新幹部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 11:38 UTC 版)
「ドキドキ!プリキュア」の記事における「新幹部」の解説
第23話から登場したジコチューの幹部の2人組。失敗続きのジコチュートリオに替わり、キングジコチューからプリキュアの打倒を任される。 人間界の担当になる以前は3つの世界を滅ぼした功績があるため、2人ともジコチュートリオを見下す節がある。また、抜群のコンビネーションを発揮するが、後述の「合体ジコチュー」を使い始めてからは去り際に口論することも多くなる。 2人同時に生みだす「合体ジコチュー」は、後述にあるように強力である。また、リーヴァとグーラが直接合体して怪物になることも可能である。 第31話にて度重なる失敗の名誉回復のため、決死の覚悟で最後の作戦を決行し、秘策の「ジコチュー植物」を使用して大貝町の人々数十万人を眠らせて、一斉にジコチュー化しようと目論む。プリキュアたちとの決戦では合体して最終形態へと変貌し、プリキュアたちを圧倒して「水晶の鏡」を破壊する。しかし、プリキュアたちの強化した必殺技である「プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ」をうけて敗北。間一髪生き延びて逃げ帰るが、隙をついたベールにすべてのジャネジーを吸い取られ、2人とも消滅した。 リーヴァ 声 - 飛田展男 ジコチューの幹部を務めている細身のオカマ。薄い紫色の髪に濃い青ヒゲと口紅が特徴。一人称は「わたし」で、オネエ言葉で話す。 シルクハットをかぶったマジシャンのような容姿をしており、黄緑色の上着と赤色のシャツを着用している。 一見すると紳士的かつ礼儀正しく振る舞っているが、その本性は非常に慇懃無礼であり、ジコチュートリオを「まぬけトリオ」呼ばわりし、彼らを邪魔者扱いするなど、横暴な一面をもつ。また、キュアエースの美貌に嫉妬する傾向にある。 洞察力が高く、知略を活かした作戦を練るが、失敗すると相方のグーラに八つ当たりすることもある。だが、グーラのワイルドな所は気に入っている。また、シルクハットのつばに仕込んだカッターで対象を切り裂く戦法を得意としている。 キュアエースの強さを危険視し、第28話及び第29話では「変身時間が5分間」という弱点を意識した戦い方をし、キュアエースを苦戦させている。逆にキュアエース以外のプリキュアのことは軽視している。 ベールへの対抗意識は非常に強く、常に彼をだし抜こうと考えていただけに、そのベールの不意打ちによって消滅させられる際には怒りを見せ、彼の名前を絶叫していた。 名前のモチーフは、七つの大罪の「嫉妬」を司るリヴァイアサン。 グーラ 声 - 天田益男 ジコチューの幹部を務めている肥満体格の巨漢。とがった髪型とサメのような鋭い歯が特徴。一人称は「オレ」。 緑色の半そで型をした上着に紫色のシャツを着用し、腰部には銀色の大きいベルトをつけている。また、手首と足首には突起がついたブレスレットをつけている。 凶暴かつ好戦的な性格で、口調も荒々しいが、機知に富んだ発言をしたり、リーヴァに褒められると照れる一面もある。 食べることが生きがいと豪語するほどの食欲旺盛であり、食べ物に限らず何でも飲食し、食べものの匂いにも敏感である。好物はかき氷。第27話では、プリキュアをあと1歩まで追い詰めながら、食べ物の匂いにつられて戦闘を放棄してしまうほどである。 戦闘能力が非常に高く、外見に反して素早い戦闘を行う。太い腕から繰り出すパンチやラリアットが得意技で、「プリキュア・ロゼッタリフレクション」を噛み砕くほどの鋭い歯を使った攻撃や、口から放つ強力な破壊光線なども駆使する。また、プリキュアの技を食べることが可能で、口をあけて技を食べていれば技のダメージや浄化の効果は受けない。リーヴァと合体すると、プリキュアの技を自分のパワーに転換することができる。 名前のモチーフは、七つの大罪の「暴食」のラテン語読み。最終形態 声 - 飛田展男(リーヴァ)、天田益男(グーラ) 第31話にて、リーヴァとグーラが「本気」と称して合体した姿。リーヴァとグーラ二つの人格をもつ。 緑と紫と黒を基調とした怪物へと変貌し、頭部はリーヴァの顔、胴体はグーラの顔で構成され、太い2本の腕のほか、背中には4本の悪魔の翼を生やしている。 戦闘能力が格段に高くなり、プリキュアのほとんどの技が通用しなくなるほか、プリキュアの技を取りこんで強化することもできる。また、両手から紫色のエネルギーを放出して攻撃することもできる。
※この「新幹部」の解説は、「ドキドキ!プリキュア」の解説の一部です。
「新幹部」を含む「ドキドキ!プリキュア」の記事については、「ドキドキ!プリキュア」の概要を参照ください。
- 新幹部のページへのリンク