度数分布

デジタル大辞泉

どすう‐ぶんぷ【度数分布】

読み方：どすうぶんぷ

統計資料の整理をする場合、いくつかに分けた範囲ごとの個数の分布。

人口統計学辞書

度数分布

母集団の成員を特定の属性あるいは変数による種々のカテゴリーないし階級に並べることによって度数分布 ¹が生じるが、これは分布 ¹と省略されることが多い。個別の集団ないし各欄における数値、すなわち絶対度数 ²ないし階級度数 ²の全集団における総数に対する比率は、その集団における相対度数 ³と呼ばれる。人口学では構造 ⁴と構成 ⁴という用語が年齢、性（男女）、配偶関係、職業等の特性の分布を記述するために互換的に用いられることが多い。構造はより限定された意味で、年齢と男女のみによる人口の分布を記述するために用いられることがある。

• 4. 人口分布という用語は通常、その空間的分布のことをいう。しかし、分析対象の特性ないし属性の名称とともに用いられる場合には、分布という言葉は構造ないし構成の同義語である。したがって、年齢別分布、性（男女）・年齢別構成（訳注）、性（男女）・年齢別構造といわれることがある。
  （訳注）age and sex compositionのsexをどう訳すかについては、これまで人口静態統計関係では、年齢別、男女別あるいは男女年齢別構成とし、人口動態統計関係では性・年齢別構成として用いて来たが、本辞典では性・年齢別構成を第一義的訳語としている。

ウィキペディア

度数分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/11 02:21 UTC 版)

度数分布（どすうぶんぷ、英: Frequency Distribution）は、統計において標本として得たある変量の値のリストである。量の大小の順で並べ、各数値が現れた個数を表示する表（度数分布表）で示す。日本産業規格では、「特性値と、その度数または相対度数との関係を観測したもの」と定義している。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

度数分布

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 00:24 UTC 版)

名詞

度数分布

1. データの各数量をいくつかの範囲に分け、それらの範囲とそれぞれの範囲に入るデータの個数を対応づけたもの。設定された範囲を階級、それぞれの階級に入るデータの数を度数と呼ぶ。

翻訳

• 英語: frequency distribution

Weblio日本語例文用例辞書

「度数分布」の例文・使い方・用例・文例

• 度数分布の自由な変数
• 度数分布を表す棒グラフ
• 統計において,度数分布表における各階級での値
• 確率方眼紙という,累積度数分布の判定に使う方眼紙
• 統計学で,度数分布表の各階級の個数
• 統計資料の度数分布で,度数が最も多く出現する変量の値
• 度数分布を柱状に表したグラフ
• 統計資料における度数分布
• 度数分布を表す表