廃村に到る過疎と老齢化の傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:36 UTC 版)
「丹後町の離村・廃村」の記事における「廃村に到る過疎と老齢化の傾向」の解説
1970年代に厚生省の人口問題研究所が算出した老齢人口計数(65歳以上の人口÷全人口×100パーセント)の全国数字は、1980年(昭和55年)で9パーセント、2000年(平成12年)で10パーセントと推定されていたが、1970年代の時点ですでに丹後町上宇川地区では17.1パーセント、下宇川地域では18パーセントに達しており、この地域一帯で全国に先駆けて離村・廃村化が進んだ要因との関係も濃厚である。 2021年(令和3年)現在廃村には到っていないが、丹後町では「上山」・「上野」・「畑」・「遠下」・「鞍内」・「此代」・「筆石」・「牧ノ谷」・「矢畑」・「成願寺」なども1970年代ですでに老齢人口が20パーセントを超えている。「井谷」や「畑」のように集落人口が10人にも満たない地域も少なからずあり、集落の廃村化は長く身近な課題となっている。
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