放送センターとは? わかりやすく解説

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NHK放送センター

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 08:43 UTC 版)

NHK放送センター(NHKほうそうセンター)は、東京都渋谷区神南2丁目にある日本放送協会(NHK)の施設。いわゆる「本部」であり、放送法第17条(旧第8条)における「主たる事務所」である。


注釈

  1. ^ 2008年に『NHKスペシャル』で自ら認めている。
  2. ^ 放送センターの建物自体は阪神・淡路大震災級の地震にも耐えられる設計となっている。
  3. ^ 取引量の増大や設備の老朽化などにより、江東区豊洲新市場に移転することが決まっていた。
  4. ^ 天井近くに、吊り下げられた表札を捉えるようにスキップバックレコーダー接続のカメラが設置されている他、担当カメラマンが机の下に常備するカムコーダを直ちに引き出して収録する。これは特集番組での重要な映像資料となる。
  5. ^ 災害報道の訓練の様子や選挙開票速報の番組スポットでは映し出されるケースがある。
  6. ^ 災害放送は全チャンネル(またはBS1との)同時放送であるが、災害関連以外の特設ニュースでは総合テレビとNHKワールド・プレミアムの同時放送が基本。
  7. ^ ただ、大雨や台風などの異常気象における特設ニュースではNHKワールド・プレミアムでもすべてまたは一部時間帯で放送されず、完全に総合テレビの単独放送となる場合もある。
  8. ^ セット部分を気象情報や特設ニュース、『NHKニュース おはよう日本』『ニュースウオッチ9』のナレーションでも使用。
  9. ^ イブニングネットワーク』内の首都圏ローカル向けコーナー等で使用
  10. ^ 気象情報』や『NHKナイトニュース』におけるヴァーチャルスタジオ(シンセビジョン)のセットにて使用
  11. ^ セット真ん中のモニターを平日17:57(大相撲・高校野球期間中を除く)の関東甲信越地方の気象情報でも使用。
  12. ^ 2015年6月12日放送の『あさイチ・プレミアムトーク』にゲストとして出演した井上真央(同年放送の大河ドラマ『花燃ゆ』主演)が、当時放送中の朝ドラ『まれ』のヒロインで、2011年の朝ドラ『おひさま』での共演歴がある土屋太鳳とのエピソードを語っているところからこの様子が伺える。
  13. ^ 設備更新の為、2010年7月28日放送分から12月までCR-509を使用していた。
  14. ^ ただし、2012年衆議院議員総選挙の在外投票のお知らせではスタジオでなく国際放送専用(テレビ・ラジオ共用)の主調整室内で収録(放送より確認)。
  15. ^ 正確には親店舗にブランチインブランチ
  16. ^ a b c 地上デジタル放送の中継局が整備されていないなど、日本全国内の難視聴地域へ向けた対策として期間限定で開局。ただし、難視聴地域以外ではスクランブルがかかるため視聴できない。
  17. ^ FMと地上波の総合テレビので一部時間帯に県別ニュースを編成する時間があるが、東京都内向けのFMは広域放送であるラジオ第1放送と同じ「関東(甲信越)のニュース」の扱いとなるため。また年度によってNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)東京都予選、高校野球東東京西東京両地方大会を都内向けのみで放送する場合もある。
  18. ^ 2022年度の報道番組の『NHK NEWS』へのブランド統一後、関東ローカルニュースでの項目クレジットは、『NHK(改行)首都圏(改行)NEWS』と表示される。
  19. ^ 同番組では、2023年9月8日までは「首都圏」の表示だったが、同年9月11日からは「首都圏局」の表記に変更された。
  20. ^ テレビのデータ放送も「NHK 首都圏」と表示していた。
  21. ^ 同サービスが東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を対象とした放送を全国配信しているため。
  22. ^ 水戸局は2018年度まで放送していたが、2019年度以降、台風・大雨・地震などの災害時などは「茨城県のニュース・気象情報」として県域枠に変更して放送することがある。
  23. ^ 水戸局は大雨・台風・地震などの自然災害が発生した場合、「茨城県のニュース」として、県域枠に変更し、18:53 - 55に全国の気象情報を挟み59分で終了、または18:53まで放送する場合あり
  24. ^ ただし、北関東3県(茨城県・栃木県・群馬県)と山梨県では不定期に県域番組への差し替えがなされる場合がある。
  25. ^ この場合は、実況アナウンサーが「ではここで全国の交通情報です。日本道路交通情報センターお願いします」と呼び掛けてから日本道路交通情報センターに繋いでいる。
  26. ^ 一部はノンスクランブルで視聴できるため、配信サービス対象外の日本国内でも海外衛星放送チューナーとパラボラアンテナ(BS放送よりも大きめのサイズ)を用意することで視聴可能。
  27. ^ ただし、1980年代末期から1990年代はじめごろに、当時の早朝ニュース番組『NHKニュースワイド』→『NHKモーニングワイド』→『NHKニュース・おはよう日本』で午前7:30から7:45に放送されていた各地の基幹局<札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、松山、福岡>のローカルニュースを1週間単位の週替わりローテーションで放送したことがあった。
  28. ^ 2018年の第100回大会も「ふるさとリポーター」が派遣されたが、「NHK東京」ではなく、単に「東京」とのみ表示された(東京以外の46道府県は「NHK○○放送局」と表示)。
  29. ^ 同例は民放の福井放送にもある。
  30. ^ 背景としては、これまで煩わしくなっていた「パーソナリティー」としてのアナウンサーと「制作担当者」としてのアナウンサーを分割させるねらいもあったとみられる。
  31. ^ 2011年度を最終年度とする3か年計画では、「報道・番組制作要員は増やし、技術は増加抑制、ほかは容赦なく削減」することを明確にしていた。

出典

  1. ^ 小野善邦『本気で巨大メディアを変えようとした男 ――異色NHK会長「シマゲジ」・改革なくして生存なし現代書館、2009年。ISBN 9784768456071 
  2. ^ 鈴木俊一『回想・地方自治五十年』株式会社ぎょうせい、1997年、ISBN 9784324053263、p.188
  3. ^ 『東京の都市計画に携わって--元東京都首都圏整備局長・山田正男氏に聞く--』財団法人東京都新都市建設公社まちづくり支援センター、2001年、pp.104-105
  4. ^ 鈴木俊一『回想・地方自治五十年』株式会社ぎょうせい、1997年、ISBN 9784324053263、p.189
  5. ^ 山田正男『時の流れ・都市の流れ』鹿島研究所出版会、1973年、p.28
  6. ^ NHK、放送センター建て替えへ ホールなどすべて一新 朝日新聞 2010年1月13日
  7. ^ a b 首相「長時間労働是正へ実効的な対策」 衆院予算委 日本経済新聞 2016年2月15日、同3月8日閲覧。
  8. ^ a b NHK放送センターの地方移転を! 自民・後藤田氏がびっくり提言 高市総務相「地方創生への貢献も大切だ…」 産経新聞 2016年2月15日、同3月8日閲覧。
  9. ^ 慎太郎ポロリ「築地にNHK」で大波紋”. 夕刊フジ (2006年9月11日). 2007年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月19日閲覧。
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  11. ^ 新放送センター 基本設計の概要について』(PDF)(プレスリリース)日本放送協会、2019年11月12日https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/tatekae/pdf/sekkei_gaiyou.pdf2020年6月2日閲覧 
  12. ^ NHK 放送技術の歴史より。
  13. ^ 放送センター建替 基本計画の概要 - NHK
  14. ^ 「NHK VR 360°でみるニューススタジオ」、日本放送協会、2015年12月25日
  15. ^ 2012年度~2013年度までの公式HPにて3繋ぎモニターの背景(カラフルな色やその位置など)が本放送と異なることや、タブレットの試験運用といった内容から2011年度に運用開始予定で進めていたことが当時の公式ブログにてその趣旨が書かれていた。
  16. ^ 2010年度にNHK放送文化研究所にて『抽象化・バーチャル化するニュースのスタジオセット』を議題とし、現状のスタジオセットデザインの課題や改善案を議論した上でのリニューアルとなった。
  17. ^ 駐日韓国公館・機関 在日大韓民国民団
  18. ^ ABC Offices” (英語). オーストラリア放送協会 (2013年3月29日). 2016年8月27日閲覧。
  19. ^ 「反戦デー 学生ゲリラ相次ぐ NHK放送センターに乱入」『朝日新聞』昭和44年(1969年)10月21日夕刊、3版、1面
  20. ^ NHK放送史「アナウンサー百年百話 放送の誕生。第一声は〜アナウンサーの役割を探る〜」」(2022年4月6日生放送よりテキストでの要約)
  21. ^ 常時同時配信・見逃し番組配信サービスの開始について”. 日本放送協会(2020年1月15日作成). p. 1. 2020年3月5日閲覧。
  22. ^ a b 無線局免許状情報(総務省)
  23. ^ 無線局免許状情報(総務省)
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  30. ^ a b 2013年3月1日付の小笠原村民便りより(同年3月3日閲覧)
  31. ^ NHK-FM放送 東京スカイツリーから送信開始 NHK広報局 2012年4月5日[リンク切れ]
  32. ^ a b 無線局免許状情報(総務省)
  33. ^ 日本ラジオ博物館 日本のFM放送の始まり
  34. ^ 五味比左志~合唱とともに~ NHK-FM放送の歴史(タイムテーブル/番組表)
  35. ^ 無線局免許状情報(総務省)
  36. ^ 無線局免許状情報(総務省)
  37. ^ 無線局免許状情報(総務省)
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  40. ^ 日本放送協会 第1360回経営委員会議事録”. 日本放送協会. 2021年7月24日閲覧。
  41. ^ 日本放送協会 理事会議事録 (2021年6月29日開催分)”. 日本放送協会. 2023年3月27日閲覧。
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  43. ^ R1 blog:NHKブログ|ラジオあさいちばん|渋谷スクランブル交差点のカメラ”. 2009年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月12日閲覧。
  44. ^ 平成28(2016)年度第3四半期業務報告
  45. ^ 【西田宗千佳のRandomTracking】「NHKプラス」に感じるテレビの新時代。“あたりまえ”がようやく形に AV Watch 2020年2月27日 2020年6月25日閲覧
  46. ^ 菖蒲久喜ラジオ放送所・ラジオ第2放送 減力放送について





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