タイキのクロスローダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 10:24 UTC 版)
「デジモンクロスウォーズ (漫画)」の記事における「タイキのクロスローダー」の解説
シャウトモン / Shoutmon 成長期・小竜型デジモン・データ種。 平和になったデジタルワールドの頂点から魂のロックを響かせて世界中をドハッピーに盛り上げるためにデジモンキングを目指している少年。オメガモンのデータの一部を受け継いでいる(しかし、どのような経緯なのかは本編でもWeb漫画でも語られなかった)。 人間界では、ウィザーモンの力で人間の少年の姿に変身し、そこで見た人間達に対し「何かが違う」と発言し、夢を追って戦っているキリハの事を「嫌いじゃない」と感想を漏らした。 第18話にてバグラ大魔殿のX7でのタクティモン戦ではいずれタイキ達と別れてしまうことを気にして敗れてしまい、さらにタクティモンの正体を知って戦意を失ってしまうが、スターモンや仲間達の思いを受けてEX6(イークロスシックス)にエヴォリューションクロスする。 第19話にてズィードミレニアモンの体内ではX7でタイキ達の存在を支えていたが、タイキのピンチにクロスオープンしバグラモンと戦った。 第21話(最終話)で最終決戦が終結した後は、いつかまたタイキと冒険することを約束し、「先に俺の夢を叶えてくらァ!」とタイキ達と別れた後、エルドラディモンの背中のライブ会場で「XROS HEART」というバンドでライブを開催しデジタルワールドに歌を響かせた。 Web漫画では、スターモン、ベルゼブモン、メイルバードラモンと共に戦っている姿が描かれている。 アニメ版では他にもデジクロスを披露し、スターモンとピックモンズが変形した剣結合形態のスターソードやドルルモンが変形した砲撃形態のドルルキャノンが登場したが、漫画版では披露されなかった。第3期ではその後キングVer.に成長したが、漫画版ではこの姿は披露されなかった。シャウトモンX2(クロスツー) / Shoutmon X2 成熟期・強化型デジモン・データ種。 シャウトモンとバリスタモンの2体がデジクロスした強化装甲形態。第1話にてマッハレオモンとの戦いで初登場。アカリには「ダサい」と評されてしまったが、スピードがあり相手の動きが見切れるがパワー不足のシャウトモン、パワーと頑丈さを持つがスピード不足のバリスタモン、2体の足りない部分を補う事ができ、その上マッハレオモンを圧倒するパワーと機動力を持つ。 アニメ版では第2話にてマッドレオモンとの戦いで初登場。第1話ではX3からドルルモンを引いたような姿の通常のX2とは異なる姿にクロスした。ちなみに第2期まで登場している。 シャウトモンX3(クロススリー) / Shoutmon X3 成熟期・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンとバリスタモンとドルルモンの3体がデジクロスしたフィジカル形態。第2話にてマッシュアップドマッハレオモンとの戦いで初登場。 アニメ版では第2話にてマッドレオモンとの戦いで初登場。ちなみに第2期まで登場している。 シャウトモンSH(スターホイール) / Shoutmon Star Wheel スターモンが円状になりチビックモンを付けた武器を装備した高機動形態。第5話にてブルーフレアとの戦いで登場。攻撃力は低いが、素早い動きでグレイモンを牽制し、タイキ達の作戦の時間を稼いだ。 シャウトモンX4(クロスフォー) / Shoutmon X4 成熟期・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンX3(クロススリー)にスターモンズがデジクロスしたヴィクトリー形態。第5話にてブルーフレアとの戦いで初登場。メタルグレイモンと同程度の力を持つ。特別編1でも登場。 アニメ版では漫画版より先駆けて第6話にてネプトゥーンモンとの戦いで初登場。ちなみに第3期まで登場している。 オメガシャウトモン / OmniShoutmon 完全体・竜人型デジモン・データ種。 シャウトモンが進化(アニメ版では超進化)した姿。第10話にてミレニアモンとの戦いで初登場。ジークグレイモンと共に、ミレニアモンを時空の彼方へと押し返した。 アニメ版では漫画版より先駆けて第30話(第1期最終話)にてタクティモンとの戦いで初登場。 シャウトモンX5(クロスファイブ) / Shoutmon X5 完全体・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンX4(クロスフォー)とスパロウモンがデジクロスしたファイナリスト形態。第11話にてコリドーゾーンでのタクティモンとの戦いで登場。アニメ版とは違いタイキでは無くコトネの掛け声でデジクロスし、タクティモンを相手に健闘する。本編での出番はこれだけだったが、特別編2でも登場。 アニメ版では漫画版より先駆けて第17話にてルーチェモンとの戦いで初登場。ちなみに第2期まで登場している。 シャウトモンDX(ディークロス) / Shoutmon DX 究極体・合成型デジモン・データ種。 オメガシャウトモンとジークグレイモンがダブルクロスしたクルセイド形態。第15話にて第六台場でのブラストモンとの戦いで初登場。その後2か月間、X7と共に戦いで多用される。 アニメ版では漫画版より先駆けて第2期第4話(通算第34話)にてヴァンパイアランドのデスジェネラルであるネオヴァンデモンとの戦いで初登場。ちなみに第3期まで登場している。 シャウトモンX6(クロスシックス) / Shoutmon X6 シャウトモンDX(ディークロス)にさらにバリスタモン、ドルルモン、スターモンズがグランドクロスした形態。X7では背中にクロスしているピックモンズがマイクの持ち手部分に通され錫杖のような武器となっている。第15話にて第六台場でのブラストモンとの戦いで登場。必殺技の「クロスシューティングロッカー」(X7(クロスセブン)の必殺技である「クロスバーニングロッカー」と酷似している)でブラストモンの体を砕くほどの力を見せる。X5(クロスファイブ)と同様、1回しか登場しなかった。 シャウトモンX7(クロスセブン) / Shoutmon X7 究極体・合成型デジモン・データ種。 タイキ、キリハ、コトネのクロスローダーを使用し、オメガシャウトモン、ジークグレイモン、バリスタモン、ドルルモン、スターモンズ、スパロウモンがグレートクロスしたアルダーバースト形態。第16話にてジュピターゾーンでのバグラ軍との戦いで初登場(人間界から帰ってきてからの2か月間、DX(ディークロス)やX7(クロスセブン)で戦ってきたため初のクロスというわけではない)。リリスモンの最強の攻撃魔法をものともせず圧倒するが、続く第17話にて「蛇鉄封神丸」の封印を解いたタクティモンとリリスモンの攻撃により追い詰められる。 第19話にてタクティモンを撃破した後は、「オール・オメガ・ザ・フュージョン」(漫画オリジナルの必殺技)でズィードミレニアモンに突入しタイキ達を支えた。 アニメ版では漫画版より先駆けて第2期第13話(通算第43話)にてキャニオンランドのデスジェネラルであるグラビモンとの戦いで初登場。ここではコトネではなく姉のネネになり、第3期では制限があるため彼女の弟であるユウを含めた4人でグレートクロスした。 シャウトモンEX6(イークロスシックス) / Shoutmon EX6 究極体・合成型デジモン・データ種。 オメガシャウトモン、ジークグレイモン、アトラーバリスタモン、イエーガードルルモン、ラプタースパロウモンら進化したデジモン達が、エヴォリューションクロス(EX)し誕生した全身が金に輝く(ゲーム『デジモンコレクターズ』および公式イラストでは金銀に輝いている)エヴォリューション形態。第18話にてタクティモンとの戦いで初登場。 右腕にはラプタースパロウモンの尾が変形した剣「ソル・キャリバー」を装備し、左腕のイエーガードルルモンのスピア「シュツルムスティンガー」が変形した「デモリッションホーン」で超震動によりどんな装甲も破壊する。シューティングスターモンとのコンビネーション技である「リュウセイロックダマシー」でタクティモンを倒した。 シャウトモンX7(クロスセブン):スペリオルモード / Shoutmon X7F Superior Mode 究極体・合成型デジモン・データ種。 第21話(最終話)での最終決戦でタイキ、キリハ、ネネ、コトネの4人の力を結集し、シャウトモンEX6(イークロスシックス)がオールデジモンズとファイナルクロスしたアウェイキング形態。終始動かなかったアルティメットカオスモンを一撃で撃破した。 アニメ版および公式イラストとは異なり、身体の周辺には無数のデジモンのデータがXの字に渦巻いてはおらず、頭と背中と足から翼も生えず、「ファイナルクロスブレード」も装備していない。 アニメ版では漫画版より先駆けて第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)にてダークネスバグラモンとの最終決戦で登場し、全てのデジモンとタイキ、キリハ、ネネ、ユウの4人のジェネラル(およびアカリとゼンジロウ)の力を結集したファイナルクロスにより誕生し、X7(クロスセブン)の構成デジモンの他、クロスハートとブルーフレアの全デジモン(改心した元バグラ軍のデジモン(アニメ版のみ)も含む)とデジメモリから現れた15体のデジモン(漫画版では未登場)、さらにデジタルワールドから駆け付けたデジモン達がデジクロスした。 バリスタモン / Ballistamon 成熟期・マシーン型デジモン・ワクチン種。 カブトムシのような頭部を持つデジモン。昔、戦いを恐れて故郷をバグラ軍に追われ逃げていたところ、グリンゾーンでシャウトモンに出会い、頑丈な体とパワーがあるのに何故戦わないんだとシャウトモンに怒られた。戦いは歌や言葉と同じ相手に気持ちを伝える手段だと言うシャウトモンのおかげで、自分も戦うことに自信を持ち、シャウトモンの望むデジタルワールドが見たくてシャウトモンに付いてきている。 人間界では、ウィザーモンの魔術でコートを着た男の姿に変身した。 バグラ大魔殿でのタクティモン戦では、ゼンジロウの想いの力を受けてアトラーバリスタモンに進化した。 第21話(最終話)で最終決戦が終結した後は「XROS HEART」のライブでドラムを叩いている。バリスタモンMC(マッシュコテージ) / Ballistamon Mush Cottage マッシュモン(太)とデジクロスした巨大な家の形をした形態。暖房やバリスタモンの体を模した料理器具が揃っており、マッシュモン(細)がシェフとして料理を振る舞う。 第11話にてレインゾーンでの戦いの後に増えたクロスハートのメンバーに毎日大量の食料を提供しているが、料理はキノコ料理ばかりだった。 バリスタモンSR(シクステッドランチャー) / Ballistamon Sextet Launcher ドルルモンとデジクロスした形態。第5話にてブルーフレアとの戦いで登場。全身の6か所の砲台からまともに喰らうとメイルバードラモンの装甲ではひとたまりもないほどの威力を持つ「嵐の六重奏(シクステッド・ストーム)」を放つ。 アトラーバリスタモン / Atlur Ballistamon 完全体・マシーン型デジモン・ワクチン種。 ゼンジロウの想いの力と薄緑色のクロスローダーの力を受けてバリスタモンが進化した姿。体の一部がアトラーカブテリモンに酷似している。 必殺技は伝説の八雷神(ヤクサノイカヅチ)に準ずる威力の電撃「プラズマクラック」と腕が伸びてロケットのように発射される「ロケットバンカー」。 ドルルモン / Dorulumon 成熟期・獣型デジモン・ウィルス種。 キュートモンとの旅の途中に立ち寄ったグリンゾーンでタイキ達と出会ったデジモン。辺境の少数部族の戦士の一族の出身。自らデジタルワールドの戦乱に加わろうとしない自分の一族に疑問を持ち、一族を離れバグラ軍に入った。 かつてバグラ軍に所属していた頃ひたむきに強さを求める猛々しく人物でありタクティモンの片腕として幼いデジモン達の指導にあたっていたが、その教え子たちがタクティモンの捨て駒にされ累々と横たわる教え子たちの姿を見るという経験をし、それ以降戦い方が変わり、ある日同じように捨て駒にされようとしていた部隊を脱出させて自らも姿を消した。アニメ版と殆ど同じバックボーンのキャラクターである。 スノーゾーンではキュートモンに過去を知られ、キュートモンを置きタイキ達の下を去るが、キュートモンの言葉でクロスハートのピンチに駆け付けクロスハートに正式に加わった。 タクティモンの片腕と呼ばれていただけあって戦況を見極め、冷静に戦いを進める頭を持つ。 人間界では、ウィザーモンの魔術で髭を生やした青年の姿に変身した。 バグラ大魔殿でのタクティモン戦では、アカリの想いの力を受けてイエーガードルルモンに進化した。 第21話(最終話)で最終決戦が終結した後はキュートモンを背中に乗せ、再び2人でキュートモンの両親を探す旅へ出た。イエーガードルルモン / Jäger Dorulumon 完全体・獣人型デジモン・ウィルス種。 アカリの想いの力と薄桃色のクロスローダーの力を受けてドルルモンが進化した姿。その容姿はワーガルルモンやマッハガオガモンのように2足歩行が可能となり、騎士のような姿をしている。 必殺技は巨大なドリル状のスピア「シュツルムスティンガー」を使った「ヴァイスシュピラーレ」と斬撃と防御を両用する「ザッシュシールド」で切り裂く「シュバルツナーゲル」。 キュートモン / Cutemon 成長期・妖精型デジモン・ワクチン種。 ドルルモンとの旅の途中クロスハートと出会う。バグラ軍によって故郷の里を焼かれた過去を持つ。その犯人がドルルモンの指揮する部隊である可能性を知った時は動揺したが、長きに渡って2人で旅をしてきたドルルモンを「もう1人の家族」とし、受け入れる事を決めた。 人間界では、ウィザーモンの魔術で少年の姿に変身した。 第21話(最終話)で最終決戦が終結した後はドルルモンと共に両親を探すために再び旅に出た(アニメ版では両親はスイーツゾーンにいたことが判明した)。 スターモン&ピックモンズ / Starmon & Pickmonz シャウトモンを兄貴と慕っている星の姿をしたメジャー型デジモンと、それに率いられているマイナー型デジモン達(ピックモン、チビックモン、レアピックモンの3種がいる)。第5話のキリハとの戦いではピックモンズとデジクロスしチビックソード、第9話のレインゾーンの黒水晶宮(ダーク・クリスタルパレス)での戦いではレアスターソードにデジクロスしてゼンジロウの武器として活躍した。 人間界では、ウィザーモンの魔術でアヒルの親子に変身させられた。 バグラ大魔殿の戦いでは、タクティモンの瘴気により絶命寸前となったスターモンがピックモンズと融合しシューティングスターモンにジョグレス進化を遂げた。その後進化が解かれた際には傷が修復されていた。 第21話(最終話)で最終決戦が終結した後は「XROS HEART」のライブを盛り上げている。 Web漫画では、シャウトモン、ベルゼブモン、メイルバードラモンと共に戦っている姿が描かれている。シューティングスターモン / Shooting Starmon 成熟期・超メジャー型デジモン・データ種。 タクティモンの攻撃からシャウトモンを庇い、瘴気により回復が効かず瀕死状態だったスターモンがピックモンズと融合することで進化のためのエネルギーを補いジョグレス進化した姿。シャウトモンEX6と共に「リュウセイロックダマシー」を繰り出す。 ジジモン / Jijimon、ドンドコモン / Dondokomon ジジモンはシャウトモンたちの故郷である「微笑みの里」の長老。デジタルワールドの伝説や言い伝えに詳しい。 ドンドコモンは和太鼓のような姿のデジモン。第21話(最終話)で最終決戦が終結した後はスターモンズと共に「XROS HEART」のライブに参加している。 リリモン / Lilymon、サンフラウモン / Sunflowmon アニメ版とは違い、序盤からクロスハートに同行しており、アカリを可愛がっている。レインゾーンではキリハから「観葉植物」と呼ばれた。 第21話(最終話)で最終決戦が終結した後は2人とも「XROS HEART」のライブに参加しギターを弾いている。 その内のリリモンはアニメ版では第2期第1話(通算第31話)でドラゴンランドにてタイキとシャウトモンと再会し、解放後にクロスハートに加入し、行動を共にするようになった。 マッシュモン グリンゾーンのキノコの里に一族で暮らしているデジモン達。マッシュモン族は意地悪で有名で、シャウトモンがコードクラウンを手に入れるためにキノコの里を訪れたときは冷たく追い返した。だが、里がマッハレオモンに襲われたのをシャウトモン達に助けられたことに恩義を感じ、太い個体と細い個体の2体がクロスハートに加わった。 レインゾーンでの戦いの後でかなりの数に増えたクロスハートのメンバーに、毎日大量のキノコ料理を振る舞っている。 オチムシャモン / OchiMusyamon スノーゾーンで初登場。タクティモンの配下デジモンであるムシャモンの亜種。戦いに負け落ち延びることにロマンを感じているという変わり種のデジモン。タクティモンの軍が撤退する際に仲間とはぐれてしまい、タイキ達と出会った。ドルルモンとは同じ釜の飯を食った仲と言うが、縁起が悪いと煙たがられていた。 ドルルモンがバグラ軍を抜けた経緯をタイキ達に話し、ドルルモンが正式にクロスハートに加入するきっかけを作った。 バグラ軍に居ては負け戦に巡り合えないがタイキ達といれば負け戦に巡り合えそうだからという理由でクロスハートに加わる(タイキ達はあまり快く受け入れなかった)。 ウェディンモン / Weddinmon 完全体・妖精型デジモン・ワクチン種。 スイーツゾーンで初登場。体がウェディングケーキのようになっている女性のような姿をしたデジモン。タイキ達をもてなすが、実はリリスモンに降伏し配下となっており(アニメ版では代わりにタクティモンの配下デジモンであるマタドゥルモンになる)ショートモン、キャンドモン達と融合しリバース・ウェディンモンとなってタイキ達を襲ったが、スパロウモンの攻撃を受け、リリスモンを裏切る。その後、ネネに止めを刺すよう言われるが、「お菓子作りを心から愛している」ことからの行動だとタイキ達が庇ったことで助けられ、描写はないものの分離し、第8話でショートモンの内3体、キャンドモンと共に元に戻った様子が描かれている。 その後、経緯は不明ながらレインゾーンでの戦いの後に、ショートモンとキャンドモンと共にクロスハートに加わった。リバース・ウェディンモン / ReverseWeddinmon ウェディンモンがショートモン、キャンドモン達を吸収合体した形態。スイーツゾーン自体がケーキでできており、そのケーキを取り込むことで無限の回復力を誇るが、スパロウモンの超高速攻撃の前に崩れ、描写は無いものの分離し、第8話でウェディンモン、ショートモンの内3体、キャンドモンに戻った様子が描かれている。 ショートモン / Shortmon 成熟期・食物型デジモン・データ種。 スイーツゾーンで初登場したウェディンモンの配下デジモンで、キャンドモンと共に多数いる。頭部がショートケーキのようなデジモンで、狐のような尻尾を持つ。 その後、経緯は不明ながらレインゾーンでの戦いの後に、ウェディンモンと多数のキャンドモンと共にクロスハートに加わった。 キャンドモン / Candlemon スイーツゾーンで初登場したウェディンモンの配下デジモンで、ショートモンと共に多数いる。 その後、経緯は不明ながらレインゾーンでの戦いの後に、ウェディンモンと多数のショートモンと共にクロスハートに加わった。 アグニモン、フェアリモン、バンチョーレオモン、アンドロモン、イッカクモン、バードラモン、プチメラモン、もんざえモン、パンダモン、メラモン、ブイモン、ワームモン、アルマジモン、ホルスモン、ヌメモン、ボコモン、ネーモン、ユキダルモン、ギルモン、ガルゴモン、キュウビモン、トゲモン、エンジェモン、ガルルモン、シーサモン、ケンタルモン レインゾーンでの戦いの後に経緯は不明ながらクロスハートに加わったデジモン達で、第1話冒頭のタイキの夢の中にも登場している(インプモンのみ加わっていない)。ヌメモンは2体登場したが、第1話冒頭と第11話でしか登場しなかった。レインゾーンの黒水晶宮(ダーク・クリスタルパレス)で氷漬けにされていたデジモンも含まれている。 アグニモンはコロシアムゾーンの若きチャンピオン。バンチョーレオモンはスタディゾーン(特別編2に登場したゾーンで、スタディーゾーンと表記)の総番で、数百年ぶりに歴史の表舞台に姿を表した。 第21話(最終話)でのアルティメットカオスモン、メギドラモン、アルゴモンとの最終決戦で進化の力が戻ったことにより、多くのデジモン達が1世代上のデジモンへと進化した(ハイブリッド体であるアグニモンはアルダモン、フェアリモンはシューツモンへと進化した(ヒューマンスピリットからビーストスピリットへの進化)。ただし、バンチョーレオモンは究極体であるためか進化していない)。 その内のアンドロモンはアニメ版第2期第8話(通算第38話)および第9話(通算第39話)でのサイバーランドで登場し(その正体はデジモンではなく、この国のデスジェネラルであるスプラッシュモンが召喚するドリッピンに操られた人形であった)、ケンタルモンはキャニオンランドのデスジェネラルであるグラビモンの雑兵として登場した。 ちなみに一部のメンバーは過去のデジモンアニメシリーズにも登場していた。 ベルゼブモン / Beelzemon 究極体・魔王型デジモン・ウィルス種。 レインゾーンでの戦いの後に経緯は不明ながらクロスハートに加わったサンドゾーンの女神の戦士の一人であったデジモン。なお、本作ではバアルモン / Reapmon(完全体・魔人型デジモン・フリー種)の転生した姿とは明かされていない。第11話で初登場した際はマシンガンを利用してフォークを使い、スパゲティを食べるという器用な一面を見せた。第21話(最終決戦)での最終決戦ではバンチョーレオモン、アグニモンと共に必殺技である「デス・ザ・キャノン」でメギドラモンを倒した。 リリスモンを仇として狙っているが、アニメ版とは違い因縁の経緯は描かれていない(アニメ版ではリリスモンはサンドゾーンの配下デジモンであるイーバモンを使い、転生前のバアルモンが所属していた「女神の戦士団」を壊滅に追い込んだ)。 Web漫画では、シャウトモン、スターモン、メイルバードラモンと共にリリスモンと戦っている姿が描かれている。 アニメ版と比べると出番は殆ど無く、台詞を発することは無かった。 アニメ版での一人称は「俺」。ここではバアルモンの転生した姿としてサンドゾーンで初登場し、シャウトモンX4(クロスフォー)とシャウトモンX5(クロスファイブ)とデジクロスして神馬形態のX4B(クロスフォービー)と天馬武神形態(『デジモンジントリックス』では神馬武神形態とも呼ばれる)のX5B(クロスファイブビー)になりタイキ達と共に戦ったが、漫画版ではデジクロスしなかった。第2期第18話(通算第48話)にてブライトランドのヘルズフィールドでの魔獣リリスモンとの戦いで消滅したが、第24話(通算第54話、第2期最終話)でダークストーンがタイキの手に渡ったことで復活した。 ウィザーモン コリドーゾーンで初登場。デジタルワールドの在り方や人間界との関り合いについて研究している学者。一人称は「僕」。テイルモンと共に旅をしている。 デジタルワールドの在り様やデジタルモンスターの在り様に以前から疑問を抱いており、デジタルワールドの生い立ちの謎やバグラ軍との戦乱を解決するヒントを得るために人間界で調査したいと考えタイキにクロスローダーとコードクラウンの力で自分達を人間界に連れて行ってもらえないかと頼み、人間界に行った。 テイルモンに無理矢理習わされたというデジモンを人間の姿に変身させる魔術を持ち、人間界でシャウトモン、バリスタモン、ドルルモン、キュートモン、テイルモンを人間の姿(スターモンズはアヒルの親子)に変身させた。自身はオタク風の男性に変身したが、テイルモンに難色を示されアカリとテイルモンの指南を受けて青年に変身した。 タイキとコトネのクロスローダーを参考に3つのクロスローダーを複製し、デジモンの痕跡を消しに人間界に行った際はクロス・コードを持つ人間を探してジェネラルとしてスカウトしようとしていた。数百年前に一度消滅してしまったらしくテイルモンが永い時間をかけてデータサルベージし復元した模様(完全に復元されたわけではない)。 しかし、第19話でズィードミレニアモンの「タイムデストロイヤー」から大魔殿を探索していたクロスハートのメンバーを庇い、タイキ達にズィードミレニアモンが強制デジクロスした姿であることを伝えてくれとテイルモン達に頼み、時空の彼方へと消えた。 Web漫画ではその後が語られている。ズィードミレニアモンの攻撃で時空の彼方に飛ばされ、超次元空間を彷徨っていた(複製したブランクのクロスローダーの力で浸食から守られていた)。その中で時空の亀裂から、自分がシャウトモンと出会うより1年程前の息絶えそうなシャウトモンを見た。そして、ホメオスタシスの予言に狂いを与えバグラモンの計画のイレギュラーとなった存在は自分なのだということに気付いた。その後、物語の辻褄を合せるために、シャウトモンが息絶えそうなその時より2か月後のタイキにコリドーゾーンでの戦いを夢として見せ、クロスローダーの力と自分の魔術を応用させることで時空の異なるシャウトモンとタイキ達の時空を繋げ、人間界でシャウトモンと出会ったタイキにクロスローダーを渡し、導きの言葉をかけた。 アニメ版では最初にタイキにクロスローダーを渡しデジタルワールドに導いた謎の声の正体はデジメモリに封印された守護騎士団のオメガモンであったが、漫画版ではウィザーモンである。 テイルモン コリドーゾーンで初登場。ウィザーモンと縁あって共に旅をしているデジモン。一人称は「アタシ」または「私」。人間界では大人の女性に変身した。 その昔、人間界に迷い込んだことがあり、その時知り合った人間の少女としばらくデジタルワールドを冒険していた為ある程度人間界に詳しい。 かつて消滅したウィザーモンをいくつもの世界を渡り歩いてデータを回収し、数百年の時間をかけ再生させた。 最終決戦ではデジモン達が進化の力を取り戻したことで、エンジェウーモンへと進化した。 第21話(最終話)では自分たちを庇い再び消えたウィザーモンを探し出すと誓い、「あの子」の元へ2人で帰るために再びウィザーモンを探す旅に出た。 シルフィーモン、空母ホエーモン / Aircraft Carrier Whamon タイキ達がデジタルワールドに戻って来てからジュピターゾーンでの決戦の間に経緯は不明ながら仲間になったデジモン。空母ホエーモンは複数の個体が母艦として空中を浮遊している。 その内の空母ホエーモンのモデルであるホエーモンはアニメ版第2期第8話(通算第38話)ではサイバーランドを巡回するバグラ軍の飛行艦として登場した(その正体は前述のアンドロモンと同様デジモンではなく、この国のデスジェネラルであるスプラッシュモンが召喚するドリッピンに操られた人形であったことが第9話(通算第39話)で判明した)。
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タイキのクロスローダー
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「デジモンクロスウォーズの登場人物・世界」の記事における「タイキのクロスローダー」の解説
第2期では当初はシャウトモンのみだったが、第2話(通算第32話)で他のメンバーと合流する。第3期ではワイズモンのマシーンによりシャウトモン・バリスタモン・ドルルモン・スターモンズ・キュートモンは第2話(通算第56話)から合流する。その後も散発的にクロスハートのメンバーが登場していたが、最終決戦において全員がワイズモンの手で転送された。その後はデジモンハントの制約による戦力低下を補うため、クロスローダーを得たアカリとゼンジロウの二人に何体かのデジモンが転送されている。 シャウトモン / Shoutmon 声 - 坂本千夏 / ベンジャミン・ディスキン 成長期・小竜型デジモン・データ種。 タイキのクロスローダーにおけるデジクロスの中心的デジモン。自称「タイキのパートナーデジモン」だが、第3期からは正式にパートナーと銘打たれた。瀕死の状態でタイキにメッセージを送り、彼らをデジタルワールドへと導くきっかけとなった。デジモンキングを目指す熱血漢で、各世界の住民からその人柄や性格からよく慕われる。 一人称は「俺」で、初期のみ「俺様」。「聞きてぇか? 聞かせてやるぜ!」という台詞を度々口にするのが癖で、この言葉を発端に敵に啖呵を切ったりする。単純かつ短気な性格であり、よく敵の言葉に騙されては疑心暗鬼になることもしばしば。だが、その懐の広さから仲間達によく頼られ、彼の人柄からクロスハートに加入した者もいる。 デジクロスの中心でありながら、その負担の大きさから一時はデジクロス後の姿を保てなくなっていたが、第26話での修行による結果、それらに耐えうる力をつけることに成功する。 タイキ達と共に東京へ降り立った際、第30話(第1期最終話)でのタクティモンとの戦いでオメガシャウトモンへの超進化の力を会得する。最初は自由に進化出来なかったが、やがてそれも第2期で克服した。 第23話(通算第53話)でのダークネスバグラモンとの戦いにおいて、一人捨て身の特攻をするも返り討ちにされ死を迎えるが、続く第24話(通算第54話、第2期最終話)でダークストーンがタイキの手に渡ったことで復活し、最終決戦でダークネスバグラモンと再戦して見事倒すことに成功する。戦いの後はデジタルワールドを再建するためタイキ達に別れを告げ、仲間達と共にデジタルワールドへと帰還した。 キングVer. / Shoutmon King Ver.となった第3期では傷だらけの体となり、手足のデザインが変わって身体自体も少し大きくなっている。更に胸には装甲が追加され、腰にベルトを巻き、黄色いスカーフを巻いている。また、ヘッドホンも変化し、王冠のようなマークが付いている。世代は成熟期になった。その姿にタイキからは「見違えた」、アカリからは「格好良くなった」と評されている。キングになったことで以前よりも多少落ち着いた雰囲気となり、ガムドラモンを兄貴分として心配したり、後輩達のために身体を張るなどして大人びた態度を見せている。 デジモンキングとなり、デジタルワールドを治めていたが、デジモンがデジタルワールドから消えていくという異変に気づいて行動を起こし、やがてかつてと同じようにタイキのクロスローダーの中に入ったことで再会を果たした。第3期では(劇中において)デジクオーツで初めて出会ったデジモンであっても、その名前を多く把握しており、その素性を知るための取っ掛かりになることもあった。 第13話(通算第67話)、第16話(通算第70話)ではタイキのクロスローダーに入っていたためか登場しなかったが、主題歌の出演者のクレジットは無かったものの、番組終了後のミニコーナー『デジモン紹介コーナー』ではデジクロスについてツッコミを入れて登場している。 名前の由来は、「デジタルワールドを平和にしたい」と叫ぶ=「シャウト」から。シャウトモンX2(クロスツー) / Shoutmon X2 成熟期・強化型デジモン・データ種。 シャウトモンとバリスタモンの2体がデジクロスした強化装甲形態。第2話にてマッドレオモンとの戦いで初登場(第1話ではX3からドルルモンを引いたような姿になり、通常のX2とは異なる姿にクロスした)。バリスタモンの防御力と攻撃力、シャウトモンのスピードを兼ね備えている。 第2期第11話(通算第41話)でのゴールドランドでバリスタモンを取り戻すためにシャウトモンとダークボリューモンがデジクロスした際もX2になった。 第3期では制限があるためか未登場。 英語版での名称はX2(タイムズツー)。 シャウトモンX2プラス(クロスツープラス) / Shoutmon X2Plus シャウトモンX2がチビカメモンとデジクロスした形態。チビカメモンが背中に甲羅(といっても緑に光る玉)のように装着され尻尾も生えている。水中戦でその能力を発揮し、水の中でも呼吸が可能になり、また他者に空気を与えることも可能。 英語版での名称はX2Plus(タイムズツープラス)。 シャウトモンX3(クロススリー) / Shoutmon X3 成熟期・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンとバリスタモン、ドルルモンの3体がデジクロスしたフィジカル形態。第2話にて自爆を図ったマッドレオモンを撃退する際に初登場。バリスタモンのパーツが上半身と左肩に、ドルルモンのパーツが下半身と左肩に、シャウトモンのパーツが胸と頭部のパーツになっており、これ以降のデジクロスは姿としてこの状態が基本となる。主にX4として戦闘するためこの形態になることは少ない。 第3期では制限があるためか未登場。 英語版での名称はX3(タイムズスリー)。 シャウトモンX4(クロスフォー) / Shoutmon X4 成熟期・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンとバリスタモンとドルルモン、そしてスターモンズがデジクロスしたヴィクトリー形態。第6話にてネプトゥーンモンとの戦いで初登場。第1話冒頭のタイキの夢の中でも登場している。 スターモンズがスターソードDXとして装備された状態で、本体自体にX3との相違はない。 戦闘では主にこの姿を基本としており、派生形態が多く存在する。 第3期では第9話(通算第63話)で登場(タイキとネネの弟であるユウ(この時、タイキはシャウトモンとスターモンズを使用し、ユウはバリスタモンとドルルモンをタイキのクロスローダーから託され行った)。 英語版での名称はX4(タイムズフォー)。 シャウトモンX4K(クロスフォーナイト) / Shoutmon X4K 完全体・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンX4とナイトモンとポーンチェスモンズがデジクロスした騎士形態。 第11話にてアイスデビモン ダイペンモン強化吸収体との戦いで初登場。スターソード(バンクはX4の流用映像を使っているため、バンクとはデザインが異なる)、さらに太腿と尻尾のドリルが槍状に変化し、クロスハートのマークが入った盾とマントが装備される。 第1期でのみ登場し、第2期・第3期および漫画版では未登場。 英語版での名称はX4K(タイムズフォーナイト)。 シャウトモンX4B(クロスフォービー) / Shoutmon X4B 完全体・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンX4とベルゼブモンがデジクロスした神馬形態。第15話にてスラッシュエンジェモンとの戦いで初登場。四本足となった事でスピードが飛躍的に上昇している。ベルゼブモンの銃器類と翼を取り込んだ事で、近~中距離射撃にも対応可能となった他、ベルゼブモン単体時には及ばないものの空戦能力も備わった。 第1期でのみ登場し、第2期・第3期および漫画版では未登場。 英語版での名称はX4B(タイムズフォービー)。 シャウトモンX4S(クロスフォーエス) / Shoutmon X4S 合成型デジモン(『デジモンジントリックス』より)。 シャウトモンX4とクロスハート外のデジモンとなるスパーダモンがデジクロスした無双闘士形態。第27話にてギガワルもんざえモンとの戦いで初登場。左手にスパーダモンが変化した槍を装備し、両手に武器を持つことで武器の多い相手にも対応出来るようになった。元々はゲーム『デジモンストーリー 超クロスウォーズ レッド/ブルー』オリジナルのデジクロスで、ゲームではスパロウモンも加わった宇宙闘士形態のX5S(クロスファイブエス)も登場する。 漫画版では未登場。 英語版での名称はX4S(タイムズフォーエス)。 シャウトモンX5(クロスファイブ) / Shoutmon X5 完全体・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンX4とスパロウモンがデジクロスしたファイナリスト形態。第17話にてルーチェモンとの戦いで初登場。X4を上回る戦闘能力を持ち、背に翼を得て非常に高い飛行能力が備わった上、左腕にレーザーガンを得て射撃にも対応可能である。 第3期では制限があるためか未登場。 英語版での名称はX5(タイムズファイブ)。 シャウトモンX5B(クロスファイブビー) / Shoutmon X5B 究極体・合成型デジモン・データ種。 シャウトモンX5とベルゼブモンがデジクロスした天馬武神形態(『デジモンジントリックス』では神馬武神形態とも呼ばれる)。第26話にてブラストモンとの戦いで初登場。X4Bのスピードや火力と、X5の飛行能力を併せ持つ。 第3期および漫画版では未登場。 英語版での名称はX5B(タイムズファイブビー)。 オメガシャウトモン / OmniShoutmon 完全体・竜人型デジモン・データ種。 アカリの勇気の力とゼンジロウの友情の力をタイキのクロスローダーが取り込み誕生した超進化形態。全身が金色に包まれている。第30話(第1期最終話)にてタクティモンとの戦いで初登場。シャウトモンの未来の姿であり、それが一時的に発現したものなので進化は一時的にしか行えない。当初は自由に進化を行えず、何らかの要因を得ることで進化していたが、やがて自分の意思で進化が可能になった。シャウトモンX7では胸、頭部、左肩を構成する。 英語版での名称はOmniShoutmon(オムニシャウトモン)。 シャウトモンDX(ディークロス) / Shoutmon DX 究極体・合成型デジモン・データ種。 オメガシャウトモンとジークグレイモンがダブルクロスしたクルセイド形態。第2期第4話(通算第34話)にてヴァンパイアランドのデスジェネラルであるネオヴァンデモンとの戦いで初登場。右腕にオメガシャウトモンのボディが変化した銃剣「エレキバスタークロス」が、左腕にはジークグレイモンの腕が強化された鉤爪「トライデントジャスファング」が装備されている。 第3期でも登場。 シャウトモンX7(クロスセブン) / Shoutmon X7 究極体・合成型デジモン・データ種。 オメガシャウトモンとジークグレイモンに加え、バリスタモン、ドルルモン、スターモンズ、スパロウモンがグレートクロスしたアルダーバースト形態。タイキ、キリハ、ネネの三人のジェネラルが力を合わせる事で実現し、今までのデジクロスよりも巨大となっている。第2期第13話(通算第43話)にてキャニオンランドのデスジェネラルであるグラビモンとの戦いで初登場。第3期では第23話(通算第77話)で登場し、制限があるためタイキ、キリハ、ネネ、ユウの4人でグレートクロスした。 英語版での名称はX7(タイムズセブン)。 シャウトモンX7(クロスセブン):スペリオルモード / Shoutmon X7 Superior Mode 究極体・合成型デジモン・データ種。 第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)でのダークネスバグラモンとの最終決戦にて全てのデジモンとタイキ、キリハ、ネネ、ユウの4人のジェネラル(およびアカリとゼンジロウ)の力を結集したファイナルクロスにより誕生したアウェイキング形態。シャウトモンX7の構成デジモンの他、クロスハートとブルーフレアの全デジモン(改心した元バグラ軍のデジモンも含む)とデジメモリから現れた15体のデジモン、さらにデジタルワールドから駆け付けたデジモン達がデジクロスしたもの。ボディの周辺には無数のデジモンのデータがXの字に渦巻き、身体は何倍にも巨大化し頭と背中と足から翼が生え、全身が金色と純白に輝いている。マイクが変化した「ファイナルクロスブレード」による一撃でダークネスバグラモンを倒した。 漫画版ではデザインが異なり、身体の周辺には無数のデジモンのデータがXの字に渦巻いてはおらず、頭と背中から翼も生えず、ファイナルクロスブレードも装備していない。 英語版での名称はX7F Superior Mode(タイムズセブンエフ スペリオルモード)。 ジジシャウトモン / JijiShoutmon、シャウキュートモン / CuteShoutmon、ドンシャウトモン / DonShoutmon、シャニタモン / Shonitamon、ポーンシャウトモン / PawnShoutmon 第24話のシノビゾーンにてカラテンモンを笑わせるべく、タイキがシャウトモンに施したデジクロスの数々。ジジシャウトモンはジジモン、シャウキュートモンはキュートモン、ドンシャウトモンはドンドコモン、シャニタモンはモニタモン、ポーンシャウトモンはポーンチェスモンとのデジクロス。ちなみにシャウキュートモンはキュートモンからは嫌がられ、ポーンシャウトモンは兜で鼻を挟んでしまい、結局どれもウケなかった。 ちなみにデジモンウェブのデジモン図鑑ではドンシャウトモンは「漢魂形態」、シャニタモンは「強行偵察形態」と表記されている(どちらも成熟期・合成型デジモン・データ種)。 英語版での名称はシャウキュートモンのみCuteShoutmon(キュートシャウトモン)。 メタルシャウトモン 第3期第2話(通算第56話)終了後のミニコーナー『デジモン紹介コーナー』にて登場。メタルティラノモンとデジクロスした姿で、頭部がシャウトモン、鼻や下半身がメタルティラノモンの一部になっている。ひたすらヘビーメタルの歌声で奏でる(その際、タギルからは「声が大きいだけなんですけど~!」と突っ込まれた)。 クロスアップ 第3期では今までと違いデジクロス後の名称はタギルと同様の掛け声で統一されており、それぞれの名称は決まっていない。オメガシャウトモン&ドルルモンデジクロス形態 ドルルキャノンを構えたオメガシャウトモンがサゴモンを炙り出し、アレスタードラモンをアシストした。 シャウトモン&ピノッキモンデジクロス形態 武器のハンマーを使い「バーニングハンマー」でギガブレイクドラモンを圧倒した。 シャウトモン&チビカメモンデジクロス形態 X2プラス同様チビカメモンの甲羅と尻尾を身に着け、水中を自由に泳ぎ回る。頭にはチビカメモンの帽子を被っている。 バリスタモン / Ballistamon 声 - 草尾毅 / カイル・エベール 成熟期・マシーン型デジモン・ワクチン種。 カブトムシのような頭部を持つデジモン。無口だが非常に頼れるシャウトモンの相棒である。一人称は「オレ」で、「ンガ」が口癖。戦闘では硬い装甲を活かした格闘戦や腹部のスピーカーからの高周波攻撃で相手を圧倒する。また、腹部には様々なものを収納・取り出す事ができ、ハリボテを作ることも得意で、第2期第9話(通算第39話)でのサイバーランドではタイキとシャウトモンと自身のハリボテを作り、スプラッシュモンを欺くために使用した。 芸術を好んでいるらしく、ヘブンゾーンでは絵画や彫刻を見て感嘆していた(しかしその真価を理解しての態度だったかは不明となっている)。 元ゴールドランドのデスジェネラルであったオレーグモン(当時はゴールドゾーンの支配者だった)により、音波攻撃の強化用デジモンの「ダークボリューモン」として生み出されたが、力の強大さ故に暴走して時空の歪みに飲み込まれ、グリンゾーンへ流れ着いた折にシャウトモンに修復されて現在の姿となった。記憶と共に名前を失っていたが、無茶ばかりで里の面々から「鉄砲玉」のあだ名を頂戴していたシャウトモンが、自分の相棒となってくれる事を願い、鉄砲玉に対する「砲台(バリスタ)」の名を贈って現在の名前を得た。 名前の由来に関して、劇中ではシャウトモンが「弾丸小僧」と呼ばれていた自らの相棒となってもらうべく「砲台」を意味する名を付けたとされている。 第3期ではシャウトモン達と共にタイキのクロスローダーに入った。その後、第24話(通算第78話)ではゼンジロウのクロスローダーに転送されている。 設定的な意味での名前の由来は、音楽のバリストから。バリバステモン / BalliBeastmon 声 - 草尾毅 / ローラ・ベイリー バリスタモンとバステモンがデジクロスした形態。タイキはこれを戦いに役立てるために利用したが、その異様な姿を見たシャウトモンは「もう笑いをとらなくていい」と困惑しており、喋り方が大きく変わる。第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)ではこの姿でアルティメットスピーカーを放ち活躍した。 クロスアップ バリスタモン&リボルモンデジクロス形態 第3期第24話(第78話)で登場。ゼンジロウのクロスローダーでリボルモンとデジクロスした姿。リボルモンのテンガロンハットと赤いスカーフを身に着け、両手と胸のスピーカーが銃口に変化し、3つの砲塔から放つ強力な連射を放つ。 必殺技は胸の銃から強力な音波を纏ったエネルギー弾を発射する「ヘヴィ・ザ・ショット」。 ダークボリューモン / DarkVolumon 声 - 草尾毅 / カイル・エベール 第2期第10話(通算第40話)および後第11話(通算第41話)で登場したバリスタモンのかつての姿で、クワガタムシのような頭部を持つ。ゴールドランドがゾーンだった時にオレーグモンが作った。一人称は「俺」で、尊大な口調で話す。 オレーグモンが放つ音波を増幅する能力を持ち、「究極の破壊兵器」および「世界の破壊者」と呼ばれていたが、起動実験の際に発生した時空の歪みに飲み込まれ、グリンゾーンへ流れ着いた折にシャウトモンに修復されてバリスタモンとなった。 ゴールドランドでの戦いでオレーグモンの配下デジモンであるマーメイモンとデプスモンに捕らわれ、アルティメットスピーカーの力を手に入れ再びこの姿となった。その後シャウトモンとデジクロスしてX2になり、心の中にいるバリスタモンと対話したことで自我を取り戻し再びバリスタモンへと戻った。 漫画版では未登場。 ドルルモン / Dorulumon 声 - 櫻井孝宏 / カイル・エベール 成熟期・獣型デジモン・ウィルス種。 頭や肩、尻尾の先にドリルが付いたデジモン。一人称は「俺」。キュートモンの保護者的存在で、行動を共にしている。高速技を得意とし、頭部のドリルを飛ばしたり、尻尾のドリルで風を起こしたりして戦う。かつてはタクティモンの右腕として幾つものゾーンを滅ぼしていたという過去があるが、仲間を捨て駒のように扱うバグラ軍を毛嫌いして離反した。何故かキュートモンの言葉に弱く、キュートモンにせがまれたことはほとんど断れない。度々タイキ達がピンチになると現れ助けてくれるが、「仲間は必要ない」と言ってクロスハートへの加入は拒否していた。しかしやがて自分をあくまで信じようとしたタイキに心を開き、正式に仲間となった。 クールで皮肉屋な性格だが、第18話のフォレストゾーンでは尻尾のドリルにスターモンズをデジクロスしてヘリコプターのプロペラ役にされたり、第27話のスイーツゾーンでは料理対決のときにミキサーのかわりに尻尾のドリルで半ば強引に手伝わされたりと損な役に回される事もある。 また、同じクロスハートのリボルモンとはウマが合うようで、フォレストゾーンにて二人で捜索に出たときは抜群のコンビネーションを見せた。 第3期ではシャウトモン達と共にタイキのクロスローダーに入った。その後、第24話(通算第78話)ではキュートモンと共にアカリのクロスローダーに転送されている。シャウトモン+ドルルキャノン / Drill Cannon 成長期・強化型デジモン・データ種。 シャウトモンとデジクロスしたドルルモンが変形した砲撃形態。全エネルギーを凝縮した必殺技を放てる半面、この形態の時は照準担当のデジモンが必要でまたエネルギー充填時には無防備になってしまう。 第2期第10話(通算第40話)でオレーグモンによって洗脳された際は、彼の量産型ダークネスローダーでデジクロスされた。 第3期では第2話(通算第56話)にてオメガシャウトモンともクロスした。 漫画版では未登場。 クロスアップ ドルルモン&ポーンチェスモンズデジクロス形態 第3期第24話(第78話)で登場。アカリのクロスローダーでポーンチェスモンズとデジクロスした姿。鎧を纏い、全身のドリルを自在に伸ばすことができる。 必殺技は尻尾のドリルを回転させ無数のエネルギーの槍を伴った竜巻を発生させて攻撃する「ドルルチェックメイト」。 スターモン / Starmon 声 - 島田敏 / パトリック・ザイツ 成長期・メジャー型デジモン・データ種。 星の姿をしたデジモン。過去のスターモンとは同名だが異なるデジモンである。 サングラスをかけた様な目が特徴であり、陽気な性格。仲間のことを「ブラザー」と呼び、タイキのことは「ジェネラル」と呼んでいる。 スターモンの意思は絶対で、彼に率いられているピックモンたちはスターモンの意思に従って行動している。 個々の戦闘能力は今一つだが、数の多さを活かし入り組んだダンジョンの索敵などを行うこともできる。 彼とピックモンズを含めて「スターモンズ」と呼称されており、後半のデジクロスの際はそれで統一される。ピックモンズはスターモンの分身体扱いで、第3期ではスターモンズとして1体扱いで召喚が可能となった。シャウトモン+スターソード / Star Sword 成長期・強化型デジモン・データ種。 シャウトモンとデジクロスしたスターモンとピックモンが変形した剣結合形態。 第3期および漫画版では未登場。 ピックモンズ / Pickmonz スターモンに率いられているデジモン達の総称でスターモンの分身体。三種類の個体が存在する。 スターモンのメテオスコールの掛け声で相手に降り注ぐ。ピックモン同士でクロスすることによりゴムのように伸びる白い紐になり、第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)ではスターモン、ドルルキャノン、リボルモンと組み合わせて活躍した。 第3期でもタイキのクロスローダーに転送されている。 ピックモンの名前の由来は、ギターピックから。ピックモン / Pickmon 声 - 桑島法子 / メアリー・エリザベス・マクグリン、Colleen O'Shaughnessey 幼年期II・マイナー型デジモン。 銀色のデジモンで、サングラスのような目を始めスターモンと良く似た顔立ちをしている。スターモンとデジクロスしてスターソードとなり、シャウトモンの武器となる。X4の際はより多くのピックモンがデジクロスしてリーチが長くなったスターソードDXになる。 チビックモン / Chibickmon 声 - 菊池こころ 幼年期I・スライム型デジモン。 黄色く柔らかい形のピックモン。一匹の他の個体よりは大きなチビックモンが存在し、その口の中からさらに小さなピックモンが召喚され、人海戦術などが可能になる。スターモンとデジクロスすることでスターアックスになる。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第38話、第61話、第67話(最終話)で登場している。 レアピックモン / RarePickmon 声 - 岸尾だいすけ たらこ唇が特徴の赤いピックモンで、1体しかいない。スターソードの先端にデジクロスすることで主にゼンジロウが使用するための武器、レアスターソードになる。デジクロスする際、その世界などに合わせた台詞を叫ぶのが特徴。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第67話(最終話)で登場しており、本作では2体登場している。 キュートモン / Cutemon 声 - 桑島法子 / ベンジャミン・ディスキン 成長期・妖精型デジモン・ワクチン種。 ウサギのような姿をしたデジモン。一人称は「ボク」で、涙や悲しみが大嫌い。語尾に「キュ」が付く。 離れ離れになった両親を探している時にドルルモンと出会い、それ以来一緒に旅をしている。女性的な外見だが、一人称は「ボク」で、自分でも「男の子」と自称しており、両親からも「男の子」と言われている。ドルルモンと共にクロスハートへ加入した。 自身の身の丈の2倍はある岩を持ち上げて投げるなど、意外に力は強いが、戦闘に参加することは少ない。治癒能力やバリアを発生させる能力を持ち、また音波攻撃も可能である。 スイーツゾーンで両親と再会し、両親の許しを得て改めてクロスハートとして戦うことを決意する。アカリにはよく懐いている。 第3期ではシャウトモン達と共にタイキのクロスローダーに入った。第5話(通算第59話)では性格上、ユウが落ち込んでいるところを気にして彼のクロスローダーに入り、彼を励まそうとしたが、アイルに「可愛いデジモン」としてハントされそうになったが、タギル達やダメモンと再会したユウに助けられた。その後、第24話(通算第78話)ではドルルモンと共にアカリのクロスローダーに転送されている。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第54話で登場している。グレイテストキュートモン / GreatestCutemon 第2期第14話(通算第44話)でタイキが時間稼ぎのためにドンドコモン、ナイトモン、ポーンチェスモンズ、バステモン、チビカメモン、ジジモンとデジクロスした形態。複数のデジモンを倒す高い破壊力を持つが、打たれ弱い。 必殺技の「グレイテストソニックウェーブ」の発動時には挿入歌の「ドンドコモンで盛り上がれ!」がBGMとして流れた(ただし、海外版ではBGMに差し替わる)。 ジジモン / Jijimon 声 - 島田敏 / クリストファー・コーリー・スミス シャウトモン達の故郷である「微笑みの里」の長老。タイキ達に同行している。デジタルワールドの歴史について詳しく、タイキ達に教えてくれる。デジタルワールドが分裂した理由を知っているようである。アーケロモンとは旧知の仲。 第3期でもタイキのクロスローダーに転送されている。 ドンドコモン / Dondokomon 声 - 櫻井孝宏 / ジョー・オフマン 成長期・楽器型デジモン・ワクチン種。 和太鼓のような姿をしたデジモン。ジジモンと同様、元々は微笑みの里の住民で、彼と共にタイキたちに同行している。江戸っ子口調である。ヘブンゾーンでは像を壊した犯人として警察に捕まえられた事がある。 第3期でもタイキのクロスローダーに転送されている。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第53話、第60話、第67話(最終話)で登場している。 リリモン / Lilymon 声 - 菊地こころ / ローラ・ベイリー 元々は微笑みの里の住人で、シャウトモンとは幼馴染であり、第2期第1話(通算第31話)でドラゴンランドにてタイキとシャウトモンと再会し、続く第2話(通算第32話)にて解放後にクロスハートに加入し、行動を共にするようになる。第24話(通算第54話、第2期最終話)の最終決戦ではフラウカノンによる砲撃やブルーフレアのボムモンを投げ付け、バグラ軍と戦った。 第3期ではデジタルワールドにいるためか未登場。 チビカメモン / ChibiTortomon 声 - 白石涼子 / シンディ・ロビンソン 体の一回り小さいカメモン。ヘルメットが完全に目を覆っていないため、表情豊かである。元はアイランドゾーンの住民で、ネプトゥーンモンとの戦いでシャウトモンX2とデジクロスをして共に戦ったのをきっかけにクロスハートに加入する。 シャウトモンのことを慕ってはいるが、シャウトモンが修行のために寝床を逃げ出した時はデジノワを独り占めしているとキュートモンと一緒に疑ったことがある(後に真実を知ってそのことを反省している)。 第3期でもタイキのクロスローダーに転送されている。 漫画版本編では登場していないが、単行本第2巻のカバー裏ではナイトモン、ポーンチェスモン、バステモン、リボルモン、ワイズモンと共に登場した。ゴーレムジジカメモン / Golem Jiji Tortomon 第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)においてユウが使用し、ジジモン、ブルーフレアのゴーレモンとデジクロスした形態。 必殺技は空高くジャンプしオナラで勢いをつけた体当たりを繰り出す「テイルスラストブースター」(海外版『Digimon Fusion』で技名が判明)。 ナイトモン / Knightmon 声 - てらそままさき / トラヴィス・ウィリン レイクゾーンにてバステア城の守護隊長であったデジモン。湖に沈み消えかかっていたのをタイキに助けられ、恩義を感じるようになる。バグラ軍を共に殲滅したことで、タイキに尊敬の意を表しクロスハートに加入した。 単体での戦闘力が高く集団戦の際はポーンチェスモンズと共によく呼び出され、彼らと共に盾を掲げることでバリアを張ることも出来る。 一人称は「私」で、非常に丁寧で真面目な口調で会話する。攻撃やデジクロスする際に「ナイトォ!」と叫ぶ口癖がある。 第3期でもタイキのクロスローダーに転送されている。 漫画版の単行本第2巻のカバー裏ではチビカメモン、ポーンチェスモン、バステモン、リボルモン、ワイズモンと共に登場した。ナイトモン ワイズソードモード / Knightmon Wise Sword Mode 第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)においてユウが使用し、ワイズモンとデジクロスした形態。剣に羽飾りが付き、首にワイズモンのローブに似たスカーフを巻いている。 必殺技は「ワイズソード」(海外版『Digimon Fusion』で技名が判明)。 ポーンチェスモンズ / PawnChessmon 声 - てらそままさき / メアリー・エリザベス・マクグリン、Colleen O'Shaughnessey 従来の姿と言うべきの白いタイプであり、バステア城にて兵士をしていた。 ナイトモンと共にデジクロスし、シャウトモンX4Kになったことからクロスハートに加入する。顔を覆う兜は戦闘時以外は外している姿が見られる。 ピックモンズのように意思統一がなされているわけではなく、フォレストゾーンにてアカリとゼンジロウの「ラブラブダンス」の際、殆どはナイトモンと共に一緒に踊っていたが、1体だけベルゼブモンらと一緒に離れた場所にいるなど性格に差がある。 第3期でもタイキのクロスローダーに転送され、第24話(通算第78話)ではドルルモンとキュートモンと共にアカリのクロスローダーに転送されている。 漫画版の単行本第2巻のカバー裏ではその内の1体がチビカメモン、ナイトモン、バステモン、リボルモン、ワイズモンと共に登場した。ポーンガオスモン / PawnGaossmon 第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)においてユウが使用し、ブルーフレアのガオスモンズとデジクロスした形態。雑兵として活躍した。 バステモン / Beastmon 声 - 河西智美 / ローラ・ベイリー 猫の女神とも呼ばれるデジモン。一人称は「わたくし」。元々はレイクゾーンのバステア城の姫であった。しかし一日の3分の2は寝ており、口調はお淑やかだが、大変ワガママでマイペースな姫である。行動原理も猫そのもの。 タイキに惚れ込みベタベタしていたところをアカリに嫉妬され、アカリがリリスモンに惑わされる原因を作った。クロスハートにも軽いノリで加入したようである。バステア城からデジメモリを持ってきていたが、第22話でのアルカディモン(完全体)との戦いまで言い忘れていたなど惚けた面も見せる。 ネズミ型のデジモンを前にすると表情が豹変し、第2期第23話(通算第53話)では残酷な一面を見せ、チューチューモンを捕食してしまった。 第3期でもタイキのクロスローダーに転送されている。 漫画版本編では登場していないが、単行本第2巻のカバー裏ではチビカメモン、ナイトモン、ポーンチェスモン、リボルモン、ワイズモンと共に登場した。 リボルモン / Deputymon 声 - 皆川純子 / マイケル・ソリッチ 拳銃のような体をしたデジモンで、サンドゾーンの住民。スコピオモン達に追われていたタイキ達を助け、トレジャーハンターを名乗ってファラオモンの下へタイキ達を誘った。実はファラオモンの部下で、タイキ達がコードクラウンを得るに相応しいかを探るために近づいた。タイキ達と共に戦い、サンドゾーンが無事なところを見届けた後はクロスハートへの加入を志願した。 主に捜索などを得意としている他、戦闘でも高い能力を持っており、第2期第9話(通算第39話)でのサイバーランドでは大活躍を果たす。 第3期でもタイキのクロスローダーに転送され、第24話(通算第78話)ではバリスタモンと共にゼンジロウのクロスローダーに転送されている。 漫画版本編では登場していないが、単行本第2巻のカバー裏ではチビカメモン、ナイトモン、ポーンチェスモン、ワイズモンと共に登場した。 バアルモン / Reapmon 声 - 岸尾だいすけ / マシュー・マーサー 完全体・魔人型デジモン・フリー種。 バグラ帝国に雇われていたデジモン。一人称は「俺」で、無口で感情を表に出す事は少ない。 ブラストモンの攻撃を避ける、気付かれぬうちにタクティモンの背後に立つなど高い戦闘力を持つ。バグラ帝国では客人としての扱いだが、三元士からは嫌われている。 元々はサンドゾーンで大いに栄えていたサンドリアの都を守る「女神の戦士団」の生き残りであり、幼少の頃から戦士になる為の修行を重ねており、師であり女神の戦士団でトップの実力を持つエンジェモンに次ぐ実力を持っていたが、女神に戦士として選ばれず、苦悩の日々を送っていた。ある日、戦士団の仲間達が何者かに操られ、互いに殺し合わされる事件が起き、唯一操られていなかったバアルモンは身を守るために戦士団と戦わざるを得なくなり、戦士団が全滅することとなる。仲間を手にかけたことを深く気にしており、バグラ軍に協力しながら戦士団を操った者を探していた。 サンドゾーンを訪れたタイキの命を狙っていたが、後に和解する。その後、女神の戦士団を壊滅に追い込んだ張本人であるリリスモンと対峙するが、彼女の毒牙を受け瀕死の状態に陥ったが、タイキの想いと女神の力を受けてベルゼブモンに転生する。 漫画版では未登場。ベルゼブモン / Beelzemon 声 - 岸尾だいすけ / マシュー・マーサー 究極体・魔王型デジモン・ウィルス種。 リリスモンの攻撃で瀕死の状態に陥ったバアルモンが女神の力を受けて転生した姿。一人称は「俺」。機械のような身体に漆黒の翼が生え、右腕が機関銃と一体化した巨大な銃である「ベレンヘーナSDX」を装備しているなど、『テイマーズ』のブラストモードに近いデザインとなっている。また、ベレンヘーナSDXを外すとガトリング砲が現れ、第2期第18話(通算第48話)での魔獣リリスモンとの戦いではこれを武器に戦った。 サンドゾーンの一件でタイキ達に協力するようになるが、クロスローダー無しで単独でデジタル空間を移動できるため離れて行動することが多く、一定のゾーンでは登場しないこともある。合流の際はほぼ必ず黒い羽が一枚落ちてくる演出がある。第2期では単独行動をやめ、タイキ達に同行するようになった。 ブライトランドのヘルズフィールドでの戦いでは第16話(通算第46話)・第17話(通算第47話)にてリリスモンとの決着をつけるため戦うも負傷し、転生した特殊な存在であるため(元々既に死んだ存在であるため)傷が治らないと悟り、続く第18話(通算第48話)にて魔獣リリスモンに変貌したリリスモンと再び相見え共に消滅したが、第24話(通算第54話、第2期最終話)でダークストーンがタイキの手に渡ったことで復活し、メルヴァモンと再会を果たした。最終決戦後はデジタルワールドに帰還した。 第3期では経緯は不明ながらタイキのクロスローダーには入らず、第23話(通算第77話)でキリハ達と共に登場し、続く第24話(通算第78話)でのシャウトモンの台詞からメルヴァモンの傍に居るためにネネのクロスローダーにいたことが判明し、それを茶化されていた。 漫画版でも登場したが、ここではバアルモンの転生した姿とは明かされていない。出番は殆ど無く、台詞を発することは無かった。ベルゼブモン&スターモンズデジクロス形態 第19話で登場。ベルゼブモンとスターモンズがデジクロスした形態。ベルゼブモンの左腕の銃にスターモンの顔が追加されている。「メテオキャノン」による広範囲攻撃が可能になり、フォレストゾーンでコンゴウモン率いる数百体のグランクワガーモン部隊を一掃した。 ベルゼブモン&リボルモンデジクロス形態 第26話で登場。ベルゼブモンとリボルモンがデジクロスした形態。ベルゼブモンの左腕の銃がリボルモンの砲身に変化している。「デス・ザ・キャノン・スパイラル」で、シノビゾーンに現れたブラストモンの分身を撃退した。 ワイズモン / Wisemon 声 - 速水奨 / ダン・ウォーレン(第1期)、スティーブ・クレイマー(第2期) 第22話から登場。デジタルワールドが分裂した直後からゾーンの狭間を漂う本の中で研究に没頭していた知識欲旺盛なデジモン。一人称は「私」。アルカディモン(完全体)の襲撃で仲間と離れ離れになったタイキを偶然発見し、実験動物として解剖しようとするが、空腹だったのを助けてくれたため止める。その後、タイキにデジタルワールドの正体と真実を話し研究に戻ろうとするが、タイキの「ほっとけない」という言葉に心を動かされ、手を貸した。そして、実験動物であるタイキの研究を続けたいという理由でクロスハートに加入した。 加入後は仲間のデジモンの身体を解析することでブラストモンの分身能力に気付くなど、チームの一員として行動する姿も見られるようになり、知識面でタイキによく頼りにされている姿が見られた。 第2期からはいくつかデジクロスにも加わって共に戦い、データを改竄するなどクロスハートの頭脳としてチームを大きく支えるようになった。 第3期ではシャウトモン達をタイキのクロスローダーに転送するマシーンを完成させ、クロスハートのメンバーを送り込んでいる。自身も一緒に転送しているかは不明だが、クロスローダー越しに通信している場面は存在する。 漫画版本編では登場していないが、単行本第2巻のカバー裏ではチビカメモン、ナイトモン、ポーンチェスモン、リボルモンと共に登場した。 ガルルモン、ホークモン、トゲモン、アグニモン、アグモン、パタモン、テイルモン、ブイモン、エンジェモン、ギルモン、ガオモン 第1話冒頭でのタイキの夢の中に登場。
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