重詰め
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 06:59 UTC 版)
重詰めの形式には、市松、七宝、八方、段取、升詰、隅取といった形式がある。一つの重の品数は奇数とする。 関東では隙間なく詰められるのに対して、関西では裏白などを飾りつけながらふんわりと散らしながら詰められていたが、後にその限りではなく、販売している関西風・京風お節も隙間なくキッチリと詰めて販売しているのがほとんどとなった。 三段重の一般的な構成については次の通り。 一の重には祝い肴と口取り。 二の重には焼き物と酢の物。 三の重には煮物。 四段重の一般的な構成については次の通り。 一の重には祝い肴のうち三つ肴と口取り。 二の重には焼き物。 三の重には煮物もしくは酢の物。 与の重には酢の物もしくは煮しめ。 五段重の一般的な構成については次の通り。 一の重には祝い肴。 二の重には口取り。 三の重には鉢肴あるいは海川の幸または焼き物。 与の重には煮しめ(山の幸の煮物)。 五の重(五段重とする場合の五の重については先述のように説が分かれる) なお、黒豆・田作り・数の子の祝い肴については一の重に入れられるほか別の入れ物に盛り付けられることもある。
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「重詰め」の例文・使い方・用例・文例
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