データサルベージ
【英】data salvage, data recovery
データサルベージとは、記憶装置からのデータ復旧、つまり不具合などによって正常にデータの読み出しが行えなくなったストレージ機器からデータを取り出す作業およびサービスのことである。単にサルベージとのみ言う場合もある。
一般的には、データサルベージはもっぱらハーディスク(HDD)からのデータ復旧を指す語として用いられる。HDDがデータを読み込めなくなる原因としては、HDDの駆動を制御する基盤の故障、あるいは磁気ヘッドをはじめとする内部部品の損傷などの要因が挙げられる。部品の損傷が原因となっている場合は、基盤や磁気ヘッドなどの当該部品を交換することでデータサルベージが実現できる。HDDの内部でデータを記憶している磁気ディスク自体が損傷している場合、時間経過によりデータが消失してデータサルベージが困難になることもある。いずれにしても、素人が容易に診断したり復旧したりできる代物ではなく、専門の事業者に依頼した方が確実といえる。
HDDからのデータ復旧の他にも、水没などによって端末そのものが故障した場合のデータ復旧や、いちど記憶装置から削除したデータを再び再生できる状態にする作業などもデータサルベージと呼ばれる。
データサルベージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 06:46 UTC 版)
戦闘に参加する幻体データは、常にデータ破損の危険にさらされている。通常そうした損傷は回復可能だが、まれに重大なダメージを受け、幻体を構成不可能な状態に陥る場合もある。サルベージはこうした場合に行われ、量子コンピューター内や付属装置内のメモリに蓄積されたデータの欠片をつなぎ合わせ、もとのデータを再構成しようとする試み。
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