導入にあたり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 05:39 UTC 版)
超音波式の導入には、地上高数mの場所に取り付ける場合、音速補正用の温度計が必要となる。超音波式は比較的堅牢で寿命部品は少ないが、数cm程度の精度を要求する場合は、変動(ゆらぎ)が大きい事に留意が必要である。 レーザー式の導入には、レーザー光源に時間寿命がある事に留意が必要である。常時観測する様な使い方では5~6年で寿命に達する場合がある。照射間隔(例:1秒間隔や10分置き)等は観測用途による工夫が延命必須となる。なお、レーザー光源はモジュール化されているため、修理には高額が必要となる場合が多く、供給業者の生産中止により修理不能となる場合がある。 気象庁では、積雪の多い場所や一部の気象官署やアメダスに積雪計を設置している。超音波式、レーザー式(光電式)のいずれかが用いられている。
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