ログランク検定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/22 15:41 UTC 版)
ログランク検定(ログランクけんてい、英: logrank test, or log-rank test)は、2つの標本の生存分布を比較する仮説検定である。これはノンパラメトリック検定で、データが右に歪んで打ち切られている場合に使用するのに適している(技術的には、打ち切りは情報を与えないものでなければならない)。この検定は、臨床試験において、新しい治療法の有効性を対照群と比較して確立するため広く使用されており、測定する対象は事象発生までの時間(初回治療から心臓発作までの時間など)である。この検定は、ネイサン=マンテルとデイヴィッド・コックスにちなんでマンテル=コックス検定と呼ばれることもある。ログランク検定は、時間層別化されたコクラン=マンテル=ヘンツェル検定と見なすこともできる。
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