Juda
ジュダ
(JUDA から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/09 23:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ジュダ (Judah, Juda)
- ユダの英語、フランス語などによる音訳。
- ジュダ・ベンジャミン - イギリスおよびアメリカ合衆国の政治家。
- 架空の名称
- ウルトラシリーズに登場するキャラクター
- 宇宙の帝王 ジュダ - 『アンドロメロス』『ウルトラマン物語』に登場。
- 幻影宇宙帝王 ジュダ・スペクター - 『ウルトラファイトビクトリー』に登場。
- JUDA - 漫画『鉄のラインバレル』に登場する企業。
- ジュダ / 仮面ライダージュダ - アクションゲーム『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』に登場するラストボス。
- ジュダ - シミュレーションRPG『ファイアーエムブレム外伝』およびそのリメイク作品『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』に登場する人物。バレンシア大陸#ドーマ教団を参照。
- ウルトラシリーズに登場するキャラクター
![]() |
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。 |
JUDA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:29 UTC 版)
表向きは世界的にトップシェアの医療機器メーカー「JUDA Corporation」。その実態は、現状唯一加藤機関に対抗できる組織。 11体のマキナ全てにファクターが生まれたことによって起きた「オーバーライド」によってヒトマキナを確認後、共通の敵と言うことを認識して加藤機関に合流した。 早瀬 浩一(はやせ こういち) 声 - 柿原徹也、斎藤千和(幼少時代) 【誕生日:2005年1月23日 / 年齢:14歳 / 性別:男 / 血液型:O型 / 身長:171センチメートル / 体重:55キログラム / 出身地:東京都(テレビアニメ版では神奈川県) / 好きな食べ物:寿司 / 嫌いな食べ物:ピーマン / 趣味:なし / 中学3年生⇒高校1年生(第11巻より)】 主人公。ラインバレルのファクター。小学6年のとき、落下してきたラインバレルの下敷きとなって命を落とすが、自分の置かれている状況も把握していなかった絵美の強い願いによってラインバレルに固有ナノマシンを移植され、ファクターとなった。当初は同級生からいじめられていたが、ファクターになったことにより優れた身体能力を発揮して立場を逆転させ、攻撃的な性格を持つ番長的存在となった。しかし、表向きは優等生を演じており、教師からの評判と成績も良く、一流進学校の推薦を貰えるほどである。菱見高校の面接当日に絵美が王政陸に拉致され、助けに行くために面接に行けなかったが、石神の力で再面接が可能となり、菱見高校に合格した。また、早瀬軍団の軍団長も務めている。 ファクターになって変わってしまったとはいえ、基本的には快活で勇敢、優しいところもあればたまにとんでもない勘違いをかます、どこにでもいるような普通の少年である。感情が昂ったり、危機的状況に陥ると自分を鼓舞するように「ナイスな展開だぜ!」と言う癖がある。 成り行きとはいえラインバレルと絵美との出会いにより、戦いに巻き込まれるが、それによって得た力を様々な困難を乗り越え自分のものにしていく。 小さい頃から幼馴染の理沙子のことが好きだが、転校してきた絵美に対しては自分を監視しているJUDAの一員であることを知らずに一目惚れし、自分の気持ちに迷っている。 初期の戦闘スタイルはやや粗暴であったが、最近はよく考えて行動することが増えている。また、彼は一貫して「不殺」の信念を持っていたが、天児の目覚めにより(浩一の意思とは無関係に)その信念を破ってしまった。その後「あんな化け物には二度と乗らない」と言って迅雷のパイロットに志願、搭乗して戦闘にも参加している。その後生きていた矢島との対話で決意を固め、ラインバレルと対峙。城崎天児から未来世界の実情を伝えられ、もう戦わなくてよいと優しく声を掛けられるが、天児の行動原理を「絶望」だと糾弾。自らの行動原理が「希望」にあることを主張し、それを認めた天児からラインバレルと絵美のこと、そして教え子の加藤のことを託される。天児を救えなかったことに悔みながらも、直後の絵美との会話の中でそれまでの展開が台無しになりかねない勘違いをしてしまう。その後、東京に戻った浩一は理沙子と矢島のもとに現れる。理沙子に拒絶されながらも、彼なりに必死に弁明しようとしていたが、直後に加藤機関の襲撃を受けてしまう。しかし「ナイスな展開」だと不敵な笑みを浮かべ、真実を知らずにいた理沙子の前でラインバレルを召喚、正義の味方としての名乗りを堂々とあげるのだった。 「オーバーライド」後に実行された《月面ジャミング施設破壊作戦》の最中、ヒトマキナのボス・デウスと接触圧縮転送フィールドをぶつけあった結果「行方不明」となるが、3年後の2023年。ニューヨークにおけるヒトマキナ掃討作戦中に帰還した(本人の主観としては数時間程度)。 ヒトマキナ「終焉」との決戦時、オーバーライドでヒトマキナの拠点へ転移しようとした隙に、ロストバレルに背後から強襲され、瀕死の重症を負ってしまい、体の左半身を失ってしまう。その際に「真のファクター」として覚醒する。その後前線に復帰したかにみえていたが、実はこの時点で森次の手を借りて天児同様自らの脳を電脳として「アーク」に移植し、ラインバレルそのものとなっていた。通信の画面に映っていた姿は生身の彼ではなく映像にすぎず、デウスとの最終決戦後絵美の眼前で彼女に一緒に遊びに行く約束を果たせなかった事を詫びながらその姿も消えた。最終決戦終了後はラインバレル毎宇宙へその身を移し、JUDA側と定時通信をしている。 【テレビアニメ版のみの設定】中学3年生の時に、ラインバレルの下敷きとなり、そのままファクターとなると同時に、裸のまま倒れていた城崎 絵美をみつけ、家に連れ帰る。加藤機関のアルマ部隊が町を襲撃してきた時、絵美が自分の手を取り胸に押し付けたと同時に、ラインバレルの名を呼び、その場に転送。ラインバレルのコックピットハッチが開いたら、そのまま乗り込みアルマ部隊を撃退していくのであった。その後、一緒に乗っていた絵美から自分は一度死んだ身であると聞かされる。それがきっかけで、自分は生まれ変わったのだと勘違いし、ラインバレルが落下した現場に弱い自分の墓を造る。ファクターとなった身体能力を利用し、自分をいじめていた相手を殴り倒すという展開は原作と同じ。その後、2度目では加藤機関のアルマ部隊やJUDAのマキナ部隊にも戦いを挑む、ハインド・カインドとペインキラーに向かっていくが、森次の乗るヴァーダントには負けてしまい、ラインバレルはJUDAに回収される。その後は普通の学園生活を送っていたが、矢島の死をきっかけにJUDAに入社。そして少しずつ一人前に成長していく。石神の死と森次の裏切り後は、JUDAのリーダー的存在となり、全員を引っ張っていくようになる。 城崎 絵美(きざき えみ) 声 - 能登麻美子 【誕生日:2004年8月24日 /年齢:15歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:167センチメートル / 出身地:東京都(テレビアニメ版では不明)/ 好きな食べ物:イタリアン / 嫌いな食べ物:和食 / 趣味:ガーデニング】 ヒロイン。もう1人のラインバレルのファクター。JUDA特務室の一員。浩一よりも早くからラインバレルのファクターであり、物語開始の3年前にラインバレルと共に出現した後、JUDAに保護されている。後に浩一を監視するため、浩一の中学校へ転校してくる。浩一とは同級生であり、菱見高校にはJUDAの権力による「特別推薦枠」で合格した。 初めは浩一の無茶な行動の数々に困惑してはいたが、矢島の死を境として次第に成長していく彼を信頼し、導き手となる。成り行きで早瀬軍団に入れられてしまい、理沙子にはライバル視されている。 罪悪感から浩一に対しては一歩引いたような立場にいたが、浩一の信念を聞いて理解を示すなど、浩一の最大の理解者になりつつある。だが、浩一と親しげに話す美海に対しては無言で道明寺すら引くほどの怒気を発する描写もある(島根で浩一がこっそり美海に会いに行ったことを知ったときにはファクターアイまで発現させている)。 浩一が《月面ジャミング施設破壊作戦》の最中、ヒトマキナのボス・デウスと接触。圧縮転送フィールドをぶつけあった結果「行方不明」となったことで心身喪失状態となるが久崇の励ましとヒトマキナによる攻撃の始まりに奮起し、アルマ・ツクヨミに搭乗して戦う様になる。 校舎裏にある花壇に気を掛けたりガーデニングの本を読むなど、園芸に興味があるらしい。 ファクターでありながらラインバレルは絵美を守ろうとするため、ラインバレルには搭乗を拒絶されており、無理に操縦すると極度に体力を消耗してしまう。そのため、長時間の搭乗はできない。しかし、浩一より危機的状況にある場合には、絵美の呼び掛けが優先され、ラインバレルを呼ぶことができる。 ラインバレルと共に転送されてきた当初はコックピットの中で眠っており、それまでの記憶を一切失っていた。後に久嵩と接触した際には、父親である天児を久嵩に殺された記憶を取り戻す。しかし、その時点では全ての記憶を取り戻してはいない。元は久嵩と同じ世界の住人であり、彼の野望を阻止するためにこの世界へ来たと自覚していた。 最終決戦時は浩一の状態を知らされておらず、決戦直後に消えて行く彼のモニター映像を眼前にし号泣していた。 作者によると、ある女優がモデルらしい。 【テレビアニメ版のみの設定】「高蓋然性世界」から来た人物の1人で、久嵩の妹。高蓋然性世界には、絵美の家にのみ植物が残っている。盆栽を「可愛い」と評するなど、今時の若者らしからぬ感覚の持ち主。「あなた、最低です!!」という台詞を(主に浩一の問題行動に対して)頻繁に使う。浩一がファクターとしての力を見せた際に、自分の名前とラインバレルに関する記憶を取り戻した模様。その後、徐々にその他の記憶を取り戻しながら、浩一に惹かれていく。理沙子と美海とぶつかるところはあまり見ないが、第17話でのカラオケ大会では浩一と同じアニソンジャンル系をさりげなく歌おうと考えたり、第26話で手と手が触れ合った時、浩一とお互い顔を赤くするという中学生並の恋どまりになっている。そのせいで、理沙子と美海の2人の嫉妬に油を注ぐ結果を迎えている。テルミノ・クレメンティアの際にはマサキに殺されるが、ラインバレルの機能停止と引き換えに蘇生した。 森次 玲二(もりつぐ れいじ) 声 - 中村悠一、斎賀みつき(少年時代) 【誕生日:1994年12月5日 / 年齢:25歳 / 性別:男 / 血液型:O型 / 身長:185センチメートル / 体重:65キログラム / 出身地:静岡県 / 趣味:水泳】 ヴァーダントのファクター。JUDAの特務室室長。常にJUDAの制服である黒スーツを着用しており、真夏のビーチでも決して崩さない。普段は眼鏡を着用しているが、ヴァーダント搭乗時には外す。生まれつき痛覚が無いため、肉体を極限まで酷使できる。性格が攻撃的なファクターの割には戦闘中も冷静沈着であるが、冷酷でもあり、厳しい物言いの下で相手に手加減しない一面もある。とはいえ、長崎から東京に先に帰る浩一に両腕一杯のカステラ入り紙袋を渡す際に恐ろしげな雰囲気を漂わせながら現れるなど笑えないユーモアの持ち主でもある。 レズナーの巨大アルマをただの的と評するなど、圧倒的な戦闘力を持つ。「本気モード」になると、通常の太刀やバインダー、銃器を利用した戦い方から、荒々しく中学時代の森次を髣髴とさせる肉弾戦法へ変わる。 キリヤマ重工社長の英治とは昔からの親友で、幼い頃は彼に守られていた。英治にマキナのデータをリークしたり、ラインバレルの上半身だけを切断し持ち去るなど、彼との関係を理由にJUDAを裏切るかのような行動を取っていたが、全てはキリヤマ重工の内側に入り込むためだった。そして、キリヤマ重工会長の修造と時間を掛けながら秘密裏に進めていた計画でキリヤマ重工を買収し、6代目代表取締役に就任した。しかし、一連の行動に隠された真の目的は、英治を歪んだ正義の呪縛から救うためで、代表取締役への就任も彼が更生して戻る日までその居場所を守るための措置であり、会社の経営は幹部に任せ、本人はJUDA特務室室長の任に戻っている(ユリアンヌ曰く、「名ばかり社長」)。 石神社長からこの世界が「マキナによって再構築された世界」だと明かされた後、レイチェルと共に軍艦島・奈落に存在するマキナの残骸からのデータサルベージを敢行する。 加藤機関に合流後は二番隊隊長となった。 中学時代は痛覚が無いことを理由に「正義の味方」として不良と喧嘩に明け暮れる日々を送っていた。姉の百合子の殺害犯として疑われた際には、裏で指示していたのが英治であることを知る。逃亡の末に樹海で彷徨っていた際に足場が崩れ、直下に転送されてきたヴァーダントの剣に串刺しとなって死亡し、ファクターとなった。なお、当時は喧嘩のために右眼を失明しており、髪も茶髪のような色素の薄い色だったが、ファクターとなった際に右眼の視力が回復し、髪も黒髪となった。 最終決戦時はラインバレルのフォローに回るが、浩一が既に人間ではなくなった事実を決戦が終わるまで隠蔽していた。 【テレビアニメ版のみの設定】姉の百合子の殺害犯として警察に追われる描写は無く、ヴァーダントのファクターとなった際、久嵩に発見され知り合い、盟友の間柄となる。石神を銃で射殺した後、ラインバレルとの戦闘を経てJUDAを裏切り、加藤機関側へ付く。実は、石神殺害や浩一達との敵対も全てラインバレルの真の力を引き出すための計画の内であったが、石神以外のJUDA関係者には事情を話していなかった。物語終盤で全てを明かした後、ファイナルフェイズではシャングリラとフラッグの代わりにラインバレルにハインド・カインド、アパレシオン、ペインキラー、ディスィーヴ、タリスマンのエネルギーを送り込む。また、自室で巻き藁相手にツッコミの練習をしたり袴姿でスイカ割りをするなど、ややズレた一面も描写されている。 【ゲーム版のみの設定】痛みだけではなく生まれつき「辛さ」も感じないと語っている。エピローグでは村に帰ろうとした宗美を引き止め「私にできないことをしてくれ」と仲間の相談役を任せた。 山下 サトル(やました サトル) 声 - 沢城みゆき 【誕生日:2003年10月26日 / 年齢:16歳 / 性別:男 / 血液型:B型 / 身長:161センチメートル→163センチメートル / 体重:48キログラム / 出身地:東京都 / 好きな食べ物:野菜全般 / 嫌いな食べ物:肉 / 趣味:ロボットアニメ鑑賞、プラモ製作 / 菱見高校1年生(第11巻以降高校2年生)】 ハインド・カインドのファクター。JUDA特務室の一員。中性的な容姿をしているため、浩一には当初同学年か年下と思われて名前を呼び捨てにされていたが、実年齢を知った直後から「クン」付けされるようになった。先輩の森次に憧れており、全幅の信頼を寄せている模様。英語が喋れる他、パソコンをハッキングできるなど、情報収集能力にも優れている。 語尾に「ッス」を付ける口調と、両手を首の後ろで組んでいる姿勢が多い。ハグレマキナ(アパレシオン)のファクターを殺してしまったために自らの力を恐れてしまうが、後の衛星兵器破壊作戦(オペレーション・スーパー・ノヴァ)では、「人を救う力」を知る。 ファクターとなった詳しい経緯は不明だが、本人曰く「ファクターにならなければ生きていけなかった」らしい。 【テレビアニメ版のみの設定】容姿は原作に輪を掛けて中性的となっており、更に唯一入浴シーンが存在しない、野球拳でも一人だけ服を着ている、学校のシーンでも着ているのは制服ではなくジャージと、徹底して性別が特定される描写が排除されている。化粧や服装次第では美少女と化すほど。延命措置によりファクターとなり、石神へ恩を返すために戦っている。森次への執着は、原作より強い。 【ゲーム版での設定】アニメ版に準拠。劇中ではキバイダーのDVD-BOXを予約して購入したり、リマスター版を浩一を拉致して視聴するなどしている。また、クリスマスパーティで石神がジュースに入れた少量のアルコールで酔い、説教がましくなるなど酒乱の気がある。 遠藤 シズナ(えんどう シズナ) 声 - 植田佳奈 【誕生日:2005年6月17日 / 年齢:14歳 / 性別:女 / 血液型:AB型 / 身長:157センチメートル / 出身地:徳島県 / 好きな食べ物:お好み焼き / 嫌いな食べ物:東京のうどん&そば / 趣味:読書、漫画】 JUDA特務室の一員。イズナの双子の姉であり、関西弁のような方言で喋る。ディスィーブ搭乗時は前座席に座り基本操縦を担当。浩一や絵美より一学年下で、早瀬軍団員。 当初は、ファクターとしての自覚が皆無な浩一に反発ばかりしていたが、熱海での戦闘時に助けられた後、彼との関係は和らいだものになっている。また、それ以来は浩一のことが密かに気になっている反面、道明寺のことも気にしている模様。右耳横には、浩一に着けられたネクタイピンをヘアピン代わりに着けている。隣町の中学の制服を着ており、道明寺からは「オカッパちゃん」と呼ばれている。 ディスィーブに搭乗しているもののファクターではないため、無線ナーブクラックでの攻撃を受けても、シズナへの影響は無かった(マキナ1体につき、ファクターは1人のため)。ただし身体能力は高い。 関西弁は本来のものではなく、父・柘人の死後、イズナを守るために「強い自分」のイメージを固めるために意識的に使い出したのが定着した。 最終決戦後新生JUDA社長となった道明寺に付き添って秘書官のごとく働いており、その服装も石神の秘書だった当事の緒川に酷似している。 とはいえ道明寺とは社長と秘書という立場を超えたパートナー関係にあるようで、矢島一家が遊びに来た際「そろそろ子供がほしいのでは?」と訊ねられると赤面しながらも肯定した。 【テレビアニメ版のみの設定】 関西弁は完全に素となっている。また柘人の死に関する因縁が全てカットされており、イズナともども過去については不明。 遠藤 イズナ(えんどう イズナ) 声 - 釘宮理恵 【誕生日:2005年6月17日 / 年齢:14歳 / 性別:男 / 血液型:AB型 / 身長:157センチメートル / 体重:45キログラム / 出身地:徳島県 / 好きな食べ物:ドーナツ / 嫌いな食べ物:キムチ / 趣味:パソコン、プログラム】 ディスィーブのファクター。JUDA特務室の一員。シズナの双子の弟。浩一に一度見間違えられたものの、ほぼ瓜二つの姉とは違いおとなしい性格をしており、標準語で話す。また、度々姉の行き過ぎを止める役割も担っている。2人でいるときにはシズナの口数の多さから、あまり目立たない。レイチェル組の4号だが、クリスマスパーティーに呼ばれているところから、早瀬軍団の一員でもある模様。ディスィーブがマキナの修復補助にも使用されていることから、地下プラントで牧を手伝っていることも多い。 キリヤマ重工との決戦時、自身にナーブクラックを撃ち込んだ際は別人のように荒々しい口調となった。ディスィーブ搭乗時は後部座席に座りナーブクラック時に対象に送り込むイメージを担当、ファクターアイを発現するのはイズナだけで本来はイズナ一人で制御可能だが、現時点では負担が大きくシズナのサポートを必要とする。 最終章において、精神感応や未来予知、いわゆる「超能力」とも呼ぶべき異能が備わっていたコトが判明、この事実を巡る一連の事件で父が死んで以来、彼の持つ能力は本人が認識する前にそれを共有するディスィーブによって処理され、その能力は父親殺しの記憶ごと封印されることになる。美海のラストライブの前後に彼女と心を通わせているが、彼女のラストライブに出席した際に観客たちの悪意を受けて美海に芽生えた殺意に感応。その結果、ディスィーブがヒトマキナと化してしまい、イズナも自身の能力に関する記憶を全て取り戻し、他者の殺意に反応してしまう先天的な人殺しであることを自覚してしまう。自身の危険性や父親殺しの過去に加え、巻き込まれた形の事故であるものの自分が多数の人間を殺してしまったという事実から、ディスィーブを止めるために自ら道連れとなるコトを選択。ライブ直前から感じていた美海の闇を指摘・叱咤激励した後、合体したペインキラーによってディスィーブの電脳を頭部ごと噛み砕かれたことで死亡した。 九条 美海(くじょう みう) 声 - 平野綾 【誕生日:2003年7月22日 / 年齢:16歳 / 性別:女 / 血液型:O型 / 身長:169センチメートル / 出身地:島根県 / 好きな食べ物:うどん / 嫌いな食べ物:アズキ / 趣味:ブログ、写真 / 菱美高校2年】 ペインキラーのファクター。JUDA特務室の一員。浩一と道明寺が出会った少女であり、アイドルユニット「スマッシュ・ドール」のメンバー。ファンからの愛称は「ミウミウ」。学校でもグループ内でもいじめに遭っており、精神的に追い詰められ、飛び降り自殺を図ろうとしていたが、浩一と道明寺に出会って自殺を思い留まる。しかし、突風でバランスを失って落下したところを、浩一とラインバレルに助けられる。 基本的には温和な性格だが、思い込みの激しいところがあり、自分を助けてくれた浩一に対し、過剰なまでの依存心を抱いている。島根でのライブ直後、メンバーに浩一がプレゼントしてくれたイルカのぬいぐるみをズタズタにされたことで情緒不安定に陥り、彼を探し求めて彷徨うように黄泉比良坂へ向かい、辿り着いた地下空洞で眠っていたペインキラーに導かれて固有ナノマシンを移植され、ファクターとなる。レイチェルは、美海は「精神的な生命危機状態」であり、そのままにしておくと死んで(自殺して)しまう可能性があると判断したペインキラーが、彼女をファクターにしたと推測している。その後もしばらくは精神が不安定のまま、言いがかりを付けてきた女生徒にファクターの力を見せつけた。 ラインバレル破壊作戦が実行されている間もライブで歌い続けていたが、避難の必要が出たため、観客やメンバーが避難しようとする中観客に向けて「皆さんは私が守ります」と宣言し、ペインキラーを呼ぶ。そのため、現状では唯一マキナのパイロットとして世間に認知されている人物である。 ヒトマキナの襲来後はそれが原因で社会的信用を失っており(いうなれば、テロリスト扱いされた上に所属事務所からもアイドル界からの引退を勧告される)、情緒不安定が加速。その中でもイズナとの対話で互いを理解し合い、若干歯止めがかかったかに見えたのも束の間、ラストライブで観客の悪意(しかも直前応援していた人まで掌を返している)を受けた際に殺意を抱いてしまい、それに感応したイズナと引きずられてヒトマキナ化したディスィーブの暴走を招いてしまう。事態を収拾すべくペインキラーを転送し、随伴機と合体した真の姿となってディスィーブを迎撃。最後にはイズナの頼みを受け、涙しながらディスィーブを破壊、そのまま失踪。 後に沢渡の元に現れ共闘を持ちかけるが、協力するような素振りを見せた沢渡に近づきすぎ腹部を刺される。パルドとロックを呼び寄せ戦おうとするが、ペインキラーはロストバレルに両腕を引きちぎられておりなす術なくペインキラーは大破、パルドとロックもペインキラーを見限りロストバレルの随伴機となる。自身も首だけとなってしまった無残な姿で死亡した。 レイチェルと同じく、初期の頃から設定されていたキャラクターである。 道明寺と矢島のやや行き当たりばったり感のある「早瀬復活作戦」に対しては「加藤の言う想像力のない人間ではないか」と疑問を呈するなど特務室メンバーの中で最も精神的に不安定。JUDAや加藤機関への忠誠心・仲間意識もほぼ全くといっていいほど存在する描写はなく、代わりに浩一への依存心は非常に高い。彼のために力を使うことを第1にしている。美海の死を聞かされた道明寺は、浩一ではなく浩一の持っていた力であるラインバレルに依存していたと推測されていた。 【テレビアニメ版のみの設定】JUDAに所属するファクターであり、世話好きなお姉さんとして最初から登場。浩一の前で服を脱ぎ始めた絵美の横で自分も脱ぎ始めるなど、天然の気もある。山下と同じくJUDAの医療施設にいたことがあり、それが縁でファクターとなった。両親を車の事故で亡くし、美海自身もそれが原因で医療施設にいた。戦闘時、浩一に助けてもらったことから彼のことを意識するようになるが、海で浩一が理沙子とキスしたことを知った際には、かなりショックを受けていた。しかし、それをきっかけに浩一への想いをより強め、理沙子と睨み合うことが多くなる。やがて、美海も浩一の唇を強引に奪った1人となり、そのまま絵美と理沙子に続く3人目のヒロインとなる。戦いが終わった後も、理沙子と張り合っている。なお「ミウミウ」の愛称はレイチェルのみが使っている。 【ゲーム版での設定】 当初からJUDAに所属し、世話好きであるなど設定的にはアニメ版に準拠するが、かつて「スマッシュ・ドール」に所属していたという原作からの設定もある。ヘリオス破壊作戦後にJUDAの活躍をたたえる軍人たちの群衆を前にしても落ち着いていたり、「これは演出よ」と原作での台詞を戦闘中に発言することがある。 道明寺や理沙子らが「名前を聞いたことがある」と発言したり、カラオケに行った際に着た衣装を矢島が「どこかで見た」と言ったりするなどしていた。その後カラオケに遅れてやってきた理沙子により正体が露見。本人はそれまで必死に正体を隠そうとしていた。また、アイドル時代のプロマイドが存在する。 なお、ゲーム版では理沙子が浩一にキスしないので、浩一に初めてキスをしたのは美海となる。また、浩一にキスしたのは彼女のみである。 中島 宗美(なかじま そうび) 声 - 野島裕史 【誕生日:1947年2月11日 / 年齢:72歳 / 性別:男 / 血液型:O型 / 身長:190センチメートル / 体重:70キログラム / 出身地:岩手県 / 好きな食べ物:鍋全般 / 嫌いな食べ物:牛乳 / 趣味:なし】 タリスマンのファクター。岩手県の山奥にある阿戸呂村(あころむら)で老人達と暮らす、落ち着いた物腰の青年。実年齢は72歳の老人のはずだが、ファクターであるために歳を取ることなく17歳のままの姿を保っている。赤ん坊の頃、阿戸呂村の霊山の地下でタリスマンと共にそのコックピットから発見され、村長の子供として育てられていた。絵美と同じく、「マキナの存在していた世界の人間」である。 当初は自らを阿戸呂村で信仰される「鬼」と称しており、村を訪れた浩一達を「タリスマンを破壊しにきた」として敵視し、村を守るべく戦いを挑んだ。しかし、道明寺によって本当は自分が村人達によって守られていたことを知り、妻である薫の最期の言葉を受け入れてJUDAに協力して「何か」を守るために戦うことを決意すし、早瀬軍団の一員となる。早瀬軍団のクリスマスプレゼント交換の際には、故郷の工房で大量に作っていた木彫りの人形を持参したが、引き当てたシズナには不評だった模様。 戦闘においてはその機体特性から攻・守・補助三面に長け、マキナによるフィードバックがあるとはいえ初の実戦で浩一を退けている。桐山戦ではユリアンヌから森次、浩一不在のJUDAメンバーの中では一番と評されていた。 着物を普段着としていたためにスーツでは落ち着かず、その旨を石神に伝えたところ、背中にJUDAマークが入った特注品を渡される。しかし、道明寺からは「それを着て外は歩けない」と言われてしまった。 加藤機関に合流後は四番隊隊長となった。 モデルは下口智裕の曽祖父で、人形師の下口宗美。作中に登場する木彫り人形も、下口宗美の作品がモデルとなっている。 【テレビアニメ版のみの設定】加藤機関二番隊隊長であり、原作より目付きが鋭く酷薄な性格で、慇懃無礼な物腰。多くのキャラクター設定がほぼ原作を踏襲している本作において稀有な、原作とは大きくかけ離れた描写がされているキャラクター。かつての経験(若いときに薫と死別したことが示唆されている)から、世界は一度滅ぶべきだと考え、久嵩を未来を作り出す存在と信奉している。初交戦以来、美海をいたぶることに歓びを感じ執拗に付け狙う。英治復活のためにマサキに利用された後、セントラルの手でマキナ人間へ改造されてしまう。戦闘の際には、沢渡とユリアンヌの熱い言葉に一瞬だけ自我を取り戻して彼らに「殺してくれ」と頼んだ後、それを受け入れた沢渡によって殺された。 【ゲーム版での設定】性格は原作に準拠するが、「こちら側」の人間である。山に囲まれた小さな村(阿戸呂村とは言及されていない)に住む青年として登場。マキナ(タリスマン)の反応をキャッチし、休憩をとるために村を訪れた浩一達を迎え、村に伝わる「鬼の伝承」を教える。その後、同じくマキナの反応をキャッチして襲撃をかけてきた加藤機関(沢渡やユリアンヌが指揮を執っていた)部隊の迎撃に浩一達が向かう中、道明寺や絵美の助けを得て村に住む老人たちの救助に向かうも、沢渡の攻撃で重傷を負い、地割れに落ちてしまう。そこで初めてタリスマンと出会い、「村を守る力がほしい」と願いファクターとなるも、過剰な防衛本能により暴走してしまい、加藤機関のみならず浩一達にも攻撃を仕掛けてしまう。しかし浩一達の活躍もあり見事加藤機関を撃退、浩一達が村を救ってくれたことを認識し、彼らに深く詫びる。 その後は村の復興を手伝うといって最初は同行を断るが、JUDAが復興支援をしてくれることを知り、村を救ってくれた恩に報いるため浩一達に同行、JUDA特務室の一員となる。 なお、最後まで初期の服装である白系の着物姿のままだった。 矢島 英明(やじま ひであき) 声 - 四宮豪、大原さやか(幼少時代) 【誕生日:2004年8月2日 / 年齢:15歳 / 性別:男 / 血液型:A型 / 身長:180センチメートル / 体重:62キログラム / 出身地:東京都(テレビアニメ版では神奈川県) / 好きな食べ物:カレーライス / 嫌いな食べ物:なし /趣味:野球】 浩一の幼馴染で、アパレシオンのファクター。理沙子に想いを寄せていたが、彼女や浩一のことを考えその思いを封じ込めていた。ファクターになったことで間違った方向に進んでいく浩一を止めようとするもなかなか理解を示してもらえず、拳を交えて本音を語り合うことでようやく理解を示して貰えた矢先に、ハグレマキナ(アパレシオン)の攻撃から彼をかばってバラバラになり死亡。死の直前、浩一に遺した言葉は、その死共々彼を立ち直らせるきっかけの1つとなった。 しかし実際はアパレシオンのファクターとなったことで蘇生しており、肉体はアパレシオン内部で復元されていた(ただし、右腕はJUDAで保管された後に埋葬されたため復元されず、軍用の機械義手を付けている)。ミサイル迎撃の際に目覚め、その後は石神の命で隠密任務に就きながら技術力を高めていたが、加藤機関のJUDA訪問の際に浩一の目の前でコクピットを降り、邂逅。ラインバレルは特別なマキナというアパレシオンとの対話から浩一を説得して共に戦うという考えに至っており、同様の答えに至った道明寺からは「くそ真面目」と揶揄されながらも、浩一と殴り合いを演じ、体を張った説得をした。浩一との友誼になんら変わりはなく、加藤機関に急襲されるという危機的状況に陥っても不敵に笑う浩一を見て深いため息をつきながらも同意を示す。また、浩一を避ける理沙子を説得するなど、浩一の日常生活における功労者でもある。浩一の性格や周囲の状況のせいか中々の苦労人。 逆に自分自身に関しては及び腰で目覚めてから自宅に帰る踏ん切りがつかず、道明寺の後押しを受けて七ヶ月ぶりに無事帰宅した。 2023年には加藤機関の一員として活動しつつ、理沙子と交際している。 最終決戦より10年後の2033年では理沙子との間に一男をもうけている。 原作では当初、矢島という苗字だけで名前の方は明かされていなかったが、テレビアニメ版の放送に合わせて、設定された。 【テレビアニメ版のみの設定】浩一の眼前で死んだ後、久嵩の手で蘇ってアパレシオンのファクターとなる。自分がいなくなった後も戦いを続けていた浩一と敵対するが、決闘の際には互いに乗機から降りて直に拳を交えたことで、和解。それ以降、浩一と共闘する。なお、理沙子には直接想いを告げている。 石神 邦生(いしがみ くにお) 声 - 中田譲治 【誕生日:10月10日 / 性別:男 / 血液型:O型 / 身長:186センチメートル / 体重:70キログラム / 出身地:静岡県 / 好きな食べ物:魚介類 / 嫌いな食べ物:ジャンクフード / 趣味:料理(特にちらし寿司)】 ジュダのファクター。JUDAコーポレーションの社長。 浩一を騙し、シャワー後の着替えを行っている最中の絵美の部屋へ侵入させるなど、子供っぽい愉快で傍迷惑な性格の持ち主。人の扱いが非常に上手く、浩一には「切実な願い」で無茶な指示を押し切る。総理と対等な立場で喋るなど政界に強力なパイプを持っているが、実は加藤機関の元幹部であり、一番隊の隊長だった。 全マキナの破壊を企てる加藤機関に対する目的は結果こそ彼らと同じく人類の救済であるが、過程として全マキナにファクターを作る点で異なっている。絵美が全ての記憶を思い出すことさえも、目的に含まれている。JUDA本社の地下にいるジュダの指針を示して貰い、石神が求める結果に必要な事象を実行に移している。 その真意は「真のファクター(城崎天児)が目覚めた状態のラインバレルを封印する」ことであった。 第17巻において、この世界がマキナの生まれた世界(2052年)の過去ではなく、人類滅亡以後の未来、すなわち「マキナによってやり直された世界(西暦2712年)」だと明かした。 元々は戦前、海軍に所属していた「万年中尉」だったが、1941年(2633年)加藤久嵩に見出され長崎に転属、加藤機関に入り加藤とともに「マキナ狩り」を行うようになる。1968年。手に入れたハグレマキナから情報を手に入れるために固有ナノマシンの移植を受けファクターとなり、マキナ・ジュダと接触、その後の行動のきっかけとなる情報を得た。 11体のマキナ全てにファクターが生まれたことによって起きた「オーバーライド」によってヒトマキナを確認後、上空に空いた転送フィールドにジュダ自身のフィールドをぶつけて相殺。その衝撃で戦死した。 キャラクターイメージは「浩一から見た一つの大人の姿」で、「父親的存在」。 【テレビアニメ版のみの設定】ジュダが登場しないためにファクターではないが、ファクターである浩一のパンチを軽く受け止めるなど、身体能力は常人より高いと思われる。桐山による日本掌握の際に森次によって射殺されるが、全てはフラッグを起動させるためであった。以後はホログラムとなって活動していたが、テルミノ・クレメンティアの際に久嵩と共にグラン・ネイドルへ特攻し、戦死する。JUDAに存在するマキナは、加藤機関を裏切り離脱するときに奪って行ったものとされている。 【ゲーム版での設定】アニメ版に準拠する設定だが、死亡しない。フラッグが起動した後も生きていた。悪戯の度合いがさらに過激になっており、エンディングでは浩一のために2人部屋を用意し、意図的に騒動を起こした。 緒川 結衣(おがわ ゆい) 声 - 大原さやか 【誕生日:1993年3月3日 / 年齢:26歳 / 性別:女 / 血液型:A型 / 身長:168センチメートル / 出身地:神奈川県 / 好きな食べ物:タイ料理 / 嫌いな食べ物:パクチー / 趣味:ゴルフ】 JUDAの社長秘書。重要な場面にも常に石神に随行する、石神にとって欠かせない人材。ある出来事から浩一の全裸を目の当たりにした際には、一通り眺めて「あら、態度は大きいのに…ねぇ」と評した強者。以後も、何かと裸に関わることが多い。 衛星兵器破壊作戦では米軍とファクターの間を折衷する役目を担うなど、能力は高い。一方で軽口の多い石神を諫めたり、絵美を慰めたりと大変な役回りでもある。 【テレビアニメ版のみの設定】浩一に悪乗りで悪戯を仕掛けた石神に対しては笑顔のまま怒りのオーラをまとって迫り、重傷を負わせたこともある。番外編では絵美にお洒落を教えていたり、愛華と化粧品で意気投合していたが、私生活は謎に包まれており、彼女の部屋を覗いたレイチェル及びヒトガタは部屋を見て驚いたが、直後彼女らに制裁を加えた。 【ゲーム版での設定】原作よりプロポーション描写が強調されており、JUDAの女性陣の中では一番の巨乳。 牧 吾郎(まき ごろう) 声 - 小谷津央典 【誕生日:1981年11月2日 / 年齢:38歳 / 性別:男 / 血液型:A型 / 身長:179センチメートル / 体重:62キログラム / 出身地:茨城県 / 好きな食べ物:焼き鳥 / 嫌いな食べ物:梅干し / 趣味:ロボコン[要曖昧さ回避]】 JUDA技術開発部部長。JUDAの心臓部である地下プラントで、マキナの研究や修理を担当している。シズナとイズナの養父でもある。 番外編『天才美少女科学者レイチェルちゃん』(以降、『レイチェルちゃん』)では、レーサーを目指していた過去と、ある秘密が判明する。 【テレビアニメ版のみの設定】緒川の代わりにファイナルフェイズを実行へ移した。 レイチェル・キャルヴィン(Rachel Calvin) 声 - 斎藤千和 【誕生日:2006年12月24日 / 年齢:13歳 / 性別:女 / 血液型:AB型 / 身長:148センチメートル / 出身地:アメリカ / 好きな食べ物:タマゴ料理 / 嫌いな食べ物:ナマ物 / 趣味:食べ歩き】 JUDAと技術提供した米国企業「サイテック・マーシャル・テクノロジー社」から派遣された天才科学者少女。マサチューセッツ工科大学卒。 日程を間違えて来日してしまい、困っていたところをJUDA受付嬢の長谷川の自宅に招き入れられ、親しくなった。仕事中ではクールかつ尊大だが、本当は甘えん坊で年相応の可愛らしさを持っている。生ものが食べられず、回転寿司では玉子しか食べなかったらしい。 作者曰く、連載初期からイメージしていたキャラクターとのこと。 主に、『レイチェルちゃん(第11巻収録)』で活躍。スーツケースに偽装して凶悪な武装を持つ自走ユニット(道交法および銃刀法違反)を操り1号、2号、3号と名付けたヒトガタ3体と愛華やイズナとで、「レイチェル組」を結成している。本編には、加藤機関による同時核攻撃直前から登場。番外編に比べ、本編ではクールで真面目な面が目立ち、牧とイズナが手を焼いていたアパレシオンを再起動させ、直後の作戦に投入させるという実力を見せている。 【テレビアニメ版のみの設定】美海と同じく最初から登場しており、森次に好意を寄せ、「玲二」と呼んで懐いている。その一方で浩一を見下しており、森次に挑んだことに「身の程知らず」と食ってかかり、敗れた後の浩一を徹底的に罵倒したが、森次の裏切りがきっかけで、浩一との関係は軟化していく。また、実は方向音痴。 青沼 次郎(あおぬま じろう) 声 - 風間勇刀 JUDA諜報部員。どこか抜けているが、憎めない人物。謎のマキナの情報を追って阿古呂村に潜入し、先代村長の日記を見つけ出すが、捕まってJUDAの情報を洗いざらい吐いてしまった。しかし、キリヤマ重工に捕まった浩一を助け出したことから、能力自体は高い模様。 遠藤 柘人(えんどう つげひと) 元JUDA技術開発部部長で、シズナとイズナの実父。ディスィーブを元にマキナの基本的な実験や研究を行った結果、ディスィーブは2人乗りのマキナとなった。また、ヴァーダントの回収の際には遠藤と窺える人物が、石神社長に同行していた(同行者には、「遠藤先輩」と呼ばれている)。2012年(物語の8年前)、実験中の事故により死亡している。 原作においてはイズナの持つ「殺意への感応」を異常と認識しており、「正常」に戻そうと躍起になっていた。そのためイズナに冷淡であり、後にディスィーブにイズナを引き合わせた際、彼をファクターとしたディスィーブが、イズナを通じて柘人に対するシズナの殺意を受け取ったことでナーブクラックで攻撃され死亡した。 長谷川 愛華(はせがわ あいか) 声 - ゆかな JUDAコーポレーション受付嬢。『レイチェルちゃん』に登場。温和かつ包容力に富んだ性格であり、少々天然。行くあてのなかったレイチェルを自宅に招き入れたことから、彼女と親しくなった。「レイチェル組」結成時には自分で「5」の字を書き込んでいた。 道明寺 誠(どうみょうじ まこと) 声 - 金野潤 【誕生日:2005年1月1日 / 年齢:14歳 / 性別:男 / 血液型:AB型 / 身長:183センチメートル / 体重:65キログラム / 出身地:東京都(テレビアニメ版では神奈川県) / 好きな食べ物:おでん / 嫌いな食べ物:なし / 趣味:バイク】 元々は一般人だが、ファクターである浩一の攻撃を全てかわすなど、高い身体能力とセンスを持つ男。後に才能を石神に認められ、JUDAにアルバイトとして加入する。義理人情に厚い性格(面白全部なこともある)で、早瀬軍団を立ち上げた張本人。 中学時代は入学早々傷害事件を起こし、2年以上施設に入っていた。その後は何とか卒業して菱見高校へ入学するが、絵美と同じく「特別推薦枠」での入学だった。バイクも運転するが、実は父・蔵尚の所有物であり、彼の承諾を得ないまま勝手に乗っている模様。 実家は代々拝み屋を家業としており、本人もいずれは跡を継いで32代目となる模様。その関係から、古い書物や鬼の話などに詳しい。異常に喧嘩が強いのも民話や古い話に詳しいのも、蔵尚の英才教育の賜物であり、これらの知識は宗美の謎の解明やペインキラー発見に大きく貢献している。 JUDA特別室にアルバイトとして加入。迅雷のパイロットにも抜擢され、思考制御システムを体に組み込まず、マニュアル操縦で迅雷を思いのままに操る操縦技術の持ち主(その分しばらくの間シミュレータでの訓練漬けだった)。 加藤機関に合流後は三番隊隊長となった。ディスィーブとイズナを失ったシズナとコンビを組んで戦い、最終決戦後は新たに設立された「新生JUDA」社長となる。 【テレビアニメ版のみの設定】家業や経緯は不明だが、身体能力は原作同様に高く、迅雷のパイロットを務めている。 管理人(かんりにん) JUDA特務室社員寮の管理人。テレビアニメ版に登場。非常に無口で、劇中では台詞はない。常に寮の周りを掃除したり、給仕をしているが、浩一の精密検査を行ったりと医療の心得もある。浩一の歓迎会では社員寮で飼っている犬によるバランス芸(テーブルの上に乗せた犬の上にグラスや皿を置き、テーブルクロスを引く)を披露した。
※この「JUDA」の解説は、「鉄のラインバレル」の解説の一部です。
「JUDA」を含む「鉄のラインバレル」の記事については、「鉄のラインバレル」の概要を参照ください。
- JUDAのページへのリンク