デスジェネラル / Dark Generals
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 10:24 UTC 版)
「デジモンクロスウォーズ (漫画)」の記事における「デスジェネラル / Dark Generals」の解説
アニメ版では第2期で登場したバグラ軍所属の新幹部だが、漫画版本編には登場せず、単行本第2巻のカバー裏に収録されている第0回ではアニメ版で既に登場したドルビックモン、ネオヴァンデモン、スプラッシュモン、オレーグモンが登場し(他のデスジェネラルであるザミエールモン、グラビモン(二体共この時点では既に倒されている)、アポロモン(この時点ではOP映像での登場)は登場していない)、アニメ版本編では遭遇していないユウ(登場したデスジェネラルの内、オレーグモンは後に遭遇する)と共にハンナモンによって集められ、登場しなかったことを怒っていた。続く第3巻のカバー裏に収録されている第0回ではそれぞれの特性や属性に因んだ家事を担当しているが、ここではアニメ版とは違い戦う気は全く無い(ただし、アニメ版では悲劇的な最期を遂げたドルビックモン、ネオヴァンデモン、ザミエールモン、スプラッシュモン、グラビモンが生存するという展開になっている)。この時のタイトルは『プリティなハンナモンと7つの王国』(第3巻での表記。第2巻では『デジモンクロスウォーズ~プリティなハンナモンと七つの王国~』)。
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デスジェネラル / Dark Generals
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:54 UTC 版)
「デジモンクロスウォーズの登場人物・世界」の記事における「デスジェネラル / Dark Generals」の解説
第2期で登場した新幹部で、再統合後のデジタルワールドの各ランドを支配する「七将軍」または「バグラ七将軍」と呼ばれるデジモン達。ダークナイトモンから量産型ダークネスローダーを与えられており、強制デジクロスの力を操る。また、これを使用し配下デジモンと強制デジクロスを行い、ダークネスモードに強化する(行ったのはドルビックモン、ネオヴァンデモン、スプラッシュモン、グラビモン、アポロモン・ウィスパード(アポロモンの闇の人格)のみで、ザミエールモン、オレーグモンは除く)。なお、量産型ダークネスローダーにはそれぞれの軍団を表すマークがあり、このマークはバグラ軍のフラッグおよび彼らの体にも描かれている。 また、倒されると量産型ダークネスローダーが破壊される描写があり、描写があったのはネオヴァンデモン(シャウトモンDXの「ビクトライズバンキング」によって破壊された)とスプラッシュモン(倒された後に破壊された)のみ。 OP映像(海外版も含まれる)での登場順はドルビックモン、ネオヴァンデモン、ザミエールモン、グラビモン、スプラッシュモン、オレーグモン、アポロモンとなっている。 漫画版本編では登場しなかったが、単行本のカバー裏に収録されているオマケ漫画「ばぐら家の横顔 第0回」にて登場し、第2巻のカバー裏ではドルビックモン、ネオヴァンデモン、スプラッシュモン、オレーグモンが登場し(他のデスジェネラルであるザミエールモン、グラビモン(二体共この時点では既に倒されている)、アポロモン(この時点ではOP映像での登場)は登場していない)、ハンナモンによって集められ、登場しなかったことを怒っており、ドルビックモンが「ドラゴンブレストニックファイア」を繰り出し、作者の中島諭宇樹を攻撃した。続く第3巻のカバー裏では、それぞれの特性や属性に因んだ家事を担当しているが、ここではアニメ版とは違い戦う気は全く無い(ただし、アニメ版では悲劇的な最期を遂げたドルビックモン、ネオヴァンデモン、ザミエールモン、スプラッシュモン、グラビモンが生存するという展開になっている)。 公式設定では「ビッグデスターズ」(曜日をモチーフとした6人の魔将軍で構成された組織で、各々が特定の種族のデジモンの扱いに手慣れた戦闘のプロフェッショナル)という組織になっており、アポロモン以外の6人(ドルビックモン、ネオヴァンデモン、ザミエールモン、スプラッシュモン、オレーグモン、グラビモン)が所属している。 英語版での名称はDark Generals(ダークジェネラルズ)。 ドルビックモン / Dorbickmon 声 - 堀秀行 / クリストファー・コーリー・スミス(第1話(通算第31話)のみ)、グラント・ジョージ(第2話(通算第32話)以降) 究極体・竜人型デジモン・ウィルス種。 第1話(通算第31話)から第2話(通算第32話)、第20話(通算第50話)から第21話(通算第51話)で登場。ドラゴンランドを支配するデスジェネラルで、「火烈(かれつ)将軍」または「火烈のドルビックモン」と呼ばれ、周囲の地形を操る能力を持つ。 基本カラーは赤、属性は炎、紋章は炎のエンブレム(バグラ軍のフラッグおよび量産型ダークネスローダーのマークも同様)、紋章の位置は両胸に配置。配下は竜型デジモンで統一されている。一人称は「俺」。 地の利を活かした戦いを得意とし、「徹底的に敵を追い、取り囲み、焼き尽くす」事を必勝戦法としている。竜哭の花の花粉を苦手とする。 オメガシャウトモンを圧倒し、捕らえたクロスハートのメンバーを処刑しようとしたが、タイキ達に防がれる。その後、全ての配下デジモン達を強制デジクロスさせタイキ達に襲い掛かるが、キリハのメタルグレイモンが超進化を遂げたジークグレイモンの「ファイナルストライクス」によって敗北し、捨て台詞を残して消滅した。 最終決戦でダークストーンの力により心を抜き取られた状態で復活する(抜き取られた心は他のデスジェネラルと同様にプリズンランドにある)。七人のデスジェネラルが強制デジクロスしたグランドジェネラモンには上半身が使用されている。ダークナイトモンに利用されていたことを悟り、グランドジェネラモン敗北と共に再び消滅した。 ちなみに復活前の二つ名は「バグラ軍」や「デスジェネラル」とテロップされていたが、復活後の二つ名は「火烈将軍」とテロップされた。 必殺技は「タイラントコルブラント」と「バーニング・ザ・ドラゴン」(技の表記は無い)と「ドラゴンブレストニックファイア」。 漫画版では「お料理将軍・中華のドルビックモン」になる。ドルビックモン ダークネスモード / Dorbickmon Darknessmode 第1話(通算第31話)から第2話(通算第32話)で登場。ドルビックモンがファンロンモンや配下デジモン達と強制デジクロスした形態。殆どファンロンモンとクロスした状態で登場している(海外版ではDorbickmon Darknessmode One(ドルビックモン ダークネスモード1)という名称になっている)。後に捕らえていたクロスハートのメンバーを奪還されてしまった事に対する怒りで、ファンロンモンだけでなく、全ての配下デジモン達を強制デジクロスで取り込み大きな翼が生えた姿になった(この時は「変幻デジクロスだ!」と叫び、強制デジクロスを発動させた。海外版ではDorbickmon Darknessmode Two(ドルビックモン ダークネスモード2)という名称になっている)。 ネオヴァンデモン / NeoMyotismon 声 - 黒田崇矢 / ニール・キャプラン 究極体・アンデッド型デジモン・ウィルス種。 第3話(通算第33話)から第4話(通算第34話)、第20話(通算第50話)から第21話(通算第51話)で登場(また、それ以前に第1話(通算第31話)にてシルエットの状態で初登場している)。ヴァンパイアランドを支配するデスジェネラルで、「月光(げっこう)将軍」または「月光のネオヴァンデモン」と呼ばれ、不死の力を持つ。 基本カラーは紫、属性は闇、紋章は三日月のエンブレム(バグラ軍のフラッグおよび量産型ダークネスローダーのマークも同様)、紋章の位置は胸に配置。配下は堕天使型デジモン(公式設定ではアンデッド型デジモン)で統一されている。一人称は復活前は主に「私」を使用していたが、復活後は「俺」も使用。 単独でもシャウトモンX5の「メテオインパクト」を受け止めるほどに戦闘力が高い。 タイキ達が城に潜入してくることは予測済みであり、タイキのクロスローダーを奪い、棺桶から起床するという余裕に満ちた登場を披露した。その後ロップモンにクロスローダーを奪い返され、城のバリア装置を破壊されても戦況は変わらず、「ナイトメアレイド」でシャウトモンX5のエネルギーを吸い取り、配下であるレディーデビモン、デビモン達と強制デジクロスする事でダークネスモードとなり、更にメタルグレイモンを強制デジクロスさせた。地下神殿での戦いでは、シャウトモンと白のロップモンに覚醒しかけていたロップモンを取り込み一時は優位に立ったと思われたが、白いロップモンの力によって強制デジクロスが解け、最初に強制デジクロスした姿に戻る。その際不死の力の源であったロップモン達を失い、新たに誕生したシャウトモンDXに敗北し量産型ダークネスローダーを破壊されるも、それでも身体の大部分を失いながらも頭部だけで生き残っていたが、ベルゼブモンに踏み潰され情けない断末魔を上げて消滅した。 最終決戦でダークストーンの力により心を抜き取られた状態で復活する(抜き取られた心は他のデスジェネラルと同様にプリズンランドにある)。七人のデスジェネラルが強制デジクロスしたグランドジェネラモンには左腕と翼が使用されている。ダークナイトモンに利用されていたことを悟り、グランドジェネラモン敗北と共に再び消滅した。 ちなみに復活前の二つ名は「バグラ軍」や「デスジェネラル」とテロップされていたが、復活後の二つ名は「月光将軍」とテロップされた。 得意技は「ナイトメアレイド」と「ブラッディストリームグレイド」。必殺技は「ギャディアックレイド」。 漫画版では「お料理将軍・イタリアンのネオヴァンデモン」になる。ちなみに本作では瞳のハイライトは独自のものになっている。 英語版での名称はNeoMyotismon(ネオミオティスモン)。ネオヴァンデモン ダークネスモード / NeoMyotismon Darknessmode 第3話(通算第33話)から第4話(通算第34話)で登場。ネオヴァンデモンが配下であるレディーデビモン、デビモン達と強制デジクロスした形態。翼が大きくなり、肩には髑髏のマークがついている(海外版ではNeoMyotismon Darknessmode One(ネオミオティスモン ダークネスモード1)という名称になっている)。戦闘力は段違いに上がり、必殺技が強化された。更にメタルグレイモンと強制デジクロスした際には翼は禍々しく変化し、左腕はトライデントアームのような形になり、蛇のようになった下半身の先にはメタルグレイモンの頭部がついている姿に変貌した(海外版ではNeoMyotismon Darknessmode Two(ネオミオティスモン ダークネスモード2)という名称になっている)。 必殺技は「ギャディアックレイド」の強化版である「ギガギャディアックレイド」。 ザミエールモン / Zamielmon 声 - 矢尾一樹 / トラヴィス・ウィリン(第1話(通算第31話)のみ)、デレク・スティーヴン・プリンス(第5話(通算第35話)以降) 完全体・魔人型デジモン・データ種。 第5話(通算第35話)から第6話(通算第36話)、第20話(通算第50話)から第21話(通算第51話)で登場(また、それ以前に第1話(通算第31話)にてシルエットの状態で初登場し、英語版では喋っている)。ハニーランドを支配するデスジェネラルで、「木精(もくせい)将軍」または「木精のザミエールモン」と呼ばれ、通常のデジモンよりも遥かに小さい体を持ち、高速移動ができる。デジモンの負のエネルギーから生まれるデジハニーが好物で、メルヴァモンとイグニートモンの姉弟を戦わせるなど性格は残忍である。 基本カラーは緑、属性は木、紋章は木の葉のエンブレム、紋章の位置は両肩に配置。バグラ軍のフラッグおよび量産型ダークネスローダーのマークは木のエンブレム、紋章の位置は胸に配置。配下は昆虫型デジモン(公式設定では妖精型デジモンと植物型デジモン)で統一されている。一人称は基本的には「私」だが、最期のみ「俺」(復活後は使用しなかった)で、「ひゃっひゃっ」と笑うのが特徴。 また、量産型ダークネスローダーを使用し自身に強制デジクロスを行う事は無く、配下のグランディスクワガーモンに使用した。 実は巨大な体の持ち主であるが、あまりに巨大で強すぎるために敵をすぐ倒してしまうという理由から、デジハニーを摂取することで小さな体になっていた。また、巨大な体になっても高速移動ができる。 タイキ達の作戦によりデジハニーを摂取できなくなり、巨大な姿となってからも圧倒したが、高速移動直後の一瞬の隙を突かれてシャウトモンDXの「ブレイブビートロックダブルクロス」に敗北し消滅した。 最終決戦でダークストーンの力により心を抜き取られた状態で復活する(抜き取られた心は他のデスジェネラルと同様にプリズンランドにある)。七人のデスジェネラルが強制デジクロスしたグランドジェネラモンには胴体と尾が使用されている。ダークナイトモンに利用されていたことを悟り、グランドジェネラモン敗北と共に再び消滅した。 得意技は「アローランス」(技の表記は無い)と「タービュランスアロー」。必殺技は「ザ・ワールドショット」。ただし、公式設定での得意技である「スナイプヘッドショット」と「ボウカッター」と「フットショット」は未使用。 漫画版では「耳かき将軍・梵天のザミエールモン」になる。 スプラッシュモン / Splashmon 声 - 緑川光 / クリストファー・コーリー・スミス 完全体・水棲獣人型デジモン・ウィルス種。 第8話(通算第38話)から第9話(通算第39話)、第20話(通算第50話)から第21話(通算第51話)で登場(また、それ以前に第1話(通算第31話)にてシルエットの状態で初登場し、喋っている)。サイバーランドを支配するデスジェネラルで、「水虎(すいこ)将軍」または「水虎のスプラッシュモン」と呼ばれ、水を操り、自在に姿を変える事ができる。また、自身の身体の一部から「ドリッピン」を作り出す能力を持つ。 基本カラーは水色と白、属性は水、紋章は黒と白の中に青が入ってる三重丸型のエンブレム、紋章の位置は爪先に配置。バグラ軍のフラッグおよび量産型ダークネスローダーのマークは雫のエンブレム、紋章の位置は肩と手の甲と爪先に配置。配下はサイボーグ型デジモンで統一されている。一人称は「私」。 また、クロスハートのメンバーがドリッピンを服用した時の効果を妄想して(赤のドリッピンを服用した時の喧嘩、桜色ドリッピンを服用した時の自分に見惚れる)面白がる一面も持つ。 部下さえも信じることができず、サイバーランドのバグラ軍は全てドリッピンに操られた人形のデジモンであり、タイキ達がサイバーランドに訪れる以前にドリッピンを使ってこの国の住民デジモン達を争わせ全滅させた策略家でもある。タイキ達から負のエネルギーを引き出すべく、ドリッピンを用いて罠を仕掛けるが、罠の存在に勘付かれると、次々と姿を変えてタイキ達の前に現れ絆を断とうとするが、キリハによって正体を見破られる。 得意技は「ハイドロプレッシャー」と「ビードラウン」。ただし、公式設定での得意技である「ポイゾナスフォース」は未使用。 漫画版では「洗濯将軍・漂白のスプラッシュモン」になる。 アニメ『デジモンゴーストゲーム』では第27話で登場。ただし、本作では変身能力の披露やドリッピンを召喚せず、真の姿になることは無かった。声は三浦祥朗が担当している。スプラッシュモン ダークネスモード / Splashmon Darknessmode 第9話(通算第39話)で登場。スプラッシュモンが全てのドリッピンを吸収・強制デジクロスを行い巨大化し(海外版ではSplashmon Darkness Mode One(スプラッシュモン ダークネスモード1)という名称になっている)、更にスーツを脱いで虎のような真の姿を現す(海外版ではSplashmon Darkness Mode Two(スプラッシュモン ダークネスモード2)という名称になっている)。水の身体は打撃や衝撃、光線の攻撃を防ぐが、蒸発だけは防げず、シャウトモンDXの「ブレイブビートロックダブルクロス」の聖なる炎を受けて徐々に蒸発した後に消滅し、その後量産型ダークネスローダーも破壊された。 最終決戦でダークストーンの力により心を抜き取られた状態で復活する(抜き取られた心は他のデスジェネラルと同様にプリズンランドにある)。七人のデスジェネラルが強制デジクロスしたグランドジェネラモンには下半身が使用されている。ダークナイトモンに利用されていたことを悟り、グランドジェネラモン敗北と共に再び消滅した。なお、復活した時は真の姿で現れたが、プリズンランドでは何故か元の人型の姿をしていた(原理は不明となっている)。 必殺技は「タイガータイフーン」。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第21話で登場。ただし、本作では喋らず(ただし、虎の咆哮や唸り声はある)、人型の姿は披露されなかった。 ドリッピン / Splashers 第8話(通算第38話)から第9話(通算第39話)で登場。スプラッシュモンが作り出したスライムのような姿をした水の精霊。 他人を信用出来なくなる作用を持つ赤のドリッピン、自分に見惚れさせ腑抜けにする作用を持つ桜色ドリッピン、痺れの作用を持つ黄色のドリッピン(液体状態での登場)、人形を操る瑠璃色ドリッピンや緑色のドリッピン(緑色は液体状態での登場)、大爆発を起こしたり、檻に変形し、更に人形を操る黒色ドリッピン、他にも「ビードラウン」を発動した際には紫色のドリッピンが登場している。 ホエーモンの内部にいた少女であるルカはクロスハートのメンバーと親しく接するが、実は彼らを貶めるために送り込まれ瑠璃色ドリッピンが操った人形であった。 英語版での名称はSplashers(スプラッシャーズ)。 オレーグモン / Olegmon 声 - 塩屋浩三 / パトリック・ザイツ 究極体・海獣型デジモン・ワクチン種。 第10話(通算第40話)から第11話(通算第41話)、第20話(通算第50話)から第21話(通算第51話)、第24話(通算第54話、第2期最終話)で登場(また、それ以前に第1話(通算第31話)にてシルエットの状態で初登場し、喋っている)。ゴールドランド(再統合前はゴールドゾーンだった)を支配するデスジェネラルで、「金賊(きんぞく)将軍」または「金賊のオレーグモン」と呼ばれ(第9話(通算第39話)の次回予告(第10話(通算第40話)予告)後の提供時の煽り文では「海賊将軍」とも呼ばれた)、「金賊団」と呼ばれる海賊団を結成しており、普段は「金賊号」と呼ばれる海賊船で航海している。他のデスジェネラルと違って部下からの信頼も厚い。タイキ達の能力と仲間を大事にする性分を見抜いてスカウトしたり、敵の戦略に賞賛を送ったりとその度量の深さが窺える。性格は陽気かつ豪快で、デスジェネラル内では珍しく仲間を大事な存在と謳っており仲間思いの性格も持ち合わせているため、その想いも本物である。そのため量産型ダークネスローダーを使用し、自身に強制デジクロスを行う事は無かった(ただし、洗脳したシャウトモンとドルルモンをデジクロスさせ、ドルルキャノンを使用した)。ただし、敵に対しては冷酷かつ残酷な一面も持ち(第11話(通算第41話)での本人曰く「悪党だから」)、近隣の村を容赦無く襲撃したり、デジモン達への洗脳も辞さない残酷な性格でもある。また、バリスタモン(元はダークボリューモン)を作った張本人でもある。武器は連結が可能な「デュアルトマホーク」と呼ばれる超重量の双斧。体中に宝箱を持ち、デュアルトマホークの他にも「スルト」と「ヨルムンガンド」という魔人を収納している。 基本カラーは金色、属性は音波、紋章は鍵型のエンブレム、紋章の位置は胸に配置。バグラ軍のフラッグおよび量産型ダークネスローダーのマークは光芒(四芒星)のエンブレム、紋章の位置は両肩の側面に配置。配下は水棲獣人型デジモン(公式設定では水棲型デジモンと海獣型デジモン)で統一されている。一人称は「俺」または「俺様」。 ちなみに初登場時には少しふざけた態度を見せたり、他にも笑顔を見せたり、左目をウインクするといった仕草も見せ、敵でありながらコミカルな一面も見せていた。また、超重量級の鎧で覆われているため海に入ると沈んでしまうが、スルトとヨルムンガンドを呼び出し引き揚げることでカバーされている。 「ガッポガッポ! ビバ、オレーグナ!」(本人曰く「聞けば誰でも俺様に跪くこの国の魔法の呪文」)という掛け声があり、この能力でクロスハートのデジモンを手に入れることを画策し、まんまとシャウトモン達を洗脳する(操られたデジモンは目が渦巻状になり、前述の掛け声を呪文のように連呼するようになる。また、一部のデジモンは性格が変わってしまう(ただし、直属の部下に関しては行っていない)。また、バリスタモンにはこの洗脳が全く効かず、ワイズモンはマシーン型だから音波の効果が薄いと勘違いしていたが、キリハ曰く「マシーンボディに近い」デジモンのサイバードラモンがあっさり洗脳されていた為にそれは間違いだった)が、偶然にも一瞬洗脳が解け見切ったシャウトモンのマイクが角に当たった事で正体が露呈し、頭部にある4本の角から特殊な音階を使用・自分のデジパワーを増幅し、空間を振動させ、デジモンのプログラムを書き換えるというものであり、タイキの策(バリバステモンの「ソニックダンシング」で救出した)により洗脳を解除されてしまうが、それも策の内でバリスタモンを手に入れることに成功し、彼をダークボリューモンに再覚醒させた上にタイキを捕らえ、ネネを人質に取るが、キリハ達によって救出されたことで形勢逆転され、再度洗脳した仲間をシャウトモンのシャウトをバリスタモンが増幅する形で解除され、戦闘ではシャウトモンX4Sと互角に戦うが、仲間を次々と倒されていき(デプスモンとマリンデビモンはメタルグレイモンの「ギガデストロイヤー」に、マーメイモンはジェットメルヴァモンの「スパイシーハードラヴ」に倒された)、自らがバリスタモンに付けた機能を逆に利用され敗北し潔く負けを認め、タイキ達の仲間の絆の強さを称え、彼らを激励し豪快に笑いながら消滅した。 最終決戦でダークストーンの力により心を抜き取られた状態で復活する(抜き取られた心は他のデスジェネラルと同様にプリズンランドにある)。七人のデスジェネラルが強制デジクロスしたグランドジェネラモンには右腕が使用されている。プリズンランドでは第21話(通算第51話)にて当初はタイキと敵対する姿勢を取っていたが、全く仲間意識の無いデスジェネラル達と仲間を身を呈して守ろうとするタイキを比べ見てタイキに共感し、悪党をやめると同時に改心しデスジェネラル達に反旗を翻し裏切り、バグラ軍から離脱した。その後、復活したアポロモンからデスジェネラルを復活させるリヴァイブサーキットの破壊を託され、彼の「ソルブラスター」の力でタイキ達と共にプリズンランドから帰還する。しかし、リヴァイブサーキット破壊の際に不完全版グランドジェネラモンの攻撃を受け致命傷を負い、破壊後もシャウトモンX7を援護したが、勝利後に力尽き再び消滅した。その後、第24話(通算第54話、第2期最終話)でダークストーンがタイキの手に渡ったこと再度復活しタイキ達を助けた後、シャウトモンX7 スペリオルモードの一部になりダークネスバグラモンと戦い、最終決戦後は描写は無いもののデジタルワールドに帰還した(これにより、クロスハートに加入した期間は短かった)。 得意技は「デュアルトマホークブーメラン」(第11話(通算第41話)では連結して使用することもあった)。必殺技は「バイキングヴュッフェ」(後にアニメ『デジモンアドベンチャー:』で再登場した際は未使用) と「ドリームカムズトゥルー」(技の表記は無い)。ただし、公式設定での必殺技である「エイジオブディスカバリー」は未使用。 漫画版では「お料理将軍・バイキングのオレーグモン」になる(バイキング(海賊)繋がりから)。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第60話、第64話、第67話(最終話)で登場(担当声優の塩屋は同作品ではトノサマゲコモンも担当している)。ただし、声があったのは第60話のみで、本作ではスルトとヨルムンガンドの召喚は行わなかった。スルト / Surtr、ヨルムンガンド / Jormungand 声 - 岸尾だいすけ / ニール・キャプラン(スルト)、櫻井孝宏 / リチャード・エプカー(ヨルムンガンド) 第11話(通算第41話)で登場。オレーグモンの両肩の宝箱に収められている龍に似た姿を持つ魔人。左肩に入っているスルト(赤い体に目は薄緑色になっており、頭部に2本の角がある)は陽気な性格でラッパーのように喋り、一つだけ願いを叶えてくれる。一人称は「ミー」。右肩に入っているヨルムンガンド(青い体に目は赤色になっており、背中に龍のヒレがある)は陰気な性格でネガティブな口調で喋り、必要以上のことは口にしない。一人称は「私」。二人共バリスタモンによって異次元へと飛ばされてしまい、その後の消息は不明になっているが、オレーグモンの元に戻った可能性が高い。 グラビモン / Gravimon 声 - 中原茂 / ブライアン・ビーコック 完全体・種族不明のデジモン・ウィルス種。 第12話(通算第42話)から第14話(通算第44話)、第20話(通算第50話)から第21話(通算第51話)で登場(また、それ以前に第1話(通算第31話)にてシルエットの状態で初登場している)。キャニオンランドを支配するデスジェネラルで、「土神(どしん)将軍」または「土神のグラビモン」と呼ばれ、背部に計8本の触手を使用して重力を操ることが出来る。 基本カラーは銀色、属性は重力、紋章は十字架のエンブレム、紋章の位置は太股に配置。バグラ軍のフラッグおよび量産型ダークネスローダーのマークは地割れのマーク、紋章の位置は胸に配置。配下は聖獣型デジモンで統一されている。一人称は「私」。 デスジェネラル一の策略家で、自陣には玉座を構え、いかなる事態においても余裕な態度を崩さない。城塞は中華風で、宝物庫にはトロイの木馬じみた彫像や刀剣、コインなどが収蔵されている。 キリハをも上回る策士で、彼の作戦の裏を突き敗北させた後に捕らえて唆し、続く第13話(通算第43話)でタイキ達と戦わせたが、デッカードラモンの叫びもありキリハを手駒にすることには失敗する。その後、更に続く第14話(通算第44話)で新たに誕生したシャウトモンX7の「クロスバーニングロッカー」により一度は死にかけたが、コアを自在に移動できる能力でタイキの左腕にコアを埋め込む。しかし、キリハを「オクタグラビティ」で殺そうとした際にタイキが自ら囮になったことで慌ててコアを脱出させるも(タイキとキリハは攻撃が直撃する寸前にメルヴァモンが助けた為に無事であった)、その隙にコアをシャウトモンX7の「ダブルフレアバスター」によって再生を無力化し撃ち落とされ、キリハにコアを握り潰されて消滅した。 最終決戦でダークストーンの力により心を抜き取られた状態で復活する(抜き取られた心は他のデスジェネラルと同様にプリズンランドにある)。七人のデスジェネラルが強制デジクロスしたグランドジェネラモンには右腕が使用されている。ダークナイトモンに利用されていたことを悟り、グランドジェネラモン敗北と共に再び消滅した。 得意技は「オクタグラビティ」。必殺技は「ハイグラビティープレッシャー」と「グラビティー・バン」。 漫画版では「お料理将軍・土鍋のグラビモン」になる。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第61話、第64話で登場。その時は『クロスウォーズ』の個体とは違い、善良なデジモンになっている。ただし、声があったのは第61話のみ。グラビモン ダークネスモード / Gravimon Darknessmode 第14話(通算第44話)で登場。グラビモンが配下デジモン達と強制デジクロスした形態。肩にヒポグリフォモン、腰にサジタリモン、太股にケンタルモン、脚にケルベロモンのパーツが合わさり、頭部からクロスモンとサンダーバーモンを合わせた翼が生えている。シャウトモンX7を翻弄する戦闘力を持つ。 アポロモン / Apollomon 声 - 田中秀幸 / カーク・ソーントン 究極体・神人型デジモン・ワクチン種。 第15話(通算第45話)、第19話(通算第49話)から第21話(通算第51話)、第24話(通算第54話、第2期最終話)で登場(また、それ以前に第1話(通算第31話)にてシルエットの状態で初登場している)。ブライトランドを支配するデスジェネラルで、「日輪(にちりん)将軍」または「日輪のアポロモン」と呼ばれ、正義の心を持つ。 基本カラーはオレンジ(橙色)、属性は太陽、紋章は太陽(日食)のエンブレム(バグラ軍のフラッグのマークも同様)、紋章の位置は火球に配置。配下は獣型デジモンで統一されている。一人称は「私」。 住民を罰するたびにその償いとして自分自身を傷つけていき、結果として右腕は殆ど動かなくなっている。実力は確かだが、バグラモンには及ばないため、他のデスジェネラルを倒して自身の元へ辿り着く強い戦士の登場を心待ちにしていた。配下のデジモン(セトモン、マルスモン)との戦いでタイキの実力を確かめ、彼らと共にバグラモン討伐に乗り出そうとするが、キリハやネネからは信用されず一蹴され、クロスハートとブルーフレアが揉めている中で、暴発したメタルグレイモンの「ギガブラスター」からタイキを守ったことでその誇りと気高さを認められる。しかし、ユウの乱入によってもう一つの人格であるウィスパードが目覚めてしまい体を乗っ取られ、正真正銘の悪のジェネラルになってしまうが、ヘルズフィールドでの戦いを経てブライトランドに戻ってきたタイキとの死闘の末に敗北し、ウィスパードの支配から解放され、タイキ達に後を託し消滅した。 最終決戦でダークストーンの力により心を抜き取られた状態で復活する。復活後は右腕の傷が修復している。七人のデスジェネラルが強制デジクロスしたグランドジェネラモンには左腕と背部が使用されている。ダークストーンで蘇ったため、プリズンランドにはウィスパードだけが存在していたが、第21話(通算第51話)でウィスパードがデスジェネラルのあり方に疑問を持った事で復活・分離し、「アロー・オブ・ウィスパード」を修復した右腕で受け止め、「フォイボス・ブロウ」で倒した。その後、「ソルブラスター」でタイキ達とオレーグモンをプリズンランドから脱出させるが、直後に他のデスジェネラル五人(ドルビックモン、ネオヴァンデモン、ザミエールモン、スプラッシュモン、グラビモン)の一斉攻撃を受け再び消滅した(心が消滅した事に伴い、体も消滅した)。その後、第24話(通算第54話、第2期最終話)で台詞は無いものの、ダークストーンがタイキの手に渡ったことで再度復活しタイキ達を助けた後、シャウトモンX7 スペリオルモードの一部になりダークネスバグラモンと戦い、最終決戦後は描写は無いもののデジタルワールドに帰還した(これにより、クロスハートに加入した期間は短かった)。 得意技は「アロー・オブ・アポロ」。必殺技は「フォイボス・ブロウ」と「ソルブラスター」(技の表記は無い)。 漫画版では「録画将軍・深夜アニメのアポロモン」になる。 本来はオリンポス十二神族に所属するデジモンだが、本作ではデスジェネラルに所属している。アポロモン・ウィスパード / Apollomon Whispered 声 - 田中秀幸 / キース・シルバースタイン 第15話(通算第45話)から第21話(通算第51話)まで登場(第20話(通算第50話)ではアポロモンの体を借り喋っていたが、本人は喋らなかった)。アポロモンの離反を恐れたバグラモンとダークナイトモンが密かにプログラムしていたアポロモンのもう一つの人格で、光り輝く太陽の中にある暗黒の黒点のごとき闇の人格であり、「ウィスパード」とも呼ばれる。 基本カラーは青と黒、属性は暗黒、紋章は黒い太陽(日食)のエンブレム(バグラ軍のフラッグおよび量産型ダークネスローダーのマークも同様)。紋章の位置と配下はアポロモンと同様。一人称は「俺」または「俺様」。 ずっと目立たないように裏に潜んでおり、アポロモン本人もその存在に気付いていなかったが、第15話(通算第45話)でユウによって表面化し、アポロモンの体を乗っ取る。ヘルズフィールドでは第18話(通算第48話)でリリスモンとブラストモンを強制デジクロスさせ魔獣リリスモンに変貌・暴走させるなどして、ダークナイトモンを結果的に亡き者にしようと企んだ。その最中にタイキ達よりも先にブライトランドに帰還し、続く第19話(通算第49話)でその悪行を悔やむアポロモンを嘲笑うかのように住民デジモンを攻撃しようとするが、ヘルズフィールドから戻ってきたタイキ達が駆け付けたことで失敗に終わる。そして、タイキ達を動揺させるためにアポロモンの姿をして戦うも、迷いを断ち切ったタイキには通用せず、逆に追い詰められる。最後は最終奥義である「嘆きの太陽」でブライトランドを消滅させようとしたが、動かない筈の右腕で放とうとした左腕の動きを止め、微かに残っていたアポロモンの意識に妨害され(その際にはタイキに「倒してほしい」と懇願するように微笑む様子が見えていた)、驚愕しているその隙にシャウトモンX7の「セブンビクトライズマキシマム」に撃墜し消滅した。 最終決戦ではプリズンランドの中で復活し、第21話(通算第51話)では事実上のリーダー格として「自分が一番強い」という理由で指揮を執り他のデスジェネラルに指示を出すが、メンバーからは不満を買っており、それを気にせず仲を取り持とうとするオレーグモンに対して「我々は仲間などではない。敵でないだけだ!」と一蹴した。しかし、その事がきっかけで彼が裏切りタイキ達の味方になり、その事実と諦めないタイキ達やデスジェネラルへの疑問から「正義の心が芽生えた」とアポロモンに指摘され動揺し、彼と分離した後は、一騎打ちで「アロー・オブ・ウィスパード」を放ったが修復した右腕で受け止められ、最終的に「フォイボス・ブロウ」で敗北し再び消滅した。 得意技は「アロー・オブ・ウィスパード」。必殺技は「嘆きの太陽」。 漫画版では未登場。 アポロモン ダークネスモード(ウィスパード) / Apollomon Darknessmode(Whispered) 第17話(通算第47話)で登場。アポロモン・ウィスパードがデッドリーアックスモンと強制デジクロスした形態。ウィスパードがデッドリーアックスモン ビッグアックスモードを武器として使用する。 グランドジェネラモン / GrandGeneramon 特異型デジモン(『デジモンジントリックス』より)。 第20話(通算第50話)および第21話(通算第51話)で登場。ダークストーンの力によって蘇った七人のデスジェネラル達(ダークナイトモンは「オールデスジェネラル」と呼んでいる)が、ダークナイトモンのダークネスローダーによって強制デジクロスした姿。上半身がドルビックモン、胴体と尾がザミエールモン、下半身がスプラッシュモン、右腕がオレーグモンとグラビモン、左腕がネオヴァンデモンとアポロモン、背部がアポロモン、翼がネオヴァンデモンで構成される。ダークナイトモン曰く「最強最悪の破壊神」。 オレーグモンが寝返り、アポロモンが消滅した後は残りの五人で強制デジクロスしたため、右腕がグラビモン、左腕がネオヴァンデモンで構成され、背部のアポロモンのパーツだけ無くなっている。 シャウトモンX7を圧倒したが、ダークナイトモンに利用されプリズンランドにいたデスジェネラル達(ドルビックモン、ネオヴァンデモン、ザミエールモン、スプラッシュモン、グラビモン)の苦しみにより弱体化し、シャウトモンX7とオレーグモンの共闘によって倒されたと同時に本体である心も消滅した。 漫画版では未登場。
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