日本放送協会 施設・関連機関

日本放送協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 06:32 UTC 版)

施設・関連機関

現在

その他、所有する施設には、NHK放送博物館NHK放送文化研究所NHK放送技術研究所[注 18]千代田放送会館、NHK京都保養所洛風荘がある。

過去

いずれもNHK放送センターの建て替えに伴い、閉鎖となっている。

番組

「ニュース シブ5時」料理コーナーの収録現場

番組一覧

民放番組の放送

民放局制作のドキュメンタリー作品のうち、文化庁芸術祭賞放送文化基金賞ギャラクシー賞日本民間放送連盟賞日本放送文化大賞ATP賞などの受賞作品は民放各社との提携によりNHK教育テレビジョンやNHK BSプレミアムなどの番組枠で放送されることがある。2007年からは民放も含め、ドキュメンタリー番組の受賞作品が『ザ・ベストテレビ』としてNHK BSプレミアム(開始当初はNHK BS2)で毎年放送されている。

また、2013年6月29日からNHK BSプレミアムの「名作時代劇」枠ではTBS系列で放送された『大岡越前 第2部』(加藤剛主演、1971年、C.A.L.製作)を放送したり[61]在京民放キー局各社(テレビ東京を除く)などと共同出資している日本国際放送を通して、民放制作(民間放送教育協会を含む)のドキュメンタリー番組を国際放送のNHKワールドTVに供給したり[62]、民放が制作した8K映像作品をNHK BS8Kにて放送したケースもある[63]

テレビアニメではNHK-BSでの『美少女戦士セーラームーン』(テレビ朝日系)、『けいおん!』(TBS系)、Eテレでの『日常』(再編集版)や『ラブライブ!シリーズラブライブ!ラブライブ!サンシャイン!!)』など、民放で放送された作品が、それぞれ放送されたこともある。なお、進撃の巨人に関しては第1期がBSプレミアムで放送された後に新作(第3期)の放送権が各民放から移行した。

これに際し、一部作品において前述の放送法83条及び定款51条に抵触する広告・宣伝放送に該当する場面の対応は、作品によって異なる。『TIGER & BUNNY』では劇中のスポンサーロゴをすべて削除して放送しているのに対し[64]、『ラブライブ!サンシャイン!!』の場合はエンディングクレジットのみの削除にとどめ、本編は編集せずそのまま放送している。

放送を通したバリアフリー

  • 主に教育・教養系のチャンネルを中心にして視覚障害者聴覚障害者のための番組を多数制作してきた。
  • 1990年からは、ニュース映像に手話通訳や文字での要約スーパーを入れた定時ニュース番組NHK手話ニュース』を開始。派生番組や手話を会得する講座番組も制作。
  • また文字多重放送による字幕放送も主に事前収録のドラマ・バラエティーを中心に増やし、2000年からは生番組(ニュース、情報、スポーツ中継など)でリアルタイム字幕放送を導入。後にゴールデンタイムプライムタイムのほとんどの番組で字幕放送が行われるようになった。
  • 視覚障害者向けには番組の場面を説明する解説放送が行われている。1990年から『連続テレビ小説』・『ドラマ新銀河』という2本の帯ドラマの番組から開始し、後に『ドラマ10』や海外ドラマの一部を除くほとんどのドラマ番組とバラエティ・教養・学校番組の一部で採用されている。

番組再販・インターネット配信

番組の再放送は原則として自局のみで行われていたものの、一部番組はケーブルテレビの自主チャンネルや一部の民放局でも放送されていた。2004年からは、大河ドラマなど、CS各局への番組再販が開始され、2006年には後述のコンテンツプロバイダー等への番組提供も始まり、本格的な番組再販が行われている。

NHKの番組を放送した民放局

TXN
メガTONネットワーク時代、「ニルスのふしぎな旅」をネットワークぐるみで放送した。
沖縄テレビ放送フジテレビ系列FNS))
開局していなかった 本土復帰前から、日琉マイクロ回線が開通した後の1965年3月から沖縄放送協会(OHK・現在のNHK沖縄放送局)が開局する1968年12月までは、独自にスポンサー・CMを付けて放送しており、『NHK朝の連続テレビ小説』『大河ドラマ』『スタジオ102』『私の秘密』『NHK紅白歌合戦』などの番組を同時または遅れネットで放送した。特に『NHKニュース』が東京からのニュース番組として扱われ、OHK開局直後はFNNニュース番組に変更されている。教育テレビの学校放送番組は、当時の琉球政府文教局提供で放送され、OHK開局後もしばらく続いた。
琉球放送JNNJRN系列)
復帰前に『のど自慢素人演芸会』(現在のNHKのど自慢)をOHK開局前まではテレビとラジオで同時に放送され、復帰直前まではラジオのみであった。教育テレビやラジオ第2の学校放送番組(琉球政府文教局提供)を復帰直前まで放送していた。またラジオ開局直後には『ひるのいこい』や英会話講座が放送されたことがあるほか、テレビでは1990年代には『未来少年コナン』、2000年には放送番組センターの配給で『ドキュメントにっぽん』が放送された。
ラジオ沖縄NRN系列)
復帰前に、NHK紅白歌合戦など一部のラジオ番組について、独自にスポンサー・CMを付けて放送していたほか、ラジオ第2の学校放送番組が、琉球政府文教局の提供で放送していた。
極東放送エフエム沖縄の法人上の前身)
アメリカ統治下は宗教放送局であり、復帰直前のごく短期間だけ、学校放送をやはり琉球政府文教局の提供で放送されていた。
仙台放送山形テレビ(FNN系列)、日本テレビNNN系列)、関西テレビ(FNN系列)、KBS京都独立局
『未来少年コナン』を購入。
青森朝日放送秋田朝日放送(いずれもANN系列)、西日本放送(NNN系列)、あいテレビ(JNN系列)
お〜い!竜馬』を購入。民放向けに編集されている。
東京12チャンネル
『NHK朝の連続テレビ小説』『大河ドラマ』『ニルスのふしぎな旅』等を購入。
テレビ愛知(TXN系列)
きょうの料理』・『NHK特集 シルクロード』を購入。独自にスポンサー・CMを付けて放送していた。
テレビせとうち(TXN系列)
教育テレビの陶芸番組(30分)をCMなしで放送していた。
KBS京都・サンテレビジョン岐阜放送(いずれも独立局)
上述3局の開局時、『NHKニュース』のネット申し入れを受け入れたため、同時ネットで放送していた[65](1970年3月31日まで[66]、岐阜放送テレビは『岐阜放送ニュース』に改題して放送)。
モバイル.nモバイル放送
NHKニュース(首都圏ローカルニュースを含む)や一部の番組を提供していた。

ほか、独立局を中心に単発番組が放送されることがある。また放送番組センターを通じて教養番組の一部が独立局で放送されることもある。

NHKの番組を配信するコンテンツプロバイダー

インターネット上での配信(配信実験も含む)について、下記にまとめる。

gooNTTレゾナント
『懐かしTVマニアックス〈NHK篇〉』を配信。映像資料からジャンルごとに1950年代から1990年代までの放送番組を紹介。NHKエンタープライズの協力。2006年2月6日から3月31日までの無料配信。
Screenplus(AII
『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』『その時歴史が動いた』「NHKスペシャル宇宙 未知への大紀行』」『おかあさんといっしょ 』『はじめまして!』『ぐ〜チョコランタン』など。一部無料。
GYAO!ストアYahoo! JAPAN
『NHKスペシャル』『プロジェクトX』の一部シリーズ。NHKエンタープライズより提供。一部無料。
BIGLOBE動画(NEC
『NHKスペシャル』『プロジェクトX』の一部シリーズの再放送。NHKエンタープライズより提供。一部無料。
4th MEDIAぷららネットワークス
毎日モーツァルト』を、NHK衛星デジタルハイビジョン・NHK衛星第2での本放送の翌日に配信。定額課金。
GyaO(USEN
『プロジェクトX』『チェルノブイリの傷 奇跡のメス』『NHKスペシャル』『未来への遺産』の一部シリーズの再放送。無料配信。NHK番組では異例のこととして、CMが挿入される(GyaOの他番組と同じ扱い)。
BROAD-GATE 01(USEN)
『NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行』第1-9集の再放送。高品質映像。
ShowTime(USEN・楽天
『プロジェクトX』他15作品。有料配信実験。
iTunes Music Store
ラジオ深夜便』のダウンロード販売。オーディオブックとして、1作品あたり700円。

『日経ニューメディア』(2006年2月17日号)は、ネット上での再放送によって「出演者が得られる分け前よりも、新たな番組制作によって得られる出演料の方が多い」ため、芸能界から敬遠される傾向があると報じた[67]

日本国外の放送局との協力関係

アジアにおいて最大規模の公共放送事業体であり、アジア太平洋放送連合常任理事局である(会長職を海老沢勝二元会長、橋本元一会長が2代続けて務めた)。こうしたことから、特集番組ではアジアの話題を取り上げることも多い。JICA等の要請で発展途上国の放送技術援助に職員を派遣することもある。

放送事業以外では教育番組の国際コンクール「日本賞」やNHKアジア・フィルム・フェスティバルの主催者として、日本国外への認知度を広げている。

番組コンテンツ

以前から欧米を中心とした海外ドラマの放送が積極的に行われてきた。放送作品の一例として『名探偵ポワロ』『大草原の小さな家』『ER緊急救命室』『シャーロックホームズの冒険』『ビバリーヒルズ青春白書』などが挙げられる。1990年代末からはアジア圏の作品も加わり、韓流の火付け役ともなる『冬のソナタ』『チャングムの誓い』などの韓国のドラマ、『北京バイオリン』などの中国のドラマも放送している。『デスパレートな妻たち』『アグリー・ベティ』『スター・ウォーズ クローンウォーズ』といったアメリカ発の人気コンテンツも引き続き多く放送されている。

日本と違い、日本国外における番組制作は制作会社やスタジオが主導権を持ち、日本国外での販売権も放送局と切り離された代理店が持つことが多いため、テレビ各局との協力関係の強弱は関係ない。個別の代理店からのセールスや版権を持つ制作会社の日本法人による提案販売もあれば、カンヌや香港、サンタモニカで開かれる国際的な映画、放送コンテンツの見本市での商談で購入することもある。ちなみに日本もNHKだけでなく民放や映画会社がコンテンツやフォーマットのライセンス販売を行っている。衛星放送のチャンネル増から民放だけでなくWOWOWやBS各局・CSチャンネルとの間でコンテンツの獲得競争が激しくなっている。1990年には国際メディア・コーポレーションが設立されNHKへの買い付けを行っているが「市場価格を乱している」という批判がある。

このほか、『プラネットアース』や『海』といった自然科学系のドキュメンタリーでは国際共同制作として各放送局が資金を出し合い、素材の共有で番組を作り上げることがある。自然、サイエンス系では世界的な撮影技術を持つイギリスBBCやナショナルジオグラフィックと協力することが多い。またレギュラー番組に購入作品を組み込むこともあり、過去の「生きもの地球紀行」などでは、タイトルはそのままで番組は購入番組ということもよく見られ、フィルムとVTRの映像が混在することも普通であった。

このほか自然科学以外のジャンルのドキュメンタリー番組を放送する『BS世界のドキュメンタリー』と題したレギュラー枠がある。アメリカABCとの共同取材『映像の世紀』という事例もある。

報道など

アメリカのCNNやABC、イギリスBBC、ドイツZDFARD、フランスF2中国CCTV、韓国KBSなどニュース素材交換の提携しており、BS1の番組では各局のニュースを同時通訳で放送している。CS等で視聴できる外国のニュース専門チャンネルを除けば、BS1は海外のテレビ報道をデイリーで通訳付きで視聴できる日本で唯一のチャンネルである。

アメリカ同時多発テロ事件アメリカ合衆国大統領選挙といった日本国外の重要ニュースがある場合、BS1では海外放送局(ほとんどはABC)の映像を通訳付きで放送している。1990年代にはABCテレビの深夜ニュース番組で記者がアジア関連の経済ニュースを伝えるコーナーがあった。このほか『PBSニュースアワー』といったニュース番組を放送している。


注釈

  1. ^ 副会長、専務理事、専務理事以外の理事は会長の定めるところにより協会を代表する(定款第39条)。
  2. ^ Nippon Hoso Kyokai」の頭文字。「NHK」は日本放送協会定款第2条で定められた公式な略称である。
  3. ^ 戦前の日本においては、民間企業による放送事業は法律で認められていなかったため、放送事業は社団法人日本放送協会の独占事業であった。
  4. ^ 株式会社放送衛星システムもNHKが49.998%を出資する関連会社である。
  5. ^ 但し、放送上は1995年度の編成がスタートした1995年4月3日より使用開始となり、関連会社等で使用されるものについては段階的に移行する形となった。
  6. ^ のちにデジタル・スタジアムのデジスタ・ナビゲーター、解説委員を務める。
  7. ^ そのため、NHKロゴマーク「三つのたまご」が使用されなかったのは、1962年度から1994年度までのロゴマーク以来24年ぶりとなる。
  8. ^ 地上デジタル放送のチャンネルロゴは総合テレビでは「NHK G」と表示されており、教育テレビでは「NHK E」と表示されていたが、2011年4月11日の放送開始から2020年3月29日までは「NHK Eテレ」の表示となった。2020年3月30日からは「NHK E」と再び表示されている。
  9. ^ 尚、受信機のEPG等で確認できる局ロゴに関しては2020年から「BSP」の略称を使用している。
  10. ^ 2011年4月1日のチャンネル再編までは第1放送がBS1(ビーエスワン)、第2放送がBS2ビーエスツー、ハイビジョン放送がBShiビーエスハイビジョンと略称されていた。
  11. ^ 2007年の法改正までは「命令」であった。
  12. ^ 2021年8月等、特殊な事情がある場合は、1日以外の日に試験放送を行う。
  13. ^ 例えば、2015年の朝ドラまれ』では、輪島塗という言葉が何度も用いられている。
  14. ^ NHKの姿勢とは対照的に、民間放送が企業や商品名ロゴの写り込みを同業他社が提供する番組や、ジャニーズ事務所に所属するタレントが出演する番組を中心にぼかし処理で隠すことがある。
  15. ^ インターネットニュースサイト「NHK NEWS WEB」では曲名の差し替えは行われずにそのまま紹介された[25]
  16. ^ スクランブル配信・ノンスクランブル放送が混在するチャンネル。
  17. ^ それでも、第3代目〜第11代目までの会長は、外部企業の要職を務めた者の民間登用、または外部企業を経て役員に就任した者ばかりだった
  18. ^ 東京都世田谷区- エントランスホールでは放送技術の紹介が行われている。また毎年5月には一般公開が開催される。
  19. ^ テロップ表記も原則カタカナだが漢字表記が分かる人物については最初の表記分についてはカッコ書きで書かれている。 代表例:"キム・デジュン(金大中)氏"

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  122. ^ 魂の旋律―佐村河内守 [単行本]
  123. ^ 佐村河内守 なぜテレビはダマされたのか? ハフィントンポスト 2014年2月8日
  124. ^ 佐村河内氏のゴースト疑惑 NHKは知っていた? スポニチ 2014年2月5日
  125. ^ 札幌の写真家がNHK告訴 著作権法違反容疑 - 47NEWS(よんななニュース)(2008年6月24日 共同通信)






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