棒グラフ
別名:bar graph
【英】bar chart
棒グラフとは、ある項目のデータを、長方形の図形を並べて表したグラフのことである。
棒グラフは、人口の推移やアンケートの集計結果など、さまざまな統計において利用されるもっともポピュラーなグラフの1つである。
棒グラフの特徴として、比較的簡単に作図できること、それぞれでのデータの推移や比較、順位などをわかりやすく表現できることなどが挙げられる。
棒グラフでは、時系列データを表示する場合には棒を縦に並べた「縦棒グラフ」を用い、データを降順や昇順で表示する場合には横に並べた「横棒グラフ」を用いるのが一般的である。
棒グラフには、重ね合わせ棒グラフ、水平対称棒グラフ(ピラミッドグラフ)、単純棒グラフ、積み上げ棒グラフ、浮動棒グラフなどの種類がある。
なお、棒グラフは、Microsoft OfficeのExcelやStarSuiteのCalcなどで作成することができる。
参照リンク
データを横棒グラフで表示する - ヘルプと使い方 - Microsoft Office Online - (Microsoft)
棒グラフ
例題:
血液型の度数分布を図示せよ。
血液型 | 度数 | 相対度数(%) |
---|---|---|
A | 32 | 40.0 |
B | 24 | 30.0 |
O | 14 | 17.5 |
AB | 7 | 8.8 |
不明 | 3 | 3.8 |
合計 | 80 | 100.0 |
R による解析:
freq <- c(32, 24, 14, 7, 3) # 度数ベクトル names(freq) <- c("A", "B", "O", "AB", "unknown") # カテゴリー名称ベクトル barplot(freq, col="blue", xlab="Blood type", ylab="Frequency") # 軸の名称も指定 abline(h=0) # 横軸を描く
棒グラフ
棒の長さが量(度数・比率)を表すように描かれる(棒の太さは一定である)。横軸は,名義尺度変数,順序尺度変数である(図 1)。
図 1.棒グラフの例(その1) |
---|
なお,図 2 も棒グラフであるが,これは若干意味が異なる。この場合は横軸が時間であり,時間によって量がどのように変化しているかを表示するものであり,折れ線グラフとして描いてもよい場合である。
注:横軸にとられるのが時間ではなく(例えば営業所別とか販売員別)などの場合には,折れ線グラフで描く(折れ線で結ぶ)のは不適当である。
図 2.棒グラフの例(その2) |
---|
棒グラフ
例題:
「ヒストグラムと棒グラフの違いに注意して,表 1 の度数分布表をグラフに表しなさい。」
階級 | 度数 |
---|---|
0 | 28 |
1〜2 | 34 |
3〜4 | 20 |
5〜9 | 35 |
10〜19 | 112 |
20〜29 | 79 |
30〜39 | 41 |
40〜49 | 18 |
R による解析:
dat <- rep(c(0.5, 2, 4, 7.5, 15, 25, 35, 45), c(28, 34, 20, 35, 112, 79, 41, 18)) # 級中心にデータがあるとしてデータを作成 brk <- c(0, 1, 3, 5, 10, 20, 30, 40, 50) # 階級の区切り hist(dat, breaks=brk, col="aliceblue")
棒グラフ
研究結果の発表において論点を図解するために、グラフ表示 1ないし図示 1の手法を用いることがある。データは図 2、グラフ 2、統計図表 2、または地図 3によって示される。変数間の関係の図式的表示は、たとえばレキシスの図式(レキシス・ダイアグラム)(437参照)のように、図式(ダイアグラム) 4と呼ばれることが多い。一方の座標軸が対数的に、他方が等間隔に目盛られたグラフは片対数グラフ 5と呼ばれるが、そのようなグラフは対数グラフ 5と不正確ないい方で呼ばれることが多い。真の対数グラフ 6は両方の軸が対数的に目盛られたもので、両対数グラフ 6と呼ばれることもある。度数分布のグラフ表示には、階級度数を表示する点を直線で繋ぐことによって得られる度数多角形 7、階級間隔を底辺とする長方形の面積によって階級度数が表示される柱状図(ヒストグラム) 8、階級度数が棒の長さに比例する棒グラフ 9、累積度数分布を表す累積度数分布図(オージャイブ) 10などがある。
棒グラフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 08:29 UTC 版)
棒グラフ(ぼうグラフ、英: bar chart, bar graph)は、長方形など四角い棒の長さなど、何らかの値を表現するグラフ。棒グラフは2つ以上の値を比較したりするのに使われる。棒の延びる方向は垂直方向の場合と水平方向の場合がある。時には、単なる棒ではなく、何らかの画像を一方向に伸ばしたグラフィックで表現することもある。
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- 1 棒グラフとは
- 2 棒グラフの概要
棒グラフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 04:53 UTC 版)
詳細は「棒グラフ」を参照 有限集合、あるいは自然数または整数全体で定義された函数を表示するのに、棒グラフもまたよく用いられる。この場合、各元 x は x-軸上の区間を表しており、函数の値は x の表す区間を底辺とする高さ f(x) の長方形として表現できる。
※この「棒グラフ」の解説は、「関数 (数学)」の解説の一部です。
「棒グラフ」を含む「関数 (数学)」の記事については、「関数 (数学)」の概要を参照ください。
「棒グラフ」の例文・使い方・用例・文例
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