ボトムアップ
【英】bottom-up
ボトムアップとは、全体のうち下位に位置する側から上位に向かって手続きや伝達を進める方式のことである。
企業や組織におけるボトムアップは、現場に携わる担当者が提案や試算を行って上層部へ提議し、上層部がこれを組み上げて承認する、といった流れによる意思決定を指すことが多い。ボトムアップは現場の自主性や自己管理が促され、現場の実情に即した課題解決が期待できるが、大局的な観点の足りない意見が集まることよって組織全体の意思が却って遅れるといった弊害も生じる可能性がある。
システム設計においては、はじめに個々の構成要素を細かく設計し、各要素の詳細な設計が固まってからそれをまとめ上げる形で全体像を設計する方式がボトムアップと呼ばれる。
ボトムアップの方式に対して、高次に位置する部分から下方へ進める形でことを運ぶ方式は「トップダウン」(top-down)と呼ばれる。
ボトムアップ方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 02:21 UTC 版)
別のアプローチをとってみる:ボトムアップ方式でいわゆるコラッツグラフを作成してみる。コラッツグラフは、以下のように操作を逆にして定義する。 R ( n ) = { { 2 n } if n ≡ 0 , 1 , 2 , 3 , 5 { 2 n , n − 1 3 } if n ≡ 4 ( mod 6 ) . {\displaystyle R(n)={\begin{cases}\{2n\}&{\text{if }}n\equiv 0,1,2,3,5\\[4px]\left\{2n,{\frac {n-1}{3}}\right\}&{\text{if }}n\equiv 4\end{cases}}{\pmod {6}}.} したがって、すべての正の整数が最終的に1になることを証明する代わりに、1がすべての正の整数に逆方向につながることを証明すればよい。任意の整数n, n ≡ 1 (mod 2) ⇔ 3n + 1 ≡ 4 (mod 6) である。ゆえに、.mw-parser-output .sfrac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .sfrac.tion,.mw-parser-output .sfrac .tion{display:inline-block;vertical-align:-0.5em;font-size:85%;text-align:center}.mw-parser-output .sfrac .num,.mw-parser-output .sfrac .den{display:block;line-height:1em;margin:0 0.1em}.mw-parser-output .sfrac .den{border-top:1px solid}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}n − 1/3 ≡ 1 (mod 2) ⇔ n ≡ 4 (mod 6)である。推測的に、この逆関係は、1–2–4ループ(この記事の問題の説明のセクションで定義されている変更されていない関数fの4–2–1ループの逆)を除いてツリーを形成する。 操作3n + 1を、ショートカット操作3n + 1/2に置き換えた場合は、コラッツグラフの定義は以下のようになる。 R ( n ) = { { 2 n } if n ≡ 0 , 1 { 2 n , 2 n − 1 3 } if n ≡ 2 ( mod 3 ) . {\displaystyle R(n)={\begin{cases}\{2n\}&{\text{if }}n\equiv 0,1\\[4px]\left\{2n,{\frac {2n-1}{3}}\right\}&{\text{if }}n\equiv 2\end{cases}}{\pmod {3}}.} 任意の整数n, n ≡ 1 (mod 2) ⇔ 3n + 1/2 ≡ 2 (mod 3)。ゆえに、2n − 1/3 ≡ 1 (mod 2) ⇔ n ≡ 2 (mod 3)である 。推測的に、この逆関係は、1–2ループ(上記のように修正された関数f(n)の1–2ループの逆)を除いてツリーを形成する。
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