Modeとは? わかりやすく解説

mode

別表記:モード

「mode」は、やり方・状態・流行意味する英単表現である。

「mode」とは・「mode」の意味

「mode」とは、状態、やり方流行傾向などの意味を持つ英単語である。使われる場面によって意味が幅広く変化する音楽用語使われる場合は「音階」、芸術使われる場合は「流儀」、地学使われる場合は「鉱物組成」といった意味となる。

「mode」の発音・読み方

「mode」の発音記号は「moʊd」である。カタカタ表記する場合、「モード」となる。実際に発音される場合、「モウド」に近い音となる。

「mode」の語源・由来

「mode」は、ラテン語の「modus」に由来する。「modus」は測定制限規制などの意味を持つ単語でこれが英語に移され「mode」となった

「mode」の類語

「mode」の類語には、以下のような単語挙げられる

fashion
style
trend
manner
method
approach
form
genre
type
classification
category

なお、文脈によっては、これらの単語が「mode」と完全に同義ではないことがあるので、注意が必要である。

「mode」を含む英熟語・英語表現

「In mode」の用法とは


「In mode」の用法とは、流行している、トレンドであるという意味を持つ。例えば、「This style is in mode this season.(このスタイル今シーズン流行している。)」のように使われる

「mode」に関連する用語の解説

「mode」とは


ファッション分野において「mode」という言葉は、ある時期流行しているスタイルデザインなどを指す。時代によって流行するファッション変わっていく中で、それぞれの時代流行するスタイルを「mode」と呼ぶ。また、「mode」という言葉は、特定の場所や文化圏流行しているスタイルデザインなどを指す場合にも使われる

「mode」とは


統計学数学分野では、「mode」は、データ集まりから最も頻繁に出現する値を表す「最頻値」という意味でも使用される例えば、あるクラステスト点数が、90点、80点、70点、70点、60点の場合、最も出現頻度が高い点数70点であるため、70点がそのクラステストの「mode」となる。

「mode」とは


時計分野において、「mode」は時計操作モードを指すことがある時計には、時刻表示するための時計モードや、ストップウォッチタイマー使用するための計測モードラップタイム計測するためのラップタイムモードなどがあり、時計の「mode」を切り替えることで、それぞれのモード合わせた操作が可能となる。

「mode」の使い方・例文

modeは多くの意味を持つため、その使い方多岐に渡る。

ファッション」という意味で使う場合例文にすると、「Sportswear from apparel brands has become the mode of fashion among young people these days.(最近若者の間で、アパレルブランドのスポーツウェアファッションモードとなっている。)」「At Paris Fashion Week, chic and elegant designs are the mainstream mode this year.(パリファッションウィークで、今年シックエレガントなデザイン主流モードとなっている。)」「What kind of fashion style is cutting-edge "mode style"?(最先端の「モードスタイル」ってどんなファッションスタイルなの?)」といった文章になる。

最頻値の意味で使う場合は、「In a math class, the mode frequency for this data set is 23.(数学授業で、このデータセット最頻値23である。)」「Clearly, the mode indicates that the most ordered dish on the menu of a new restaurant is a hamburger.(新しレストランメニューで最も注文される料理は、ハンバーガーであることが最頻値から明らかにわかる。)」「Considering this stock chart's mode value, it suggests that this company has a high future potential.(この株価チャート最頻値考慮すると、この企業将来性が高いことが示唆される。)」などといった例文挙げることができる。

時計モード」という意味で使う場合は、「Please switch the watch to stopwatch mode to time your run.(ランニング時間計るには、時計をストップウォッチモードに切り替えなさい。)」「The clock's dual-time mode allows you to keep track of two time zones at once.(時計のデュアルタイムモードにより、2つタイムゾーン同時に把握することができる。)」「To conserve battery, the watch has a power-saving mode that reduces the display's brightness.(電池節約するために、ディスプレイ輝度下げるパワーセービングモードを搭載している。)」という風に使用する

モード【mode】

読み方:もーど

方法様式形式。「エアコン除湿—」

シーズンに先がけて作られファッション。「ニュー—」

音楽で、旋法音階中世ヨーロッパでは、リズム特定パターン意味することもあった。

統計度数分布表で、度数の最も大き数値、あるいは、階級値最頻値並数(なみすう)。

比喩的にそのような気分・状態。「仕事—」「お疲れ—」


せん‐ぽう〔‐パフ〕【旋法】

読み方:せんぽう

《mode/(ラテン)modus音階を、その主音位置音程関係の相異などにより細かく分類した音列教会旋法中国・日本律旋法呂旋法インドラーガなどがある。

「旋法」に似た言葉

mode


mode

【英】mode

統計理において、データ分布状況調べる際に用いられる値である代表値中でも複数数値集合で元雄も頻出する値のこと。代表値は他にも「メジアン」や「平均値」などがある。


モード mode

最頻値」。「並み数」ともいう。度数の最も多い変量の値。モードを求めるには度数分布表で最も度数の多い階級をさがすか、または度数分布曲線書いて山の頂上に当たる値を読み取る

最頻値(モード)

人口学でもっとも頻繁に用いられる平均 1算術平均 2であって一連の指標に関する数量合計をその生起回数割った商から成っている。平均という言葉が何かの限定付けず用いられる場合通常算術平均意味する幾何平均 3は、全観測値が正の場合用いられることがある。これはN個の数値の積のN乗根である。加重平均 4個々の数量にそれぞれ違った特定の重み 5乗ずることにより求められる中央値中位数メディアン) 6一組 7観測データ大きさの順に並べた時にちょうど中央位置するデータの値である。最頻値(モード) 8一連の観測値の中で最も普通でありよく用いられる値である。


モード[mode]

旋法呼ばれるメロディ作り基本となるスケールのこと。教会旋法の略としても使われる。またジャズなどで調などの既成概念とらわれず自由にメロディハーモニー作るモード手法を指す場合もある。

MODE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/01 06:31 UTC 版)

MODE(もーど)は、日本演劇集団。

概要

1989年1月、文学座のアトリエを中心とした若手グループちかまつ芝居を母体とし、松本修を中心に結成。俳優・スタッフは公演ごとに募る。役者の創意と工夫を取り入れたユニークな芝居づくりで評判を集める。初期はチェーホフ、ソーントン・ワイルダー、テネシー・ウィリアムズ、ベケットなどのテキストを現代感覚で再構成した作品群を立て続けに発表。1990年より、全国各地で演劇ワークショップを開催、公共ホールとの共同企画にも参加。1992年以降は、柳美里平田オリザ坂手洋二松田正隆などの同時代作家との共同作業も行う。また、2003年から開始した「現代戯曲再発見シリーズ」では、別役実、唐十郎、竹内銃一郎、山崎哲、北村想の作品を新演出で上演。松本修が1997~2001年世田谷パブリックシアターでアソシエイトディレクターを務めた五年間を経て、その独自のワークショップを用いた創作方法はより深化し、現在はカフカ小説の舞台化、近松門左衛門作品の新演出など上演作品の傾向も多岐にわたっている。 創立以来「MODEはオトナに観てもらいたい。MODEはコドモには観てもらいたくない」というキャッチ・コピーを使用している。

2016年3月の『あなたに会ったことがある・4』の公演をもって、活動休止[1]

主な公演

  • 『逃げ去る恋』(原作:チェーホフ『三人姉妹』、1989年)
  • 『言いだしかねて』(原作:チェーホフ『桜の園』、1989年)
  • 『あなたはしっかり私のもの』(原作:チェーホフ『かもめ』、1990年)
  • 『待ちましょう』(原作:ベケットゴドーを待ちながら」、1990年)
  • 『ぼくの伯父さん』(原作:チェーホフ『ワーニャ伯父さん』、1990年)
  • 『わたしが子どもだったころ』(原作:ソーントン・ワイルダー『わが町』、1992年)
  • 『きみのともだち』(原作:テネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』、1992年)
  • 『魚の祭』(原作:柳美里、1992年)
  • 『ぼくのイソップものがたり』(原作:イソップ、1994年)
  • 『旅路の果て』(原作:チェーホフ、1995年)
  • 『窓からあなたが見える』(作:平田オリザ、1995年)
  • 『プラトーノフ』(原作チェーホフ、1998年)
  • 『孤独な惑星』(原作:スティーブン・ディーツ、1998年)
  • 『夢の女』(原作:松田正隆、1999年)
  • 『アメリカ』(原作:カフカ、2000年)
  • 『場所と思い出』(原作:別役実、2003年)
  • 『城』(原作:カフカ、2005年)
  • 『冬のエチュード/Shakespeare2005』(原作:シェイクスピア、2005年)
  • 『唐版 風の又三郎』(原作:唐十郎、2006年)
  • 『唐版 俳優修業』(原作:唐十郎、2006年)
  • 『秘密の花園』(原作:唐十郎、2006年)
  • 『変身』(原作:カフカ、2007年)
  • 『かもめ』(原作:チェーホフ、2010年)
  • 『マッチ売りの少女』(原作:別役実、2011年)

受賞歴

  • 1994年
    第2回読売演劇大賞優秀演出家賞 『わたしが子どもだったころ』
    東京都優秀児童劇選定受賞 『ぼくのイソップものがたり』
  • 1995年
    第50回文化庁芸術祭優秀賞、第3回読売演劇大賞優秀作品賞 『わたしが子どもだったころ 北海道版』、同優秀演出家賞『旅路の果て』『わたしが子どもだったころ 北海道版』
  • 1998年
    湯浅芳子賞 『プラトーノフ』
  • 2003年
    毎日芸術賞千田是也賞 『アメリカ』
    第11回読売演劇大賞優秀作品賞 『アメリカ』、同優秀演出家賞『アメリカ』『現代日本戯曲再発見シリーズ』
  • 2005年
    第13回読売演劇大賞優秀演出家賞『唐版 風の又三郎 MODE+近畿大学』
  • 2007年
    第42回紀伊国屋演劇賞個人賞 『変身』

主な出演俳優

脚注

  1. ^ 松本修率いるMODE、3月「あなたに会ったことがある・4」で活動休止へ”. ステージナタリー (2016年3月1日). 2016年3月1日閲覧。

外部リンク


モード

(Mode から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/22 16:29 UTC 版)

モード

mode

ラテン語:modusに由来。

コンピュータ
言語
数学・物理学
音響
  • モード (旋法) - 音楽の旋律の法則(musical mode)
  • 倍音(harmonics) - 楽音の基音と振動体の基音の倍音関係
医学
そのほか

Maud

モード(Maud)は、英語圏、フランス語圏の女性名。マティルダの異形。


MODE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 13:47 UTC 版)

悪魔城ドラキュラ」の記事における「MODE」の解説

ゲームモード選択。鞭とサブウェポン武器とする通常プレイの「ORIGNAL」に加え本作オリジナルの鞭を使わずサブウェポンだけで進む「SUB WEAPON」が搭載されており、切り替え可能。ゲームクリア後の特典としてボスとだけ戦う「BOSS BATTLE」も追加される

※この「MODE」の解説は、「悪魔城ドラキュラ」の解説の一部です。
「MODE」を含む「悪魔城ドラキュラ」の記事については、「悪魔城ドラキュラ」の概要を参照ください。

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