量子科学技術研究開発機構とは? わかりやすく解説

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りょうしかがくぎじゅつけんきゅうかいはつ‐きこう〔リヤウシクワガクギジユツケンキウカイハツ‐〕【量子科学技術研究開発機構】


量子科学技術研究開発機構

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/26 17:52 UTC 版)

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
量子科学技術研究開発機構
正式名称 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
英語名称 National Institutes for Quantum Science and Technology
略称 量研、QST
組織形態 国立研究開発法人
所在地 日本
263-8555
千葉県千葉市稲毛区穴川四丁目9番1号
北緯35度38分5.5秒 東経140度6分7.1秒 / 北緯35.634861度 東経140.101972度 / 35.634861; 140.101972 (国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)座標: 北緯35度38分5.5秒 東経140度6分7.1秒 / 北緯35.634861度 東経140.101972度 / 35.634861; 140.101972 (国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)
法人番号 8040005001619
予算 421億円
人数 1300名
理事長 小安重夫
活動領域 量子科学全般
設立年月日 2016年4月1日
前身 放射線医学総合研究所日本原子力研究開発機構
所管 文部科学省(一部の業務については原子力規制委員会共管)
下位組織 放射線医学研究所、量子医科学研究所、量子生命科学研究所、那珂核融合研究所、六ヶ所核融合研究所、高崎量子応用研究所、関西光量子科学研究所、QST病院(旧・放射線医学総合研究所病院)
ウェブサイト www.qst.go.jp
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国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(りょうしかがくぎじゅつけんきゅうかいはつきこう、英:National Institutes for Quantum Science and Technology, 略称:量研(りょうけん)QST(キューエスティー))は、日本国立研究開発法人。研究分野は放射線医学および、量子ビーム(放射線、高強度レーザー放射光)、核融合である。

国立研究開発法人放射線医学総合研究所に国立研究開発法人日本原子力研究開発機構の量子ビーム部門の一部および核融合研究部門を統合して名称変更することにより平成28年(2016年)に設立された。

内閣府より災害対策基本法および事態対処法上の指定公共機関として指定されており、有事の際は、国や地方公共団体と協力し、災害予防・応急・復旧において重要な役割を果たす。また、原子力規制委員会より基幹高度被ばく医療支援センターとして指定されており、原子力事故時の被ばく患者の専門的診療を担う。

研究拠点

主な施設

  • J-KAREN:高強度超短パルスレーザー[2]
  • TIARA:イオン照射研究施設
  • SPring-8:大型放射光施設。2つの専用ビームラインを持つ。
  • HIMAC重粒子線治療装置
  • JT-60SA:トカマク型核融合実験炉
  • ナノテラス (NanoTerasu) :3GeV高輝度放射光施設

関連項目

脚注

  1. ^ 「核融合実験 最大の装置*茨城に完成」『読売新聞』朝刊2020年4月23日(社会面)
  2. ^ 「強さ世界一のレーザー光 がん治療や星の起源照らす」日本経済新聞』2016年12月20日

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