ローカル編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 21:22 UTC 版)
火曜の19時台及び20時台にはそれぞれ『ちゃちゃ入れマンデー』、『やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です』などのローカルバラエティ番組を編成している。そのため、フジテレビ等一部地域で放送される『今夜はナゾトレ』(19時台)と『潜在能力テスト』(20時台)のネットには消極的となっており、19時台と20時台に特番が放送される場合でも上述のローカルバラエティ番組を優先する都合上、未放送(実質上はネット返上扱い)となるケースがある他、長時間番組(主に改編期の特番)が編成される場合は21時からの短縮版(生放送の場合は途中飛び乗り)となるケースがある(一部例外あり)。また両方ともローカル枠のため2時間のローカルバラエティ番組を編成する場合がある。ただし、スポーツ中継が組まれる時はネットワークセールスとなることが多いため、ローカルバラエティ番組を休止してスポーツ中継を優先している。 1990年代以降、準キー局はやしきたかじんと上沼恵美子の冠番組を編成することが多くなったが、関西テレビは土曜日昼に『たかじん胸いっぱい』、金曜の19時台に『快傑えみちゃんねる』の2番組を放送しており、いずれも20年以上続く人気番組となった。しかし新型コロナウイルス感染症の流行に伴う収益悪化もあり、2021年3月までに両番組は終了し、長らく自社制作が続いていたローカル枠も返上した。後番組については前者は自社編成枠、後者は『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ制作)としていたが、2021年11月より金曜19時台にて『ちまたのジョーシキちゃん』が放送されている。 また、木曜深夜(金曜未明)に、関西ローカルの自社制作ドラマを放送することもある。かつては火曜深夜(水曜未明)にも自社制作ドラマを放送していた。 なお、過去には関西テレビ側でも、クロスネット局の編成に対応するために月曜夜10時枠の連続ドラマの90分拡大版を1時間に編集したものを裏送りしたことがあった。 昭和末期までは、阪急ブレーブス主催試合の優先的中継、ミニ番組『ブレーブスリポート』、宝塚歌劇舞台中継、阪急グループ単独提供、宝塚映像制作のドラマ枠など、「阪急系のテレビ局」という色合いがそこかしこにうかがえたが、現在はそうした傾向はやや弱まっている。
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