17日閲覧
  8. ^ [地]が出走できるGI競走等とそのステップ競走について【2025年度】”. 日本中央競馬会. 2025年3月2日閲覧。
  9. ^ 2004年の成績表参照。
  10. ^ 第2回 中山競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 557-559 (2007年). 2016年2月22日閲覧。(索引番号:05023)
  11. ^ 第2回 中山競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 590-591 (2008年). 2016年2月22日閲覧。(索引番号:05023)
  12. ^ 慶祝競走の実施について”. 日本中央競馬会 (2018年11月25日). 2018年11月25日閲覧。
  13. ^ 売り上げ約65億円減 中山記念大幅ダウン…前年比63% | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2020年3月10日閲覧。
  14. ^ 2月13日(土曜)からの競馬場・ウインズ等の営業(無観客競馬・発売取りやめ)”. 日本中央競馬会 (2021年2月4日). 2021年2月5日閲覧。

各回競走結果の出典

過去に年2回施行され、現在は年1回施行となっている他の競走

外部リンク


中山記念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:14 UTC 版)

サクラローレル」の記事における「中山記念」の解説

1年1カ月休養経て6歳となった1996年3月10日の中山記念(GII)で復帰この間主戦騎手務めていた小島太騎手引退良太提案により、横山典弘新たな主戦騎手となった前年皐月賞優勝馬東京優駿2着、天皇賞(秋)2着のジェニュインが3.7倍の1番人気、以下、前年京都新聞杯など4歳限定重賞3勝のナリタキングオー4.4倍、前年の中山記念3着のエーブアゲインが6.5倍、セキテイリュウオーサイレントハピネスなどが続く中、サクラローレルは、19.5倍の9番人であったスタートから後方3番手を追走し、第3コーナーから進出最終コーナー先行勢の外に持ち出して追い上げた。内ではジェニュイン14番人気ペガサス抜け出し図っていたが、その外から末脚使って差し切り、横山手綱緩めて先頭入線後方1馬4分の3差をつけて、重賞2勝目挙げる。この時、直線見せた末脚は「怒涛末脚」(三好達彦)「ごぼう抜き」(白石俊)と語られた。横山は「緩急自在対応できるし、馬込みもまったく苦にしません。自分持っていた印象とは、まったく違っていました。凄い馬ですよ。」と述べている。

※この「中山記念」の解説は、「サクラローレル」の解説の一部です。
「中山記念」を含む「サクラローレル」の記事については、「サクラローレル」の概要を参照ください。

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