偏差

デジタル大辞泉

へん‐さ【偏差】

読み方：へんさ

１ 標準となる数値・位置・方向などからのかたより。また、その程度。振れ。偏倚(へんい)。

２ 統計などで、個々の数値と平均値との差。「標準—」

FA用語辞典

偏差

読み方：ヘンサ
【英】：deviation

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電子温度調節器

SP（目標値）とPV（現在値）のズレ。偏差＝SP（目標値）-PV（現在値）

人口統計学辞書

偏差

時間の経過に伴うある人口変数の動向が考察の対象となる場合、人口学的な時系列 ¹が得られる。一つの時系列を趨勢（トレンド） ²とその回りにある変動 ³ないし偏差 ³（141-2）に分解できる場合がある。特定の期間、通常は数年後にそのような変動が繰り返される傾向にある場合、それらは循環変動 ⁴、あるいはより一般的に周期的変動 ⁴と呼ばれる。人口学においてデータを作成する場合にもっとも一般的な期間は1年間であり、1年の部分期間における変動は季節変動 ⁵と呼ばれる。趨勢、循環変動、季節変動が除去された後に残る変動は不規則変動 ⁶と呼ばれる。これは戦時動員といった例外的な要因による場合もあるし、偶然変動 ⁷ないし無作為変動 ⁷である場合もある。

• 3. 一般的な意味で変動variationという用語は、ある変数の数値ないし数値群における変化を記述するために用いられる。
• 4. 周期的なperiodic（形）；周期period（名）；周期性periodicity（名）。
  循環的なcyclical（形）：循環cycle（名）。
• 7. 無作為なrandom（形）：偶然の影響下にある（161-1参照）。

短編小説作品名辞典

偏差

作者藤沢周

収載図書焦痕
出版社集英社
刊行年月2005.2

ウィキペディア

偏差

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/30 19:11 UTC 版)

偏差（へんさ、英: deviation）とは、統計学において、データの1つの値に対して、基準値（平均値や中央値など）との差のことである。偏差はデータの各値に対して定まるものである。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

偏差

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 06:42 UTC 版)

名詞

偏 差（へんさ）

1. 標準の数値・位置・方向などからの偏り。
2. （統計学）ある母集団に属する数値と平均値との差。

発音^(?)

へ↘んさ

関連語

• 偏差値
• 標準偏差

Weblio日本語例文用例辞書

「偏差」の例文・使い方・用例・文例

• いかなる偏差も言及されるべきだ。
• 症例数が少なく、標準偏差が多いことが結果に影響していることは否定できない。
• この大学は偏差値が高い。
• 中くらいの偏差値の学校
• 統計学の授業で標準偏差を求める
• たまには偏差値の高い人とレベルの高い会話してみたい。
• 大学を偏差値によってランクづけするのはやめるべきだ.
• 磁石の偏差（フレ）
• 偏差を持っていない
• 磁針偏差を測定するための道具
• 風の影響の結果として生ずる発射体の方向偏差
• 分布のn次モーメントは、固定値からの偏差のn乗の期待値になる
• 起点からの無作為変数の偏差二乗の期待値
• 2つの変量の個別の平均からの偏差の積の平均値
• 平均からの偏差
• 磁針偏差がゼロである地表の点を結んだ想像上の線
• 知能の程度を表す偏差値
• 偏差値という,学力などの水準を示す統計上の数値
• 標準偏差と平均値との比
• 標準偏差という,学力程度を示す数値