判別分析とは?

Weblio 辞書 > ビジネス > 流通用語 > 判別分析の意味・解説 

判別分析

消費者などを2つないし3つのグループ分け時の基準となる要因数学的発見し、その影響度を測定する多変量解析法のひとつ。学歴職業といった数量的表わすことのできない質的要因を使って判別できるところに特徴がある。たとえば、ある耐久消費材の需要層を「購買希望層」と「非購買層」に区分する時、所得学歴職業住居形態などまったく異な複数要因をひとつの総合判定基準によって整理し、それぞれの要因影響力数学的示し判別することができる。

判別分析 discriminant analysis

 いくつかの群を(複数の)変数によって判別するための判別式求め手法

判別分析


 判別分析の目的は,いくつかの変数基づいて,各データがどの群に所属するかを判定することである。
 単純にするために,データが 2 つの群に分けられており,それぞれ 2 個の変数 x1,x2 の値が観察されているとする。
 x1 あるいは x2 においてデータ分布を描くと,図 1 のように 2 群が重なる部分大きいことがわかる。
 ここで図に示したような座標軸 f を考えると,各データがこの座標軸上でとる値は,
   f = a x1 + b x2
のように合成変数の形になることがわかる。
判別分析
図 1.判別分析の概念図

 座標軸 f 上でデータ分布を描くと,各群の重なる部分小さくなることがわかる。これは,座標軸 f 上で,ある値より大きい値であるか小さい値であるかによって,そのデータいずれの群に属するかを判定できることを意味する。

判別分析

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/14 16:02 UTC 版)

判別分析(はんべつぶんせき、: discriminant analysis)は、事前に与えられているデータが異なるグループに分かれる場合、新しいデータが得られた際に、どちらのグループに入るのかを判別するための基準(判別関数[1])を得るための正規分布を前提とした分類の手法。英語では線形判別分析[2]LDA二次判別分析[3]QDA混合判別分析[4]MDAと略す。1936年にロナルド・フィッシャーが線形判別分析を発表し[5][6]、1996年に Trevor Hastie, Robert Tibshirani が混合判別分析を発表した[7]




  1. ^ : discriminant function
  2. ^ : linear discriminant analysis
  3. ^ : quadratic discriminant analysis
  4. ^ : mixture discriminant analysis
  5. ^ FISHER, R. A. (September 1936). “The use of multiple measurements in taxonomic problems”. Annals of Eugenics 7 (2): 179–188. doi:10.1111/j.1469-1809.1936.tb02137.x. 
  6. ^ Cohen et al. Applied Multiple Regression/Correlation Analysis for the Behavioural Sciences 3rd ed. (2003). Taylor & Francis Group.
  7. ^ Trevor Hastie; Robert Tibshirani (1996). “Discriminant Analysis by Gaussian Mixtures”. Journal of the Royal Statistical Society, Series B 58 (1): 155-176. 
  8. ^ : multiple discriminant analysis
  9. ^ : linear discriminant function
  10. ^ : quadratic discriminant function
  11. ^ : nonlinear discriminant function
  12. ^ : multivariate normal distribution
  13. ^ : Mahalanobis' generalized distance
  14. ^ Trevor Hastie, Robert Tibshirani, Jerome Friedman 『統計的学習の基礎 ―データマイニング・推論・予測―』 共立出版、2014年6月25日ISBN 978-4320123625
  15. ^ この文脈中には総和を表すシグマ記号「」もあるが、それとは異なるので注意。


「判別分析」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「判別分析」の関連用語

判別分析のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



判別分析のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
JERICHO CONSULTINGJERICHO CONSULTING
Copyright (C) 2019by Jericho Consulting Co.,Ltd. All Rights Reserved.
統計学用語辞典統計学用語辞典
Copyright (C) 2019 統計学用語辞典 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの判別分析 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2019 Weblio RSS