下宇川
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袖志(そでし) 79世帯・177人(2016年9月31日) 経ヶ岬には日本三大灯台のひとつとされる経ヶ岬灯台があり、映画『新・喜びも悲しみも幾歳月』のロケ地にもなった。日本の棚田百選に選定されている袖志の棚田があり、田植え体験などの地域再生活動が行われていた。観光スポットとしては海食洞の穴文殊などもある。航空自衛隊の経ヶ岬分屯基地や在日米軍経ヶ岬通信所がある。 尾和(おわ) 26世帯・68人(2014年8月30日) 毎年8月24日には尾和と袖志の間にある穴文殊で、海上安全や五穀豊穣を祈願する穴文殊祭りが開催される。氏神として八柱神社がある。 中浜(なかはま) 164世帯・355人(2014年7月31日) 宇川地区最大の人口を有する大字である。江戸時代の慶長年間には近隣地域隋一の漁村であり、タラ・シイラ・サメ・カレイなども漁獲した。現在の中浜漁港は京都府唯一の第4種漁港(避難港)である。 久僧(きゅうそ) 78世帯・184人(2016年10月31日) 2011年(平成23年)まで久僧海水浴場では障害児療育キャンプ事業であるきゅうそキャンプが行われていた。日本海を望む高台には宇川温泉がある。近年には下宇川保育所跡地に宇川アクティブライフハウスが開設され、2013年(平成25年)に設立された宇川加工所などが地域活性化に関する活動を行っている。2019年(平成31年)1月には宇川地区唯一のスーパーであるにしがき宇川店が閉店した。 上野(うえの) 55世帯・124人(2015年1月31日) 下宇川全体の氏神である六神社には南北朝時代の宝篋印塔がある。江戸時代の宝暦3年(1753年)には上野村の多兵衛が宇川の鮎について研究した。京丹後市立宇川小学校と京丹後市立宇川中学校があったが、2014年(平成26年)3月には宇川中学校が閉校となった。高嶋海水浴場とオートキャンプ場がある。2020年(令和2年)に、京都府最古とされる旧石器時代後期(3万6000年前)の上野遺跡が発見された。 谷内(たにうち) 27世帯・51人(2016年10月31日) 平安時代後期に源氏の佐々木高綱一行が通った時の伝承に基づく馬つなぎ橋がある。江戸時代から「谷内の太刀振り」が奉納されている。 上山(うえやま) 5世帯・9人(2020年7月31日) 丹後地方有数の古寺・上山寺の門前集落に端を発する山村集落である。上山の田では農家による自然農法の試みが行われているほか、棚田においては京都大学と協働して古代米を栽培しており、古代米を使用したメニューが京都大学生協で提供されている。 袖志の棚田と日本海 中浜の集落 久僧にある宇川アクティブライフハウス 久僧にあったにしがき宇川店 久僧で行われていたきゅうそキャンプ 上野にある六神社
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