漁業協同組合とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 漁業協同組合の意味・解説 

ぎょぎょう‐きょうどうくみあい〔ギヨゲフケフドウくみあひ〕【漁業協同組合】

読み方:ぎょぎょうきょうどうくみあい

一定地区内の漁民組合員とし、漁民必要な物資の供給共同施設利用漁獲物などの加工販売信用業務などの事業を行う水産業協同組合漁協(ぎょきょう)。JFJapan Fisheries Cooperatives)。


漁業協同組合(他に分類されないもの)

分類日本標準産業分類(平成19年[2007年]11月改定) > 複合サービス事業 > 協同組合(他に分類されないもの) > 農林水産業協同組合(他に分類されないもの) > 漁業協同組合(他に分類されないもの)
説明信用事業又は共済事業併せて経営指導事業購買事業厚生事業等を複合的に行う他に分類されない漁業協同組合,漁業協同組合連合会(以下「漁業協同組合」という)の事業所をいう。
単一事業を行う漁業協同組合の事業所はその行う業務によりそれぞれの産業分類される
なお,複数事業を行う事業所であっても信用事業又は共済事業行ってない場合は,その事業所で行う事業のうち,主要な経済活動によりそれぞれの産業分類される
事例漁業協同組合(信用事業又は共済事業併せて他の大分類にわたる各種事業を行うもの)

漁業協同組合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 00:20 UTC 版)

日本の漁業協同組合(にほんのぎょぎょうきょうどうくみあい)は、世界の漁業協同組合の中にあって、日本漁業者(漁民)によって組織され・発展してきた協同組合


注釈

  1. ^ 二者は「経済事業」と総称される。特に販売事業が主力となるが、1990年をピークに今日まで販売額は右肩下がりである。この点、参考文献の著者は、国民的に食が細くなっていることや魚離れといった需要減少を理由にしている。魚離れに関しては、食材として規格化されにくい性質と、そこに着目した小売店の撤退を興味深く論じている。
  2. ^ 2011年時点でわかっている範囲でも、職員が0人~2人の漁協が282もある。10人未満の漁協の数は全体の6割以上だ。
  3. ^ 他方、漁業経営者が免許されるのは経営者免許漁業権という。経験者優先、地元優先のうえ、より多くの地元漁民が参画した組織に与えられる。あくまで漁協優先だ。実は、組合管理漁業権と経営者免許漁業権のいずれにもあてはまらない形態の方が多い。江戸時代から村共同で営まれているものや、漁協と漁民との共同経営、漁民と民間企業との共同経営、地元漁民が設立した会社法人や水産業協同組合法上の漁業生産組合など。
  4. ^ 2013年4月、漁業権を民間企業に開放しようと宮城県が申請していた「水産業復興特区」の計画を復興庁が認定。[3]

出典



「漁業協同組合」の続きの解説一覧

漁業協同組合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 05:05 UTC 版)

宇川のアユ」の記事における「漁業協同組合」の解説

1901年明治34年)、宇川有する丹後町宇川地区東部において、上宇川漁業協同組合の前身である上宇川漁業組合誕生した当時は海と川の双方での漁業権持ち1934年昭和9年)には、アユ入漁料として投網漁・竿釣り共に1日70銭、巻網漁は1日1円徴収した当時は稚放流しており、漁は1日70銭を徴収した1949年昭和24年)、組合法改正に伴い上宇川漁業組合から上宇川漁業協同組合と改称した上宇川漁業協同組合は、1964年昭和39年)に海の漁業権放棄し淡水漁業のみを対象にした組合となり、海の漁業権は、下宇川漁業協同組合へ移譲された。 河川漁業では、全国的に組合員でも専業漁師少なく漁獲物を機関通じて売買することも海洋漁業比して少なく鑑札買って獲っていく釣り人が多いために漁獲統計整備されていない上宇川漁業協同組合においても同様で、宇川のアユ実際にどのくらい生息し漁獲され消費されてきたのかは今日に至るまで明らかでない上宇川漁業協同組合では、かつては各戸すべてが組合加入し1988年昭和63年)の組合員数は110名を数えたこの頃から京都府漁場管理委員会より通知される増殖目標従い稚アユ放流している。1987年昭和62年)には、200キログラム稚アユ放流し、この事業高齢過疎化組合員数30程度まで減少した2021年令和3年)現在も毎年5月行われている。放流地点中瀬付近親水公園や、宇川付近で、地元保育園との協働事業として、宇川流域の5カ所から7カ所で行う。2017年平成29年)と2019年令和元年)には宇川流域の5カ所で琵琶湖から購入した体長7~10センチメートルほどの稚アユ18,000尾・約150キログラム放流した宇川は、京丹後市丹後町弥栄町の2町にまたがる河川である。下流側となる丹後管内上宇川漁業協同組合の管轄であるが、上流側弥栄町野間には野間漁業協同組合がある。しかし、丹後町小脇にある水力発電所小脇発電所」の田中ダム越えてアユ遡上することは容易でなく、野間にはほとんど到達しないとみられており、野間漁業協同組合では毎年より多く稚アユ放流している。2021年令和3年)には400キログラム放流した

※この「漁業協同組合」の解説は、「宇川のアユ」の解説の一部です。
「漁業協同組合」を含む「宇川のアユ」の記事については、「宇川のアユ」の概要を参照ください。


漁業協同組合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 05:27 UTC 版)

東吉野村」の記事における「漁業協同組合」の解説

東吉野村漁業協同組合 - 村内河川管理アユアマゴウナギ

※この「漁業協同組合」の解説は、「東吉野村」の解説の一部です。
「漁業協同組合」を含む「東吉野村」の記事については、「東吉野村」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「漁業協同組合」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「漁業協同組合」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「漁業協同組合」の関連用語

漁業協同組合のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



漁業協同組合のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
総務省総務省
Copyright(c)2024 総務省 統計局 All rights reserved
政府統計の総合窓口(e-Stat)
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの漁業協同組合 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの宇川のアユ (改訂履歴)、東吉野村 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS