用語・世界観
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「ブルー リフレクション 幻に舞う少女の剣」の記事における「用語・世界観」の解説
原種 古来から存在する世界の管理者、及び管理者候補である上位存在。名前はセフィロトの樹を構成するセフィラから付けられている。巨大な姿をしており、指輪を持つ人間にしか視認することができない。作中では神とも呼ばれている。 次なる管理者の座を巡って100万年周期に一度に争っており、『幻』時点では100万年前の争いで勝利したダアトが管理者となっている。 地球や人間も一体の原種から生み出された存在である。 『澪』のリセット後の世界では、原種は出現しない。 コモン 人間の集合的無意識により形成されている世界。全ての人の意識、記憶が蓄積されている。喜びや悲しみなど人間の感情を基に形作られており、感情が生んだ魔物が徘徊している。 また、人の魂はコモンに帰り生まれ変わりの流れに入り、また新たな生を受ける。 『澪』以降ではユズとライムが番人として管理しており、リフレクターに対しても閉ざされている。また、世界のリセットの干渉を受けない隔絶した世界でもある。 リフレクター 想いの力を増幅することで能力を発揮することのできる存在。リフレクターに変身することが出来るのは指輪に選ばれた、強い想いの力を持った少女だけである。 世界の管理者を巡る争いにおいては各地に存在する特異点を守るべく選ばれた守護者であり、白井日菜子と平原美弦が該当する。 『澪』以降ではAASAや同種の組織によって多数のリフレクターが生み出されている。 エーテル 原種やリフレクターが活動する上で欠かせない感情エネルギー。 原種ダアトは人間の想いが最もエーテルを生み出すと考えており、実際に人間の想いを糧としたダアトは100万年前の争いで容易く勝利した。そのため世界はダアトによって人間の住みやすい環境へと作り替えられた。 指輪 リフレクターに変身するためのアイテム。指輪に想いを込めることで武器を形成したり、変身することができる。 『澪』以降ではAASAや同種の組織がリフレクター研究を通じてレプリカを開発しており、装着者にリフレクターへの変身能力を与える。AASAが作った青い指輪(ブルーリフレクション)とAASA以外の組織が作った赤い指輪(ルージュリフレクション)が存在している。基本的な能力は同一であり、青い指輪は「想い」を、赤い指輪は「負の想い」を力にすることができるが、所有者の心理状況次第では赤から青へと変化する。 フラグメント 人間の想いの欠片が結晶化したもの。『幻』や『帝』では球体やキューブ状となり、『澪』では花の形状をしている。 人間が強い感情を抱くとコモンに出現する。特に持ち主が悩みや問題を抱えて暴走している状態では出現し続けており、やがて魔物に囲まれて壊されると最悪は死に至る。暴走したフラグメントに対して、リフレクターが想いの理解によって鎮めることを「固定化」と呼ぶ。リフレクターの力の源でもあり、『幻』や『帝』では固定化・共有したフラグメントを装備することができる。 コモンが閉ざされた『澪』では直接持ち主の身体から出現する。リフレクター以外の人間には見ることも触れることもできないが、リフレクターは負の想いによって成長したフラグメントを引き抜いたり、暴走したフラグメントを鎮めることが可能。しかしフラグメントを引き抜かれた人間は、心を失いやがて昏睡状態になり死ぬ。 特異点 原種が奪い合う地域のこと。世界に22か所存在している。『幻』の舞台となる星ノ宮が第17特異点、『澪』の舞台となる月ノ宮が第15特異点に該当する。また、AASAの関係者からは星ノ宮をNo.17地区と、月ノ宮はNo.15地区と呼称されるのが多い。 リープレンジ 『澪』で確認されたフラグメントを持ち主の身体から引き抜くことで展開される特殊な空間。リープレンジ内ではリフレクター以外の全ての時間が止まる。 共鳴 お互いの想いを「共鳴」させることで、リフレクターとして強い力を発揮することができる。また、互いに強い想いや記憶を共有したりすることも可能。 『澪』で紫乃が与えた指輪は、互いの記憶を無理矢理共有して共鳴させることが可能であるが、偽りの繋がりとなる。 AASA 作中に登場する研究機関。正式名称はAncient Ark Solving Agency(超古代遺物研究機関)。ユズとライムの父親である司城教授がリーダーを務めていた研究機関。原種の調査を行っている。 元は古代文明やオーパーツの研究を行う機関であったが、ある研究から世界の危機を観測して以後、原種の調査を開始した。『澪』以降ではフラグメントの異変や「灰」に対抗する力としてリフレクターの指輪を研究しており、適性を持つ少女を探しては指輪を提供し、協力者を求めていた。 『澪』では田辺百に指輪を渡しフラグメントの異変を調べるよう依頼した。 リセットされた世界 白井日菜子達、特異点を守護するリフレクターの活躍により原種は倒され、世界は平穏を取り戻した。が、管理者のダアトも倒されたことにより既存の理が変化、様々な可能性が発生した。この世界では原種は出現せず、コモンは閉ざされ、降灰が降り注ぎ、多くのリフレクターが生まれている。ユズとライムによれば本来は原種に関わった人間から原種とコモンに関する記憶を奪われ、管理者により世界は再構成されるらしい。また、原種ネツァクにより消滅された月ノ宮及びそこに住む住人の魂が再生するのは、本来ありえない現象である。 その実態は世界の不具合により起きた現象だったことが『帝』で判明する。 降灰 『澪』開始時点から発生している雪のように降り注ぐ灰。世界が不安定になっていることで発生している。『帝』では「灰」と呼称されており、この灰を被った人間たちは「灰病」と呼ばれる未知の病を発症する。その正体は、世界システムが世界の不具合を解消する為に世界を初期化する為に放った物質である。 雫世界 『帝』の舞台となる異世界の呼称。周りは、学校と辺り一面に広がる水と線路とココロトープしかない世界。ユズとライムが世界の完全な消滅を防ぐため、呼応した僅かなリフレクター達のフラグメントを繋ぎ合わせて創り上げたシェルターである。 ココロトープ 『帝』の拠点となる校舎の外に出現した不思議な空間。心のビオトープのようだ、と愛央たちが名付けた。食材や工作の材料など生活に必要なものが落ちている。また「記憶の欠片」が点在し、回収することで少女たちの失われた記憶の一部を垣間見ることができる。 コモンと同様にモンスターが出現する。 クラック 雫世界の空に出現した裂け目。 世界システム 世界を管理する存在。『幻』以降、不安定になった世界の初期化を試みており、『澪』開始時点で世界に降灰を放った。 消滅機構 『帝』で登場する敵。クラックから出現してリフレクター達を襲う。元の世界では降灰から生まれ、世界を破壊した。 オリジン 『帝』で登場する概念。オリジンという名称は駒川詩が付けた呼称である。
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用語・世界観
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詳細は「ONE PIECEの用語一覧」および「ONE PIECEの地理」を参照 本作の舞台となる世界は、世界中に加盟国を持つ国際組織「世界政府」により統治されている。しかし、海賊王ゴールド・ロジャーの処刑をきっかけに「大海賊時代」が到来し、海賊たちが世界各地で勢力を広げており、世界政府直下の海軍と戦いを繰り広げている。本作では島単位で国が存在し、その多くが王国である。 生活様式や科学技術などは、基本的に現実世界における海賊の黄金時代(17世紀から18世紀ごろ)がモデルと思われる[要出典]。しかし、現実世界から大きくかけ離れた、作中世界固有の設定も多々ある(「偉大なる航路」と「赤い土の大陸」、電伝虫など)。悪魔の実という食べると特殊な能力が身に付く実が存在し、能力の有無を問わず多くの登場人物は超人的な戦闘力を備えている。海王類を始めとする特殊な動物や、巨人や魚人のような亜人種もおり、普通の人間でも身長2mを越える人物が多数登場する。 主人公とその一味は海賊団を結成しているが、一般的な「海賊」のように民間から略奪を行うことは基本的になく(所有者不明瞭な物品を拾ったり、同業者である海賊たちから略奪を働くことはある)、主に各島で事件に巻き込まれ、敵を倒した後に次の島へ進んでいく。戦う敵は同業者である海賊のほか、海軍のような世界政府の組織や一国の元首などの公権力であることもある。 また、作者が本作以前に発表した短編『MONSTERS』と世界観を共有している。 以下の項目は個別記事を参照。 悪魔の実 食べると摩訶不思議な能力が身につく果実。 ゴーイングメリー号 麦わらの一味の初代海賊船。 サウザンドサニー号 麦わらの一味の2代目海賊船。
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用語・世界観
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新銃刀法 犯罪率の増加により銃刀法が改正され、個人でも許可が下りれば銃が所持できる。 サイボーグ 外見上は普通の人間と区別がつかないほど精巧で、脳や脊髄さえ残っていれば、ほぼ完全に人間の肉体を再現できるらしい。かなりの強度を持つ専用素材で構成されており、通常の弾丸は貫通せず専用弾が必要となる。作中に登場したサイボーグは、1体を除いて全て戦闘用。動力源は不明だが、作中唯一の非戦闘用サイボーグは、胸部に有限のバッテリーを内蔵していた。 アンドロイド この世界では、日本の企業シマダ・エレクトロニクスが開発した看護用アンドロイドがプロトタイプとなっている様子。購入費や維持費は高額だが人手不足から世界中に売れており、その技術を応用したと思われる戦闘用アンドロイドも様々なタイプが開発されている。多くのアンドロイドは人間の指示に従うだけだが(それでも抽象的な命令語だけで適切な行動を取るほど高度である)、中にはほぼ自立行動していると言える高度な人工知能を有するものも登場する。 殺戮機械兵(キルダイン) シャッフルズが使う戦闘用アンドロイド。人間型のもの以外にも、小型犬型のものが登場した。 指揮者(コンダクター) 非自立型の戦闘用アンドロイドを複数同時に指揮する人間。通常は中継コンピュータによるモニタリングで遠隔操作するが、専用ヘッドマウントを用いれば至近距離での脳波誘導も可能。ただし脳波誘導では精密な制御はできないらしい。指揮できるアンドロイド数は通常4~5体程度。
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用語・世界観
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「エイルン・ラストコード 〜架空世界より戦場へ〜」の記事における「用語・世界観」の解説
マリス 1999年9月9日にこちら側の世界108箇所に同時発生した災厄である敵性生物たち。人間の捕食を基軸としており、人の言葉を発しこそはするものの、獲物として見る言葉しか発さない。1999年から15年間は通常兵器と戦術で対処可能だったが、2015年にバース7と名付けられた最初のクイーン種7体が世界各地で出現し大被害をもたらす(最終的に核による攻撃で急場をしのぐ)。その後、ヘキサ、ネイバーの出現によりそれらを利用し人類は一応の抵抗は行えているが未だ抜本的な解決方法を持つことが出来ていない。足を持って動いてる生物に見えるが、肉体構造の68%は植物と同様で、体内に莫大な栄養素を含んでおり、死んで土に帰ると120時間で植物が生えていく作用を持っている。幼生体 ポーンやルークと呼ばれる種が該当する。ポーンは3m程度で人的被害の大半がこの種による。ルークは最低でも17mを下回ることはない大型の種で、人の捕食の他に対物・対兵器にも特化している。他にも飛行種のナイトや海洋種のビショップという種がいるが希少。 成長体・成熟体 クイーンと呼ばれる種が該当。マリスを統括し、生きている間は絶えず幼生体を産み続ける為に対マリス戦での最優先攻撃目標となる。幼生体に比べ食欲が減退しており子供(幼生体)に捕食させることを優先する。他の種と違い即時再生機構を持ち、通常兵器では首を落とそうが八つ裂きにしようが即元通りに回復してしまう。これを打ち破れるのはネイバーによる攻撃か核攻撃しかないのが現在の人類の共通認識となっている。また【IME(=Indiscriminate Material Erasure=無差別物質消去)】と呼ばれる硬度無視の空間を抉り取る遠距離攻撃を有しており、人類の航空戦力をほぼ無効化している。しかし子供への給餌を優先させるため、地上エリアにはこの攻撃を行うことはほぼ無い。成長体は「標準型」と呼ばれ、型は一種類のみだが成熟体は複数の型が存在する(多頭型、堅牢型等)。 ヘキサ マリスに優先的に狙われる優先被虐対象者である人間。発症原因は不明。外見上の特徴としては右手の甲に文字通りの六角形の紋章を有していること。マリスに優先的に狙われるという性質から、各国ではヘキサを囮にする等して通常の人間を生かしている。そのためにヘキサへの人権弾圧は凄まじく、見つかったら即座に保管領送りになってしまう。ただ恩恵も存在し、身体能力や頭脳の強化などの様々な才能開花を発現する。個々人により何の才能が開花するかはバラバラだが大まかに分けて【能力変化分類(ブレイン)】、【身体変化分類(フィジカル)】、【複合変化分類(ハイブリッド)】の三つに大別される。何の変化もきたさない【無変化分類(ノンギフト)】も存在するが非常に稀なケースとされる。発症は若年層が多く20代後半から発症することはまずない。現在ヘキサの人権をまともに扱っているのは氷室義塾やスイス等。 ネイバー マリスのクイーン種を撃破可能である機動兵器。人が乗り込んで操縦するロボットであるが、現人類が製造したのではなく突如として世界の各所に出現したものであるため、謎が多い。何故クイーン種を撃破可能なのかも推測程度の論説が挙がっているのみ。詳細は「#ネイバー」を参照 ネイバーフッド 紋章が二つある特殊なヘキサ。ネイバーの操縦はネイバーフッドでなければ不可能。ネイバー規格適合者とも呼ばれ、ネイバーの操縦適性がある者、又は現ネイバーパイロットの総称となっている。通常は右手に加えて左手に紋章が現れるが例外も存在する。被虐体質の優先度合いが通常のヘキサよりも強い。登録したネイバーに応じてヘキサの刻印の中にネイバーに対応した数字が刻印される。氷室義塾のセレンや英雄とされている武蔵以外のネイバーフッド達はネイバーを動かす部品としてのみ扱われているために、人格を抹消されたり不要と見なされたら即座に殺害されるということが通常となっている。 ドール・ワルツ・レクイエム 作中の世界でアニメとして放映されている作品。だが、このアニメの製作経緯は不可解なところがあり、どこともしれないところから脚本案が送られてそれを元に作られたという経緯がある。 第弐富士(東富士人工島) 日本第二ヘキサ保管領。静岡県東部の南方100キロ洋上に位置する、総人口7万人の巨大人工浮島。収容ヘキサは6000人程度だがヘキサの親族や職員、14000人の自衛隊員等多くの非発症者が島に居住している。繁華街ブロック等も設けられており、完全に一つの都市として機能している。物語は主にここを中心に展開する。 氷室義塾 第弐富士にあるヘキサ特別教導軍事学校。若年層ヘキサの育成と、マリス戦を専門にする戦闘組織。ヘキサの人権を認めるべく尽力しており、実際にここでのヘキサの扱いは外国や他の日本国内の保管領と比べてかなり良好なものとなっている。小・中・高(5年)の一貫制を採っており高等科制は適性判断の後に主に「戦闘科」と「非戦闘科」に分かれる。 テンナンバー(規格外十番) 氷室義塾内のヘキサの中でも規格外の才能を持つ10人。元々は身内の遊びで付け合った称号だったが戦闘等での実績により公的文書にも記載されている。
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「航宙軍士官、冒険者になる」の記事における「用語・世界観」の解説
ナノム ナノムとは、航宙軍兵士であれば誰でも体内で共生・培養している、軍用のナノマシンの略称。 電子顕微鏡でしか見えないほどの極小の機械で、単体ではなんの機能も持たず、最低でも1千億単位以上の集合体を形成して機能するシステム。 AI機能、体内のモニター、医療・修復機能、五感への完全なアクセス、短距離の通信機能などを備え、一種のマルチシステムといえるものである。 人間の通常の食事の成分から作製することはできず、作製には、特殊なレアメタルが必要。 バグス 昆虫を大きくしたように見える知的生命体で、様々な種類が確認されている。 一番ベーシックなタイプが、8本足の、ゴキブリを少し細長くして上半身を反らせて身を起こしたようなタイプ。 ゴワゴワとした体毛と外殻に被われており、これだけでも人類が怖気を震うには十分だが、それに加えて極めて不潔でギトギトに脂ぎっているうえに、数種類の寄生虫をその身に宿している。 人類よりも遥かに高い戦闘能力を持ち、素手での戦闘であれば全く敵わない。 しかし、千年にわたる戦いの中で人類はその差を改善すべく努力し続けており、現在では航宙軍宙兵であれば素手での戦闘で互角の戦いができるところまで戦闘能力を上げることに成功していた。 バグスも超空間航行を行うことのできるテクノロジーは持っているが、テクノロジーでは人類のほうが数段進んでいる。 バグスの恐ろしいところは、圧倒的なその物量にある。バグスに狙われた植民惑星は、次々と出現するバグスの艦隊に襲われることになる。 専門家の分析では人類とバグスの生産性、物量の比は1対6だった。しかし、発見されるバグスの植民惑星に特別な生産力はなく、植民惑星の数も人類と大差ないと思われた。 そのため、専門家の間ではどこかにバグスの母星系と思われる大規模な繁殖・生産拠点があるという説が有力で、そこさえ発見し、殲滅することができれば、この長きにわたる戦争を終わらせることができると考えられていた。
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用語・世界観
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「異世界転移、地雷付き。」の記事における「用語・世界観」の解説
神々 神界に複数の神々が存在する。アドヴァストリス 「淀んだ水は腐る。〝世界〟を揺り動かすのは神の仕事」として異世界転移を実行したトリックスター。 ベルフォーグ ラファンに神殿がある。 ウェスシミア ケルグにあるウェスシミアの神殿にある墓地にメアリとミーティアの父親が弔われた。 オーファー 褐色の肌を持ち、長い銀髪をポニーテールに纏めた女神。書籍化記念SS「邪神様がみてる」に登場。 イグリマイヤー 書籍化記念SS「邪神様がみてる」に名前だけ登場。神獣を飼っている。 地雷スキル アドヴァストリスが要望に応えて追加したスキル。一見強力だが実は大きなデメリットがあり、ヘルプがあればデメリット部分の解説が読める。ヘルプなしでも「チートはない」と念押しされていたので警戒して取らなかったクラスメイトもいる。アドヴァストリス曰わく「バランスを取っただけ」で別に騙す意図はなかったというものの、過大な力を与えて早期に愚か者を自滅させて生まれ変わりで別の人生を歩ませる意図はあった。追加したスキル全てが地雷なわけではなく便利なものもある。スキル強奪 対象の持つスキルをレベルそのままですべて奪える。スキルコピーと違ってスキルを指定する必要は無い。使用者が死亡すると奪ったスキルは返却される。デメリットは寿命の4%×奪ったスキルレベルの合計を対象に譲渡する。レベルの無いスキルはレベル5と扱う。ナツキは所有者を「寿命をくれるボーナスキャラ」と言っている。 スキルコピー 対象のスキル名とレベルを指定してスキルをレベル1でコピーできる。スキル強奪と違って対象のスキルに影響は与えない。デメリットはコピーしたスキルはレベル1の状態で封印状態になり、コピー元の人物にスキルの手ほどきを受けないと解除されない。レベルの無いスキルはコピーできない。 取得経験値2倍 得られる経験値が2倍になる。デメリットは習熟に必要な経験が10倍になる。デメリットだけでメリットがないように見えるがアドヴァストリスは「誰も気づかなかったが使い方によっては有効」と言っている。 取得経験値10倍 得られる経験値が10倍になる。デメリットは習熟に必要な経験が10倍になる。要望されて追加したのではなく取得経験値2倍のついでにと言って追加されている。 英雄の資質 訓練と努力次第で英雄になり得る素質。デメリットはトラブルに巻き込まれやすくなり、常に命の危険を伴う。地雷スキルの中でも周囲まで巻き込む危険なものでナオたちは関わらないようにしている。 魔法素質・全属性 すべての種類の魔法を習得し得る素質。デメリットはすべての魔法の習得難易度が何倍にも跳ね上がる。 魔力・極大 その身に膨大な魔力を宿す。デメリットは体力や耐久が極端に低くなり、魔力の操作が非常に困難になる。 魅了 異性を魅了し強く惹きつける。外見は変わらない。デメリットは魅了する対象を選ぶことはできないうえに、魅了した相手は強い独占欲を発揮し、自分だけのものにしようとする。 蟒蛇(うわばみ) 酒に酔いにくくなる。デメリットは酔わないだけでアルコールの欠点が無くなるわけではない。加減が解らなくなる可能性もあるので、急性アルコール中毒や、アルコール依存症には注意する必要がある。 美白 日焼けしにくい白い肌が手に入る。デメリットは色素が薄いので、日光に弱く赤くなりやすい。 その他のスキル ヘルプ アドバイスや説明が表示される。説明だけ見てキャンセルするのを防ぐため、一度チェックを入れると外せない。キャラメイク時だけではなく、転移した後も多少の説明やアドバイスを受けることができる。 異世界の常識 異世界の常識を理解した状態で転移する。要望されて追加したスキルだが地雷ではない。
※この「用語・世界観」の解説は、「異世界転移、地雷付き。」の解説の一部です。
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用語・世界観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 01:40 UTC 版)
鏡都 明恵上人が襖に描いた都。「京都」から名前を取り、鞍馬に言われ字面を変えた。京都で暮らしていた明恵上人たち一家がある事情により、移り住んだ都。絵の世界であるため、人が死ぬこともなく、壊れた物もすぐ元通りになる。外世界から閉ざされており、コトが来るまで新しい住人はいなかった。実は、地球に降臨する前の明恵上人が、神社に秘密で作った13平行軸の惑星。 三人議会 鏡都を取り仕切る組織。鞍馬、八瀬、明恵の3人が所属しており、話し合いで都の方針などを決定するが、実質は議長である鞍馬の独断で決まっているらしい。 神社 「中央軸統合機関神社」「惑星統合機関神社」とも表記される。12の平行軸にある惑星を神の代行者として管理統括するため設立された。「神社直轄部隊」と呼ばれる、能面に黒服、御神刀を持った兵士があちこちに派遣されている。学校もあり、コトが在籍していた。 平行軸 創造主である神が創った世界。12の平行軸に12の惑星がある。 アラタマ コトが得物として使っている巨大ハンマー状の武器。透明で中に色の付いた玉が浮かんでいる。Web版とテレビ版0話ではショーコの持ち物という設定だったが、テレビ版1話では稲荷がコトに渡している。形状もビー玉のような小さい玉で、コトの意思で巨大ハンマーになる。また物が壊れない鏡都でもアラタマで壊した物は戻らないという設定が付け加えられている。
※この「用語・世界観」の解説は、「京騒戯画」の解説の一部です。
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用語・世界観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 17:35 UTC 版)
「とある魔術の禁書目録」の記事における「用語・世界観」の解説
「とある魔術の禁書目録の用語」も参照 舞台となる世界は一見現実の世界を踏まえつつも、魔術や超能力といった超常的存在が実在する架空の世界である。そして科学技術を基本とする「科学サイド」と、魔術を基本とする「魔術サイド」の二大勢力に分かれている。 科学サイド 詳細は「学園都市 (とある魔術の禁書目録)」を参照 科学的な組織の集合体。広義では科学技術を取り扱う現代社会全般を指すが、後述のように学園都市外部は浅く関わっているのみなので、実質的に狭義の科学サイドは「学園都市」単体を指す。基本的に魔術サイドに対する呼称であり、魔術を認識していない人間はそもそもこの呼称を用いることはない。 魔術サイドと違い、科学サイドには学園都市と対等な組織は他に存在せず、実質的に学園都市が科学サイド全土を支配する総本山として君臨している。 学園都市は東京西部に位置する完全独立教育研究機関。外部に比べ数十年進んだ高度な科学技術を持ち、さらに科学的な超能力研究を行い、脳を開発することで超能力者を作り出している。超能力のみならず、近未来的なオーバーテクノロジーや次世代兵器など様々に保有している。学園都市の一般住人は基本的に魔術の存在を知らないが、統括理事長のアレイスターを始めとして上層部や暗部の一部は魔術サイドを認知し、外交関係を結んでいる。 魔術サイド 詳細は「とある魔術の禁書目録の用語#宗教」および「とある魔術の禁書目録の用語#魔術結社」を参照 魔術的な組織や宗教組織が運営している魔術部門といった、秘密裏に活動する諸組織の集合体。魔術自体が世間一般に秘匿されているため、科学サイドや一般サイドからは基本的に存在が認知されていない。 遥か昔に魔術が成立した頃から世界の陰で存在していたため非常に歴史が古い。学園都市一強の科学サイドとは対照的に、勢力が拮抗している主体となる組織がいくつも存在し、各々が異なる目的・思惑を持って活動しており一枚岩ではない。むしろ十字教諸派の対立や、十字教と魔術結社の対立など、魔術サイド内の抗争が絶えない。また魔術師の独特な観念に基づき、組織に殉じずに個人的事情を優先する者が多く、無所属で活動する者もいる。 科学サイドや一般サイドと違い、ほとんど全員が一般的なライフスタイル(学校や会社など)を送らず、独自の目的に沿って生活している。魔術サイドの人間は、携帯電話や飛行機など生活上必要な道具や手段としての科学技術は使うものの、規範や思想としての科学や、学園都市の高度な科学技術は敬遠・忌避する傾向が強い。また、一般的な科学技術すらまともに扱えない科学オンチも一部にいる。 両サイドの関係性 科学サイドと魔術サイドは基本的に相容れず、対立関係にある。科学と魔術の技術情報もそれぞれが独占し互いに不可侵とされ、相手の技術の研究や直接的な両サイド間の戦闘は許されない。両サイドは境界線を定め、互いの領域を侵さないよう協定を結んでおり、その境界を割った者には制裁が加えられる。ただしその協定を守る限りではある程度良好で表立った対立もなく、共通の敵による事件や問題などで利害が一致した時は一部情報提供など協力体制を敷くこともある。なお魔術サイドが一枚岩ではないこともあり、勢力の均衡も半々で保たれているとされる。 超能力と魔術 詳細は「とある魔術の禁書目録の用語#超能力」および「とある魔術の禁書目録の用語#魔術」を参照 本作の世界において、超能力と魔術は明確に区別された存在である。超能力は人為的に脳の構造を開発して発現する「科学的なもの」であり、レベルや種別が細かく定められる。対して魔術は宗教的な法則や伝承を用いて発生させる「オカルト的なもの」であり、儀式や方式によって多種多様な系統が存在する。なお、超能力者に魔術が使えないなどの制限から分かるように、両者は基本的に相容れない。 作中世界の構造・概念など 前述のようにオカルト的な事象が実在する世界なので、神・神々・天使・精霊などの神格的な高次の存在や、天界や魔界などの異世界も実在し、波長がズレて認識できない別位相空間に位置するとされる。同様に魂などの概念もあり、神話上の出来事も一部事実として扱われる。しかしそれと同時に現実世界と同じく科学的な物理法則が支配する世界でもあるので、地球、宇宙、DNAといった世界構造ももちろん存在する。 一般サイド 学園都市と魔術サイド以外の一般社会や諸国家。学園都市からもたらされる科学技術に支えられた現代生活を享受しつつも、宗教に所属し魔術サイドの勢力争いにも知らず知らずの内に間接的に関係している。このため、どちらのサイドからも影響を受けつつどちらのサイドにも深くは傾倒していない「その他」の部分である。 国家については、魔術の存在は認知せず一応科学サイドとして数えられる場合(アメリカや日本など)が多いが、国家の中枢が魔術サイドと深く関わっていたり魔術の存在を明確に認知している場合(イギリスやフランスなど)もある。 その他の現実世界との差異 上述以外には基本的に現実世界とほぼ同じだが、国家体制や社会情勢など一部差異もある。作中世界の歴史についても、歴史上の事件の裏に魔術的な要素が絡んでいたり、著名な人物が魔術と関係していたり、学園都市の影響で現代史が微妙に異なっていたりすることもある。 なお、作中世界が西暦何年かは不明であるが、作中の描写やセリフから21世紀初頭であることが推測される。
※この「用語・世界観」の解説は、「とある魔術の禁書目録」の解説の一部です。
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用語・世界観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 08:53 UTC 版)
「私、能力は平均値でって言ったよね!」の記事における「用語・世界観」の解説
転生後の世界 栗原海里がアデルとして転生した世界。過去に幾度かの文明の崩壊を迎えており、創造主が救済策と実験を兼ねて通常ではやらない大規模な手出しをしたが、ナノマシンの万能性が故に文明の進歩が停滞してしまっている。1週間が6日間で6週間(36日)で1か月、10か月と年末年始の祝日5日間で365日の1年となっている。貨幣は銅貨(日本円にして十円相当)、小銀貨(同百円)、銀貨(同千円)、小金貨(同一万円)、金貨(同十万円)、他に金貨の10倍相当の価値を持つオリハルコン貨がある。 ナノマシン 実験ケースとしての大規模な干渉として、「魔法」を実現するために創造主が散布したもの。一定濃度になるまで自動的に増殖するようになっており、生物の思念波に反応して化学変化や物理変化などの様々な現象を起こす。会話することも能力的には可能だが、存在を知るものはマイルを除きほとんど存在しない上にナノマシンを利用できる権限レベルが3以上の者でないと会話をすることが許されていない。ちなみにマイルが和食を再現しようとした際、納豆菌などの細菌・ウィルス兵器の生産は権限レベル7必要であると拒否した。 本来目には見えないが、光線の屈折などを用いて仮の姿を見せることができる(権限レベルの都合上マイルにのみ)。コミカライズ版では機械的な外見、アニメ版では猫のような小動物の姿を取った。 アイテムボックス マイルだけが使える異次元空間。ナノマシンとコミュニケーションがとれる権限レベル3以上であることが使用できる前提条件。一定数使える者がいる収納魔法と違い、空間内では時間が流れず、容量に制限がない。 マイルは収納魔法ということにして使っており、時間が停止しているため収納した食物が劣化していない点については「冷却魔法をかけ続けている」と誤魔化している。それでも周りは違和感を持つこともある。赤き誓いの仲間は時間停止とまでは気づいていないが、取り出した食材が冷たくないことなどから通常の収納魔法に冷却魔法の組み合わせではないことには気づいている。 収納魔法 物体を収納する魔法。各国に2桁程しか使える者がおらず、珍しく、貴重とされる。マイルのみが使えるアイテムボックスと違い、空間内でも時間が流れ、維持には常に魔力が必要とされる。そのため収納容量も魔力(=思念波出力)に依存する。収納する物の容積と重量には相関関係があり、軽くても容積の大きいものや、小さくても重量の重いものは収納限界に大きく負荷をかける。 ハンター 魔物の討伐や護衛などの依頼を受ける人々。個人的に直接依頼を受けることもできるが、多くの場合は「ハンターギルド」を経由して依頼を受ける。GからSまでの8つのランクがある。赤き誓いのメンバーは全員、最も人数の多いCランクに属する。Sランクに属するハンターはごく数名に限られる。 日本フカシ話 マイルが前世の記憶を元にし、赤き誓いのメンバーに向けて作った物語のシリーズ。主に地球の童話や昔話、冒険譚やアニメ、ゲームの話をアレンジしたものになっている。世界フカシ話もあり、こちらも作家としてのマイル(ミアマ・サトデイル)の執筆のネタにもなっている。
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用語・世界観
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「異世界からの企業進出!?転職からの成り上がり録」の記事における「用語・世界観」の解説
魔王と勇者 イスアルの世界を作った神は、息子である二柱の神に世界の管理を兄弟に任せることにした。その際に、優秀な方にこの世界を任せ、弱き方をその世界の糧とすると宣言した。その言葉に反発した兄弟は、太陽を司る兄が昼を統治し、月を司る弟が夜を統治した。長き年月が経つうちに年々成果を出す弟の力に兄であったイスアリーザは耐えきれず、仲良き兄弟の絆に罅を入れた。次第に、人族の信仰が太陽を司る神に集まり、亜人族の信仰が月を司る神に集まるようになった。ある時、ちょっとした火種から災い起こり、人族と亜人族の間にそれぞれが信仰する神を巻き込んで戦争が発生した。 5000年ほど前、月を司る神ルイーナは、滅びそうになった亜人族を別の大陸に退避させ、その身を犠牲にその大陸をイスアルとは別の世界に隔離し匿ってくれた。以来、月を司る神ルイーナが去った世界では薄明の時はあっても夜が無くなり、月を司る神ルイーナがかくまった世界であるアナタリスでは薄明の時はあっても昼が無くなった。 分かたれた世界は新たな恐怖を産んだ。神の信仰は神自身にとって力そのもの。存在を確定し、神の力を保持するには人間などの生き物からの信仰は欠かせない。最初は一つの大きな信仰だったのが人族の信仰と亜人族による信仰の二つに分かれ、力が分散されてしまった。太陽を司る神である太陽神は焦った。月の神である弟の力が自分を超えるのでは、と。事実、一時は超えていた。イスアルに帰りたいという思いを魔王が束ね、自分たちを守ってくれたルイーナに信仰を集めていたからである。一方で人族は亜人族の大半が去った後も人族の間で戦争を繰り返し信仰が廃れていった。力を超えられた太陽神は、人族を滅ぼす共通の敵として亜人族を名指しし、魔王に対抗する力として、勇者を召喚できるようにした。勇者という力を依代に太陽神への信仰を強化したのである。これにより、話し合いでイスアルに帰りたいという思いは踏みにじられたのである。 魔王に勇者が挑むようになると、魔王城とイスアルを繋ぐ経路にダンジョンが作られるようになった。イスアルへの帰還と入植をしたい魔王軍と勇者とのダンジョンをめぐる長い戦いがこうして始まった。 勇者 太古の昔、イスアルまたはそれに似た異界から地球に移り住んだ者たちがいた。その多くが魔物として恐れられ神として崇められたが、地球には魔力が乏しいため、短い期間に滅んでいった。それでも、乏しい魔力の環境に適応した末裔が存在していた。 イスアルの太陽神は、この末裔の中で魔力適性が高い者に注目し、勇者として召喚できるようにした。勇者は、乏しい魔力の環境に適応していたので、魔力が豊富なイスアルでは超人的な力を発揮したのである。 MAO Corporation 何人もの魔王がイスアルに挑んで、勇者に滅ぼされたり、失脚して政治的な力を失ったりしてきた。魔王と勇者との間に産まれた子の末裔である今代の魔王は、事前にダンジョンの問題点を洗い出しておけばよいのではないかと考えた。地球から勇者の適性のある者を雇い、平和的にダンジョンを攻略させてテストすることで、強化しようと考えたのである。そのアイデアを具現化するためにダンジョンテスターを雇用する会社として設立されたのがMAO Corporationである。 日本での表向きは、鉱物などの希少鉱石を取引する貿易企業である。いつまでも貴金属を円に換金していたのでは財政的に問題があるということで、テスターに支払う円や嗜好品を購入するための資金を稼ぐために、魔界でだぶついている原油を日本に輸出しようという話もあるようだ。 精霊界 ルイーナの子である精霊が住む世界で、イスアルに隣接するわずかに次元がずれた世界である。精霊契約により精霊を召喚し、魔力を代償にその力を借りれば人外の力を行使可能となる。ダークエルフには、ルイーナではなく、ルイーナの子である精霊を信仰する者が多い。 神界 神とその眷属が住む世界で、イスアルに隣接するわずかに次元がずれた世界である。 ソウルとブラッド ダンジョンで発生するモンスターは、ソウルとブラッドに分類される。亜人族と似た形態の魔物もいるが、人とロボットほどの差があり別物である。ソウル ソウルは魔力だけで形成された魔物で、一般的にダンジョンに徘徊しているものの大半がソウルである。死ぬと魔力に還元され消滅する。 ブラッド ソウルの進化種として生まれる魔物で、数こそ少ないが三倍から十倍の能力がある。死ぬとソウルと同様に魔力に還元され消滅するが、魔石や素材となる体の一部を残す。 魔紋/聖紋 特殊な染料で肉体に書き込む魔法陣の一種。一度書き込むと肉体になじみ肉体とともに成長する。魔力を扱いやすくするとともに、魔力による肉体強化が行えるようになる。魔王軍では魔紋、イスアルでは聖紋と言っているが、様式が異なるだけで基本的には同じもののようである。 鉱樹 魔力を吸って成長する鉱物系の植物。武器の形に加工すると使用者の魔力に合わせて成長する武器となる。別名「鍛冶屋泣かせ」。鍛冶屋の手によらず成長して、うまく成長すれば、伝説級の魔剣や聖剣に成長するが、それは万に一つの可能性で、ほとんどのものはそこにまで至れずナマクラで終わる。 神権国家トライスでは、召喚した勇者の魔力や封印した魔王の魔力で人工的に鉱樹から聖剣を作ろうとしていたが、成功している様子は書かれていない。 なお、次郎の鉱樹の成功を見て、会社内の武具販売所では各デザインの鉱樹専用コーナーが出来ている。田中次郎の鉱樹 次郎が持つ鉱樹は、元々が会社でひっそりと売られていた物であり、それを購入した次郎とともに成長し、元々は次郎と接続して効率よく魔力を通す程度だったが、いくつかの転機を乗り越えてある程度意志を持つまでに成長している。一つ目の転機がエボルイーターの事件で次郎の体を再構築するのに貢献している。二つ目の転機がヴァルスとの精霊契約に伴う試練で樹齢数千年クラスに成長。三つ目の転機がバスカルとの闘い後のシンズスカルドラゴンとの融合で自我を得て、鉱樹からの浸食で次郎は人間を辞めている。四つ目の転機として、巨人王ウォーロックにより『アドサエルの杖』の手法が応用され魔紋が施された。五つ目の転機として、太陽神が憑依したイシャンが持つ聖剣の神気を帯びた攻撃と、次郎が魔力適性十に成長したことの反動で新たな状態に脱皮した。結果として国宝級の魔剣に成長している。 魔剣 強力なメリットがある一方でそれに対応するデメリットがある剣。その力に酔って、使っていくにつれて精神を侵食されていき、気づいたときには手遅れになっていることが多いがゆえに魔剣とされている。 魔剣を作る側も、魔剣を使う側も、ともに魔剣とその副作用を御するだけの精神力と力量を要求される。
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