統計センターとは? わかりやすく解説

とうけい‐センター【統計センター】


統計センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/07 14:27 UTC 版)

独立行政法人統計センター
統計センターなどが入っている総務省第2庁舎(東京都新宿区若松町)
正式名称 独立行政法人統計センター
日本語名称 独立行政法人統計センター
英語名称 National Statistics Center
略称 NSTAC
組織形態 独立行政法人(行政執行法人)
本局所在地 日本
162-8668
東京都新宿区若松町19番1号
総務省第2庁舎
法人番号 7011105002089
予算 9,928百万円(2018年度)[1]
資本金 0円(2018年3月31日現在)[2]
負債 30億8272万5646円(2018年3月31日現在)[2]
人数 職員数858人
常勤職員:672人
非常勤職員:186人
(2017年度の、年間平均給与支給人員数)[3]
理事長 佐伯修司[4]
目的 統計の信頼性の確保及び統計技術の向上に資すること
活動内容 国勢調査その他国勢の基本に関する統計調査の製表
設立年月日 2003年4月1日
前身 総務省統計センター
所管 総務省
関連組織 総務省
総務省統計局
ウェブサイト https://www.nstac.go.jp/
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独立行政法人統計センター(どくりつぎょうせいほうじんとうけいセンター、: National Statistics Center略称: NSTAC)は、国勢調査等の統計データの作成やその利活用促進、統計技術の研究等を行う日本独立行政法人行政執行法人)。

総務省が所管する。行政執行法人であるため、職員の身分は国家公務員である。

概要

日本の公的統計制度は、総務省統計局のほか、各府省が所管行政に必要となる統計をそれぞれ作成する分散型統計機構の仕組みになっている。統計の作成は調査の企画・設計、実地調査、データ作成、分析・公表といった一連の過程で行われるが、統計センターはこのうちデータ作成[注釈 1]を主たる任務とする専門機関である。総務省統計局所管の国勢調査や消費者物価指数など、基本的な統計のデータ作成を行うほか、各府省や地方公共団体などの委託を受けて各種の統計作成を行い、これらの機関の統計整備の支援を担っている。また、各府省等が二次利用のための統計データを提供する際の業務委託先となっている(統計法37条[6])。

その他、オンライン調査システム、統計データの提供システムなど政府統計共同利用システムに見られる公的統計の業務基盤・利用基盤の提供の役割を担っているほか、統計作成に係る研究開発や学会参加、開発途上国への技術協力などを行っており、日本の公的統計制度を担う中央機関の一つとされている。

沿革

明治4年(1871年太政官正院に設置された政表課が、現在の総務省統計局の前身とされる。この組織は統計院(1881年)、内閣統計局(1885年)を経て、1920年に国勢院第一部となった。翌1921年5月1日、この国勢院第一部に臨時製表課が設置される。1922年の国勢院廃止にともない、第一部は内閣の外局として統計局に改組。さらに1924年には内閣の機関に編入して内閣統計局となる。翌1925年4月1日、内閣統計局臨時製表課は製表課となる。1931年4月1日の内閣統計局組織改正により、製表課は第一製表課と第二製表課の二課に分離された。

1947年総理庁設置により、内閣統計局は総理庁統計局となった。同年11月1日に統計局内部の組織再編が行われ、集計部門を統合した製表部が設置される。1949年の総理府設置により、総理庁統計局は総理府統計局に改組。

業務の範囲

統計センターの業務は、独立行政法人統計センター法によってその範囲が定められている。具体的には次の通りである。

  • 国勢調査その他の国勢の基本に関する統計調査の製表を行う。
  • 国の行政機関地方公共団体の委託を受けて、統計調査の実施あるいは製表を行う。
  • 統計の作成と利用に必要な情報の蓄積、加工その他の処理を行う。
  • これらの業務に必要な技術の研究を行う。
  • 行政機関や独立行政法人等の委託を受けて、公的統計のデータ二次利用に関する事務を行う。

役員

理事長、理事3名(うち1名は非常勤)、監事2名(いずれも非常勤)

組織

  • 経営審議役
  • 監査室
  • 人材開発室
  • 統計データ利活用センター
  • 総務部
    • 経営企画室
    • 人事課
    • 財務課
    • 厚生管理室
  • 統計編成部
    • 編成管理室
    • 人口統計編成課
    • 経済統計編成課
    • 企業調査支援課
    • 消費統計編成課
  • 情報システム部
    • システムソリューション課
    • 情報システム基盤課
    • 共同利用システム課
  • 統計技術・提供部
    • 統計情報提供課
      • 統計データ利活用推進室
    • 統計作成支援課
    • 技術研究開発課

学術研究機関等との連携

注釈

  1. 行政用語としては、調査の結果えられたデータを一定の手順で処理し、統計表を作成していく一連の工程を「製表」と呼ぶ。これは印刷物としての統計表をつくることを中心に置いた用語である。今日では、情報技術の発達にともなって、電子データとそのデータの属性などを示すメタデータをもふくめた作成・管理が要求されるようになってきたため、「統計編成」と呼ぶことが多くなっている。[5](p316)

出典

  1. 平成30年度独立行政法人統計センター事業計画”. 独立行政法人統計センター (2018年4月). 2018年11月19日閲覧。
  2. 1 2 平成29年度財務諸表”. 独立行政法人統計センター (2018年6月). 2018年11月19日閲覧。
  3. 平成29年度財務諸表 附属明細書”. 独立行政法人統計センター (2018年4月). 2018年11月19日閲覧。
  4. 理事長挨拶”. 独立行政法人統計センター. 2023年10月28日閲覧。
  5. 1 2 3 総務省統計局ほか『統計百五十年史』(下巻)総務省統計局、2024年。国立国会図書館書誌ID:033394788
  6. 統計法- e-Gov法令検索
  7. 1 2 3 総務省統計局ほか『統計百五十年史』(上巻)総務省統計局、2024年。国立国会図書館書誌ID: 033394786
  8. 和歌山県 企画部 企画政策局 企画総務課. 和歌山県データ利活用推進センター”. 和歌山県. 2018年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月12日閲覧。
  9. 統計法及び独立行政法人統計センター法の一部を改正する法律(平成30年6月1日法律第34号) - 国立国会図書館 日本法令索引

関連項目

外部リンク



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