『NHK紅白歌合戦』とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 『NHK紅白歌合戦』の意味・解説 

『NHK紅白歌合戦』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 01:24 UTC 版)

黒柳徹子」の記事における「『NHK紅白歌合戦』」の解説

1958年の『第9回NHK紅白歌合戦』で、紅組司会初め務めた現存している映像の中から、江利チエミ淡谷のり子の歌の音声紹介時には黒柳曲紹介音声一緒に紹介された(後の声と比べる高い声をしている)。当初番組側は当時常連出場歌手楠トシエ紅組司会起用する予定だったが、当時歌手司会認められておらず、歌手としての出場希望した紅組司会打診断った続いて打診受けた黒柳は「歌手の方と付き合い乏しい」と拒否したが、番組側の説得応じる形で最終的に引き受けた。なお、この時の黒柳年齢25歳であり、当時紅白における最年少司会記録であった1958年当時は、テレビ各局で、紅白同様に外部大型劇場借り切って歌謡番組大晦日の「目玉プログラム」として編成されていたため、出場歌手大半紅白放送が始まる時点でまだ会場到着していないという異常事態起きている。その混乱ぶりから、黒柳松島詩子出番の際に、誤って渡辺はま子さん」と紹介してしまうミス犯している(しかし後年『徹子の部屋』松島ゲスト出演した際に、黒柳はこの件につき謝罪したところ、当の松島本人はすっかりこの時の黒柳ミスのことを忘れていた)。 1980年には、『ザ・ベストテン』『徹子の部屋』、『音楽の広場』の司会ぶりを買われ22年ぶりに「第31回NHK紅白歌合戦」の紅組司会起用された(司会返り咲きまでの当時最長インターバル記録となっていた)が、その際黒柳紅組司会を受ける条件として、「紅白番組構成に私の意見取り入れて欲しい」と要望。これが「1980年代最初紅白なのでフレッシュ内容にしたい」と考えていたNHK側思惑合致して司会起用だった。なお、これは後に自身更新するまで紅白における司会返り咲き最長ブランクだった。この年は、宝くじ抽選会使用されているものと同仕様ルーレット使用して本番の中で攻守決めるという異例構成が採られたが、これも黒柳の「自身意見取り入れて欲しい」という要求与して考え出されたものであるとされる。 翌1981年の「第32回NHK紅白歌合戦」についても同年著書窓ぎわのトットちゃん』が350部を超す大ベストセラー記録し、「トットちゃんブーム」が起こったことあり、紅組司会続投した。以後1983年の『第34回NHK紅白歌合戦』まで連続して紅組司会務めたそのうち黒柳最後に紅組司会務めた第34回では、当初紅組司会当時放送中で高視聴率(最高60%)を記録していた連続テレビ小説『おしん』の出演者である田中裕子ヒロイン)か泉ピン子ヒロイン母親役)を据え計画があったという。しかし最終的に1度は完全にリストから消えていた黒柳続投することとなった4年連続起用)。黒柳司会発表会見で「週刊誌では『気くばり先生』(鈴木健二当時NHKアナウンサー)と『おしん』と書かれていたようで…。新鮮味欠ける私で申し訳ありません」と述べた一方、『窓ぎわのトットちゃん』が大ベストセラー(この時点563部)になっていた黒柳と、『気くばりのすすめ』が300突破ベストセラー記録していた鈴木ベストセラー作家同士の両組司会として話題にもなった。 1984年の『第35回NHK紅白歌合戦』も当初引き続き黒柳紅組司会起用決定しかけていたが、この年9月黒柳が「もう今年引き時では」と辞退申し入れる結局白組司会鈴木続投したが、紅組司会この年紫綬褒章受章し黒柳とも親交がある森光子交代となった2015年の『第66回NHK紅白歌合戦』では総合司会担当32年ぶりの司会復帰となった先述司会返り咲きまでの最長インターバル記録自身更新)。黒柳年齢82歳であり、第35回紅組司会務めた64歳という記録抜いて史上最年長司会となるほか、70代以上の人物が司会担当するのは史上初。NHKアナウンサー以外の女性総合司会務めるのは史上初であり、またNHKアナウンサー以外の女性が組司会総合司会双方経験するのも初めて。 1955年の『第6回NHK紅白歌合戦』・1963年の『第14回NHK紅白歌合戦』・1969年の『第20回NHK紅白歌合戦』・1989年の『第40回NHK紅白歌合戦』・2017年の『第68回NHK紅白歌合戦』には応援ゲストとして、2014年の『第65回NHK紅白歌合戦』・2020年の『第71回NHK紅白歌合戦』にはゲスト審査員として2016年『第67回NHK紅白歌合戦』にはVTRゲストとして出演している。その他、1970年の『第21回NHK紅白歌合戦』、1979年の『第30回NHK紅白歌合戦』、1994年の『第45回NHK紅白歌合戦』でも紅組司会の有力候補挙がっていたとされる

※この「『NHK紅白歌合戦』」の解説は、「黒柳徹子」の解説の一部です。
「『NHK紅白歌合戦』」を含む「黒柳徹子」の記事については、「黒柳徹子」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「『NHK紅白歌合戦』」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「『NHK紅白歌合戦』」の関連用語

『NHK紅白歌合戦』のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



『NHK紅白歌合戦』のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの黒柳徹子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS