新庁舎の建設と竣工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 00:36 UTC 版)
「金沢地方裁判所」の記事における「新庁舎の建設と竣工」の解説
新庁舎の建設工事は2010年(平成22年)5月に着工した。工事に伴い、同年9月21日に北隣の仮庁舎へ移転して地裁の業務が続けられた。仮庁舎は軽量鉄骨3階建てで延床面積4,000m2、法廷は9つ設けられ、金沢地裁のほか、名古屋高等裁判所金沢支部・金沢簡易裁判所・金沢検察審査会を併設していた。 新庁舎は2013年(平成25年)3月25日に業務を開始した。この庁舎は全面ガラス張りで石川県産の戸室石を一部に使用し、第36回金沢都市美文化賞を受賞した。鉄筋コンクリート構造地下1階地上3階建てで延床面積13,000m2、法廷は16に増え、金沢地裁のほか、名古屋高裁金沢支部・金沢家庭裁判所・金沢簡裁・金沢検察審査会を併設した。東畑建築事務所が設計し、鴻池組・栗原工業・成瀬電気工事・三建設備工業・菱機工業・日立製作所・松井建設が施工した。なお建設工事中には、作業員の男性1名がコンクリートに埋まり死亡する事故が発生している。
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