国際メディア・コーポレーションとは? わかりやすく解説

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国際メディア・コーポレーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 06:42 UTC 版)

株式会社国際メディア・コーポレーション(こくさいメディア・コーポレーション)は映像ソフトの売買を業務としていた会社である。略称はMICO(Media International Corporation、マイコ)。

2010年4月1日、スポーツ事業をNHKグローバルメディアサービス吸収分割し、NHKエンタープライズと合併した[1]

概要

日本放送協会(NHK)会長だった島桂次によるNHK商業化路線の一環として設立が計画され、商社や電機メーカーなど大手企業の共同出資で1990年に設立された。よって、NHKとのつながりが深く、MICOの売上高に占めるNHKとの取引額は約7割にもなっている。NHKは株主ではないものの役員にはNHK出身者が多い[2]

設立の際、民放各社にも協力をよびかけたが、協力を得られなかったのは民放各社がNHKの肥大化を警戒していたからだといわれている。

脚注

  1. ^ 当社の事業再編について』(PDF)(プレスリリース)国際メディア・コーポレーション、2010年2月5日http://www.micojapan.com/ecsv/ezcatfiles/mico/img/img/750/jigyousaihenn2.5.pdf2010年3月27日閲覧 
  2. ^ “NHK子会社、番組商社を吸収 「韓流」仕掛け役、輸出入を強化”. 日本経済新聞. (2009年12月22日). http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091222AT1D2100R21122009.html 2009年12月25日閲覧。 

参考文献

  • 高橋健二 『ハイビジョン NHKの陰謀―松下電器の思惑 ソニーの打算』 光文社、1992年。ISBN 978-4334012632

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