魔術サイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 21:26 UTC 版)
「とある科学の一方通行」の記事における「魔術サイド」の解説
死霊術(ネクロマンシー/しりょうじゅつ) 死者の魂を操る魔術の一つ。脳の残留思念をキーコードに肉体へ「偽りの魂」である疑似魂魄を侵入させ、死体を操る魔術。生きた魂をそのまま捕まえて肉体に戻せるものではなく、元通りに生き返らせるわけではないが、肉体の腐敗は停止する。制御されていない残留思念は地縛霊とも呼ばれる存在であり、生身で触れるのは非常に危険である。 ローゼンタール家 「完全なるゴレム」、すなわち完全なる魂魄と完全なる身体を持つ「神」を作ることを目的とする一族。元はラビの一派でしかなかったが、始祖オベドが劇的に知性を高めようと死体に疑似魂魄を植え付けるという技術を試したせいで異端とされてしまい、400年前に東洋へ追放された。その後、4代目のイサクが道教の跳屍術を取り込み、新たな系譜となった。ナンバーズの悪霊 5代目のネイサンが生み出した、檮杌・饕餮・渾沌・窮奇の4体の疑似魂魄。名前は中国の神話に登場する怪物・四凶から取られている。それまでの疑似魂魄より飛躍的に性能が高められており、死体に定着して人間以上の力を発揮できるようになった。死霊術師でない者が使い続けるのは非常に危険で、過去には街ひとつ滅ぼしたこともあるという。 遺体から疑似魂魄を強制的に引きはがす際には、「舜帝の剣」という霊装を用いる。
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