魔術儀式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 16:58 UTC 版)
インペレーターからセンティネルまでの10人が役割を決めてそれに準じた装束や象徴武器で身を固め、特定の順序で呪文や動作をこなしていく。カバラを下地にして、エジプト神話、ギリシャ神話、タロット、エノクなどを組み合わせ、共通する神の記号や光の象徴を抽出して本質に迫る術式群を備えている。探索者がクリスチャン=ローゼンクロイツの墓所を発見するエピソードにちなんだ儀式が代表格である。蒸気機関などの自然科学が席巻する時代に生まれたこともあり、聖書の記述を鵜呑みにせず、聖書発生以前の古代宗教の変遷を紐解く試みも行い、母体のヘルメス学の影響から、地中海を挟んだ最も身近な異界であるアフリカ大陸に残るエジプト神話に特に着目し、儀式にはエジプト神話の神々の恰好をしていた。 クラス役職名原語意味対応神元素必要階級三首領 インペレーター Imperator 司令官 ネフティス 火 6°=5□ プレモンストレーター Praemonstrator 指導者 イシス 水 7°=4□ カンセラリウス cancellarius 書記 トート 気 5°=6□ 主要司官 ハイエロファント Hierophant 司教 オシリス 5°=6□ ハイエルース Hiereus 司祭 ホルス 4°=7□ ヘゲモン hegemon ガイド マアト 3°=8□ 準司官 ケルックス Kerux ヘラルド 東アヌビス 2°=9□ ストリステス Stolistes 準備者 ムト 1°=10□ ダドゥコス Daduchos 松明者 ネイト 1°=10□ センティネル sentinel 番兵 西アヌビス 0°=0□
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