ビー‐シー‐エム【BCM】
読み方:びーしーえむ
《black contemporary music》ブラックコンテンポラリーミュージック。都会的で洗練された黒人ポップミュージック。
ビー‐シー‐エム【BCM】
読み方:びーしーえむ
BCM
カルベンダジム
分子式: | C9H9N3O2 |
その他の名称: | デルセン、サンメート、デロサール、バビスチン、カルベンダジム、カルベンダゾール、BCM、BMC、MBC【カルベンダゾール】、Delsene、Derosal、BAS 3460、Bavistin、CTR 6669、BAS 67054、Hoe 17411、Carbendazim、Carbendazole、N-(1H-Benzimidazol-2-yl)carbamic acid methyl、CTR-6669、BAS-3460F、HOE-17411、U-32104、N-(1H-Benzimidazol-2-yl)carbamic acid methyl ester、2-(Methoxycarbonylamino)-1H-benzimidazole、1H-Benzimidazole-2-carbamic acid methyl ester、バビスタン、バビスチン3460、メカルゾール、Mecarzole、Bavistine、Garbendazol、Carbendazime、Preparation G-665、フナベン、Bavistan、バッタル、スーパーカルブ、リグナサン、フナベン50、メダミン、デルセン10、チコペル、Thicoper、デロサール60-PM、コルフゴ、Lignasan、Medamine、Delsene 10、Kolfugo、IPO-1250、アンチバクMF、マイコ、Funaben 50、Myco、Derosal 60-PM、BMK、G-665、BAS-67054F、Funaben、Battal、Supercarb、Antibac MF、Bavistin 3460、Preventol OC-3015、プレベントールOC-3015、U-32422E、メチル2-ベンゾイミダゾールカルバマート、Methyl 2-benzimidazolecarbamate、メチルベンゾイミダゾールカルバマート、Methylbenzimidazolecarbamate、Methyl 2-benzimidazole carbamate、Methylbenzimidazole carbamate、カルベンダジン、メチル=ベンゾイミダゾール-2-イルカルバマート、MBC【Carbendazole】、Sunmate |
体系名: | N-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)カルバミン酸メチル、1H-ベンゾイミダゾール-2-イルカルバミド酸メチル、(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)カルバミン酸メチル、(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)カルバミド酸メチル、1H-ベンゾイミダゾール-2-イルカルバミン酸メチル、1H-ベンゾイミダゾール-2-カルバミド酸メチル、N-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)カルバミド酸メチル、2-(メトキシカルボニルアミノ)-1H-ベンゾイミダゾール |
事業継続マネジメント
(BCM から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 07:18 UTC 版)
事業継続マネジメント(じぎょうけいぞくマネジメント、BCM: business continuity management)とは、リスクマネジメントの一種であり、企業がリスク発生時にいかに事業の継続を図り、取引先に対するサービスの提供の欠落を最小限にするかを目的とする経営手段である。できあがった成果物を事業継続計画(BCP)という。事業継続マネジメントシステム (BCMS) は、事業継続マネジメントのための仕組みであり、文書化して維持・改善される。
- ^ “ISO 22300:2021 Security and resilience — Vocabulary”. www.iso.org. 2021年10月7日閲覧。
- ^ ISO 22300:2021 Security and resilience — Vocabulary
- 1 事業継続マネジメントとは
- 2 事業継続マネジメントの概要
- 3 参考文献
BCM(ブラックコートマフィア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 07:28 UTC 版)
「CUFFS 〜傷だらけの地図〜」の記事における「BCM(ブラックコートマフィア)」の解説
ブラックコートマフィアとは、達川町の中でも屈指の不良学校として知られていた小松大工業高校の中で、最も実力のある者達を集めた集団のことで正式なメンバーは百名もいない。通称"マフィア"。創設者は岸川秀人。完全実力主義で、上の命令には絶対服従であり、逆らったり、任務を失敗すれば、マフィア除隊を余儀なくされ、集団リンチなどの制裁を加えられる上に小松大工業内での立場がなくなってしまう。しかし、命令に従い結果を出せば、相当額な報酬を受け取れることができる。額は定かではないが、幹部の一人である居崎麟太郎曰く「そこらの大学出のサラリーマンの初任給よりも遥かに高い額」だそうだ。また、企業でいう"ボーナス"のようなものも存在し、例えばある不良グループと戦闘を行い、表向きのリーダーである轟史郎から指名されたメンバーは、相手のリーダー格・大将首を仕留めるとボーナスが与えられる。 秀人が当初BCM(の前身組織)を創設した目的としては、秀人が作り上げたマリファナ入りタバコ「パープル・ヘイズ」とその売り上げをギャングをはじめとした他の不良集団から守るため轟と作った自警団的なものであった。なお、創設当初の組織の名前は定かではない。その後"別働隊"に改名し、更に世良洋介が入隊する直前に秀人の兄である秀寿が組織を半ば横取りし(秀人も『飽きちゃった』とリーダーの座をあっさり秀寿に譲り渡した)、"ブラックコートマフィア"と名乗るようになった。轟を含めた10人の幹部は全員ゲシュタポの制服を模した黒いコートを着用しなければならず(別働隊の時は普通の皮のハーフコートだった)、コートを脱ぐ時はマフィアに逆らったと見なされ、即、死を意味することになる。不良達が集まる達川町ではこのコートに憧れ、小松大工業に入学する者も多数存在する。小松大工業高校内では、校長や教師達の職員室は完全にBCMによって乗っとられており、事実上全く権限を持っていない。従って、教師達もまた、BCMや不良生徒達の前には屈する以外手はない。校長はBCMのことが表沙汰にならないようにただひたすら願い続けながら、不良達を傍観するだけで精一杯である。 岸川秀人(ヒデ) 通称ヒデ。小松大工業に転校してきた憂作の仲間になった一人。しかし、裏の顔はBCMの真のリーダーであり、BCM(の前身組織)の創立者である。身が軽く、刀剣やナイフのような刃物系の武具の扱いに長ける。頭も非常に良く商才もかなりあり、本人はヤクザよりも商売に魅力を感じていた。マツコーに入学した際、王塚組系岸川一家の組長である父から「これで組織を作ってみろ」と入学祝い金の1000万を渡された際、その金でパープル・ヘイズを作って儲けていた事からも秀人の商才が窺える。岸川一家の若頭の息子である轟とは子供のころからの幼馴染で、普段は「史郎ちゃん」と呼んでいる。また、普段は飄々として掴みどころのない性格だが、裏に潜んだ狂気は轟すらたじろぐ程で、初めて憂作に会った時も、絡んできたブチコーの不良の腹を躊躇なくナイフで切り裂いた。憂作自ら自分の秘密を打ち明けた数少ない人物である(最終回でのカナダにて)。 最初は憂作を使って自分が作ったBCMを潰そうと考えていた(その時のBCMのリーダーは横取りした兄の秀寿であった)。しかし秀寿が逮捕され、さらに父親の死(岸川一家は同じ王塚組系の人斬りマサヤが組長をしている小倉会とは対立しており、マサヤの子分たちに殺害された)により、秀人が寝たきりの母親の面倒や薬代の工面をしなければならなくなり、BCMのリーダーに返り咲くことになった。その時、憂作について来てくれるよう頼むが憂作に拒否され、憂作と決別する。その後、ノワールを交えて三つ巴となる中で憂作とも一度は共闘するが、最後には完全に決別することとなった。 父の死を機会に、ケジメをつけるべく憂作を自分の手で殺そうと決意をするが、結局憂作には敵わず戦いに敗れ去る。その直後に姪のかすみを巻き込んだことに激怒した人斬りマサヤに右腕を斬り落とされ病院送りにされてしまった(斬られた腕はマサヤお抱えの医者によって、元通りに接合された)。最後にカナダに行った憂作の前に現れ、憂作についていこうと決意する。 岸川秀寿 岸川秀人の兄。秀人が作った別働隊を半ば無理やり横取りし、BCMと改名させて裏リーダーに居座った男。知的な秀人とは対照的に入学祝い金の1000万を博打で増やそうと三日で失ってしまったりと思慮が浅い。無抵抗の轟に容赦無く暴行したりと気性が荒く粗野な人物。組織を拡大し資金も更に増やそうと企むがパープル・ヘイズの売買が警察に露呈し(実際は秀人が通報)あっけなく逮捕されてしまう。秀人によるとヤクザの跡取りである長男のプレッシャーを密かに感じていたらしい。 轟史郎(鬼の轟) 通称"鬼の轟"。BCMの表向きのリーダー。クセの強いBCMのメンバー達を率いる男。まともに服を着ているシーンが無い。その実力はBCM内でも間違いなく最強であり、居崎麟太郎曰く「たとえ他のBCMメンバー全員で戦っても相打ちがいいところ」だという。圧倒的なパワー、スピードを誇り、目にも止まらぬ連続技を繰り出し相手を沈めてしまう姿は鬼そのもので、脇固めやツームストーン・パイルドライバーのようなプロレス技も得意とする。憂作を3度に渡り苦しめた唯一の人物で、歴代の登場人物の中でも間違いなく最強ランクの強さを誇る。怒ると眼が真白になり、背中に彫っている鬼の刺青が赤く染まり、そうなったらもう何人たりとも止めることはできない。岸川一家の若頭だった父のミスで、岸川一家が壊滅寸前になったことがあり、そのせいで岸川兄弟には頭が上がらない。 第二章後半にかけて、関西ノワールの堀田速人たちの策略に嵌り、両手足をボーガンで撃たれ、さらにトレードマークだった背中の刺青まで狩猟用ナイフで皮ごと削ぎ落とされ、瀕死の重傷を負ってしまう。その後麟太郎の助けもあり、男死利祭では見事に復活。戦闘不能寸前まで追い込まれた麟太郎を間一髪の所で救い、ノワールきっての巨漢で同じパワー・ファイターの財前克己に完勝した。またこのとき、お互いライバル同士ではあるものの、憂作の不良としての生き様に理解するような一面も垣間見られた。男死利祭終盤にて憂作に戦いを挑み敗れるも、お互い満身創痍の状態だったため、憂作には次はどうなるかわからないと言わしめた。 石倉二三男 轟のチームの舎弟頭。キックボクシングの使い手。同性愛者らしく、轟に屈折した愛情を抱いている。自分以外に轟の目が行くのが許せないという理由で、命令を無視して憂作を抹殺しようとするが返り討ちにあった。BCM崩壊後は僅かな生き残りのメンバーを集めて轟の敵討ちを画策していたが、ノワールの鈴木と佐藤に隠れ家を襲撃されて実行できずに終わる。 加地屋裕貴 元別働隊(BCMの前身)の幹部。轟とは幼き頃からの友人だったらしい。小遣い稼ぎのためにパープル・ヘイズをBCM非公認のルートで売りさばいて売り上げをピンハネしたことが轟の耳に入り、メンバーとしての資質がないと見限られて世良の制裁を受けることとなった。手足を縛られ、頭に火をつけられ、髪の毛の大半を燃やされて成すすべもなく戦意喪失。身が軽く、憂作に一撃をお見舞いしたが、世良の兵隊の不意打ちで拘束されたため、BCMの中ではかなり戦闘力は低かったと思われる。 世良洋介(ナイフ使いの世良) マツコーの一年生で別働隊がBCMと名を変えてから最初に幹部になったナイフ使い。BCMでも二枚目の部類に入り、ナイフの捌きも一級品だが、非常に陰湿な性格で薄汚い手を平気で使う残虐非道な男。愛用しているバイク、ドゥカティ(盗難車)に乗りながらナイフを使い憂作達に襲い掛かる。BCMメンバー加治屋裕貫の制裁の際、彼の頭に火をつけ髪の毛を燃やして苦しんでいるのを見て「加治屋の頭が、火事やーー!」や、憂作との戦いの最中にナイフがなくなってしまった際には「俺のナイフがない…フッ…なんちって…」などの寒いオヤジギャグを連発する。 パープル・ヘイズの回収に失敗し、轟に無能と判断されBCMから追放され、制裁を受ける寸前にその場を逃げ出す。「今夜中にあのリーゼント野郎(憂作)の首を轟に差し出さないと、俺が轟に殺される」と暴走族仲間と共に憂作と笠原を執拗に付けまわすが、それが原因で笠原は白血病が悪化し、亡き人となってしまう。そのため怒りに燃える憂作の殴りこみにあい、完膚なきまでに叩きのめされた。その後は達川町から離れ、どこかの地方で細々と暴走族をしているらしい。「笠原の死」という憂作がBCMに戦いを挑む原因を作った張本人だが、次々に悲惨な末路を辿ったBCMの幹部の中では一番マシな結末だった。 辰巳遥(驚速の辰巳) BCMの幹部の一人。パイナップルのような金髪ヘアースタイルに細い眉毛が特徴。BCMの中でも大柄な男。憂作に化物と言わしめる実力者で蹴り技の名手。変幻自在で驚くほど速い足技を使い、相手を蹴散らすことからついたあだ名が"驚速の辰巳"。足技だけなら轟を除けばBCM内で彼の右に出る者はいないとされる。事実、彼の足技は世良洋介のコートを脚技だけで脱がしたり、戦闘中に宙返りから蹴りの反撃技を出したり、ワゴン車を蹴り飛ばして横滑りさせるなど、華麗さ、破壊力も一級品である。性格は短気で自分勝手、部下や舎弟を一切信頼しておらず、単なる駒としか思っていない。奴隷のようにコキ使い、些細なミスでもヒステリー気味に怒り狂いすぐに暴力を振るうため部下や小野寺勇作に疎まれ、彼らの離反を招く事になった。同僚の麟太郎や厳は辰巳を反面教師としていた。 BCMに入ったのは周りの人間に自分の力を認めさせる為で「この街で実力トップの男(轟)が俺を認めてくれた証だ」と黒いコートを誇りにしていた。辰巳が管理していたパープル・ヘイズの隠し倉庫を憂作たちが荒らしたことから激昂し、バトルに。前半では圧倒的な足技で憂作を苦しめたが、攻撃に偏重して防御がおろそかな欠点を突かれ、最後は辰巳の蹴りの速さについていけるようになった憂作に生命線だった脚をへし折られて敗れる。逮捕後は「不良のアルカトラズ」と噂される少年院、協愛学園に収容され、そこで不良イジメが楽しみと評判の学園長の人体実験さながらの徹底的な虐待を受け、不良としては使い物にならなくされた。 小野寺勇作 辰巳のチームのメンバーで、辰巳とは幼い頃からの友人。色男で女を騙すのが得意。かすみの親友の女の子が勇作に暴行されて自殺未遂したのが原因で、かすみ達に狙われる事になった。辰巳と同じく蹴り技を得意としているが、実力は格段に劣る。とはいえ辰巳と違い面倒見が良くチーム内でも人望があり、辰巳をマフィアの座から追い落とそうと企んでいた。ヘイズを憂作に奪われて辰巳から制裁のリンチを受け、憂作達を汚い手で誘き寄せてヘイズを取り戻そうとするが失敗。最後は逃げようとする途中にかすみにも叩きのめされる。 田辺 辰巳のチームのメンバー。辰巳の威を借って、ミンが無抵抗なのをいい事に何度もリンチした卑劣な男。喧嘩の実力も大したことはない。ミンをリンチした代わりに憂作には何度もボコボコにされた。 塩沢力丸(マッハ力丸) BCMの幹部の一人。相手の間合いに瞬時に接近し、凄まじい速さで肘と膝のコンビネーション技を繰り出す接近戦のエキスパートであだ名は"マッハ力丸"。辰巳とは対照的に仲間思い、友人思いで情にもろく、部下や舎弟ともよくコミュニケーションが取れており、内外問わず信頼も厚い。力丸が轟によって半殺しにされた後、舎弟たちがBCMに復讐を行ったことからも、いかに力丸が慕われていたかが分かる。 自殺した叔父を大変に尊敬しており、BCMに入った理由も叔父が経営していたライブハウスを自分で買い取るための資金稼ぎで、内心では「アイツら(BCMの他の幹部連中)とは金だけの付き合い」「金の付き合いがなきゃ、俺だって顔も見たくねぇ。きっと路上で会ってたら助走つけて殴りにいっている」というくらい嫌っていることもあってか、BCMの幹部では憂作が心を開いた唯一の人物でもある。事実、BCMの他の幹部連中といる時は仏頂面でほとんど言葉を発しないが、友人や舎弟たちと接している時は明るく振舞うとかなりギャップがあり、舎弟たちも「キャラ変わりすぎ」と驚くほど。バンドも掛け持ちでやっており、その実力はプロ並。頭の回転が速く機転も利き、その飾らない性格からライブの客などマフィアの外の人間からも好かれており、またBCM随一の男前であることから女性人気も高い。 上記の通り自殺した叔父が経営していたライブハウスを買い戻す金欲しさにBCMに入るが、しかしGATギャングに誘拐された門女(モンジョ)のあゆむを救い出し意気投合しかけた憂作に、叔父の死やその行為を否定されたことから逆上し、バトルに。持ち前の超スピードの攻撃で憂作を戦闘不能寸前まで追い込むが、最後はトドメに放った壁を蹴って反動で空中で一回転してのダブル・ニー・ドロップを憂作に足で受け止められ、逆に空中に蹴り上げられ天井に叩きつけられ敗北する。戦闘直後に乱入した轟の粛清によって瀕死の重傷を負い病院送りとなるが、ノワールとの戦いでは全快し憂作を援護し、街を守るために参加した。あゆむとは幼馴染で、いつも互いに罵り合っては喧嘩になっているが、結局のところ惹かれ合っている。 相溝厳(ハンニバル厳) BCMの幹部の一人。クンフー(ジークンドー?)の使い手。「デヘヘヘヘーー」「デーーッヒャッヒャッヒャーーー」と笑うひょうきんな男。あまり物事を深く考えていないような態度とは対照的に、性格は極めて狡猾で計算高い。「作戦」と称して部下をうまく扱い、その作戦に全くミスがないことから"ハンニバル・ゲン"とのあだ名がつけられ畏怖されていた。そのため、力丸組とは対照的なシステムではあるものの部下や舎弟からの信頼は絶大であった。しかし、本人曰くただ適当にやっているだけなのに強運だけでBCMの座につけたとのこと。とは言うものの頭のキレはBCMでも文句無しの上位であり、特に人の心理を読む技術はずば抜けて高く、戦闘時における挑発の技術は憂作すら手玉に取るほど。 自らの強運を信じ、遊園地のジェットコースターのレール上で憂作にバトルをしかけ、最初はフェイントを織り交ぜたトリッキーな連続技で憂作を圧倒するが、最後は厳の動きに完全に対応出来るようになった憂作の前に散る。BCMの中では小柄で細身であり、他のメンバーと較べるとやや地味目な技が多かったが、ジェットコースターのレール上で激しい連続技をバランス良く繰り出していたことから、知力だけでなく実力も他のBCMメンバー達にも決してひけを取らない。同僚の居崎麟太郎とはウマが合うようでよく行動を共にしていた。逮捕後は辰巳同様協愛学園に収容され、やはり学園長の徹底的な虐待を受け、不良としては使い物にならなくされた。 居崎麟太郎(張り出し横綱) BCMの幹部の一人で、眼鏡を掛けた肥満漢。BCM内で最も異質な存在。戦闘能力も非常に高く、単行本のキャラ紹介では「実力は轟に次ぐNo.2か?」と書かれていた。中学の時に学校に訪れたOBの力士を張り手一撃で倒したことからついた通称が"張り出し横綱"であるが、本人はそのあだ名が気に入っていない。菓子ならばケーキから牡丹餅まで和洋を問わない大の甘党で、好物のチュッパチャップスをほうばりながら得体の知れぬ笑みを常に浮かべている。BCMの中でも非常に頭の回転が速く、機転を利かせチャンスを伺っている。相撲ではなく形意拳の流れを汲む意拳の使い手で、彼の当身(掌打)を喰らって立てる者はまずいないという。また、男死利祭りでは憂作から借りた三節棍や鉞と言った中国拳法の武器も簡単に使いこなしている。(三節棍ばかりか鉞も名前を知っていたところから、武器にも相当詳しい模様) BCMの遺したマリファナ施設やルートを抑えており、それらと自分を日本中に売り出すために男死利祭をも利用して立ち回り、憂作に替わるNo.1として台頭に成功。憂作に「これからコンビを組まないか」と申し出るが、自分の姦計を正直に話してしまったばかりに、憂作には膠もなく拒否されてしまった。直後に警察の乱入を受け、かすみ達が憂作を連れ出して逃げるのを手助けした後、出所後の栄光を見据えて自分がNo.1であると警察に告げた上で逮捕された。 西徳馬(白い猛牛) BCMの幹部の一人。筋骨隆々の強面の男。コマンドサンボの使い手で、畳一枚のスペースがあれば相手の全身の関節をバラバラに外す事が出来るという。 芝田学園を攻めた際に、宇多川や木元リョウ(キモ)を簡単に叩きのめした。言動が理屈っぽく、戦っている最中でも解説を始めてしまう性格。走行中の車から振り落とされたりぶつかったり、憂作の打撃を何度受けても立ち上がったりと驚異的なタフさを誇る。本来は決して血を好まない穏健な性格だったらしく、ある悲惨な出来事が自分を変えたと語ろうとしたが憂作は聞く耳を持たず容赦無くトドメを刺される。逮捕後、辰巳、厳同様に協愛学園に収容され不良としては使い物にならなくされた。 なお「白い猛牛」の異名は強面の顔と強靭な体格とは裏腹に肌が色白なところからきている。 岩田鉄平・鉄人(双子の岩) BCMの幹部の双子の兄弟で、空手の達人。寸分違わぬ動きで2人同時に襲い掛かり、その様は「手足が4本ずつある怪物」と恐れられている。 得意技は「ツインズ・オブ・ザ・ロック(後にかすみに指摘されロック・オブ・ザ・ツインズに改名)」で、この技で立江商業のO次郎などが餌食になった。両名とも空手技は一級品だが憂作との戦いでは完全に憂作の策にはまってしまい、頭脳の差で完敗。憂作に敗れた後にすぐに回復して憂作を追ったが、途中で出会った人斬りマサヤに反抗したため2人揃って人差し指を切り落とされ、恐怖のあまり引きこもりと化した。 堀田速人 BCMの幹部の一人。中国拳法の棒術の達人。関西からの流れ者のためあだ名はない。 BCMへの対抗組織として作った関西ノワールのリーダー的存在で、BCMに入ったのはあくまで偵察目的とマツコー内で対BCMの人材をスカウトするため。堀田曰く轟には「吐き気がする思いで仕えていた」という。妹がパープル・ヘイズやコカイン・LSDなどの薬物に手を出してしまい最後は地元のチンピラの作り出した粗悪な合成麻薬により死んでしまった。そのチンピラは未成年だったため逮捕されても大した罪には問われなかったために、少年法の改正を望んでいる。イナーキとは仲が良く、2人の関係がある意味でマツコー内部におけるBCMの台頭を抑えていた向きもあったと言える。が、堀田のほうはイナーキを関西ノワールに引き込むために接触していたらしく、イナーキ自身もその魂胆を見抜いており、信用はしていなかった。 最後は憂作と戦い最初のほうは優勢だったものの、トンファーを使い出した憂作に敗北する。本当は情に厚いために罪の意識に耐えられない、憂作に似た人物である。憂作に敗北後「俺が死ねばマスコミはその死の意味を探ろうとするだろう」と船から身を投げるも麟太郎に救出され、同時に敗北の象徴として船のマストに吊るされ、さらし者となる。
※この「BCM(ブラックコートマフィア)」の解説は、「CUFFS 〜傷だらけの地図〜」の解説の一部です。
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